あなたの心の巨大ロボット:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

そんな今回のテーマは2021年秋、ロボットアニメが大不発編ー!

10年に1度の大豊作が、まさかの全敗危機!

今回はそんな今期大豊作のロボットアニメの不振の原因に迫ります。

動画解説:大豊作が一転!ロボットアニメはオワコンなのか?2021年秋【サクガン、マブラヴ、電池少女】(約11分)

2021秋は10年に1度のロボットアニメが大豊作

今期は僕のようなガンダムやマクロスといったロボットアニメ好きが大歓喜。

1クールに1本もないことが珍しくなくなった令和のロボットアニメ不人気時代。

そんな時代に、2021年秋アニメは『サクガン、境界戦機、逆転世界ノ電池少女、マブラヴ オルタネイティヴ、闘神機ジーズフレーム、メガトン級ムサシ』と、なんと6本ものロボットアニメが放送されたぜ。

ついでに深夜アニメではないYouTube配信限定ですが、ショートアニメの『ガンダムブレイカーバトローグ』もあり。

全部合わせると計7作品と、僕らロボットアニメ好きにとっては、

うひょ~!秋アニメ最高~!!

と最初は思っていたんですよ~。

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大豊作のはずが6戦全敗

というのも、テレビ放送されていない『ガンダムブレイカーバトローグ』は除いて、秋のロボットアニメ6作品が、全然見られてないんじゃあ~!

具体的には、dアニメストア、ネットフリックス、アベマ、ニコニコなど、有名な国内の動画配信サイトで再生数ランキングベスト10に1作品も入ってきてない(6作品もあるのに)

より詳細なランキングが見れるdアニやアベマでは、ベスト20にすら1作品も入ってない(6作品もあるのに)

また、国内だけでなく海外でもあまり話題になっておらず、数字が見れる中国のビリビリ動画では、配信されている作品は1話平均100万再生見られている作品が一つもない(配信停止された境界戦機も停止前は100万再生見られていない)

ちなみに、一番見られている王様ランキングが1話平均1500万再生ぐらい、2位の暗殺貴族が約1000万再生、その他のなろう系アニメもだいたい平均500万再生ぐらいなので、ロボットアニメどれぐらい見られていないかが分かると思います。

秋のロボットアニメ、今のところ売上的には6戦全敗!

円盤やプラモなどのグッズが売れまくりでもしない限り、売上的にはかなり苦しい状況。

 

ロボットアニメ=覇権アニメの時代がありました

でもぉ~、ロボットアニメなんて、元々そんな感じでしょう~?

と思ったあなた、そんなことはない。

令和の今でこそ低迷していますが、昔は覇権アニメ=ロボットアニメの時代もあったんだぜと。

特に昭和の時代なんて物凄く、オリジナルアニメといったら、だいたいロボットアニメの時期なんかもあった。

1970年代前半にスーパーロボット(秋アニメで言うならメガトン級ムサシ)と後に呼ばれ、今なお最新シリーズが作られ続けるマジンガーZが爆誕したことから歴史は始まる。

70年代後半には、リアルロボット(今期でいうならマブラヴと境界戦機)と呼ばれる伝説的なアニメシリーズガンダムが誕生し、

80年代前半にはロボットと恋愛とアイドルを絡めたもう一つの人気シリーズマクロスが、

80年代後半には近未来SFの傑作と呼ばれる機動警察パトレイバーが、

そして、完全に平成に入った1990年代には、機動戦艦ナデシコやあのエヴァンゲリオンも生まれた。

2000年代にはこちらも長いシリーズとなったエウレカセブンやコードギアス、

OPが特徴的なアクエリオンや熱すぎるグレンラガン。

2010年代前半も翠星のガルガンティアや革命機ヴァルヴレイヴといったヒット作あり。

ガンダム・マクロス・エヴァといった人気シリーズの続編を除いても、定期的に新作のヒット作が生まれていた。

もちろん、今挙げた作品はごく一部。

どうだい?ロボットアニメも捨てたものじゃないだろう~?

 

ロボットアニメ失速時代

が、そんなロボットアニメが2010年代後半から急に失速してきた。

この頃から、制作しても外れ率が高い。

2010年代後半以降でヒットした新作ロボットアニメといったら、ダリフラと正確には巨大ロボットじゃないけど、ロボット大戦にも参戦したグリッドマンぐらい。

ヒット率が低いから新作がどんどん作られない悪循環に陥って、ほとんど作られることがなくった令和の今に繋がる。

そんなロボットアニメの救世主として投入された今期の6作品が、まさかの6戦全敗。

これは僕らファンにとっては、アイタタタ~な結果。

ここからは、秋のロボットアニメ6作品が不発になった原因を考察。

その原因から、2010年代後半のロボットアニメ失速の原因が見えてくるかもしれない。

 

闘神機ジーズフレームの原因を考察

まずは中国の闘神機ジーズフレームから。

これは色々と原因があると思いますが、一番の原因は直前で放送が決まったので宣伝不足&放送局不足。つまり、まとめると準備不足ですね。

いくら動画配信で見れる時代とはいえ、数多くある秋アニメの中で、よく知らない作品を見る人はかなり少ないですから。

そもそも見られないと話にならない。

また、観た人の評価もあまり高くなく、本場中国の方でもあんまり観られていないということで、内容的にもイマイチというのが大きかった。

内容が良ければ、その後に口コミで広がったりするんですけど。

 

境界戦機&メガトン級ムサシの場合

境界戦機とメガトン級ムサシは理由が共通していて、理由はキャラデザが大きいんじゃないかなと。

ガンダムなどが有名なサンライズの境界戦機と、ダンボール戦機などが有名なレベルファイブのメガトン級ムサシということで、既存のファンはもちろん食い付く。

けれど、両作品共、子供層も取り込みたいみたいで、

キャラデザを子供向けに寄せた。

結果、ファン以外の深夜アニメ層はスン!と0話切り続出。

そりゃそうだよね。せめて、子供層を取り込みたいなら、夕方放送とかにすればいいじゃない。

どちらもYouTubeでも公式無料配信されているのですが、第1話はメガトン級ムサシが60万再生以上、境界戦機が130万再生以上と絶好調なのですが、どちらも中盤以降は1/10以下の再生数に激減。

どっちもファンの心もけっこう離れてんじゃねえか。

むしろ、ショートアニメの『ガンダムブレイカーバトローグ』の方が再生数いいしね。

この二作品に限らず、2010年代からこの子供がターゲットなのか、大人がターゲットなのかよく分からん作品が増えてきて、このパターンの場合、高確率で滑っているので、どっちかに絞ろうぜ。

 

逆転世界ノ電池少女&サクガンの場合

逆転世界ノ電池少女とサクガンも理由が共通していて、大人層をターゲットしてるけれど、その軸がズレたのが原因じゃないかなと。

電池少女は2000年以前のオマージュや情報満載、サクガンは親子が主人公で冒険をする。

まずはここで、世代じゃないアニメ視聴者のメインである学生層の数はグッと減る。

ここは計算通りでしょう。計算外だったのは大人層が思ったより取り込めなかったこと。

電池少女のオタクネタ的に、40代以上がメインターゲットだと思うのですが、40代以上の人が子供だった時は深夜アニメないんですよね。

なのに、ヒロインは深夜アニメ的な見た目のオタク少女で、主人公はホスト。

そんでもってロボットはデフォルメされたSDデザインと、設定的に組み合わせが悪くない?と。

40代以上を狙ったコメディなノリとロボットのデザインから、魔神英雄伝ワタルシリーズの層を狙ったのかもしれませんが、その割にはヒロインの方が目立ちまくって、ホストな主人公はワタルの足元にも及ばないほど好感度が低いと、主人公の設定が失敗だったんじゃないかなと思います。

サクガンの方は設定とノリから、天元突破グレンラガンのような冒険を期待している人が多かった。

結果、冒険に飛び出す第1話と第2話の派手な展開はけっこうTwitterでも評判で、スタートダッシュは良かったのですが、中盤以降はキャラの内面に迫り、意外と派手な冒険アクションしないよという展開にどんどん視聴者が離れてしまったのが痛かった。

また、0話切りした人の声でメメンプーの見た目が可愛くないというのが多かったので(あれはあれで味はあると思うのですが)、親子ものでも娘をもう少し成長させるか、グレンラガンのヨーコのような一目で食い付かせるヒロインがいれば、0話切りした人がもっと少なかったと思います。

 

覇権アニメから一転、マブラヴ オルタネイティヴの大失敗

放送前に一番前評判が高かったのが、人気ゲームを原作としたマブラヴ オルタネイティヴ。

しかも、第1話はTwitterのトレンド入りをするほど、僕が独自にやってるTwitterランキングでも無職転生を抑えて2位に入るなど(ちなみ1位は鬼滅の刃のオリジナル1話)、

これは覇権アニメ、キターーーー!!!

とマブラブファンだけでなく、ロボットアニメファンからも来たのですが、

原作をショートカットしまくる展開で、初見勢はもちろん、原作勢もどんどん置いていく展開で、今ではスン!とさざ波も立たないほど話題にならなくなった。

マブラヴの失敗は、ショートカットしたから!の一言に尽きる。

 

2021秋の大豊作から一転!ロボットアニメはオワコンなのか?まとめ

今回の2021秋の大豊作から一転!ロボットアニメはオワコンなのか?をまとめると、たしかに若い層も取り込むロボットアニメは令和の今はキツイと思う手応え。
でもそれなら、ロボアニメで一番ヒットしているシリアスな本格派をやればよかろうもん。
6作品もあるのに、ガンダムとかマクロスとか見たいな、ストーリーも見た目も大人向けなものが一つもない。
マブラヴが一番近いけど、マブラヴはショートカットの部分を除いても、ラブコメ要素がけっこう入ってくるので。
閃光のハサウェイのような本格派、ひさしぶりにテレビでもやってくれませんか?サンライズさん。

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