あなたの心の覇権失敗:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

そんな今回のテーマは2021年秋アニメ、覇権獲り不発作品ー!

全部で7作品。

放送前や放送直後は覇権候補だったけど、現時点では、

Twitterでの話題や僕がオリジナルでやっているTwitterランキングでも、

今やアニメの売上の中心になっている動画配信の再生数でも、秋の覇権を争う無職転生・王様ランキング・鬼滅の刃には太刀打ちできなくなってしまった7作品。

今回は覇権獲り不発の7作品をピックアップし、その理由なども考察していきたいと思います。

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動画解説:【不発】無職転生・王様ランキングと争う覇権候補だった2021年秋アニメ7作品(約12分)

白い砂のアクアトープ

まずは2クール目作品から見ていきましょう。

TARI TARI・凪のあすから・色づく世界の明日からなど、女の子を中心とする青春もので人気を集めたピーエーワークスが、ひさしぶりにその得意パターンをやることで放送前は覇権候補と挙げる人も多かった。

さらに、水族館のお仕事という花咲くいろはやSHIROBAKO(シロバコ)といったもう一つの得意ジャンル、女の子を中心とお仕事ものも絡めたので、これは貰ったも同然だ!と、期待を高めるファンも盛りだくさん。

が、放送が始まってみたら、

3話あたりまでで『スン!』と、ピーエーワークスファンを除いて、多くのアニメファンが離脱してしまう事態が発生。

2クール目でもその流れは変わらず、動画配信の方も大苦戦。

Twitterでは2話までは勢いがあったんですけどね。

序盤で失速した理由については、序盤の展開が地味というのと、主人公のくくると嫌い、あとはもう一人の主人公である風花のアイドルの話の方が見たかったという声が。

くくるのヘイトを減らすためにも、序盤の地味な展開を払拭するためにも、せっかくのダブル主人公制ですし、風花はアイドルとして、お互い違う仕事で魅せた方が良かったのかもしれないですね。

 

続きましては、分割2クールの作品を。

86-エイティシックス-

電撃文庫さんが次のSAO枠ということで、アニメ制作の方には気合入れまくり。

原作ラノベも売れていて、映像の方もクオリティが高い。

アニメ放送前は覇権候補の最有力!と言われていたのがエイティシックス。

結果、放送が始まると春アニメ1クール目は原作勢を中心に盛り上がり、僕がやっていたTwitterランキングでは総合2位。

ただ、春アニメは1位のヴィヴィに完全に持っていかれた形、さらに2クール目は無職転生や王様ランキングといった上位陣からは離される形で失速。

そして、動画配信の方は1クール目からずっとそこそこの再生数、円盤売上は1700枚と売上的にはイマイチ。

全体として見るとそこまで悪くないですが、次のSAOとして覇権狙っていた割には、その狙い通りにはいかなかった。

人気作ということで色々と言われていますが、その最大の理由を考察すると、

ファン層が二つに分かれて、作品がどっちつかずになっちゃったのが大きいかなと。

原作ファンを除いて、エイティシックスはミリタリーアニメファンと、ラノベアニメファンが中心に集まっていました。

リアル感を求めるミリタリーファンからすると、主人公たちは性能が低い量産機で敵の方が圧倒的に数が多いのに、最終的な5人になってから無双しすぎ(序盤はガンガン死んでいたのに)

また、あんなに差別が激しいのに、まったく反乱が起きず、エイティシックス側をキレイにまとめ過ぎなんていう感想も多かったですね。

逆にファンタジーを求めるラノベファンからは、差別が激しすぎる点が胸糞な割に奴らにお咎めがないのが腹が立つとか、戦闘シーンすごいけどあの蜘蛛みたいなロボットがあんまりカッコよくないといった意見が。

ミリタリー要素を高めるとラノベファンが萎えて、ファンタジー要素を高めるとミリタリーファンが萎える。

覇権を狙うんだったら、イチかバチかどっちかに振り切った方が良かったのかもしれません。

また、どちらのファンに向けても、あのメインの5人はガンダムとかみたいに専用機にした方が、説得力とカッコよさが増して良かったんじゃないのかなと思います。

 

プラチナエンド

デスノートの原作者が送る新たなデスゲーム。

デスノートの売りまくり効果もあって、

放送前のPVの再生回数はなんと鬼滅の刃に続いて断トツの第2位。

今観てみたら336万再生とさらに数字を伸ばして、PVでは200万再生もいかない無職転生や王様ランキングに圧勝している。

なのに、放送が始まってみたら、

本編が全然見られねえーーー!!

動画配信の再生数に加えて、僕のTwitterランキングでも1話から全然数字が伸びない。

一番多かったのはデスノートと比べると面白くないというもの。

そして、デスノートを知らない世代にとっては、今の流行であるなろう要素もなければ、不変のテーマであるヒーロー性やモテ要素もない。

デスゲームというジャンル自体が心惹かれるテーマじゃないと、0話切りしている人が非常に多いみたいです。

 

古見さんは、コミュ症です

週刊少年サンデーの人気作が待ちに待ったアニメ化。

しかも、OPだけでも分かる気合の入った作画と演出。

アクションでもないのにここまで気合を入れたことにより、次のかぐや様!と期待する人も多かったですが、

現時点では『う~ん!』という感じですね。

スタートダッシュブーストがかかる1話・2話と比べると反応は落ち着いてきましたが、Twitterの反応は悪くはなく、ネットフリックス独占の配信も再生数ランキングも1位は取れないけれど、ベスト10にはちょいちょい入って来る。

さらに、海外の評価も意外と高いと、全体的にはいいのですが、覇権か?と聞かかれば、『うっ!そ、それは…』とうつむくしかない。

覇権を取ったかぐや様と比べると、『マリアージュ!』な勢いを感じない。

感想の方にもその辺が現れていて、面白いけど爆発的な笑いがないとか、もっとラブコメが欲しいとか、もっと古見さんが喋って欲しいとか。

原作ファンからしても、古見さんはラブコメが加速してからもう一段階面白くなるので、内容的に『マリアージュ!』な刺激が足りないということなんでしょう。

古見さんはまだ本気出してないだけ。けれど、短期勝負のアニメではそれが命取り。

そう考えると、古見さんはアニメとの相性が悪い。だから、なかなかアニメ化しなかったのかもしれない。

その割にはがんばっているので、この調子でさらに面白くなる2期・3期までやって欲しい。

 

ブルーピリオド

原作漫画売れまくり。そして、アニメでは今までなかった芸大受験のスポ根美術というジャンル。

人気作でオンリーワン。

原作を知らないアニメファンでも、やはり気になる存在だったんじゃないでしょうか。

結果、第1話はアニメファンはもちろん、リアルなストーリーが好きな実写ファンなども巻き込んで大トレンドに。

その勢いは2話まで続いていたので、これはこの秋の覇権争いに絡むか?と思ったのですが、

3話から急にストーン!と、Twitterの話題は尻つぼみに。

今でも原作漫画は売れていて、漫画の新規ファンを増やすのは大成功。

リアルな展開好きの間では話題となって小さいトレンドは起きてますが、アニメファンが一気に離れちゃったのがその原因。

その理由で多いのは、美術アニメでありながら、あんまり美術の演出がキレイじゃないというもの。

こちら原作と比べるとむしろキレイになっている方なんですが、漫画と違ってアニメでは京アニやユーフォーテーブルなど、一流の制作会社がトンデモない美術を描いていたりするので、それと比べられるのが痛い。

ここは上と下の差が激しいアニメの宿命ですよね。

また、リアル過ぎるテーマが見ていて辛くなるとか、アニメでリアルなんて欲しくねえよ!とかそもそもリアルが好きだったら実写ドラマ観てるよ!というのも多かった。

僕はマンガも読むのでこういうリアルな作品も好きですが、アニメにファンタジーを求める気持ちも分かる。

リアルは現実でもたくさんあるし、その癒しとしてアニメを求めている人も多いでしょうから。

とはいえ、個人的にはこういうリアル作品も、1クールに1本ぐらいは欲しいところ。

 

海賊王女

作画お化けと言われる作品が多いプロダクション・アイジーのオリジナルアニメ。

しかも、欧米最大の動画配信サイトであるクランチロールが制作に関わり、先にクランチロールで先行配信している。

つまり、スケジュールの都合で作画が崩れる心配もないという万全の体制。

PVの美しすぎる作画も今期トップクラスと、放送前は期待していたアニメファンも多かったんじゃないでしょうか?

結果、1話目から不発!

ただこれは、放送局が少ない上に配信がFOD独占というのが大きかった。

それでも、1話目はけっこうがんばっていたんですよ。

問題は2話目からガクン!とTwitterの数字が落ちたこと。

この作画と娼婦の島に流れ着いたストーリーから、王女フェナのシリアスな展開を期待している人が多かったですが、フタを開けてみたら、

いや、コメディじゃねえかーっ!?しかも、演出が昭和ー!

これで一気に1話切りをする人が続出。

逆に面白いという人はこの辺のコメディを楽しんでいる人が多いので、これは最初の宣伝を間違っちゃった印象。

また、クランチロール先行配信ということで、欧米向きにこういう演出にしているのかな?とも思ったのですが、欧米の方でも海賊王女は覇権レベルにはヒットしていないようです。

 

マブラヴ オルタネイティヴ

2021年秋アニメで、もっとも覇権不発!となったのがこのマブラヴ オルタネイティヴかもしれない。

人気ゲームが原作ということで、ファンはもちろん、ファンじゃなくてもタイトルを知っている人は多かったんじゃないでしょうか?

そんな注目度が高い作品な上に、1話目はアニメオリジナル。

結果、Twitterのトレンドは今期トップクラスの大フィーバー!

ついでに、僕のTwitterランキングでも無職転生を抑える大フィーバー!

けれど、現在はトレンドは全然起きないし、僕のランキングでも圏外常連(なんでだっ!?)

その理由は、アニメ派の人はもちろん、原作ファンすらも置いていくストーリー展開。

あの大ボリュームの原作を、全12話の1クールでまとめるのは無理なんじゃあ~!

せめて、2クールは欲しかった。

そして、アニメのマブラヴシリーズはベータが大暴れすると大フィーバーするのですが、意外とベータが大暴れしない。

この辺が衝撃の1話でやられたアニメ派も、ダーク展開と思ったらラブコメかーい!?な3話以降の展開に、物足りなさも感じて離脱していったのかもしれない。

 

無職転生・王様ランキングと争う覇権候補だった2021年秋アニメまとめ

今回の覇権候補だった2021年秋アニメをまとめると、作画とかストーリーとか、他がどんなに良くても他が崩れるとけっこうな大ダメージを受ける。
そして、覇権を狙うにはこれが致命的になる。
だって、覇権を取る作品は全てのレベルが高いんだもの。

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