
あなたの心の第3勢力:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
そんな今回のテーマはスパイファミリーアニメ化で、アニメ制作会社の勢力図が変わるかも編ー!
京アニ・ユーフォーテーブルに迫る第3勢力!
2022年に下克上が起こるかもしれません。
動画解説:【青ブタ×冴えカノ=第2の京アニ】スパイファミリーアニメ化で2022年大躍進する制作会社(約10分)
この記事で分かる目次
京アニ・ユーフォーテーブルに続く第3のアニメ制作会社
スタジオジブリなどを除き、深夜アニメ勢に有名な日本のアニメ制作会社と言えば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンなどの京都アニメーションや、
鬼滅の刃のユーフォーテーブル。
今だったら、この二つが二強時代を築いていると言っても過言ではない実績と知名度でしょう。
そこに第2グループとして、
呪術廻戦などでノリに乗っているマッパ、
まどマギなどのシャフト、
3期までの進撃の巨人などのウィットスタジオ、
SAOなどでA-1 Picturesなどが入ってくる。
ここに新たに、第三勢力の一角であるA-1 Pictures分割する形で設立された青ブタなどのCloverWorks(クローバーワークス)が入って来るかもしれない。
クローバーワークスの作風的には、ユーフォーテーブルというよりも、第2の京アニ的なポジションに入って来るかもしれない。
というか、2022年が終わる頃には、京アニ・ユーフォーテーブル・クローバーワークスの三強時代がやってくるかもしれない。
2022年、それぐらいクローバーワークスが攻めてくる。
ジャンプ+の大ヒット漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』2022年TVアニメ化決定
2022年にクローバーワークスが主役になりそうな一番のニュースは、SPY×FAMILY(スパイファミリー)アニメ化で、その制作会社をウィットスタジオと共同で担当することになったこと。
スパイファミリーは、少年ジャンプ+で連載され、主人公のスパイが任務のために疑似家族を集めたけれど、それが娘エスパー、妻が殺し屋。
そして、心が読める娘以外はそれぞれの正体を知らないで生活するスパイや殺し屋アクション&ホームコメディ。
そのギャップで笑いを生みつつ、孤独を抱えていた三人が家族となって生活することで、ほっこりやホロリもある物語。
そんな内容が男女共に大ヒットし、なんと7巻で1250万部突破!
エースである週刊少年ジャンプはもちろん、全ての新しめのマンガの中でも一番売れていることでしょう。
先日アップした『ほぼ100%アニメ化する漫画』でも紹介した通り、やっぱりアニメ化しましたか。
こんな怪物級の漫画をアニメ化するわけですから、もはや成功したと言っても過言ではない。
11月1日にアップしたばかりの気合の入ったPVも、すでに100万再生超えていますからね。
ちなみに、同じジャンプ系で大ヒットした鬼滅の刃はアニメ化前の発行部数は約500万部、呪術廻戦は850万部。アニメ化前に1000万部を超えていたのはワンピース並。
このスパイファミリーがこれらの作品並にアニメも大ヒットすれば、クローバーワークスの評価がガーン!とアップするのは間違いない。
しかも、2022年のクローバーワークス、まだまだこれだけでは終わりません。
2022年1月に3本勝負
1クールに3本もアニメを放送するなんて、やい!クローバーワークス大丈夫なのかい?と聞きたくなるのですが、PVを見る限りは大丈夫そう。
というか、3本共、作画クオリティは冬アニメの中でもトップクラスに入るんじゃないか?という気合の入れっぷり。
仮にこの3本が成功してスタートダッシュをかましてスパイファミリーに繋げることが出来れば、2022年の主役はクローバーワークスと言っても過言ではない年になるかもしれない。
では、その3本に迫っていきたいと思います。
東京24区
3本勝負しようというのに、そのうちの1本を一から作っていかないといけないオリジナルアニメするなんて、いきなり『正気かっ!?』とツッコミ入れたいところですが。
でも、PV観る限りはレベルが高いから、やれる!と思っているんでしょうね。
物語は、3人の幼馴染の元に死んだはずの仲間から電話がかかってきて、三人に未来の選択を迫る。
『やりなおしの利かない選択肢』というキャッチフレーズを付けていることから、かなりミステリーサスペンス要素が強い作品になりそう。
そして、それをシュタインズゲートにも関わっているニトロプラスの下倉バイオさんが脚本&シリーズ構成を行う。
シュタゲやひぐらしのように考察勢が食い付く内容になれば、ヒットする可能性は十分にありそう。
それをジョジョシリーズの津田監督がどうやってまとめてくるのか。
ただ、男三人が主役で、キャラデザの原案もペルソナとかを担当したFiFS(フィフィス)なので、東京24区は女性人気を取りに行っているのかもしれない。
残り2作品は男性人気が高い漫画が原作なので、この3本勝負で男女共にファンを増やして、そして男女共に人気があるスパイファミリーに繋げる作戦なのかもしれない。
明日ちゃんのセーラー服
2作品目はとなりのヤングジャンプで連載されている青春学園マンガを原作とした明日ちゃんのセーラー服。あしたじゃなくあけびと読む変わったタイトル。
発行部数60万部なので、そこまで知名度は高くなく、PVの方も最初は数万程度とあんまり観られてなかったのですが、原作漫画の特徴的な絵柄を活かした見た目が少しずつ話題となり、気が付いたら40万再生迫る数字となっていました。
そして、変わっているのはタイトルや絵柄だけじゃない。
内容の方も最近の作品の中では変わっていて、こういうカワイイ女の子が出てくるなら、恋愛ものや百合ものが多いですが、明日ちゃんは友達作りをメインとした青春ストーリー。
友達一人一人と仲を深めていく物語を丁寧に描く。
地味すぎるこのテーマが、最近の作品の中では逆に珍しい。
アニメのPVを見るだけでも分かる初々しさというのがこの作品の醍醐味。
その初々しさを活かすためか、主役の声優は初主演、スタッフの方もそれぞれの部門で新しめの人を中心に集めてきた(スタッフの場合、他の部門で経験を積んで監督とかになるので、業界自体は長かったりしますが)
この初々しい作戦が成功するのか?しないのか?
ただ、京アニの光加減も感じさせるPVだけならスパイファミリーも含めて、今回紹介した4作品の中では一番好きですね。
その着せ替え人形は恋をする
8巻で発行部数250万部突破、公開されたPVも一週間120万再生突破!
正直、スパイファミリーとこのビスクドールの2作品だけでも、クローバーワークスさん的には勝ったなガハハ!と言いたくなる作品でしょう。
コスプレ好きの美少女ギャルが、コミュ症だけどモノ作りが得意な男子とコスプレを通じて仲良くなるラブコメ。
恋愛の設定的には王道なのですが、コスプレを絡めたことによって、
メインヒロインは一人なのにコスプレ時になり切るので、色んなキャラのヒロインが楽しめる。
また、リアルなコスプレ衣装作りが女子にもウケ、こちらも男女共に大人気な作品となっています。
つまり、スパイファミリーとビスクドールを成功させるだけでも、クローバーワークスさん男女のファンをガッツリゲットできる大チャンス。
そんなビスクドールでは、冴えカノで作画監督もした石田さんがキャラデザと作画監督をこちらでも行い、それを青ブタのクローバーワークスが担当する。
ある意味で、青ブタと冴えカノの融合的なアニメが見れるかもしれない。
2022年4月以降
そして、
このタイトルによっても、クローバーワークスの評価は大きく変わってきそうです。
例えば、スパイファミリーと同じく、ほぼ100%アニメ化作品に挙げた『薬屋のひとりごと』とかは、クローバーワークスとも相性が良さそう。
こちらもアニメ化前で、シリーズ累計1300万部突破の怪物級の作品なので、こちらもアニメではスパイファミリー並のヒットが期待できる。
そして、クローバーワークスといえば、青ブタ2期がサプライズでくれば、話題となるのは間違いない。
アニメ1期と映画では7巻まで映像化していて、現時点では11巻と4巻分のストックがあるので、2期やろうと思えば出来るストックは貯まっているんですよね。
仮に両方決まったりしたら、2022年のクローバーワークスやばすぎ問題です。
2022年はクローバーワークスがヤバすぎるまとめ
今回のテーマをまとめると、2022年はクローバーワークスがヤバすぎる。
スパイファミリーはもちろん、1月の3本勝負で3連勝とかしたら、一気にアニメ制作会社三強時代に突入するかもしれません。
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