
あなたの心の第一印象:アニメマンガ名探偵すやまたくじです。
そんな今回のテーマは、2022年春アニメ、0話切りは損特集第2弾ー!
今回は第一印象で損してる!
前回の0話切りは大損の7作品に続き、今回はタイトルやジャンルで0話切りすると損しちゃう特集。
タイトルだけでは内容が想像しづらい8作品を集めました。
この記事で分かる目次
異世界版組織立て直し『勇者、辞めます』
まずは深夜アニメ勢に一番0話切りされがちな異世界ものから。
異世界なろう系チートが嫌いな人は真っ先に0話切りするであろうこのタイトル。そんなあなたにちょっと待ったコール。
なぜなら、これは異世界チート系ではなくて、異世界組織立て直し系だから。
チートで世界を救った勇者が、人間にその強さを恐れられて追放され、今度は魔王軍に所属する。
そんなリアルな復讐劇と見せかけて、
自らのチートでボロボロした魔王軍を立て直すというお話。
魔王軍立て直しについてはお試し採用で権限がないのでチートが出来ない。
また、勇者の時は全部一人で解決して孤立した経験もあって、今度は周りと力を合わせていく。
そんな特に会社員に刺さる異世界ものがここにあります。
コメディ×ハード『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』
ガイコツのゲームアバターの姿になって異世界で無双する。そんなオーバーロード的な展開と見せかけて、こちらの主人公アークはとってもコメディ。
どれぐらいノリが軽いというと、ギャグコメディのヒーローもの、無双に高笑いしたり、必殺技の名前を叫んだり、ちょっとキレンジャーイズムを感じるほど。
かと思えば、ハードな描写はオーバーロードにも負けないダークファンタジー。
悪人たちに女子の貞操が奪われそうになったり、剣でバチコーン!いかれたり、そんな悪人たちをアークは一刀両断で真っ二つにする。
なろう系の中でもトップクラスのハードとライトの高低差が激しい。
笑いもハードも欲しい、そんな人におすすめ。
ロボットアニメです『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)』
タイトルから異世界チートもの、もしくは悪役令嬢ものと思って0話切りした人はちょっと待った、
モブせかはロボットものです。
観てない人はどういうこと!?というSFがここにある。
妹に無理やりプレイさせられた乙女ゲーの世界に転生することになるのですが、転生したのは主人公でもなければ、悪役令嬢でもないただのモブ男子。
そこから始まる生意気な女子たち&イケメン退治じゃあーーー!!!
そして、そのバトルというのが肉弾戦ではなくてロボットバトル。
ロボットアニメ好きはもちろん、そして、全国3000万人のイケメン嫌いは絶対に見逃してはいけないアニメがここにあります。
デスゲームではない『トモダチゲーム』
続きましては、異世界もの以外の0話切りは損な新作アニメを。
なので、グロいのが苦手と思って0話切りした人に対して、ちょっと待ったコールを今回はかけたいと思います。
仲の良かった友達グループ5人組が、裏切り者のせいでマネーゲームに参加することに。
ゲームも5人の答えが揃えばクリアできるという簡単なものですが、裏切り者と、その心理戦で疑心暗鬼になった仲間のせいで借金額がどんどん膨らむ。
デスゲーム的な死がかかった緊張感がない分、友情崩壊とそこに渦巻くドロドロの恋愛模様で精神を抉ってくる。
デスゲームとはまた違った心理サスペンスがここにある。
音楽アニメじゃない『ヒーラー・ガール』
なぜならヒーラー・ガールは、音楽アニメでもアイドルアニメでもなく、ミュージカルアニメだから。
こう聞くと、
でも~、ライブライブとかの音楽アニメもミュージカル風にセリフ言うこと、よくありますよね~?
と思う人もいるかもしれませんが、ヒーラー・ガールのミュージカルはそんなもんじゃないよ。
例えるのなら、『トゥモロー トゥモロー アイラブヤ トゥモロー』でお馴染みのミュージカルの王道、アニーぐらい歌い倒すよと。
ヒーラー・ガールのタイトル通り、治療する時に歌うだけでなく、勉強しながら歌って踊ったり、掃除しながらも歌って踊ったり。
3話なんて1話丸ごと歌い上げる、後半の運動会は声優のアドリブで歌い倒して、それがOKが出るほどのミュージカルっぷり。
ミュージカル好き、そしてアニー好きだったら3話の予告だけでも観てみてください。
予告だけでも歌い倒しています。
きららの新喜劇『まちカドまぞく』
最後は1期観てないからと、0話切りするのは損な続編ものを。
まちカドまぞくは、きららアニメや萌えアニメが苦手な人こそ、0話切りしちゃいけない。
ある日、突然魔族の力に目覚めた主人公・シャミ子と、街を守る魔法少女・桃のバトル!…と見せかけての二人を中心としたほのぼのとした日常コメディ。
そんなきららお得意のいつものパターンなのですが、
大きく違うのは笑いへのこだわり。
きららアニメはもちろん、それ以外のアニメと比べても会話のテンポと間の取り方に非常にこだわっていて、ボケの手数もかぐや様に負けないぐらい多い。
ボケの種類も『浮かれフルーツポンチ』といったよく分からんシュールなものから、お約束の定番ネタまで、手数の多さがボディブローのように効いてきて、最終的には笑わずにはいいらない。
このテンポの良さとボケの多さ、
これはきららの新喜劇や~!
という世界がここにある。
笑い好き、そして新喜劇好きだったら、1期観てないからと0話切りは大損。
そこまでストーリー性の高い作品ではないので、なんなら2期から見てもいいしね。
リアルななろう系『本好きの下剋上』
本好きだった女の子が異世界転生する。
下剋上というタイトルですが、主人公のマインはチートどころかむしろ逆に身体が弱いので、力で相手を黙らせるといったことは一切できません。
また、日本の知識を異世界に持って来てモノ作りをする定番の流れはありますが、こっちの世界では材料が手に入らないとかで、他の作品のようには簡単には出来上がらない。
試行錯誤を繰り返してやっと作り出す、モノ作りのリアルさがここにある。
さらに、モノを作り出しても、その利権を狙う商人やお貴族様がやってきて、政治的に、時には力ずくで邪魔をしてくる。
しかし、マインにはチートな武力はないので、自分一人ではどうすることも出来ない、ここでリアルな人間ドラマが生まれる。
サクサクと物語が進むなろう系が嫌いだ!そんな人ほど0話切りはもったいない。
そんな異世界だけどリアルを感じるアニメがここにある。
異世界版・半沢直樹『盾の勇者の成り上がり』
というのも、異世界に勇者として召喚される定番の展開でありながら、召喚された勇者は4人、盾しか装備できないので主人公だけ攻撃力が低い、他の三人と違って盾の勇者だけ軽く扱われる。
その上、王族によってハメられ犯罪者扱いされて、最終的にというか、第1話で国を追放された。
そこから始まる『やられたらやり返す!倍返しだ!!』な異世界版・半沢直樹の旅が始まる。
やり返すと言ってもダークファンタジーみたいなハードプレイはないので、グロいのが苦手な人も大丈夫。
そして、半沢直樹と言ったら、倍返し成功の大和田常務の土下座シーンがありますが、盾の勇者でも最初にやってくれた王族たちにも、土下座に負けないお仕置きシーンがある。
仮になろう系が嫌いでも、半沢直樹好き・倍返し好きだったら、絶対に見逃せないアニメがここにある。
タイトルで0話切り損『2022年春アニメおすすめ8作品』まとめ
今回のタイトルやジャンルで0話切りは損な2022年春アニメ8作品をまとめると、異世界なろう系にやはりこういった作品が多め。
タイトルで差別化しないといけない小説はともかく、無職転生など、アニメだとなろう系のタイトルって損しがち。