あなたの心の裏覇権:アニメマンガ名探偵すやまたくじです。

そんな今回のテーマは、2022年春アニメ、裏ヒット10作品特集ー!

スパイファミリーやパリピ孔明のその影で!

前回のパリピ孔明になれなかった誤算7作品に続き、今回は裏でヒットしている10作品の特集を。

スパイファミリー・パリピ孔明とは違う形で

前にやったスパイファミリーやパリピ孔明といった分かりやすい覇権成功6作品特集と違い、今回はドカン!と大ヒットしているわけでないけど、一部ではヒットしている。

そんな裏覇権的なアニメ10作品の紹介。

ヒットしている部分の解説と、その理由について考察していきます。

>>紹介作も含む2022春アニメおすすめランキング

 

『骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中』配信・原作&コミカライズがヒット

骸骨騎士様は、Twitter投票で選ぶ週間アニメランキングでは苦戦していますが、

配信の再生数と原作ラノベ&コミカライズ版の売上はどちらもベスト5に入るぐらい絶好調。

配信では盾の勇者に負けていますが、原作とコミカライズ版も合わせると、今期の異世界アニメでは一番売上伸ばしていると言っても過言ではないレベル。

異世界なろう系、その中でもチートものは毎クール絶好調ですが、

その理由を考察すると、分かりやすいストーリーとテンポの良さが挙げられると思います。

定番の異世界ものなので、SFとかみたいに難しい解説を入れる必要がない。

最初からチートなので、強くなるまでの過程など、テンポが落ちる部分は自由にカットできるし、逆に必要ならちょっと入れることもできる。

特にテンポの良さを求める人は、TikTok ティックトックなどのショート動画に慣れた層ほど強く、そんな人たちにはアニメや映画でもいきなりクライマックスなど、じっくりと描くより、ジェットコースターのような展開を見せる作品の方がヒットしやすい。

異世界なろう系はこの辺の層やアニメライト層にガッチリとハマるから、毎クールのように配信でヒットする作品が出てくる。

しかも、原作ラノベやコミカライズ版が売れていることからも分かる通り、若い層だけじゃなく、購買力がある大人層もかなりの人がハマっていることが分かります。

ちなみに、異世界チート系が好きな人は、生まれ変わり願望がある人が特にハマりやすいみたいですが、なんと普通に生まれ変わりたいだけでなく、異世界転生したい人が3割ぐらいいるらしく、そりゃこれだけいれば異世界ものが人気ジャンルになりますわな。

>>骸骨騎士様も対象の異世界アニメランキング

 

『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(モブせか)』配信・原作&コミカライズがヒット

モブせかも配信&原作ラノベとコミカライズ版が売れまくり。

骸骨騎士様と同じ異世界なろう系なので、ヒットしている理由のベースは同じ。

けれど、違う点が二つあり、その一つ目は配信再生数でも元々の売上でも骸骨騎士様に負けているのに、コミカライズ版の売上は骸骨騎士様以上に売れていること。

これは前回の大誤算7作品でも触れましたが、モブせかはキャラデザを原作ともコミカライズ版とも大きく変えていて、しかもそれが不評なので、その不満要素も加わって、さらにコミカライズ版が売れたのではないでしょうか。

二つ目の違いは、モブせかは骸骨騎士様よりもライト層だけでなく、コアな深夜アニメ層の間でも人気があること。

最近は作品数が多い上に、テンポが良い分、同じような展開になりやすい異世界チート系は、転生願望がなく、たくさん作品を観ているコア層には嫌われがち。

そんな中モブせかは、性格が悪い主人公による破天荒な展開と、他のなろう系ではあまりないロボットバトル、イケメン退治がなかなか認める人は出て来ないけど、全国3000万人のイケメン嫌いのハートに火を付けたんじゃないでしょうか。

>>モブせかも対象の異世界漫画ランキング

 

『キングダム4期』配信・原作漫画がヒット

Twitterではほとんど話題にならないけど、キングダム4期も配信と原作漫画の売上が好調。

しかも、4期も続いている今も、現在64巻出ている原作漫画を大人買いしている人もまだまだ多い状態。

配信も深夜アニメ勢が集まるdアニメストアやアベマ・ニコニコではイマイチですが、Amazonやネットフリックスでドカン!と観られている形。

このことから、アニメライト層の大人を中心に人気を集め続けているようです。

発行部数8700万部突破の歴史バトルは、大人が観ればハマる熱さが確実にあることは間違い。

>>キングダムも対象ベスト漫画ランキング

 

『アオアシ』原作漫画が売れまくり

同じくTwitterで苦戦しているアオアシは配信はそこそこなのですが、原作漫画の売上アップの伸び率はなんとキングダム以上。

しかも、キングダムと違って、大人層だけでなく、

子供層にも売れていて、子供向けに漢字にフリガナを付けた『アオアシ ジュニア版』も刊行されているほど。

土曜夕方NHK放送はやはり伊達じゃなかった。そして、世代を問わないサッカー人気も伊達じゃなかった。

世代を問わず人気なら、同じく土曜の夕方に放送されて長期シリーズとなった野球アニメ『メジャー』のような存在になるのも夢ではない。

>>アオアシも対象サッカー漫画ランキング

 

『ダンス・ダンス・ダンスール』原作漫画がプチブレイク

じっくりと描く熱すぎるストーリーと、呪術廻戦や進撃の巨人も担当したMAPPA制作で、一定数のコアな深夜アニメ層からは支持されているけど、そのクセ強な見た目の影響で全体的には大苦戦しているのがダンス・ダンス・ダンスール。

しかし、キングダムやアオアシほどではないですが、

原作漫画がプチブレイクしている。

特に、クレジットカード払いなどの支払いの関係から、社会人がメインで利用している電子書籍を中心に売れている。

異世界もののようなテンポの良さはないけれど、じっくりと描く熱い物語は、やはりまだまだ大人層には刺さる。

また、アニメ見放題がディズニープラス独占ということもあって、観た人の感想を聞いて気になったけど、独占だからアニメで観れなかった人も、原作に流れているのかもしれません。

>>ダンスールも対象スポーツ漫画ランキング

 

『可愛いだけじゃない式守さん』配信と原作漫画がヒット

式守さんは配信と原作漫画の売上が絶好調。

式守さんは日本では賛否両論が激しく、日本だけだと配信の再生数は10位前後ですが、とにかく欧米で大人気。

ここについては、覇権失敗7作品』で考察しましたが、イケメン彼女というのが、カワイイ女の子が圧倒的に人気なアジアと、カッコイイ女性も人気の欧米との文化の違いが出たのでしょうね。

これに加えて、原作漫画の売上にもブーストがかかりまして、

アニメ放送前は260万部だった発行部数が5月28日に350万部を突破。

5月からは原作漫画の売上でも上位に食い込む、総合でも裏覇権級レベルになりました。

この原作漫画の売上を分析すると、アオアシやキングダムと違って、電子版ではあまり売れてなくて、ほとんどが紙の本。

このことから、電子書籍で買いづらい10代を中心に圧倒的に人気を集め、それ以外の層からの人気はイマイチなので、賛否両論が激しく起こっているんじゃないかなと思います。

世代によって、好き嫌いが大きく分かれる。

>>式守さんも対象ラブコメ漫画ランキング

 

『カッコウの許嫁』原作漫画と音楽がプチブレイク

式守さん以上に配信でもTwitterでも不調のカッコウの許嫁も原作漫画は売れている。

また、主題歌の音楽の方もけっこう再生されていて、原作漫画も紙の本で圧倒的に売れていることから、カッコウも式守さんと同じく、10代とラブコメ好きを中心に圧倒的に支持されている模様。

カッコウの許嫁は式守さんと違って、

これでもか!というぐらいラブコメの定番を詰め合わせたハーレム展開も叩かれていますが、定番って見慣れた人にとってはまたかという感じですが、初めて観る人にとっては昔の作品は関係ないですから。

昔からずっとヒットしている王道だからこその定番なので、それを新鮮な気持ちで観れるなら、そりゃハマる人がたくさん出てくるのは当たり前。

そういった意味では、カッコウの許嫁はラブコメ初心者を狙い撃ちにした作品と言っても過言ではない。

>>カッコウの許嫁も対象ラブコメアニメランキング

 

『デート・ア・ライブIV』配信がヒット

SFハーレムラブコメのデート・ア・ライブは、4期も続いている割に、日本での盛り上がりは原作ファン以外はイマイチですが、海外を中心に配信で観られまくっている。

特に中国と台湾で人気ですが、欧米でも日本以上に観られまくっている。

その理由を考察すると、

式守さんやかぐや様などのラブコメは海外でも大人気で、普通のラブコメと比べると、学園ものじゃないので日本の文化が分からなくても理解しやすい上。

精霊が出てくることで、こちらも世界でも流行っている異世界もののようなファンタジー要素もある。

このダブルインパクトがハマって、海外人気がすごいことになっているのかなと。

しかも、アニメ版はかなりハイスピードで原作ラノベを消化しているので、この辺がストーリーにテンポを求める層にもバチコーン!とハマっているのかもしれない。

>>デート・ア・ライブも対象SFアニメランキング

 

『まちカドまぞく2丁目』きららトップクラス

カワイイ女の子と萌え要素で勝負するきららアニメは、ライト層との相性がすこぶる悪くて、2期続いているまちカドまぞくでも配信ではベスト20にギリギリ入るのがやっと。

きららの中ではすごい方だけど、もちろんこれだけ裏ヒットとは言いません。

SNSフォロワー数ランキングでも触れましたが、まちカドまぞくは観ている人が少ない割にはフォロワーが10万人を超えており、これは覇権争いをしているパリピ孔明や盾の勇者を超えるレベル。

濃いファンが集まりやすいきららアニメでもトップレベルとなっており、その数字は、

あの衝撃の第1話を繰り出した『がっこうぐらし!』以上、

きらら作品の中でも、原作漫画の売上が歴代ベスト5に入る『NEW GAME!(ニューゲーム)』に迫る勢い。

1期の円盤売上も5000枚超えとNEW GAME!と同じぐらいと、何気に最近のきららアニメの中ではトップレベルの成績。

まちカドまぞくに限らず、ヒットしているきららアニメはカワイイだけじゃない、笑いもしっかりと取れるのが魅力。

萌えが苦手でまちカドまぞくを敬遠している人は、是非とも一度チェックしてみて欲しい。

特に2期から笑いの手数が増えているので、観た事ない人はいきなり2期から観てもOK。

>>まちカドまぞくも対象きららアニメランキング

 

『BIRDIE WING-Golf Girls’ Story-(バーディーウィング ゴルフ ガールズ ストーリー)』世代を狙い撃ち

俺たちのバディゴルも実は裏でよろしくやってました。

藤子不二雄Ⓐ先生の名作『プロゴルファー猿』要素で昭和世代を、

熱血バトルの『スクライド』要素(こちらは脚本も同じ人)で平成世代をざわつかせた。

それでTwitter週間アニメランキングではがんばってますが、配信や音楽といった売上はイマイチ。

それのどこが裏ヒットしてるんだ!

とツッコミが入りそうですが、なんと

ゴルフ業界とコラボしまくりじゃーーい!

ゴルフのアパレルブランドやグッズ、ゴルフ場や打ちっぱなし、さらには正式な選手権ともコラボと、コラボ数だけだったら、スパイファミリーにも決して負けてないぜ。

深夜アニメでは少ないですが、朝や夕方のアニメでは配信や円盤の売上では赤字でも、おもちゃやグッズの売上で黒字を出すという手法もありまして、バディゴルもまさにそんな状態。

プロゴルファー猿やスクライド要素を入れてきたのは、ゴルフをやっている昭和や平成世代の狭い層を深く撃ち抜くためだった。

これで黒字が出てるのだったら、今期の裏覇権アニメNo.1はバディゴルと言っても過言ではない。

>>バディゴルも対象スポーツアニメランキング

 

裏ヒット『2022春アニメ10作品』理由考察まとめ

今回の2022春アニメ裏ヒット10作品をまとめると、スパイファミリーやパリピ孔明など、分かりやすい覇権候補以外も裏でブイブイ言わせている作品がけっこうある。
裏ヒット8、裏覇権2な結果となりました。

>>紹介作も対象ベストアニメおすすめランキング