あなたの心の勝利の方程式:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

そんな今回のテーマは2022年冬アニメ、売上が大成功した7作品編ー!

7作品すべて大黒字!

前回の覇権失敗冬アニメに続き、今回は大成功した作品のその勝利の方程式を考察を。

裏事情を分析してみたら、けっこう成功パターンが違ったで。

無料で紹介作をチェックする

進撃の巨人 The Final Season

原作漫画が完結した影響か、最初は前よりも配信の数字がかなり落ちてましたが、ストーリーの盛り上がりと共に配信の数字も復活へ。

2月中旬の今では漆黒の大黒字状態。

アニメ1期放送前は9巻で発行部数1200万部だった原作漫画も、今では全34巻で1億部突破。

さらに、完結した現在もアニメ化効果で売り続けていると、たぶん数百万部単位で積み上げていると思います。

進撃の巨人の場合は、売れまくりの原作漫画を、制作費をかけて圧倒的なクオリティで仕上げる王道パターン。

が、このパターンって、大コケすることはないですけど、大成功しないこともけっこうあるんですよね(アニメに詳しい人なら、いくつか頭に思い浮かぶじゃないでしょうか?)

進撃の巨人も含めて、そんな大成功パターンに圧倒的に多いのがバトルもの(最近大成功した呪術廻戦もそうですね)

ここはアニメの技術が上がったことで、昔と比べて圧倒的な作画とアクションで動かせるようになったのが大きいのでしょう。

これによって、原作漫画以上に迫力のあるバトルを描くことができ、原作ファンはもちろん、原作も知らない人もバトルは一目でその凄さが分かるから伝わりやすい。

また、バトルものはその見た目のカッコ良さもあってか、ラブコメや異世界など、他のジャンルと比べて、想像以上に女性ファンも集まるのというのも大ヒットに繋がる要因でしょう。

女性ファンも巻き込むことができれば、単純に市場は二倍。

そりゃバトルものは、他のジャンルよりも大規模にヒットするわけです。

さらに、進撃の巨人はこれに加えて、巨人や世界の謎といった考察勢を惹きつける魅力もあり。

原作漫画ではこの辺ちょっと分かりづらい部分もあったのですが、アニメではこの辺を整理してくれて見やすくしてくれたのも大きかった。

そして、これは全ての大ヒット作品に共通することですが、多くの人が見ていると集団心理が働く。

行列のできるお店に並びたくなるように、みんなが見てるんだったらちょっと見てみようかというやつですね。

もちろん、それで見たくなくなる人もいますが、それ以上に観たくなる人の方が圧倒的に多い。

さらに、集団心理が働くと、日頃アニメをあまり見ないライト層も動き出すのも大きい。

ライト層はコア層と比べると圧倒的に人数が多いので、ライト層が動くと見る人数が跳ね上がる。

進撃の巨人のヒットの要因をまとめると、原作人気・制作費をかける・アニメと相性のいいバトルもの・女性にも人気が出た・考察要素・集団心理の6つがハマり、原作勢はもちろん、アニメ勢も大きく巻き込んだからじゃないでしょうか。

>>進撃の巨人も対象バトルアニメおすすめランキング

鬼滅の刃 遊郭編

ufotableの神バトルで話題になりまくりの鬼滅の刃 遊郭編も基本的なヒットの流れは進撃の巨人と同じ。

ただし、鬼滅の刃は配信でも原作の売上でも、進撃の巨人を超えているのが大きな違い。

しかも、鬼滅の刃の原作漫画は、アニメ1期放送前は14巻で発行部数500万部と、進撃の巨人よりも巻数多かったのに半分も売れてなかったのが、

今では全23巻で発行部数1億5千万部と、進撃よりも少ない巻数で5千万部売れている。

そんでもって、完結後の今もアニメ化効果で進撃以上に売れ続けている。

進撃と鬼滅の大きな違いは、女性層と子供層。

進撃の巨人は残酷なシーンがあるので、それが苦手で見れないという人も多いですが、鬼滅ではそういった部分がなし。

さらに、進撃ほどの難しい世界観とかもないので、よりライト層が入りやすく、女性層だけでなく、子供層も動いたので、ターゲット層がさらに倍率ドン。

ターゲット層と人数が増えれば、より集団心理も働くということで、進撃以上の大ヒットにつながったのでしょう。

>>鬼滅の刃も対象の泣けるアニメおすすめランキング

 

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

同じジャンプのバトルものですが、ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャンはまた違った成功パターン。

こちらは初アニメ化ですが、原作は1987年から続く累計100巻を超えるロングシリーズで、ストーンオーシャンを描いた第6部は2003年と約20年前に完結している名作。

もはやリメイクと同じ立ち位置じゃねえか!?という原作の古さなんですよね。

リメイクも含めて、古い作品のアニメ化は失敗も目立つけど、ストーンオーシャンは配信で全世界推定3億再生は超える勢い。

ちなみに、ある原作者の話によると、普通のアニメなら5000万再生超えると配信だけでも2期が狙えて、1億を超えると大黒字だそうなので、ストーンオーシャンは漆黒の大黒字状態。

その成功の要因となっているのは、原作を忠実に再現して、発行部数1億2千万部を超える原作ファンをガッチリと取り込んだから。

意外とリメイクとかでここが出ていない作品も多い中、ジョジョはたくさんいる原作ファンは取りこぼさなかったのが大きい。

その原作ファンでまずは話題を作り、そこから新規勢も取り込んでいった。

原作漫画でも言えることですが、アニメでもクセ強の画とクセ強の世界観で好き嫌いはガッツリと分かれましたが、時代を感じさせない作風が大人男性層を中心に新規勢を取り込んで、アニメでもロングヒットシリーズとなっています。

時代を感じさせにくいという点でも、バトルものって有利ですよね。

>>ジョジョも対象ベストアニメおすすめランキング

 

範馬刃牙(バキ第3作)

Twitterとかではあまり話題になってませんが、実は範馬刃牙もジョジョ的に成功しているんです。

バキも1991年から続く、100巻を超えるロングシリーズの格闘漫画が原作と、ジョジョと色々な面で似た状況。

しかし、ジョジョ以上に男性のみを対象としたその作風の影響もあってでしょう、制作費はあまりお金をかけてない。

一見、そんなに成功している感じはありませんが、範馬刃牙は第3作、さらにネットフリックスオリジナルで2作目。

ネトフリは非常に再生数でシビアなので、観られていない場合は続編を作ることはまずない。

そんでもってバキは、日本よりも海外での再生数が好調らしく、そこから推定するに合計5000万再生は超えているということなんでしょう。

さらにバキは、進撃や鬼滅と違って制作費もかけていないので、その分で利益率が高くなる。

まとめると、範馬刃牙は原作ファンと世界の格闘アニメファンとコスパで成功しているアニメとなります。

>>2022年冬アニメおすすめランキング

 

天才王子の赤字国家再生術

そういった意味では、天才王子の赤字国家再生術も範馬刃牙に近い成功パターン。

異世界なろう系お得意の低コストのアニメだけど配信では見られまくり。

けれど、今期をそれをなろう系ではなく、GA文庫の天才王子が一番実践した。

チートではなく頭脳で勝負する国家運営や戦略をメインとするストーリーと、そこに主人公のコメディ&ヒロインたちの可愛さで人気を集め、異世界系No.1の再生数。

分かりやすい設定に加え、昔から人気のヒーロー性とモテ要素があることで一大ジャンルとなった異世界アニメですが、ここ最近の量産でさすがにライト層も飽きが見られる中、他とは変化を付けることで成功した形ですね。

この調子で行けば、全世界1億再生超えはほぼ確実、制作コスト安いし、漆黒の大黒字もほぼ確定。

>>天才王子も対象の戦記アニメおすすめランキング

 

プリンセスコネクト!Re:Dive2(プリコネR2期)

プリコネは今までの5作品とはまた違った成功パターン。

プリコネは配信はそこそこですが、アニメ1期の4万を超えた円盤売上と、圧倒的な原作ゲームの売上で荒稼ぎ。

アニメ2期もそれぐらい円盤売れそうですし、アニメ2期効果で12月は2億だった原作ゲームの売上が、2月は6億超えと3倍以上に大幅アップ。

円盤や配信とは比べ物にならない利益を叩き出すのはゲーム。だから、サイゲームスアニメは制作費かけまくれるの。

そんなプリコネは原作ファンに支えられているのはもちろん、アニメでは原作の世界観を敢えて解説せず、カワイイキャラクターとこのすば監督仕込みのコメディを前面に押し出したのが大成功。

アニメ派もガッツリと取り込んで、アニメの人気だけじゃなく、原作ゲームを始まる人も増やしまくったのが効いた。

アニメ2期でもキャラや世界観が気になってゲームを始める人が続出です。

>>プリコネも対象コメディアニメおすすめランキング

 

その着せ替え人形は恋をする

2022年冬アニメの新作で、もっとも成功した作品といったらこの着せ恋。

原作漫画はアニメ放送1ヶ月で100万部売れ、配信では鬼滅・進撃・ジョジョに続いて、2クール目の王様ランキングを外せば、今期の第4位。

中国などのお色気が厳しい国を除けば、全世界で話題沸騰中。

中国のビリビリ動画でも配信されていれば、もしかしたらジョジョを抜いて第3位に入っていたかもしれない。

アニメの配信だと、その勢いは五等分の花嫁とかのかりは抜いているレベル。最近のラブコメだとかぐや様に迫るレベルとなってきました。

どうしても男女比が偏ってバトルもののような大ヒットに繋がりにくいラブコメの中で、着せ恋がヒットしているのは男女共に人気があるから。

コスプレというテーマと、主人公とヒロインが女性人気も高いことから、着せ恋の原作漫画は男性向けラブコメでは非常に珍しい7:3の比率で女性読者がいる(普通のラブコメはバキと同じく偏りまくりで、よくてもせいぜい9:1ぐらい)

そんな中、驚異の男女比7:3をアニメでも維持している、もしくは原作以上に女性も盛り上がっているかもしれないのが大きい。

男性も女性向けを見るように、無料で見れるアニメは漫画以上に入りやすいというのが大きいのでしょう。

この他のラブコメと違って、女性ファンも多く取り込んだ結果、放送1ヶ月のアニメ効果は配信だけでなく、原作漫画の売上アップはかのかり・五等分の花嫁・かぐや様以上。

この勢いがこのまま続けば、アニメ放送終了時にはここ最近のラブコメで一番ヒットした作品になるかもしれない。

>>着せ恋も対象ラブコメアニメおすすめランキング

着せ恋や天才王子など、2022冬アニメ大成功7作品の裏事情まとめ

今回の2022冬アニメ大成功7作品の裏事情をまとめると、配信・円盤・ゲーム・既存のファン・古い作品と、同じ大成功でもけっこうその売れ方は違う。
その中でも、集団心理が働いた時の大ヒットは桁違い。
そのキーワードは男女共に、子供層も取り込めたらさらに大きなビッグバン。

>>アニメにお得な動画見放題サイトランキング

無料で紹介作をチェックする