
あなたの心の未来の花嫁:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
そんな今回のテーマは、『五等分の花嫁2期』第1話の感想&考察ー!
美玖派だけど、意外と五月も捨てがたい♪
五等分の花嫁∬(2期)1話
思い出のあの子は五つ子のうちの一人でした
ラブコメと謎解きを合わせた人気作が帰ってきた
OPの雰囲気が1期のままなのがいいですな
そして、思い出のあの子の声優も変えることでアニメ派にも優しい
そして、答えを知ってるとあの演技派だよねと思うよね#五等分の花嫁 pic.twitter.com/50JTkjPz3c— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) January 8, 2021
ちなみに、五等分の花嫁は原作漫画を全巻読んでいるので、ネタバレ注意でお願い致します。
動画解説:結末はアニオリの可能性【五等分の花嫁2期1話の感想・考察】賛否分かれる作画問題についても(約8分)
目次
アニメ『五等分の花嫁2期1話』感想&考察
今回の第1話を見た感想を一言でまとめるなら、うん、原作通り!そして、1期から作画もキレイになった!
ちょっと原作からカットされた部分はありましたが、概ね忠実な内容。
ただ、ちょっと気になる部分があったので、五等分の花嫁の考察ではそこを深掘りしていきたいと思います。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で五等分の花嫁の原作漫画の試し読み、その他の五等分の花嫁の考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
>>五等分の花嫁も含む2021年冬アニメおすすめランキングへ
作画問題について
とその前、賛否両論巻き起こっている作画問題。ここについても触れないわけにはいかないでございましょう。
これらの感想をまとめると、褒めている人は1期から作画が良くなったという意見が中心。
ここに関しては誰もが認めるところじゃないかなと思います。
逆に叩いている人は、人気作である『五等の花嫁』にしては物足りないという感じ。
この辺の人は具体的には、アニメ1期の11話シャフト回や、
同じマガジンで評価も高かった『彼女、お借りします(かのかり)』と比べる人が多いんじゃないでしょうか?
そのため、2期を担当した『バイブリーアニメーションスタジオ』を叩く人もいましたが、これ実は制作会社だけの問題じゃないんですよ。
絵に気合を入れたアニメを作るには一定水準の制作費をかけるのが絶対条件で、そのお金がなければ京アニであろうと、ユーフォーテーブルであろうと無理でございます。
あの2社が毎回凄いのは技術はもちろん、それに加えて安い仕事は絶対に受けないから。
高品質のアニメを作るから制作費もしっかりと、ファッション業界で言ったらエルメスやシャネルみたいなブランドですね。
それが証拠に、バイブリーアニメーションスタジオも制作費が多かった『アズールレーン』や下請けを担当した『プリンセスコネクト』ではハイクオリティなアニメを制作してますから。
じゃあなんで、五等分の花嫁の制作費は少ないのか?
これは週刊少年マガジンの深夜アニメが、ジャンプと違ってずっと制作費を抑えいる傾向にあるからですね。
この辺、週刊少年マガジンの深夜アニメを思い出してもらえれば分かると思います。
内容はともかく、絵が神作画だった!という作品はパッと思いつかないはず。
が、この状況も制作費をガッツリと掛けた炎炎ノ消防隊が、動画配信を通じて世界的に大ヒットした辺りから流れが変わってきた。
これがあったから、その後に放送されたかのかりも、制作費を上げてあんなに気合を入れたのかもしれない。
また、文化が違うので海外ではラブコメはヒットしづらいと言われてましたが、かぐや様は告らせたいが動画配信を通じて世界的に大ヒットしたのも大きいでしょう。
1期の成績は円盤売上では五等分の花嫁に負けてますが、これらの動画配信も含めたら収益はかぐや様の圧勝。
逆に五等分の花嫁は作画が問題で、海外では受けなかったらしいです。
これもあって、かのかりは気合を入れたんじゃないかなと。
じゃあ、なんで五等分の花嫁2期は制作費もっと増やさないんだ?と言われれば、これ原作が完結してるのもありますが、1期が海外で滑っちゃったのが大きいんじゃないかなと思います。
2期から新規ファンを増やすのは難しいから、ターゲットは日本のみに絞って、制作費は1期から少し上げる程度にしたんじゃないかなと。
なので、作画に関しては制作会社というより、スポンサーの問題でございます。
思い出のあの子が…
さあ、それでは本編の考察に入りましょう。
今回の一番のポイントは、風太郎の思い出の彼女が五つ子の誰かと判明したとこ。
これで風太郎の方にも本格的に火が付いて、ラブコメ本番、未来の花嫁の謎解きも本番といったターニングポイント的なエピソードでございます。
ここで気になっていたのは、アニメだと声の方はどうするんだろう?と思ったのですが、今回は字幕じゃなくて声優を変えてくるという仕掛け。
これでアニメ派のネタバレ防止もOKという演出でした。
ただ、ここで一つ思ったのは、アニメ派でも答えを知っている人が多いんじゃないかなと。
なにしろ原作で分かった時はかなりフィーバーしてましたから、あれでアニメ派でも知った人が多いんじゃないかなと。
それでも、知らないアニメ派もいるから隠す理由はありますが、もう一つ可能性があるかもしれないとわたくし思ったわけでございます。
新しい未来の可能性
それは、アニメオリジナル展開を入れてくる可能性。
というのも、五等分の花嫁2期は原作5巻から始まるから。
そんでもって原作は14巻ありますが、2期は1クールしかやらないと決定しています。
これ3期やらないんだとしたら、10巻分を1クールでやるか、途中で終わらせるしかない。
原作が完結していることを考えると、3期をやるのはなかなか難しい。
とはいえ、10巻分を1クールでやったら駆け足感がもの凄いし、途中で終わらせたらアニメでは誰が花嫁か分からねえじゃねえか!ってなっちゃう。
ここで浮上してくるのが、結末はアニメオリジナル展開でしょう。
これを採用するなら一番可能性が高いのは、未来の花嫁は原作のままで、間を飛ばしてラストエピソードまで一気に持っていくか、いっそ新しいアニメオリジナルの展開で終わらせるか。
対抗として、誰が花嫁か分からないまま結婚式に突入して終わるとか。
そして、可能性はほぼないと思いますが、一番サプライズがあるのは未来の花嫁変えちゃうこと。
サプライズ好き、そして原作全巻読んでるわたくしとしては、こういうサプライズ大歓迎ですが。
ただこれやると、多くの原作ファンが激おこになるので、かなり難しいと思いますが。
とはいえ、これを成功させることが出来るのなら、アニメと原作で違った結末が楽しめると、両方の売上にブーストがかかるというメリットがある。
あとはそれにチャレンジできる能力とハートがある人がいるかどうか。
わたくしだったら、絶対にやりたくないけどねw
アニメ『五等分の花嫁2期1話』感想&考察まとめ
今回の話をまとめると、作画問題は制作会社よりもスポンサーの問題。
そして、原作ストックを考えると、結末はアニオリになる可能性も十分にある。