あなたの心の正崎善(せいざきぜん):すやまたくじです。

アニメをより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんな最終回が色んな意味で話題となったバビロン。

その真の結末について語りたいと思います。

動画解説:アニメ【バビロン】最終12話の先の本当の結末~ネタバレ注意の原作小説との違いの解説&考察(約9分)

バビロン最終12話まで見た感想・評価

バビロン最終12話まで見た感想と、世間の評価は、

賛否両論真っ二つ!

でございましたね。

ここまで割れるのも近年珍しいんじゃないかなと思います。

まず一番に割れたのは、曲世愛の能力でございますよね。

最初は完全犯罪を行うサスペンスのラスボス感を出していましたが、実は囁くだけで相手を操ることができるファンタジーな能力。

ここのファンタジー性に拒否反応を持った人も多かったですが、僕はファンタジーサスペンスとして見れば、これはこれでアリかなと思います。

あのファンタジー要素があるからこそ、曲世愛の異質感がより際立ち、政治や世界という大きな展開が出来たので。

あとは、作品のメインテーマとなった自殺法。

終盤で聖書なども持ち出して、各国のトップが考えた善と悪について。

ここについても賛否両論真っ二つに分かれておりましたね。

そんなの当たり前だろとか、昔の人が何世紀もかけて作り上げたものを今さら議論するのか?とか。

ただ、ここに関しては作中でも言っていたんですけれど、どんなことでも不変的なものはないのでね。

昔の偉い人達が決めたことが今も正しいとは限らない。

そして、前からある常識を疑って、思考停止せずに自分の頭で考える。

誰がどう言おうが、まずは自分がどう思うかを考える。

そういったメッセージであり、僕もそれが本質じゃないかなと思います。

テーマはなかなか触れづらいものがありますが、そういった意味からわたくしの中でのバビロンは作品としては面白かったなと思います。

また、否定派の人も最後まで見たという点でも、狙いは成功したんじゃないでしょうか。

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世間がざわついた最終12話

さて、では今回のメインであるバビロン最終12話の話をしましょう。

最終回もラストの解釈が分かれて話題となりました。

良いとは続けることだ。と、答えが出た途端の突然の曲世強襲。

ビルの上の少女をミスディレクションにした見事な裏切り。

わたくしここ完全にやられてしまいましたね。

これもわざわざ曲世に似ている女の子を探してきて、あの状況に持っていたんでしょうしね。

やることに手が込んでる。

そして、大統領と正崎の衝撃の行動から、悪いんだ、正崎さんと曲世登場。

二人の対峙した後の銃声に解釈が分かれておりますけれど、実はこれ原作小説には続きが書かれているんですよね。

ここからはネタバレ注意の内容となります。

 

ED後も少しだけ続く

ちなみに、ネットの感想の中には二人が対峙して銃声が響いた所で終わったと勘違いしている人がいましたが、

アニメでもED後のCパートでその後が少し描かれています。

見逃した方はまずはここをチェックしてください。

 

バビロンの原作小説

バビロンは、こちらの小説を原作としたアニメ。

3巻を全12話で映像化。

アニメ1~3話が原作1巻、正崎や文緒、そして曲世が登場し、集団ビル飛び降りが発生したところまで。

アニメ4~7話が原作2巻、瀬黒(せくろ)登場からあの猟奇的な惨殺で終わるところまで。

1巻・2巻はほぼ原作通りにアニメも進行します。

 

アメリカ編は原作小説3巻『バビロンIII -終(おしまい)-』

そして、アメリカ編の8~12話が原作3巻『バビロンIII -終(おしまい)-』

アニメの最終回のタイトルにもなっていた『終』は、しゅうなのか?おわりなのか?と迷いましたがおしまいと読むみたいです。

で、この3巻もおおむね同じ展開なんですけれど、終盤の展開がアニメと原作では違っています。

 

原作小説とアニメの違い

原作小説とアニメの最大の違い。

それは、アメリカ大統領アレックスが飛び降りてしまうこと。

アニメ版ではアメリカ大統領の飛び降りをキッカケに、さらに自殺法を世界に拡散させないために正崎に止めてくれることをお願いする。

それを正崎が引き受けて、撃つことになるのですが、原作小説だとそれがなくて大統領は飛び降りてしまう。

そして、そこに曲世が現れるというこの流れはアニメだと同じ。

アニメと同じく正崎は曲世を撃とうとしますが、またとしても曲世の不思議な力によって阻まれ、その場に倒れてしまう(死んではない)

原作小説では銃を撃つことすら出来なかった。

さらに、曲世は正崎の胸ポケットから妻と子が写った写真を抜き取る、アニメ10話で大統領に見せていたものですね。

それを見た曲世がニヤリと笑って正崎の元から去って行くところで原作小説3巻は終わります。

 

原作小説は4巻も出る予定

が、実はバビロンの原作はここで終わりではなく、3巻にはつづくとハッキリと書かれております。

4巻はこの記事を書いている時点ではまだ刊行されていませんが、正崎と曲世の戦いはまだまだ続く。

アニメのCパートはそんな一部を見せた場面だったんではないでしょうか?

 

正崎 VS 曲世の結末を考察

では、そんな原作3巻の内容も含めて、アニメ12話のラストを考察してみましょう。

最後に銃声が鳴って、曲世はCパートで生きていたことから、正崎も自殺させられたバッドエンドという意見が一番多かった。

一方、僕は正崎は死んでないんじゃないかなと思うんですよね。

その理由は曲世が正崎の妻と子に会いに行ったところでアニメ版は終わったから。

正崎を殺していたら、別に妻と子に会う必要なくない?と思うのですよね。

ネットでは正崎の次は、正崎の子供と善と悪についての遊びを始めるなんていう意見もありましたが、それにしてはまだまだ子供過ぎるだろうと。

正崎の息子と言っても、正崎みたいになるとは限りませんしね。

そして、あれだけ正崎に執着していた曲世がここで殺すか?という疑問もあります。

殺すのだったら、もっと早く片付けるチャンスはありましたからね。

となれば、原作小説と同じく、曲世の力によって無力化された(銃は撃ったけど当たらなかったみたいな)

そして、原作と同じく胸ポケットの写真を見て、Cパートのあの行動に移ったのかな?と思います。

瀬黒の時と同じく、今度は妻と子を巻き込んで正崎と善と悪について語り合う。

あそこで正崎を自殺させるより、こっちの曲世っぽいですよね。

それを考えると震え上がりますが。

アニメ版だと大統領を撃ってしまったので正崎は生きてても捕まるという意見もありましたが、大統領の周りのお偉いさん方もあそこで大統領が飛び降りたらマズイのも分かっているでしょうし、曲世の力を目の当たりにしましたからね。

であれば、正崎を捕まえるのではなくて、曲世を止めるための切り札として使うことも十分にあるんじゃないかなと思います。

 

原作小説4巻以降の展開は?

さらに、まだまだ続く原作小説の展開はどうなるのか?

4巻で終わるのか、それ以上に続くのかもまだ不明でございますから。

特に原作では大統領の飛び降りが報道されているのでさらに状況悪化。

これによって、アニメ版では完全に投げっぱなしになった齋開化(いつきかいか)の動きや自殺法の世界の受け入れ方も気になるところですよね。

そして、正崎 VS 曲世の決着はどうなるのか?

原作で正真正銘のバッドエンドとして描かれるのか?

もしくは今度こそ、正崎が曲世を討つのか?

はたまた、原作でも決定的な決着は描かれないで終わるのか?

すべては作者次第!

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