
あなたの心の破天荒アニメ:すやまたくじです。
アニメをより楽しむための記事をお送りしています。
今回は新企画、令和じゃ放送できない懐かしアニメー!
名作だけどパンチが効き過ぎて、今だと地上波放送はまず無理だろうという作品を集めました。
今回は昭和編ということで、
古すぎて知らねえよー!
と思う人も多いと思いますが、作品を知らなくても楽しめる内容となっているのでご安心ください。
動画解説:名作だけど令和じゃ放送できないNGアニメ【パンチ効きまくりの懐かし昭和編】(約10分)
目次
名作だけど令和じゃ放送できないNGアニメ昭和編
アニメに限らず、昭和という時代は令和と比べるととっても破天荒な時代でございます。
まあ、これは日本に限った話ではありませんけれど、文化の発展と共に社会が成熟していくものでございますから。
なので、令和と昭和が同じレベルだと、それはそれで進歩がなくてマズイわけでありますが。
そんな昭和に放送されていたアニメは今観るとパンチ効きまくり。
昭和はそういったアニメがゴールデンや夕方に放送されていたんだぜ。
たくさんありますけれど、今回はとりあえずその中を3作品を。
好評だったら、平成編も含めて第2・第3弾をやっていきたいと思います。
いなかっぺ大将
まずは1970年に放送された『いなかっぺ大将』から。
わたくしが観たことあるアニメの中では、このいなかっぺ大将とあしたのジョーが一番古いんじゃないかなと思います。
いなかっぺ大将は、主人公:風大左衛門が柔道を極めるために上京してくる物語。
そんな昭和のスポ根アニメかと思いきや、猫のニャンコ先生に弟子入りしたり(なんでだよ!?)、柔道の修行よりも日々のずっこけ日常が描かれているギャグアニメでございます。
ちなみに、大左衛門の担当声優はドラゴンボールの悟空で有名な野沢雅子さん。
あのお馴染みの声で、『ニャンコ先生ー!ニャンコ先生ー!!』とか、よく騒いでばかりいる主人公。
そんないなかっぺ大将のパンチ効き過ぎな部分は、令和には刺激の強過ぎる放送問題用語が含まれているなどもありますが、これは昭和アニメだとよくあることなので置いといて、
一番の問題は恋愛面。
大左衛門はこう見えてモテモテで、その中でも幼馴染みの花ちゃんと下宿先に住むキクちゃんと二股状態。
これは今のラブコメとかハーレムものとかでもよくある展開ですが、
いなかっぺ大将では最終回でこの二人と結婚披露宴をやっちゃうという
パンチ効き過ぎーーー!!
という展開が待っておりますw
しかも、三人だけでやるシークレットやヤツじゃなくて、親戚とか知り合いとかたくさん呼んで行う本格的な結婚披露宴。
ギャグアニメとはいえダメだろっ!?日本だと一人としか結婚できないので、重婚罪に問われちゃうっ!?
これ今地上波で放送したら、
不謹慎ざますー!!
PTA的なところから抗議の電話が来るのは間違いないんじゃないかなと思います。
じゃりン子チエ
続きましては、上の世代からは大阪の魂と言われることもある1982年放送のじゃりン子チエ。
昭和50年代頃の大阪の下町を舞台とした人情コメディ。
声優は吉本の芸人など、自然な大阪弁を話すことができる声優や俳優キャスティングする徹底ぶり。
放送当時はドラえもんと人気を二分するほど、その後も何度も再放送されたほど。
夏休みによく再放送されていたので、世代によっては少しは観たことある人もいるんじゃないでしょうか。
じゃりン子チエのパンチ効き過ぎな部分は、昔の大阪が舞台ということもありまして、浪速のノリの切れ味が鋭すぎるという所。
今でも関西のしゃべりやノリは強烈という人はいますが、じゃりン子チエのノリはもっともっと!という感じでございますw
普通にパンチが効いた発言するのはもちろん、ツッコミも『コラー!』とゲンコツで行うことも日常茶飯事。
ちなみに、殴られた方は『キャイ~ン!』とかいった悲鳴を上げることもあり。
また、ホルモン屋のメニューに『ばくだん』とかあったりもするし。
それに加えて、この作品ヤクザがよう出るんですよね~。
特に強烈なのは主人公チエちゃんのお父さんのテツ。
ロクに働かずに博打と喧嘩に明け暮れ、お金が無くなるとヤクザから巻き上げるという破天荒っぷり。
元々はホルモン屋もやっていたのですが、このため娘のチエちゃんに店を奪われて無職状態。
実質、小5のチエちゃんがホルモン屋を経営して生活費を稼ぐという
不謹慎ざますー!!幼児虐待ざますーー!!
とか抗議の電話が殺到しそうなので、さすがに今は地上波放送はできないでしょうね。
深夜でもきついかもしれない。
ただ、チエちゃんもそんな大人しい子ではなく、下駄でテツの頭をどついたりする父親に似て喧嘩っ早い性格でございますけれどw
そんな強烈なノリですが、今観てもけっこう笑えるので、気になった方は観ていただきたい。
YouTubeの公式サイトで3話まで無料配信されてますし、色々なところで動画配信もされている作品です。
まいっちんぐマチコ先生
最後は1981年に放送されたまいっちんぐマチコ先生。
察しのいいヘンタイ紳士だったら、タイトルから『ムムムッ!』となるような感じでございますが、そんなご想像どおりの女教師マチコ先生を中心に展開するお色気ギャグコメディ。
お色気ハプニングが起こると、『まいっちんぐ~!』という決め台詞を言うため、まいっちんぐマチコ先生でございます。
そんなマチコ先生のパンチ効き過ぎな部分は、もちろんお色気シーン。
すぐにボロンしちゃうんで。
ただね、そういうお色気アニメは今もありますし、
お色気度だけで言ったら『異種族レビューアーズ』の方が全然攻めてます。
マチコ先生が強烈なのは、マチコ先生に対するセクハラがもの凄いんじゃあー!と。
まず生徒たちがイタズラという名のセクハラをバンバンしてきますし(昭和の時代にはセクハラという言葉もなかったでしょうけれど)
それに加えて、同僚の先生や校長先生までやってくるという
どんな学校ーっ!?
というツッコミどころ満載でございますw
なかなかの問題行為だと思うのですが、マチコ先生『まいっちんぐ~!』で軽く済ませちゃうし。
令和の時代だと深夜も無理そうなこのアニメを、ゴールデンで放送していたとはおそるべし!昭和!!
ただ、マチコ先生の場合は先の2作品と違って、昭和の放送時からPTAからの苦情が多く、原作漫画の不買運動まで起こったそうで。
今よりも規制がゆるい昭和時代にもバンバン叩かれていたみたいですね。
そんな中、全95話、約2年間も放送したなんて、今と違ってテレビ局なかなか骨があるやんけ!
ちなみに、マチコ先生も動画配信されているんで、OPだけでもいいので是非観て頂きたい!
OPの1分半の間に、わたくしの言ったことが全部詰まっておりますからw
名作だけど令和じゃ放送できないNGアニメ昭和編まとめ
名作だけど令和じゃ放送できないNGアニメをまとめますと、昭和のアニメは破天荒揃い!
そして、話数が多いのでやることなくて暇だよという時にね、是非チャレンジして欲しいなと思います。
3つの中なら特にじゃりン子チエは今観てもけっこう笑えます。
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