
あなたの心のアニメプロデューサー:すやまたくじです。
漫画やアニメをより楽しむための記事をお送りしています。
今回のテーマは、漫画がアニメ化する裏事情編ー!
これでアニメ化決定♪
マンガってどうやったらアニメ化するんだろう?
これ漫画ファンにとってもアニメファンにとっても気になるところじゃないでしょうか?
今回はそんな裏事情に迫っていきたいと思います。
この記事で分かる目次
宇崎ちゃんは遊びたい!第5巻のあとがきマンガに答えがあった
漫画ってどうやったらアニメ化するのか?
色々と噂はありますが、わたくしにも正確なところは分かりません!
わたくしも業界人じゃないし、業界人に知り合いもいないので。
なので、調べてみたのですが、業界人が赤裸々に語っている情報とかもなかったので(素人が予想しているのはいくつか出てきましたが)
そんな中、ついに赤裸々に語っている業界情報を見つけました!
それは人気ラブコメ漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!第5巻』のあとがきマンガ。
そこでは2020年7月にアニメ化された『宇崎ちゃんは遊びたい!』の裏事情を語っていました。
もちろん、作品によって事情は変わってくると思いますが、実際にアニメ化した作者自身の体験談。
コミックスの刊行にあたって編集や出版社も目を通している内容でしょうし、情報の精度もかなり高いんじゃないかなと思います。
一つの情報としては非常に参考にはなるので、今回はこの話をメインに語っていきます。
ちょっとぼかしている部分もあるので、そこはわたくしの考察も交えて。
また、今回紹介する『宇崎ちゃんは遊びたい!』などはブログ版、または動画の概要欄からAmazonで試し読みできるようになっています。
よければそちらもチェックしてみてください。
漫画がアニメ化する基準
さて、まずは一番根本的な問題。
マンガってどうやったらアニメ化するのか?基準などはあるのか?というところ。
これは単行本(コミックス)の売上が重要みたいです。
ここに関しては、ファンの予想とかでもよく挙がってくる話題なので、まあまあまあという感じですね。
数字で比べるならここが一番分かりやすいですもんね。
どれぐらい売れたらについては、数字がぼかされていたので、ここは後でわたくしが考察したいと思います。
また、『宇崎ちゃん5巻』のあとがきでも書かれてますが、アニメ化の材料の一つみたいですね。
その数字を超えても絶対アニメ化されるわけではありませんし、これはあとがきに書かれてませんでしたが、作品のアニメとの相性もありますから。
売れてても実写の方が向いてたらドラマ化しますし、そんなにコミックス売れてなくても、相性がいい場合はアニメ化する場合もあるので。
そして、アニメがヒットして原作漫画も売れまくりなんていうパターンもありますし。
とはいえ、コミックスの売上部数がアニメ化にかなり重要なことは間違いなさそう。
アニメ化するタイミングと制作期間
続きましては、アニメ化するタイミングと制作期間。
制作期間はファンの間ではよく1~2年と予想されています。
そんでもって、宇崎ちゃんのアニメ化が決まったのが2018年9月。
2020年7月に放送が始まったので、アニメの制作期間はほぼファンの予想一致してますね。
驚いたのはタイミング。
というのも、この2018年9月というのは宇崎ちゃんの原作マンガ1巻が出たばかりの頃。
あとがきによると、決め手はコミックスの発行部数みたいで、数字を出せば漫画って1巻でもアニメ化決まるんだなと。
作者も驚いてましたけど、マンガ業界すげー!
ちなみに、宇崎ちゃんのアニメ化が世間に発表されたのは2020年の2月とつい最近。
1年半ぐらい秘密にしてたってこと。
作品によっては早い場合もありますが、大抵は秘密にしておいて、ある程度固まってから発表というパターンが多いですね。
ということは、今この時もあなたの気になる作品がすでにアニメ制作進んでいるかもしれない。
アニメ化が決まった作者の裏事情
続きましては、アニメ化決まったときの作者の裏事情なんかも書かれていたので、それについても。
先ほどの話で気付いた人もいるかなと思うのですが、アニメ化するのに原作1巻じゃ原作ストック全然足りなくない?って。
その通り!
なので、アニメ制作と並行して原作ストックを貯めていくという作者のとっては地獄の鬼作業が続いたみたいですw
ちなみに、宇崎ちゃんは週刊連載じゃなくて月刊連載。
そのため、原作ストックのために連載を休まないのは当たり前。
さらに、2、3巻の発売を1ヶ月早めて、5巻の発売は2ヶ月早めたらしい(ちなみに、コミックス出すときも修正とかがあるので、その出すタイミングを早めるということは漫画家の作業量も増えるということ)
それに加えて、アニメの脚本会議にグッズや版権類の監修、その他いろいろ。
結果、宇崎ちゃんの作者は2018年9月~2020年5月まで一回も休めない地獄の時間が続いたみたい(2ヶ月ぐらい味覚障害も出たらしい)
自分だったら絶対やだよ~!
もうアニメ化いいです!せめて、原作ストック貯まってからにしてください!って、わたくしが絶対言っちゃうw
そんな作者の『ぜってぇ見てくれよな!』という気合がこもっていると思ったら、こぅちも『ぜって見るっきゃねえ!』という気持ちになります。
コミックスが何万部売れたらアニメ化するのか?
そして、一番気になるところでございましょう、宇崎ちゃん5巻のあとがきではぼかされていたコミックス何万部売れればアニメ化するのか?
わたくしの考察では10万部じゃないかなと思います。
それも累計発行部数ではなくて、1巻あたりの発行部数が10万部超えるとアニメ化の可能性が高まるんじゃないかなと。
累計だと巻数が増えれば数字が増えますからね、1巻あたりの勢いが重視されていると思います。
理由はまず宇崎ちゃんが1巻でその10万部を超え、その時点でアニメ化が決定していること。
そして、その他のアニメ化されているマンガは1巻平均10万部前後の作品が多いから。
最初に言った通り、あまり売れてなくてもアニメとの相性が良くて決定する、またはアニメじゃなくて実写化するパターンもありますが。
1巻あたり10万部を超えたら、何かしらのアクションがあるのは濃厚そう。
もしかしたら、あの作品もアニメ化が進んでいるかもしれない
以上の情報をまとめると、漫画のアニメ化はコミックスの売上がかなり重要、そして、1巻あたり10万部ぐらいになるとその可能性が高まりそう。
さらに、アニメ化が決定しても1年ぐらいは秘密にしたまま、放送の数か月前に発表されるパターンが多い。
ということは、こうしている今もアニメ化しているけれど、発表されていない作品がたくさんあるということ。
あなたの好きなこんな作品やあんな作品、もしくは噂に挙がっているあんな作品やこんな作品もすでにアニメ化が決定しているのかもしれない。
そう考えると、オラ、ワクワクすっぞ!
ちなみに、わたくしのYouTube動画では定期的に1巻あたりの発行部数ランキングというのもやっています。
これらを利用して、気になる作品の1巻あたりの発行部数を調べてみるのもいいかもしれない。
その作品が10万部を超えていたら、もしかしたらアニメ化プロジェクト進行中かもしれません。
また、最近でいえば『カッコウの許嫁』が宇崎ちゃんと同じく、たった1巻で発行部数10万部突破の快挙を達成!
コミックス売れまくりで声優付きの急遽PVも制作された(ちなみに、キャストは内田真礼と内田雄馬という内田姉弟にヒロインと主人公をさせているところに遊び心を感じる)
もしかしたら、このカッコウの許嫁にもテレビアニメ化の話が来ているのかもしれない。
そして、作者がすでに原作ストック確保のために、地獄の時間に突入しているかもしれないw
漫画どれぐらい売れたらアニメ化?まとめ
マンガは10万部と売れるアニメ化の希望が膨らむ。
けれど、その時は作者にとっては地獄の鬼作業の始まりかもしれない。