
ついにギャグマンガもここまできたかと思うすやまたくじです。
今回はそんなぶっ飛んだおバカな女の子が主人公の漫画の感想レビュー評価・考察を。
目次
アホガールとは?
- ジャンル:残念系学園ギャグコメディ、4コマ漫画
- 作者:ヒロユキ
- 掲載誌:講談社『週刊少年マガジン』⇒別冊少年マガジン
- 連載期間:2012年~2018年・全12巻で完結済み
- テレビアニメ:2017年・全12話
ヒロユキさんにより講談社の『週刊少年マガジン』や『別冊少年マガジン』で2012年連載の残念系学園ギャグコメディ4コマ漫画。
2017年7~9月に全12話、ディオメディア制作でテレビアニメ化もされ、TOKYO MX・BS11ほかにて15分枠で放送されました。
基本的にテンションが高い豪快でドタバタなコメディが展開される作品です。
主人公が空前絶後のアホガール
主人公の花畑よしこはタイトルのアホの子。
しかも、高校のテストでマークシートなのに全教科0点を取るほどの空前絶後のアホガール!
・・・って、
それでどうやって高校入ったんだよっ!?
とツッコミどころの満載の存在になっています。
画像の男子:よしこの幼馴染でクラスメイトの阿久津 明(あくつ あくる)、愛称:あっくんも普通に受け入れているし、これぐらいは日常茶飯事みたいですw
バナナを食べると号泣する
好物のバナナがあれば死んでもいい!
と豪語するほどのバナナ好き。
バナナを食べると画像のように号泣することもよくある女の子。
もはやアホガールというより、女の子として、そして人間としてどうなのっ!?というレベルの表情をしている(汗)
今まで色々なギャグコメディ漫画を読んできましたが、女の子でこのレベルはなかなか・・・。
性格は超ポジティブ・超アクティブ
周りが心配する、または引くほどのアホなのに当のよしこは全く気にせじ!
勉強するより隙あらば遊ぼうとする女の子。
しかも、その行動力もハンパない!
知らない子供が公園で遊んでいたら即仲間に入るアクティブさ。
頻繁に遊びに来るので子供たちにも心配されるほど。
(子供)大人なのに遊んでばっかでいーのか?
と聞かれても、
(よしこ)いーってことよ!!
と、親指を立てて答えるポジティブガール。
根拠のない自信とあっくんと相思相愛と勘違いしているため(実際は嫌がられている)、将来に対する不安は一切なし!
誰もよしこの暴走を止めることはできないのです。
やりすぎるとあっくんからキッツイお仕置きをされる
他人との会話さえまともに成立しないよしこが好き勝手に暴れるため、周りにいる人達は基本的には大迷惑。
そんな暴走するよしこを止めるのは幼なじみであるあっくんの役目。
オーソドックスなツッコミから始まり、ド突き漫才のような激しいツッコミを繰り出す。
それでも止まらないとアッパーカットなどの鉄拳制裁、ジャーマンスープレックスやジャイアントスイングなどのプロレス技もっ!?
しかし、どんなツッコミを喰らっても即座に復活できる耐久力とお仕置きすら遊びに捉えるアホさで(上の画像)全く懲りることがないアホガールなのでした。
あっくんでもよしこの暴走を止めることはできないのです。
周りもパンチが効いた奴らばかり
アホガールでパンチが効いているキャラは主役のよしこだけではない!
というか、まともな登場人物の方が少ないのがこの作品です(笑)
ツッコミ役のあっくんも物語当初はよしこしか友達がいないし、あっくんの妹はよしこ並のアホガール(汗)
その中でも特にパンチが効いているのがあっくんに惚れている風紀委員長。
風紀委員長というお堅いキャラと見せかけて、エッチな妄想を膨らませて鼻血を垂らす(上の画像)
好きな気持ちがエスカレートして、盗撮・ストーカー・住居侵入まで行うこちらは変態レベルのパンチが効いたキャラ。
よしことは違った意味で危険なよしこママ
そして忘れてはいけない危険人物がよしこ母!
よしこのあまりのアホっぷりに自分の老後を心配し、成績優秀なあっくんとあの手この手でくっ付けようとする性質の悪いおばさん。
ちなみに夫ともあの手この手で既成事実を作って結婚した実践者(汗)
また、よしこが女生徒を連れて来ると、あっくんとよしこの仲を脅かす存在として敵視する面倒臭いおばさんでもある。
必要とあらば上の画像のように、
(よしこ母)ああいう大人しそうな子に限って計算高く上物(じょうもの)の男を狙っているの!
(あっくん)・・・・そんなことはないかと・・・・
(よしこ母)私はそんな女だったわよ!!
と、友達も自分も平気で貶める手段を選ばないとっとも危険なお人。
やはり母親だけあってよしこに近いものを感じるキャラです(笑)
アホガールの独自評価・考察
ギャグコメディ漫画の主人公はパンチが効いていることが多い。
そんな他の主人公と比べて、アホガールが特別飛び抜けているわけではありません。
が、他のギャグコメディ漫画の主人公はだいたい男!(もしくは性別不明など)
女主人公でここまでパンチが効いたキャラとなるとかなり限られる。
ついに女主人公でもここまでのキャラが出てきたか・・・といった感じですねw
芸人の世界でもよく言われていることですが、笑いに女性が不利になることがあるから女芸人(女主人公)は不利。
激しくツッコむとかわいそうに見えるとか、女性のかわいい部分が笑いを消してしまうなど。
しかし、よしこは女性のかわいさもかわいそさも一切感じさせない!
ある意味、すごい存在なのかもしれません。
ひとこと感想
アホガールは空前絶後のアホさで女性主人公でも激しい笑いを実現した作品。