この作品は新しい形のSFに惹かれたすやまたくじです。
今回はそんな新感覚サイエンスファンタジー『Dr.STONE(ドクターストーン)』の感想レビュー評価・考察を。

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Dr.STONE(ドクターストーン)とは?

  • ジャンル:SF(サイエンスファンタジー)、サバイバル
  • 作者:原作・稲垣理一郎、作画・Boichi、科学監修・くられ
  • 掲載誌:集英社『週刊少年ジャンプ』
  • 連載期間:2017年~

これは科学とファンタジーの戦い。

ある日、突如空がまばゆく発光し、地球上の全人類が石化してしまうという事件が発生。

薄れゆく意識を必死に繋げて止め、長い年月を耐えた末についに石化が解けて自由の身。

しかし、かっての地球は見る影もない風化した姿に。

人類が石化してから約3700年後。

地球上からは文明がなくなり、再び緑豊かな大地へと変貌していた。

 

地球上の全人類が突如として石化

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第1話の始まりがコレ。

突如として人類が石化(一部を除き動植物は無事)

これにより現代文明は終わりを告げることになります。

人類が石化をした原因は不明。

主人公は3つの仮説を立てましたが、

  1. 宇宙人の科学攻撃説
  2. どっかの国の軍事兵器説
  3. 新種ウイルス説

現時点では検証する術がないため答えは保留中。

 

石化が解けて目覚めたら約3700年後の世界

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石化と共にどんどん意識が遠のき何も考えられなくなった人類。

そんな中、主人公:千空(せんくう)とその友人:大樹(たいじゅ)は驚異的な意志力で意識を保ち続けました。

その結果、ある偶然が重なって復活。

石化後もずっと時を数え続けていた千空によって今が約3700年後の世界だと判明します。

 

舞台は文明が滅びた地球

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Dr.STONEの舞台は全人類の石化によって文明が滅びた3700年後の地球。

当然あらゆることが現代社会とは大きく異なります。

科学もなければ家もない、服さえないのでまずはそこから調達していかないといけない。

銃などの武器もないので画像のように猛獣に襲われるとひとたまりもない。

そんな食物連鎖の頂点は人間ではない、原始時代レベルにまで後退した状態からの再出発となります。

まずはそのサバイバル生活で生き残ることが最重要課題。

 

そんな世界に再び科学の火をともす天才少年:千空

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科学の基礎は地道な仮説と実験の繰り返し

信じろ
試して試して試して試して試して試して試しまくれ

忘れんな
どんなに石化がファンタジーだろうがな

科学の基礎だけは絶対に揺らがねえ…!!

ファンタジーに科学で勝ってやんぞ
唆(そそ)るぜこれは…!

文明が崩壊し、人類が原始人レベルの生活を余儀なくされた世界に再び科学の火をともそうと奮闘するのが天才少年:千空。

頭脳明晰で科学オタク。

頭の良さを知識の豊富さ、熱い性格(上のような熱い名言も数多く生み出す)を活かし、復活させた仲間と共に次々とこの世界に科学と文明の火をともしていく。

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千空の天才っぷりを描写しているのがこの画像シーン。

難しい計算式を暗算で行ない一瞬にして答えを導き出す。

ハッキリ言って公式が難しすぎてこれが合っているのかどうかすら分かりません(笑)

科学の部分やこういった計算式を担当する科学監修が別にいるなど、この辺の描写がリアルなのもこの作品の魅力ですね。

天才的なひらめきと地道な仮説と実験で、何世紀もワープして科学の王国を立ち上げるのが千空の目標。

 

Dr.STONE(ドクターストーン)の独自評価・考察

全く新しいSF。

最初に僕が感じた印象がこれですね。

本来のSFは『サイエンス・フィクション(空想科学)』の略ですが、今ではそれが多様化してスペースファンタジーやスペースオペラ、サイエンスファンタジー(ドクターストーンもジャンル的にはここに入りますが他と違う)などもSFに含まれますがそのどれとも違う。

空想科学は登場しませんし、SFに多い宇宙や宇宙人関連(石化の原因が宇宙人という仮説はありますが)も登場しない。

現代人が過去に飛ばされて活躍するものでもなければ、未来に行って進歩した技術を学んだり、タイプリープなどのループものでもない。

また、他のファンタジー作品のように別世界が舞台だったり異世界に行ったりもしない。

文明が滅んだ未来で科学と文明を復活していくというありそうでなかった展開。

さらに科学の描写が非常に分かりやすく、それを作るにはどういった材料が必要でどんな風に作っていくかの工程も見せてくれる。

物語を楽しむだけでなく、科学の知識も一緒に学べる一石二鳥なマンガが『Dr.STONE』

それを少年誌で描くジャンプの懐の深さ。

もはや漫画がタメにならないというのは時代遅れですね。

 

千空が復活させる科学と文明の数々(ネタバレ注意)

ここからは千空が実際に復活させた主な科学や文明を紹介。

アイテムによってストーリーと密接に関わってくるのでネタバレに注意してください。

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人類史上最大の発明は火の使用。

そんな言葉もあるぐらいに身近でありながら偉大な存在。

人間以外にも道具を使う生き物は意外に多いが、科学や火を使う生き物は人間だけ。

そんな重要な火を千空は序盤でしっかりとゲット(同じく序盤で石斧や服などもゲット)

ちなみに多湿な日本ではよく見る原始的なキリモミ式だと普通の人はまず火が起こせません。

 

石化からの復活液

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石化は自然と解けることはない。

最初は友達である大樹が自然と石化が解けたような描写していますが(そのため最初は大樹が主人公と思った人も多い)、実はそれは千空が作った復活液をかけたからというのが2巻で判明します。

復活液は硝酸とアルコールの混合液。

千空が硝酸のみで復活したけれど、他の人に硝酸をかけても復活しない。

そこから一年以上かけて膨大な仮説と実験を繰り返し完成した力作。

 

科学文明にまず欲しいもの

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科学文明にまず必要なものってなんだと思いますか?

こう聞かれてもパッと答えられる人は少ないと思います。

おバカな大樹くんは、

スマホ!

と即答していましたが、当然何百万年も文明がワープするスマホはいきなり作れません(笑)

答えは炭酸カルシウム(石灰)でその理由は生活に必要な4つのことに利用できるから。

  1. 農業(土がレベルアップする)
  2. 砂と混ぜるとモルタルができる(セメントの子供)
  3. 石鹸(病気が命取りなこの世界では除菌が重要)
  4. 火薬作りの材料

 

火薬

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復活させた仲間の一人(世界的な格闘家)が千空と敵対。

その人物に対抗するために急遽作ることになったのが火薬。

火薬の素材は硫黄と木炭と硝酸(しょうさん)カリ。

で、硝酸カリの素材の一つが先程出てきた炭酸カルシウムとなります。

 

滑車

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偶然に出会った原始住民:コハクを助けるために作製。

千空のすごいところは頭が良いだけでなく工作などの技術も高いところ。

滑車ぐらいの工作なら一人でその日のうちに作れるレベル。

ちなみに滑車の発明は紀元前200年代に活躍したアルキメデス。

小学校で習うらしいですが僕はまったく覚えてませんでした(笑)

 

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科学王国の夜明け鉄。

身近にゴロゴロあるものだけど、いざ作ろうと思ったらどうやっていいか分からない。

答えは砂鉄4に炭1でちょい焼くだけ。

簡単じゃんっ!?

と思うかもしれませんが、このちょい焼くだけというのがクセモノ。

なんと砂鉄を鉄にする製鉄に必要な温度は1500度だから!

木を燃やした温度の限界がせいぜい700度なので、あとは人力で風を送りまくって1500度までもっていかないといけない。

上の画像はみんなで必死で風を送りまくっているものですね(笑)

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この辺りからなぜか存在するコハクなどの原住民&原始村の仲間も加え、人海戦術による生産も行えるようになります。

 

拉麺(ラーメン)

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0から作る原始のサバイバルグルメ。

仲間が増えてけどまだまだ人手が足りない。

ということで、人手ゲットのために作るのがラーメン。

現代でも人気な食べ物ですが、文明がない時代は食や味のレパートリーが少ない。

素人が作ったものでも十分な御馳走。

ちなみに原料は猫じゃらしを使用しています。

 

強力磁石

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発電機を作るために必要なのが磁石。

作り方は簡単?で鉄の棒に雷落として強力磁石を作るという荒業。

 

電気

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強力磁石をゲットしたことで完成したのが腕力発電機。

腕力なのでそれほど強力な電気は起こせませんがそれでもこれぐらいは出来る。

現代ならともかく、電気がまったくない原始文明にこの光は感動的なワンシーンでした。

 

抗生物質

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人にとり憑いた細菌をブッ潰す化学の万能薬。

医学も科学の一つ!ということなのか、こっち方面の知識もすごいのが千空の天才っぷり。

薬を作れるだけでなく、ある程度の病気の診断も出来るレベル。

抗生物質は20世紀初頭に発見されて以来、何億人もの命を救ってきたまさに万能薬。

万能薬を作るには生き物から作るペニシリンルートと石から作るサルファ剤ルートの2つがあり、千空たちは根気と人手がいるが必ず万能薬に辿り着けるサルファ剤ルートを選択。

病気のコハクの姉:ルリを助けるため、鉄よりも先に開発に取り掛かったアイテム。

上のロードマップに書かれていますが、鉄や電気もサルファ剤を作るために必要なアイテム。

このサルファ剤を完成したことでルリを助け、村人全体の信頼を一気にゲットすることになります。

 

Dr.STONE(ドクターストーン)のひとこと感想まとめ

ドクターストーンは新しいSFが楽しめるだけでなく、科学の勉強にもなる漫画。

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