
このジャンルは昔からあるけれど、2010年代に入って細分化しつつグッと数が増えたな感じるアニメマンガ名探偵たくじです。
今回はそんな料理・グルメ・飯テロ名作アニメのオススメランキングを。
【随時更新】料理・グルメ系アニメおすすめランキング
ここでは美味しそうな料理・グルメ・飯テロが出てくるアニメをまとめました
対決・家庭で作る・食べ歩き、パンや駄菓子やお酒やラーメン、さらにジャンルを専門系まで徹底比較。
なお、ランキングは円盤売上・動画配信の再生数、独自でやっているTwitter投票週間ランキング、すやまたくじの好みもプラスして順位付けしています。
1位:だがしかし
- 駄菓子グルメ、ギャグコメディ
- 2016年・全12話、2期 2018年・全12話(15分放送)
- 駄菓子屋の息子と大手菓子会社の社長令嬢のコント形式のウンチク
駄菓子にテーマしたグルメ系ギャグコメディ。
田舎の駄菓子屋を舞台に巻き起こる笑いとハイテンションにお送り駄菓子の解説。
これが実にイイ!
ヒロインであるほたるやサヤ師、2期から登場するハジメなど、どのキャラも魅力的。
男性陣も主人公のココノツやその父親ヨウ、親友の豆(とう)など笑える面々が揃っている。
そんなメンバーで行われる駄菓子コメディは見ていて楽しいですね。
もちろん、駄菓子に関する情報や歴史もバッチリ解説。
それに加えて美味しく食べる方法なども提案してくる隙の無さ。
料理・グルメ・飯テロのおすすめランキングを作っておいてなんなのですが、
結局ね、僕みたいに料理ができない&近くにお店が豊富じゃない男にとっては家庭料理や食べ歩きアニメってうまそうだけど遠い国のガンダーラ(手が届かないもの)なのですよ。
美味しいものは食べたいけれど、手間はかけたくないし何よりも自分で作るより作って欲しい!
そんな中、駄菓子ってコンビニやスーパーで簡単に手に入るし、提案されている食べ方も実践しやすい。
というわけで、この結果となりました(笑)
2位:食戟のソーマ
- 料理対決・グルメバトル
- 2015年から複数シリーズ
- 食戟という名の料理バトルとお色気リアクション
主人公:幸平創真(ゆきひらそうま)が名門料理学校『遠月学園』に編入し、様々な仲間とライバルと腕を磨くという物語。
こちらもミスター味っ子から続く対決もの。
熱いバトル・個性的なキャラクター・過剰なリアクションをしっかりと踏襲しています。
そして、食戟のソーマの更なる魅力と言えば、原作の絵がうまいことですよね。
これにより男女共に美形・カワイイ系どちらもよりどりみどり。
特に女性キャラは人気キャラクター投票でも上位を独占するなど、ハーレム作品並に色々なタイプが揃っています。
さらにそんなキャラクターを活かしたリアクションですね。
食戟のソーマではリアクションの中でもおはだけという裸になったりそれに近い格好になる演出に力を入れています。
女性キャラでこれをやられると画像のようにかなり強烈。
このインパクトが強過ぎて料理よりもお色気の方勝っている感じもしますがw
ただ、おはだけは美味しい料理のときにしか出ないリアクションなので毎回出てくるわけではない、
また、動かしやすく簡略化しているのか原作漫画と比べるとアニメの方が絵が落ちるのがざんねん。
おはだけなどの一枚絵は原作の方がセクシーですね。
3位:ゆるキャン△
- キャンプ、旅行、グルメ、日常、学園
- 2018年・全12話、2期 2021年
- アウトドア好き女子高生達のキャンプ飯
アウトドア好きの女子高生たちのキャンプや旅行を楽しむ姿を描いた作品。
まったりのんびりとキャンプを行うのでゆるキャン△というわけです(後ろの△はテントのマーク)
と言いつつ、バイクで何百キロも移動したり冬の寒い中でキャンプをしたりと全然ゆるくはないと思いますが(笑)
メインはキャンプとはいえ、そこで登場するグルメが侮れない。
旅行先のお店でご当地メニューを食べたりするのはもちろん、キャンプ場でも様々な食べ物が飛び出す。
特に鍋などの本格的な料理が登場したときはヤバいですね。
これは飯テロだー!
なんていう悲鳴も放送当時はネットに挙がっていたものですw
僕の中でも単純にうまそうに見えるという意味ではこのおすすめランキングの中でも一番ですね。
ただ、グルメはあくまでサブということで毎回登場しない点がざんねん。
そのため、このテーマのランキングでは1位奪取とはいきませんでした。
4位:ミスター味っ子
- 料理対決、グルメ
- 1987~1989年・全99話
- 天才少年料理人とライバル達の味勝負
アニメはもちろん、マンガを含めて料理対決のパイオニア的な作品。
今なお続く熱い料理バトルはここから始まったと言っても過言ではない。
また、先におすすめランキングに登場した『美味しんぼ』の項でも触れた通り、料理アニメ最古参にして初のヒット作でもあります。
ミスター味っ子といえば、天才少年料理人:味吉陽一が様々なライバル達と繰り広げる味勝負。
画像の『ジャンボ餃子』など、天才的なひらめきと工夫から生まれるインパクトがある料理が特徴。
そして、そのライバル達や審査員など、どのキャラクターも個性的というのも魅力ですね。
見た目がほぼロボコップみたいなロボコックとか、頭から火山を噴火させるラーメン店長など(笑)
さらに、料理を食べたときのリアクションも話題となった作品。
うー・まー・いー・ぞぉぉぉぉっ!!
の叫び声と共に口から光線を出したり巨大化して大阪城を突き破ったり海の上を猛ダッシュしたりとどれも奇想天外。
先におすすめランキングで登場した『焼きたて!!ジャぱん』もこのミスター味っ子のリアクションを発展させたものですね。
熱い料理バトルにパンチが効いたキャラクターに過剰なリアクション
そんな対決ものの基盤を作ったアニメです。
5位:異世界食堂
- 異世界ファンタジーグルメ、群像劇
- 2017年・全12話
- 日本の食堂に訪れる異世界住人達
日本の洋食屋が土曜日だけ異世界と扉が繋がってしまう。
店主の料理の腕はかなり良さそうですが、それを食文化が違う異世界人が食べるということでその感動はさらに高まる。
食材はもちろん、調味料や調理技法まで異世界とは段違いにレベルが高いですからね。
同じ世界でも昔と今では甘い・辛い・すっぱいなどの味付けのバリエーションは何倍にも増えているというぐらい。
異世界という違いもありますが、それに加えて文化の発展レベルの違いも大きいのでしょう。
そんな料理を異世界の人間やエルフやリザードマンや竜なんかが食べる。
そのリアクションや反応が面白い。
また、お店に来る前にはそれぞれのキャラのストーリーが描かれています。
異世界の人達の生活と食の出会いを楽しめる作品です。
6位:幸腹グラフィティ
- 日常グルメ
- 2015年・全12話
- 女子中学生達の料理と食事とリアクション
家庭的で料理好きだけど、一人暮らしなので振る舞う相手もいなくて寂しくおもっていたリョウの元にはとこのきりんが来ることになって動き出す物語。
ラブコメならここは女の子じゃなくて男の子がやってきそうな展開ですねw
また、現実でありそうでない展開でもあります(現実の日本では中学生を一人暮らしさせると育児放棄となるおそれがある)
男女ないのでラブコメやラッキースケベは起こらないけれど、女の子同士だからこそのほのぼのとした日常がここにはある。
リョウときりんに加え、友達の椎名も加えてそれが展開。
美味しそうな手料理はもちろん、三者三様の食べた時のリアクションにも注目。
きりんは元気よく、いつもクールな椎名は食べるときはどこか可愛く、そしてリョウは艶っぽく食べる。
原作は4コマ漫画ということもありこの表現がちょっと物足りない部分もありますが、アニメではそこがさらに強調されているのがいいですね。
また、OPとEDの歌や演出も魅力的な作品です。
7位:甘々と稲妻
- 父娘と教え子の家庭料理、食育、日常
- 2016年・全12話
- 娘&JKと一緒に行う家庭料理
子供とだけでなく教え子の女子高生と一緒に作りながら家庭料理を覚えていく、それが甘々と稲妻。
妻を亡くした犬塚公平が娘のつむぎのために苦手だった料理に挑戦。
一人ではうまくいなかった料理も教え子で小料理屋の娘である飯田小鳥に協力してもらうことで少しずつ上達していくという物語。
こちらも料理の作り方も丁寧に描かれていますが、それに加えて料理や食を通じて娘や周りの人達と交流を深めていくというアットホームな作品となっています。
ただ美味しいものを作るだけでなく、その過程も楽しんで作っていく。
同じ子供を持つ人にとっては微笑ましく、僕みたいな独身者にとっては羨ましいw
さらに、恋人がいない男性にとってはJKと一緒に料理をするという状況に思わず
ムキーーーーー!!!
となってしまう作品でもあります(笑)
8位:衛宮さんちの今日のごはん
- Fateのスピンオフ家庭料理、コメディ
- Webアニメ 2018~2019年(12分程度の配信)・全13話
- 衛宮家の日常食卓
こちらは英雄によるバトルを描いたアニメ『Fate/stay night(フェイト・ステイナイト)シリーズ』のスピンオフで日々の家庭料理を描いた作品。
本編でも主人公:衛宮士郎の料理上手はちょこちょこ出てきましたが、そこにフィーチャーした形ですね。
その士郎が周りの人達に手料理を振る舞うといった内容。
身近な料理を美味しそうにまたその調理の仕方も丁寧に描かれているのが特徴。
自分で料理をする人なら参考になるレベルですね。
ただ、原作マンガはそうじゃない自分にとってはほのぼのし過ぎていてちょっと物足りなかったのですよね。
それがアニメでは料理を食べたキャラクター時のリアクション(主に女子)や各キャラクターの描写が掘り下げられていてより魅力的に描かれています。
さすが定評があり、本編にも関わった『ufotable』制作。
これ単体でも出来はいいですが、やはりより楽しむならFate/stay nightシリーズを知っている方がいいですね。
本編の激しいバトルでは描かれなかった各キャラクターの日常や交流が見れるので。
9位:ラーメン大好き小泉さん
- ラーメン食べ歩き、学園
- 2018年・全12話
- ラーメン大好き女子高生の店めぐり&ウンチク
無口でミステリアスな美少女:小泉さん(下の名前すら不明)が様々なラーメン店やラーメンを食べまくるといった食べ歩きコメディ。
いつも無口で無表情な小泉さんですが、ラーメンのこととなると饒舌になる。
さらに食べるときは男顔負けの迫力&1日何軒もハシゴする大食い(自分では大食いの自覚なし)とそのギャップが堪らない。
天下一品・二郎系・一蘭・たいめいけんなどの実在する店舗やラーメンが登場するのはもちろん、うまかっちゃんシリーズなどのご当地袋麺なども出てきます。
こちらもラーメン好きならチェックは欠かせないアニメですね。
逆にラーメン好きじゃないとこの連続ラーメンの食べ歩きはちょっと重いかもw
30分じゃなくて15分放送がちょうど良かったかなと感じます。
また、原作漫画と比べると小泉さんのクラスメイトでもう一人の主人公的な存在:大澤悠の小泉さん好きがさらにエスカレートしていますね。
仲良くなるための行動が段々過激になっていく様は笑えると同時にちょっと恐怖も感じるほどに(笑)
10位:たくのみ。
- お酒メイングルメ、コメディ
- 2018年・全12話(15分放送)
- 女子だけのシェアハウスで行なわれる宅飲み
天月みちる(20歳・営業)、桐山直(26歳・アパレル店員)、桐山真(21歳・大学生)、緑川香枝(27歳・ウェディングプランナー)の4人の女性を中心に展開する宅飲み系アニメ。
女性専用のシェアハウスが舞台というだけで男にとっては秘密の花園的な感じ(笑)
そこで共同生活を行う職種も性格も違う4人の女性が仕事の悩みや恋愛、人生など様々なテーマを肴にして宅飲みを楽しむというもの。
画像のヱビスビールや他にも男梅サワーや氷結など、お酒類は実在の商品が出てくるところが一番の特徴。
酒飲みにとってはテンションが上がる展開ですね。
また、そのお酒に合うつまみやその他に飲み会における社会人マナーなども出てくる。
ただ楽しむだけでなく、知識も学べる作品となっています。
11位:美味しんぼ
- 料理・グルメ
- 1988~1992年・全136話
- プロ並の知識と料理の腕を持つ新聞記者の究極のメニュー作り
アニメ・マンガを含めて本格的なグルメ系は美味しんぼから始まったと言っても過言ではない作品。
今ではリアルな描写の料理・グルメ系作品も珍しくはないですが、美味しんぼの原作の連載が始まった1980年代ではほぼ皆無。
それをヒットさせ、長期連載したわけですから。
また、漫画と比べ、もともと料理・グルメ系アニメは多くはないですが1980年代はさらに少ない。
多分、1987年に放送された『ミスター味っ子』が最古参でその次がこの美味しんぼではないでしょうか。
ちなみに同じく長期連載の『クッキングパパ』はマンガは1985年連載ですがアニメ化されたのは1992年。
先に放送された対決もののミスター味っ子と違い、美味しんぼではお店での食事や日常グルメなどより身近なエピソードが多い。
かと思えば、主人公:山岡士郎とその父:海原雄山が中心となって行う究極 VS 至高の料理対決なんかもあり。
古い作品ですが今見ても大人が楽しめるグルメの濃い情報が満載。
また、原作漫画よりもクセが少なく、より見やすいのもアニメ版の魅力ですね。
12位:焼きたて!!ジャぱん
- ジャンル:パン対決、ギャグコメディ
- 放送期間:2004~2006年・全69話
- 特徴:太陽の手を持つ少年のパン特化食バトル
イギリスパン、ドイツパン、フランスパンはあれど、
日本のパン、ジャぱんはない
ならば、これから作るしかない
この物語は熱き血潮が宿る太陽の手を持つ少年
東和馬が 世界に誇れる日本人の日本人による日本人のためのパン
ジャパンを作っていく 一大叙情詩である。
と、超早口のオープニングナレーションで毎回概要を語ってくれる作品。
主人公:東和馬(あずまかずま)がご飯に負けない日本のパン『ジャぱん』を作るために次々とライバル達と対決していくという物語。
パンに特化した対決ものですね。
パンだけとはいえ侮ることなかれ。
東和馬が作るジャぱんだけでも60以上の種類があり(作品未登場のものも多いですが)、さらにライバル達が作るパンも多種多様。
奇想天外なものから実際に山崎製パンによって商品化された実力派まで。
また、焼きたて!!ジャぱんといえば、非常にアクの強い個性的なキャラクターとパンを食べたときのリアクションが特徴。
特に審査員のリアクションは回を追うごとにどんどんパワーアップしてきます(笑)
オーバーアクションなんて序の口、臨死体験をしたりガメラになって空を飛んだり画像のように他の作品のキャラクターに変身(名探偵コナンとは同じサンデー連載)したりと。
リアクションだけで1話使い切るなど、そこに全てを賭けたような演出が強烈w
ちなみに審査員のリアクションが過剰であればあるほどウマイということを身体で表しています。
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