
ガンダムはやっぱり宇宙世紀シリーズが好きなすやまたくじです。
今回は宇宙世紀系の中でも特に熱い『一年戦争』から始まる機動戦士ガンダム サンダーボルトの感想レビュー評価・考察について。
この記事で分かる目次
機動戦士ガンダム サンダーボルトとは?
- ジャンル:SFロボット、音楽
- OVAリリース期間:2015~2016年・全4話、セカンドシーズン 2017年・全4話
- アニメーション制作:サンライズ
- キャスト:イオ・中村悠一、ダリル・木村良平、クローディア・行成とあ、カーラ・大原さやか、ビアンカ・古川由利奈
- 主人公機:フルアーマーガンダム、サイコ・ザク(第1部)、アトラスガンダム、サイコ・ザクMk-II(第2部)
- 宇宙世紀:0079年12月~0080年7月
- 時系列:第1作のア・バオア・クー攻略前から一年戦争終結後の世界まで
- 原作:漫画『ビッグコミックスペリオール』・太田垣康男
このジャズが聴こえたときはお前の最後だ
機動戦士ガンダム サンダーボルトとは、2015~2017年に制作されたガンダムシリーズ。
ファーストシーズンでは一年戦争末期(第1作ガンダムではア・バオア・クー攻略前あたり)を、セカンドシーズンでは終結7か月後の世界を描いたOVAアニメ作品。
ガンダムでは珍しくアニメ発ではなく、小学館の青年漫画雑誌『ビッグコミックスペリオール』で2012年から連載されているマンガが原作。
原作漫画でもサンダーボルトの重厚な世界観がしっかりと描かれています。
また、宇宙世紀を舞台としていますが、モビルスーツのデザインなどに独自性が強く、パラレルワールド的な世界になっている作品でもあります。
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ファーストガンダム好きにはうれしい設定満載
舞台がファーストガンダム(一番最初に放映された機動戦士ガンダム)と同じ一年戦争末期。
となれば、出てくるモビルスーツも当然その頃のもの。
ザク・ドム・ゲルググ・ジオングなど。
ジオン軍の胸を熱くさせるモビルスーツがガンガン登場する
もちろん、連邦の方も♪
ジム・ガンキャノン・ガンタンク・ボール・Gファイター・ガンダムなど。
こちらもファーストガンダム好きにはたまらないモビルスーツばかり。
ジオン好きにも安心な主人公二人体制
こちら主人公『イオ・フレミング』少尉(物語開始時)
ベテランも舌を巻く操縦センスに加え、中破した敵のモビルスーツを盾にするなど、まるで悪役のようなキャラ。
今までのガンダムシリーズのキャラと比べると一風変わっているとはいえ、
今回も連邦が主役かぁ~
と思いきや、今回はジオン側にも主人公がいる二人体制。
こちらがジオン側の主人公『ダリル・ローレンツ』曹長(物語開始時)
飛び抜けた射撃能力を持つエーススナイパー。
非常に仲間思いで性格だけならこっちの方が完全に主人公(笑)
サンダーボルトは連邦・ジオンどちらの視点からでも楽しめる作品となっています。
ジャズ VS ポップス
また、機動戦士ガンダム サンダーボルトはジャズとポップスの音楽もテーマとなっている作品。
というのも、
連邦側の主人公:イオがフリージャズ好き、ジオン側の主人公:ダリルがポップスのラブソング好き
で、どちらも小型ラジオを持ち込んでコクピット内でそれらの音楽を聴いているため。
そのため戦闘シーンではそれらの音楽が随所で流れてきます。
音楽対決では連邦側の勝利ですな(笑)
観た後はジャズの印象が強く、正直ポップスの印象はあまり残っていなかったので。
やはりSF+宇宙+ジャズとなると、ロボットアニメではありませんがSFスペースオペラアニメ『カウボーイビバップ』の印象が僕の中で強くてw
音楽は上と下で紹介しているそれぞれの公式PVで流れています(どちらもジャズですが)
ガンダム VS 赤ザクの戦いも
連邦側の主人公:イオが乗るモビルスーツは『フルアーマーガンダム』
ファーストガンダムの主人公:アムロが乗っていたガンダムのパワーアップ版のような存在。
重装甲・重火力なのに高機動という敵にしたらなんとも怖い存在。
シールドも計4枚装備できるガチガチの守り。
ジオン側の主人公:ダリルが乗るのが赤いカラーリングのサイコ・ザク。
ファーストガンダムのライバルキャラ:シャアが乗る赤ザクのパワーアップ版のような存在。
こちら高機動に加え、RPDという特別なシステムを搭載することにより超人的な反応速度を実現した機体です。
ファーストガンダムのガンダム VS 赤ザクを時代を超えて再び戦わせる(しかもパワーアップさせて)という憎い演出となっております。
第2部は一年戦争終結直後
ちなみに機動戦士ガンダム サンダーボルトは一年戦争末期の戦いで物語は終わりません。
その後に一年戦争終結直後の第2部も始まる。
一年戦争終結直後は他のガンダムシリーズでも描かれていない空白期間。
そこが描かれているという点でも貴重な存在です。
機動戦士ガンダム サンダーボルトのひとこと感想
機動戦士ガンダム サンダーボルトはガンダム好きはもちろん、ロボットアニメ好きやジャズ好きも楽しめる作品。
宇宙世紀&一年戦争好きならさらに楽しめる!