
熱い展開のアニメというと一番にこれを思い出すすやまたくじです。
今回はそんな沸騰作品の感想レビュー評価・考察を。
この記事で分かる目次
天元突破グレンラガンとは?
GAINAX制作・今石洋之監督により2007年にテレビ東京系列で放送されたSFファンタジーロボットアニメ。
テレビアニメだけでなく、2008年~2009年に劇場版・2007年~2010年にOVA・2007年~2013年に漫画版も展開されています。
獣人と呼ばれる存在に地上を支配され、人間は地下で生活する世界。
そんな地下を飛び出し、地上を旅するところから始まる物語。
熱血展開が多いスーパーロボット(マジンガーZなどの巨大人型ロボットのこと。ガンダムなどはリアルロボット)アニメの中でも一際熱い展開が魅力の作品です。
ストーリー展開が熱い!
主人公:シモン達が旅に出るシーン、大きな挫折を乗り越えて立ち上がるシーン、そして最終決戦などなど、
全話を通して熱いストーリー展開が続くのが天元突破グランラガンの魅力。
しかも、要所で要所でそれを盛り上げる演出がたまらない!
穴を掘るなら天を突く!
墓穴掘っても掘りぬけて、突き抜けたなら俺の勝ち!
俺を誰だと思っている!
俺はカミナのアニキじゃない
俺は俺だ、穴掘りシモンだ!
ここぞ!という時に熱血展開とこういった熱いセリフをキッチリと放り込んで名シーンを作ってくるのですよね~。
ロボットバトルが熱い!
ロボットアニメの核となるバトルシーンももちろん熱い!
スーパーロボットらしく一つ一つの技が豪快ですから。
特に熱血なのはやっぱり必殺技。
ド派手な演出にこちらでも要所で要所で熱いセリフを放り込んでくる。
そして、スーパーロボットらしく必殺技の叫びはもちろん忘れない。
ギガドリルブレイクという必殺技を出すときも、
ギガぁあ ドリルうぅぅぅ ブレイクううううぅぅぅぅ!!
これぐらい溜めに溜めて出してきます(笑)
仲間達が熱い!
シモンが所属する『グレン団』の仲間も熱い奴らばかり。
特に野郎共が。
序盤のグレン団立ち上げからの仲間集め、さらに仲間同士の確執や、一度目的を達成した後に再結集するなど、
仲間との絆も熱血ストーリーを盛り上げます。
また、一人一人の叫びよりもさらに強力な仲間が一丸となった咆哮もあり。
因果の輪廻にとらわれようと
残した思いが扉を開く!
無限の宇宙が阻もうと
この血のたぎりが運命(さだめ)を決める!
天も次元も突破して
つかんで見せるぜ己の道を!
天元突破グレンラガン
俺たちを誰だと思っていやがる!!
熱いね~
カミナのアニキが熱い!
そんな熱い仲間達の中でも一際熱いのがこのカミナ!
シモンのアニキ分でグレン団を立ち上げた男です。
序盤はまだ子供で未熟なシモンに代わりに物語を引っ張る存在。
また、カリスマ性がある熱血漢のリーダーであり、戦闘でも仲間集めでもシモン以上に活躍するため、
むしろアニキの方が主人公じゃないのっ!?
と思うほど(笑)
熱血アニメの主人公はやっぱり熱血漢が一番バチコンきますからね~
熱い男だけあって数々の名ゼリフも残しています。
いいか、忘れんな。
おまえを信じろ。
おれが信じるおまえでもない。
おまえが信じる俺でもない。
おまえが信じる、おまえを信じろ!
未熟なシモンを引っ張るアニキとしての役割を十二分に果たしてくれる男。
この漢(おとこ)カミナの生き様も天元突破グレンガランの醍醐味です。
天元突破グレンラガンの独自評価・考察
熱血アニメってとってもバランスが難しい作品だと思うのですよ。
ハマるとおもしろいのですが、ハマらないとなんだかギャグみたいになったり、むしろさぶかったりして(汗)
どんなに熱いセリフもストーリーや演出がついてこないと空回り。
同じく、ストーリーや演出が熱くても、セリフがイマイチだと胸に響かないですからね~
天元突破グレンラガンはそんな熱血ストーリー・設定・世界観・演出・セリフといった絶妙にバランスが取れている。
だからこそ、ここまで胸に響き、そしていつまでも記憶に残る作品になったんじゃないかなと。
ひとこと感想
天元突破グランラガンは全てのバランスが絶妙に取れた空前絶後の熱血ロボットアニメ。