
アニメマンガ界の名探偵たくじです。
今回は定番のアニメ続編を予想するリクエストシリーズを。
依頼があったのは『僕は友達が少ない(略称:はがない)』テレビアニメ3期の可能性と、
原作がすでに完結していることもあって、なぜ未だに3期をやらないのかの理由についても推理して欲しいというもの。
さっそくこれらを推理していきたいと思います。
動画解説:僕は友達が少ない(はがない)のアニメ3期の可能性と三期をやらない理由を名探偵が推理!(約7分)
僕は友達が少ない(略称:はがない)とは?
- ジャンル:残念系学園ラブコメ、ハーレム系
- ライトノベルレーベル:MF文庫J
- 作者&刊行期間:平坂読・2009年~2015年・全14巻
- アニメーション制作:AIC Build
- キャスト:羽瀬川小鷹・木村良平、三日月夜空・井上麻里奈、柏崎星奈・伊藤かな恵、楠幸村・山本希望、志熊理科・福圓美里
- 放送期間:2011年・全12話+OVA2話、2期 2013年・全12話
僕は友達が少ない(略称:はがない)は、MF文庫Jのライトノベルを原作に2011年にアニメ1期が、2013年にアニメ2期が放送された作品。
生まれつきのくすんだ金髪から周囲からヤンキーと間違われてしまう主人公:小鷹が、美少女だけどどこか残念なヒロイン達と共に隣人部という部活動を行っていくという物語。
一応、目的は友達作りとなっていますが、こんだけ美少女に囲まれているならもはや友達はいらんだろ!
とツッコミたくなるうらやまけしからん!残念系ハーレムラブコメアニメ。
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僕は友達が少ないのデータ
では、ここからはデータを見ながら、僕は友達が少ないのアニメ三期の可能性を推理していきます。
原作のストック
僕は友達が少ないはアニメ1期と2期で原作8巻までを映像化。
原作は本編が11巻あるので残り3冊、番外編も1巻あるため、1クールで3期をやるなら十分なストックですね。
2015年に原作は完結しているため、ラストまで描けるという点もアニメ的にはメリットです。
円盤(Blu-ray&DVDの売上)
円盤の売上は1期が平均1万枚超え、2期が平均7000枚程度。
今よりもまだ円盤が売れやすかった時代とはいえ、数字的には続編をやるには申し分ないレベルですね。
動画配信の状況(2019年5月時点)
僕は友達が少ないを見放題で動画配信を提供している会社は3社。
1期が2011年というちょっと前の作品なので、3社でも悪くはない数字ですね。
原作ライトノベルの売上(2015年完結時点)
原作ラノベの売上は累計700万部超え。
MF文庫J以外のレーベルを含めても、この数字はラノベ業界トップクラスの売上となっています。
僕は友達が少ないのテレビアニメ3期の可能性
これらのデータを全て踏まえて、
僕は友達が少ないのテレビアニメ3期の可能性は…10%!
まあー、厳しいでしょうね~。
数字的には問題ないですが、その最大の理由は時間ですね。
アニメ2期が2013年、原作は2015年に完結していると時間が経ちすぎているのがその原因ですね。
3期をやるなら原作が完結するタイミングに合わせるのがベストだった。
また、作者の平坂読(ひらさかよみ)さんはレーベルは変わりましたが、
ガガガ文庫で『妹さえいればいい。』という次の作品を執筆していて、こちらもアニメ化されましたから。
とはいえ、こちらのアニメ2期をするかと言えば数字的に微妙ですが。
0%じゃないのはそれでも続編が作られることがある、かなり時間が経ってリメイクなどで復活する場合もたまにあるからですね。
アニメ三期をやらない理由
これだけ原作もアニメの数字も良かったのに、なぜ原作が終わるタイミングに合わせて三期をやらなかったのか?
完結するから原作の売上もそれほど伸びない、アニメも1期より2期で数字が落ちているという理由もあると思いますが、
その一番の理由は原作が終盤に失速してしまったのが大きいかなと思います。
まず原作は9巻以降に急に刊行スピードが落ちた。
これでアニメ化で盛り上がっていた熱が少し冷めてしまいましたね。
そして、極めつけは原作読んだ人なら分かると思いますが、原作の終わり方がなかなかにひどい!(主人公の小鷹が)
Amazonのレビューなんて最終巻なのに星3つですからね(汗)
内容もなかなか辛辣感想がいくつか書かれています。
これをアニメ化しても盛り上がらなかった、むしろ炎上するかもしれない。
スタッフがそう考えて、アニメ3期に踏み切らなかったんじゃないのかなと思います。
僕は友達が少ない(はがない)のテレビアニメ3期まとめ
僕は友達が少ないのアニメ三期は色々な意味で厳しい。