
この作品は主人公の心の声と悪友達の活躍に毎回笑ってしまうすやまたくじです。
今回はそんなエロスと笑いが詰まった漫画の感想レビュー評価・考察を。
この記事で分かる目次
はじめてのギャル(略称:はじギャル)とは?
- ジャンル:学園ラブコメ、お色気
- マンガ掲載誌:月刊少年エース
- 作者&掲載期間:植野メグル・2016年~
- アニメーション制作:NAZ
- キャスト:羽柴ジュンイチ・浅沼晋太、八女ゆかな・長久友紀、本城蘭子・喜多村英梨、香椎結衣・竹達彩奈、藤ノ木寧音・小倉 唯
- 放送期間:2017年・全10話
植野メグルさんによりKADOKAWA(カドカワ)の『月刊少年エース』で2016年連載のギャルと童貞脱出を夢見る男子高校生の学園ラブコメ漫画。
2017年7~9月に全10話、NAZ制作によりテレビアニメ化もされ、AT-X・TOKYO MXほかにて放送されました。
主人公:羽柴 ジュンイチ(はしば ジュンイチ)がヒロイン:八女ゆかな(やめ ゆかな)に告白するところから物語は始まります。
>>【原作試し読みOK】ハーレムお色気系アニメおすすめランキングへ
土下座から始まる恋というより男のパラダイス!
この作品、いきなり土下座告白からはじまります(笑)
もうこれだけでインパクト十分ですねw
しかも、告白した理由も高校生になったらすぐに彼女が出来て、すぐにエッチなことが出来ると信じていたのに、
現実は全然そんなことはなかった!
と悩む主人公に対し、
ギャルに土下座して頼めば、DT(童貞)を卒業させてくれる!!
という友人の策略に騙されて告白するという純愛のカケラもない下心丸出しな理由で(笑)
しかも、そんなスケベ心丸出しの告白なのに、
いいよ。付き合おっかウチら・・・♡
というまさかの結果にっ!?
思春期の男子高校生の妄想は膨らむよ、どこまでも
はじギャルではちょいちょいヒロインのちょいと過激なシーンが出てきます。
が、それらは全て主人公の妄想!(笑)
Gカップで白コギャルでエロい彼女が出来たらそりゃ妄想は膨らみますよ、どこまでも!
童貞に悩む思春期真っ盛りの男子高校生なのですから!
そんなわけで主人公の一人妄想や心の声が多めな作品となっています。
ガンガンツッコミを入れたりするジュンイチの心の声がコメディシーンの醍醐味ですね(笑)
特にアニメ版ではツッコミに定評がある男性声優:浅沼 晋太郎(あさぬま しんたろう)さんが主人公を演じていて、一人の心の声だけでけっこう笑えます。
主人公の妄想に油を注ぐ悪友三人組
こいつらが土下座告白のキッカケを作り出した金髪の石田景吾(いしだ けいご)・メガネの坂本慎平(さかもと しんぺい)・いがぐり頭ポッチャリ体型の小早川稔(こばやかわ みのる)の友人三人組。
自分達で土下座告白を演出しておきながら、それが成功すると嫉妬に狂うというなかなかのクズっぷりを発揮しています(笑)
また、二人が付き合ってからもことあるごとにエロい情報を吹き込んでジュンイチを惑わせる悪友と言っても存在
三人組の暗躍がコメディ面をさらに強化してくれますw
ちなみにメガネがリーダー格でよく策略を仕掛けますが、一番やばいのはちょいとロリコンがいきすぎているいがぐり頭の方です(汗)
男子高校生のエロスを弄ぶヒロイン
ついに彼女ができた!
それもエロにオープンという噂(全て本の受け売り)のギャル!
となれば、かなりのむっつりスケベのジュンイチがエロ展開を期待しないはずはない!
ということで、二人っきりのときやデートのときは常にエロイ妄想をし、隙あらばキスなどを実行に移そうと考えています。
で、そんなジュンイチの思考や行動を見透かされて、八女さんにからかわれるのもこの作品の醍醐味の一つ。
その様子が恋愛経験豊富なギャルが恋愛未経験な男子高校生をいじり倒すという風に見えることから、
それ以上の童貞いじりはやめたげてよ!
といった感じになります(笑)
かと思ったら、意外とヒロインはまじめで優しい子だった
作品のタイトルとヒロインの見た目と言動から、経験豊富なギャルに振り回される恋愛未経験の男子高校生の話かと思ったら、
なんと、ヒロイン側も恋愛不慣れでギャルのイメージとは真逆で貞操観念も強かった(でも、なぜかパンチラはOK)
出ましたギャップ!
最初にギャルは軽いと言っといて(言っていたのは悪友三人組ですが)、さらにパンチラやからかいを見せておいてからの優しい一面攻撃ですからね~
最初のイメージとかけ離れていればいるほどにそのギャップにやられちゃうよ!
彼女が出来た途端にモテだす主人公
彼女が出来たり結婚すると急に男はモテだす。
これはリアルでもときどき聞く話ですが、なぜかそれまで全くモテなかったジュンイチの周りにも女性が寄ってくる。
黒ギャルに清純派、幼馴染系ヒロインまで(全員が主人公に惚れているわけではありませんが)
八女さんの優しい一面に触れて真剣交際まっしぐら!・・・かと思ったら、ここから女性陣を増やしてラブコメ展開ってわけですね。
ちなみにマンガ版では他のヒロインは巻数が進んでから登場しますが、アニメ版では最初から他のヒロインも登場しています。
はじめてのギャルの独自評価・考察
一番の特徴はギャップと裏切りですね。
ギャル=軽い存在
と最初に定義づけておいてからのヒロインの性格のギャップ。
さらに下心丸出しの土下座から始まった軽いノリでありながら、すぐに肉体関係にならないピュアな交際という裏切り。
この二つに『おっ!』と思う作品ですね。
とはいえ、僕の中での一番のツボはやっぱり悪友三人組。
雑誌やネットで女の子に対する知識は人並み以上でありながら、いざ女の子と遊ぶとなるとこんな格好をしてしまうエロ孔明(経験はないのに知識だけはある人のこと)っぷり!
やはり主人公以外の男キャラが活躍するラブコメ漫画はイイ!
はじめてのギャルのひとこと感想まとめ
はじめてのギャルはギャルとのラブコメと主人公のスケベ妄想とエロ孔明たちの活躍が楽しめる作品。