
アニメマンガ界の名探偵すやまたくじです。
今回はヒナまつりの原作マンガがものすごいことになっているので、テレビアニメ2期かスピンオフ漫画をやるっきゃない!というお話。
あと、アニメ2期の可能性についても語ります。
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ヒナまつりとは?
- ジャンル:日常ギャグコメディ、SF
- マンガ掲載誌:KADOKAWA『Fellows!』⇒ハルタ
- 作者&掲載期間:大武政夫・2010年~
- アニメーション制作:feel.
- キャスト:ヒナ・田中貴子、新田義史・中島ヨシキ、アンズ・村川梨衣、三嶋瞳・本渡楓、詩子・日笠陽子
- 放送期間:2018年・全12話
ヒナまつりとは未来から来た超能力少女ヒナとその保護者となってしまったインテリヤクザ新田を中心に巻き起こる日常SFギャグコメディ。
2018年にアニメ化もされ、そのシュールな世界観と魅力的なキャラクターで人気を集めました。
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原作マンガがどエライことになってます
アニメでは9巻までのエピソードをピックアップして全12話で放送しましたが、その先の原作マンガがトンデモナイことになっています。
これはテレビアニメ2期はやるしかない!
ちなみに、アニメ2期は絶望的と言われている本作ですが、僕はそんなことはないと思います。
この理由は最後に解説します。
ここからは9巻以降がどうなっているのか、なるべくネタバレしないように語っていきたいと思います。
ネタバレなしとは言ってますが、先のストーリーについて触れるので、
俺はアニメ2期まで先を全く知りたくない!
という人は見ない方がいいですね。
ヒナたちは高校生へ
アニメ1期はマオが日本へ向かう所で終わりますが、原作マンガではその直後から高校生編が始まります。
ヒナもアンズも瞳もマオも成長した姿に。
見た目もグッと大人っぽくなりました(ちなみに新田の見た目は全く変わりませんw)
マオも無事にヒナたちと合流し日常仲間に加わる。
高校生になったヒナは…さらにグータラとわがままが加速!
弁当がまずいからと不登校になったり、
ゲーミングPCをゲットして、部屋でネトゲ三昧という廃人コースへw
心配した新田が将来どうするんだ?と聞いた答えがこれ。
『こんな毎日がずっと続けばいいと思ってるよ』
『何だかいいセリフだけど、使い所が違うし、掘り下げるのも恐くて聞けない』
ポンコツだ、クズだとかヒナは色々言われていますが、これはもはや産業廃棄物レベルじゃないでしょうか(笑)
ちなみに、アニメ版では放送されませんでしたが、ヒナがやってきたことで生活費が月300万円に跳ね上がったそうです。
美少女好きの人でも月300万円払えば同居できるよ!と言われてもさすがに躊躇するのではないでしょうか。
しかも、来る美少女はヒナだしw
新田さん、マジ神ッス!
天使アンズのその先
そんなヒナが高校生になろうとなるまいが知ったこっちゃねえよ!
と思っている人も多いことでしょう。
分かってますよと、知りたいのはアンズでしょうと。
アニメ版ではもはや天使として扱われたアンズさん。
アンズの最大の名シーンと言えば、ホームレスのおっちゃん達とのエピソード。
成長したアンズはそんなおっちゃん達とまたまた名エピソードを見せてくれる。
成長したアンズはさらに天使っす!
そして、こんな乙女な表情も見せてくる。
これをアニメで見せんかーい!
ということで、アニメ2期やらんかい!というわけですね。
瞳さんがマジパナイッス
とはいえ、そんなヒナもアンズすらも前菜。
本当のメインデュッシュはこの方、瞳さんです。
アニメ1期の中学生編でも様々な伝説を残した瞳さんですが、高校生ではさらにその伝説が加速する。
もはや同級生たちからは違和感ない存在として扱われています。
真の伝説は原作9巻より先にある!
そして、この三嶋瞳伝説をアニメ2期で見たい!
ちなみにアニメ1期では未登場だったお父さんも登場。
このお父さんもいい味を出していますw
アニメ2期か瞳主役のスピンオフ漫画を
瞳の伝説が加速する9巻以降。
アニメ化したら1期以上のインパクトを残すのは間違いないと思うのですよね。
原作マンガもさらに売上アップでしょう。
アニメ化が無理ならせめて瞳主役のスピンオフ漫画を。
ヒナまつりが掲載されている雑誌『ハルタ』は年10回刊行で作者の大武政夫さんは他に連載もしてないみたいですしどうなんですかね。
月刊誌の作者は複数の作品を連載している人も多いですし、ぜひご本人にスピンオフ漫画をやってもらいたい。
アニメ2期の可能性
アニメを作るには製作委員会というスポンサーを集めて制作するのが今のところのスタンダード。
その製作委員会は円盤(Blu-rayやDVDのこと)をたくさん売ることで利益が稼ぐと言われています。
で、ちまたではヒナまつりはこの円盤が売れていないのでアニメは絶望的!…なんて声がありますが、僕は全然そんなことないのですよね。
なぜなら、円盤が売れてないのにアニメ2期をやった作品はたくさんあるから。
具体的には、この記事を書いている2019年3月時点でアニメ2期が放送されている『賭ケグルイ』や、
先日2期が決定した『つぐもも』も
円盤の売上はヒナまつりとほぼ同じぐらいだから。
というか、円盤の売上=人気作品というのはもはや古いと思うのですよね。
円盤以外にもグッズや有料チャンネル(アニマックスやAT-X)の契約料、今だったら動画配信もたくさんある。
動画配信の契約料が1社数百万でもそれが複数、さらに契約が続く限りずっとその利益が入ってくるので長期間で見たら円盤よりよっぽど稼げるでしょう。
ヒナまつりは2019年3月時点でも7社で動画配信されています。
ちなみに、2011年の大ヒット作『魔法少女まどか☆マギカ』は8社で配信していると未だに稼ぎまくり。
たまにアニメ関係者が動画配信の利益はそれほどでもないという発言をする人がいますが、普通に考えてそれはありえないでしょう。
もしかしたら現場にはそれほどお金が落ちてこないのかもしれませんが、今回はアニメを作るスポンサー側の話。
さらに、ヒナまつりは円盤は売れてませんが原作漫画はアニメ放送と共に売上部数が9倍になったそうです。
普通はアニメと原作は別物なのでいくら原作が売れようとアニメのスポンサーには関係ありませんが、ヒナまつりはアニメ製作委員会に原作漫画の出版社であるKADOKAWAがガッツリと参加しているのですよね。
つまり、KADOKAWAさんには円盤の売上があまり入らなくても動画配信と原作マンガの利益がガッポリと入っているわけです。
ならば、この調子でアニメ2期をやっても全然不思議じゃないでしょう!
ヒナまつりのテレビアニメ2期&スピンオフ漫画まとめ
さらに面白くなる高校生編こそアニメでやって欲しい!
そして、2期をやる可能性は十分にある。