
宇宙には興味はあるけど実際に行くのはちょっとな思っちゃうタイプのすやまたくじです。
今回はそんな宇宙を舞台にしたアニメ『ID-0(アイディー・ゼロ)』の感想レビュー評価・考察を解説。
この記事で分かる目次
ID-0(アイディー・ゼロ)とは?
- ジャンル:SF、ロボット、ラストにぷちコメディ
- 放送期間:2017年・全12話
- アニメーション制作:サンジゲン
- キャスト:イド・興津和幸、マヤ・津田美波、リック・松風雅也、カーラ・大原さやか、グレイマン・小山力也、クレア・金元寿子
- 原作:オリジナル、ノベライズ版あり
全ての記憶-メモリー-は、Iマシンとともにある── There are all memories with the ‘I Machine’
舞台は遠い未来を連想させるような世界。
オリハルトという特殊な鉱石により、飛躍的な技術革新で人類は宇宙に進出。
また、Iマシンと呼ばれる直接乗り込まず精神を飛ばして操作するロボットも登場。
そんな世界の学生:マヤは事故に巻き込まれた上に仲間から見捨てたられたため、仕方なくオリハルト民間採掘業者でお世話になることになる。
そこから始まる宇宙の逃避行。
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巨大ロボットに乗るでも外部から操縦するでもなく一体化する
巨大ロボットというとガンダムみたいにコクピットに乗り込むか、鉄人28号みたいに外部から操縦するというパターンが多いですが、
この作品ではそのどちらでもない!
ID-0で登場する人型ロボット『Iマシン』は人間の意識を転送して操縦する。
そのため、コクピットに乗ってや外部からの操縦と違い、Iマシンと一体化して自分の体を動かすようなイメージで操縦する形ですね。
そのため、戦闘や作業といった特殊な状況だけでなく、上の画像のように普段の生活をIマシンで行うこともできます。
人間と比べるとかなりデカイですね(笑)
また、Iマシンがやられても意識が人間の体に戻るだけで安全性も高い。
逆にIマシンに意識を転送している時に人間の体がダメになっても意識はIマシンに残るというシステムになっています。
Iマシン(巨大ロボット)の活躍場所は採掘やフィールドワーク
よくある巨大ロボットと言えば、だいたい戦闘用。
この作品の中にも軍用のIマシンも出てきますが、主人公達が利用するのは採掘用とフィールドワーク用のタイプ。
ID-0の世界の巨大ロボットは宇宙での作業を行うためのツールといった感じですね。
そのため、その他のSFロボットアニメのようにバトルメインというより、採掘やトラブル、謎を追って宇宙を駆け回る物語といった感じですね。
他とはテイストが違うSFロボットアニメが楽しめる作品です。
未来を感じさせる設備や設定
Iマシンもそうですが、ID-0では未来の世界を感じさせるような設備や設定がたくさん出てきます。
僕の中で一番印象深いのが画像のヴァーチャルな操作システム。
これを使って宇宙船の操作やネットで情報を調べたりすることができます。
これはすでに少し実現していますし、そのうちにこんな風に全ての操作システムが実体を持たない形にできそう。
パソコンやテレビなどですね。
他にも、ヴァーチャル空間にみんなで集まって会議などもできる。
ヴァーチャルな世界なら距離や大きさ(Iマシンも人間サイズできる)も関係なし!
こんな風に未来に普及しそうな技術が見れるのもID-0の魅力ですね。
本編後にお笑いクイズ形式のおまけぷちアニメもある
ID-0では本編終了後にこんな風なぷちアニメも放送されます。
本編にちなんだクイズが出題されるのですが、解答者がお笑い芸人のようなおもしろ解答を連発(笑)
僕の中ではある意味、本編以上に楽しみにしているコーナーです。
声優さんのおふざけ演技も笑える。
ID-0(アイディー・ゼロ)の独自評価・考察
やっぱりなんといっても未来を感じさせる世界観がいいですね~
何十年、何百年後かは分かりませんが、宇宙に出た人類はこんな風に生活しているんじゃないかなといった感じで。
その頃には余裕で生きてないだけに自分の目で確かめることができないなら想像するしかない。
その想像を手助けしてくれるようなアニメですね。
また、SFロボットアニメでありながら、戦闘をメインとしていない切り口もいいですね。
正直、やっぱり最初は普通のSFロボットと比べると地味だったのですよ。
それが回を重ねるごとに他にはない良い味を出してきましたね~
そして、ぷちアニメに関してはこれだけでショートアニメとして放送してもいいぐらいのおもしろさですね(笑)
ID-0(アイディー・ゼロ)の感想レビュー評価・考察まとめ
ID-0はよくあるSFロボットアニメは一味違う楽しみ方ができる作品。
あと、おまけのぷちアニメは普通に笑える。