
最初は『週末のイゼッタ』と勘違いしていたすやまたくじです。
そのため、軽い話なのかな~と思っていたら、まさかここまで濃い話とはね。
今回はそんな『終末のイゼッタ』の感想レビュー評価・考察について。
目次
終末のイゼッタとは?
終末のイゼッタは、2016年に放送された第二次世界大戦時のヨーロッパっぽい世界を舞台にしたオリジナルアニメ。
っぽいと言っていますが、ほぼ第二次世界大戦時のヨーロッパですね。
国名が違うだけで、第二次世界大戦の展開などは歴史と同じように進みますし。
そこに魔女と魔法というファンタジーを加えている形になっています。
魔女+近代兵器の相性が思った以上に良かった!
終末のイゼッタを見て最初に思ったこと。
魔女と近代兵器の相性がいいじゃん!と。
1話目からいきなり戦闘機とのバトルがあるのですが、この戦闘シーンが思った以上に迫力があるのですよね。
他のアニメのように、魔女の力で簡単にやっつけるというパターンを想像していたのですが、戦闘機も負けていません!
この力のバランスが絶妙に良かったですね。
あと、戦闘機や戦車をリアルに描いている一方、主人公の魔女であるイゼッタはなぜか中世的な武器を使用するギャップも◎
歴史をリアルに描いた点も◎
なんだかんだ言っても男って歴史好きじゃないですか(笑)
最近は歴女なんかも増えていますしね。
魔女というファンタジーをメインにしつつも、そこにリアルな歴史を組み込んできたのは熱かったですね。
フィクションの国名が出てくる度にここはリアルではどこの国なのか?
イベントが起こる度にリアルではどういっているのか?また、その後どうなるのかを調べていましたし(笑)
どうせならこの世界の日本も少し描いて欲しかったですが、まあ日本と魔女は相性悪いですしね。
ただ、主人公の行動や考えには違和感ありまくり!
終末のイゼッタはストーリーよし!設定よし!戦闘シーンよし!と、非常に完成度が高いアニメなのですが、主人公のイゼッタだけがどうにも納得できない。
イゼッタの言動や行動は基本的に姫さまありきなのですよ。
姫さまのたまにがんばります、姫さまのおかげですなど。
なんでもかんでも姫さま姫さま。
って、自分の意志はないんかいっ!?
と、毎回ツッコミを入れたくなるほど、イライラッとさせられます。
いくら命の恩人とはいえ、どんだけ姫さまに依存してんだよ!と。
姫さまのためなら無思考に敵と戦う。
その結果、敵国の兵士が何人も死ぬことを考えていない無責任っぷり!・・・とずっと思っていたのですが・・・。
姫さま依存と思っていた主人公の大どんでん返し
主人公のイゼッタは姫さまに依存して、無思考・無責任に敵と戦っている。
と思っていたのですが、最後の最後にまさかの大どんでん返しっ!?
まさかこんな風に考えていたとは・・・。
イゼッタの考えを聞いたときに、僕の中では戦慄が走るような衝撃を受けました。
これ、なかなか予想できないと思いますよ。
あなたもぜひとも自分の目と耳で確かめてみてください。
とまあ、今回の週末ならぬ『終末のイゼッタ』の感想レビュー評価・考察はこんな感じです。
ではではまた。