
この作品は設定と顔芸が強烈過ぎて『ギャグかっ!?』とツッコミたくなるすやまたくじです。
今回はそんな強烈マンガの感想レビュー評価・考察です。
この記事で分かる目次
賭ケグルイとは?
- ジャンル:顔芸ギャンブル、学園、心理サスペンス
- 放送期間:2017年・全12話、2期 2019年・全12話
- アニメーション制作:MAPPA
- キャスト:蛇喰夢子・早見沙織、早乙女芽亜里・田中美海、桃喰綺羅莉・桃喰リリカ 沢城みゆき、鈴井涼太・徳武竜也
- 原作:マンガ『月刊ガンガンJOKER』・眉月じゅん
さァ、賭け狂いましょう!
原作:河本ほむら・作画:尚村透(なおむら とおる)により2014年からスクウェア・エニックスの『月刊ガンガンJOKER』で連載の学園ギャンブル漫画。
複数のスピンオフ作品も展開されています。
2017年7月~9月に全12話、MAPPA(マッパ)制作でテレビアニメ化もされ、MBS・TOKYO MXほかにて放送されました。
勉強やスポーツではなく、ギャンブルで評価するという独自の階級制度が採用された名門学園。
そこで繰り広げられる様々なギャンブル対決を描いたストーリーです。
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ギャンブルで地位も人生も決まる学園が舞台
ギャンブルOK、しかも賭けるお金はもちろん現金でその額も天井知らず。
数百万は当たり前、ときには数千・数億のお金が動くがギャンブルが行われる
って、どんな学園だよっ!?
とツッコミどころ満載ですが、政財界との繋がりが強く、そのご子息も学園に多く通っているという解説はされています。
まあ、こういうトンデモ設定の漫画はツッコミだしたらキリがないですからね(笑)
その設定を楽しんでいかないと。
そのギャンブルの強さで階級が決まり、生徒会への上納金が下位100位になると家畜(男性ならポチ、女性ならミケ)扱いになるためギャンブルを行わないという選択肢も取れない。
さらに、生徒会に負けの借金返済不可能と判断された場合、卒業後の人生が全て決められてしまうペナルティまであるというトンデモない学園。
無視する自己破産で借金をチャラにするといった拒否権は一切なし!
具体的な方法は言ってませんが、
人に言う事を聞かせる方法なんていくらでもある
と言っていることからこの辺も政財界のパワーでなんとかするみたいですw
そんなギャンブル学園に主人公:蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)が転校してきたところから物語は始まります。
さっそくギャンブルのカモにされる主人公
この学園のルールを知らない&おっとりお淑やかに見える主人公はさっそくギャンブルのカモにされます。
まあ、どうせギャンブルをするなら弱そうな相手を選ぶのは常套手段ですからね。
しかも、普通にギャンブル対決を行うのではなく、イカサマもあり(イカサマが見つかっても止められるだけでペナルティなどはない)
それならイカサマをやらない方が損ですからね。
というか、この賭ケグルイに出て来る敵キャラはだいたいイカサマを仕掛けてきます。
ギャンブル作品でよく出て来るような天賦の才で勝つ!といったキャラはほとんど出てきません。
そして、転校生にいきなりイカサマを仕掛けて画像のような顔で勝ち誇る辺り、学園の生徒は人間的にクズ多めですw
が、主人公はその斜め上をいく賭け狂いだった
まずね
別人かっ!?
と言うツッコミを入れておきたい!w
主人公を含めて、ギャンブルでテンションが上がってくると上の画像のようなもはや顔芸レベルの表情を見せる。
美少女が元の顔が崩れるぐらいの顔芸を見せるのでインパクト大ですね。
主人公:蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)はギャンブルのカモどころか、逆にやり返すほどの実力者だった。
イカサマを瞬時に見抜きそれを逆に利用する天性のギャンブラーに加え、リスクを負う極限のギャンブルで興奮するちょいとぶっ飛ぶんだ思考の持ち主。
ピンチに陥ってもその逆境を楽しんでしまうぐらいの狂気も感じさせるほどに。
賭ケグルイはパンチが効いたキャラが多いですが、その中でもトップクラスのハードパンチャーなキャラです。
パンチが効いた生徒会役員の面々とバトルを繰り広げる
転向早々、大活躍した主人公は生徒会に目を付けられることに。
ちなみに生徒会が独自の階級制度で学園を支配し、そのトップの生徒会長は学園最高のギャンブラー。
もちろん、その他の生徒会役員もギャンブルの実力者ばかり。
しかも、全員一癖も二癖もあるパンチが効いた個性派キャラばかりw
これら生徒会役員とギャンブル&顔芸バトルを繰り広げていきます。
賭ケグルイの独自評価・考察
ギャンブル学園という設定もそうですが、それ以上にぶっ飛んでいるのが顔芸。
上の画像など、
もはや原型とどめてないじゃんっ!?
というレベルの顔芸を美少女が繰り出してくるので(このギャップはずるいわ~)
原作漫画よりアニメ版の方がより顔芸が強調されていますね。
勝利後ならまだしも、戦う前やギャンブル中に顔芸を頻繁に繰り出すキャラも多い。
ギャンブルに勝つためのポーカーフェイスはどこへやら。
なんだかより強烈な顔芸を見せた方が勝つ傾向にあるので、顔芸の勝利=ギャンブルの勝利みたいなところもあります。
とはいえ、上の画像など、これでギャンブルに勝っても女の子としては負けているんじゃないかと思いますがw
また、クズな人間が出るギャンブル漫画と言えばどうしても意識してしまうのが福本 伸行(ふくもと のぶゆき)さんにより週刊ヤングマガジンで連載の『カイジ』
僕はアニメでもマンガでも先にカイジを見ていることもあり、カイジのキャラを美少女にした作品のような感じで楽しんでいます。
主人公の蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)はカイジと言うより、同じくギャンブルに対する狂気を感じるカイジシリーズのラスボス『兵藤会長』といった感じですが(笑)
この二人の夢ギャンブルバトルも見てみたいですね。
賭ケグルイのひとこと感想
賭ケグルイは美少女たちのギャンブルバトルと顔芸(アニメ版は顔芸さらに割増)が楽しめる作品。
あと、『カイジ』も一緒に読むとダブルで楽しめるよ。