子供向けやジブリ映画のようなほのぼのとした展開を予想して、結果、震え上がったすやまたくじです。

今回はそんなマンガ『メイドインアビス』の感想レビュー評価を。


ヒューマンアカデミー

メイドインアビスとは?

  • 漫画ジャンル:ダークファンタジー、アドベンチャー
  • 作者:つくしあきひと
  • 掲載サイト:竹書房『まんがライフWIN』⇒WEBコミックガンマ
  • 連載期間:2013年~
  • テレビアニメ:2017年・全13話(原作3巻までをアニメ化)

アニメが面白かったので原作マンガも購入。
結果、両方で震え上がることになりましたw

アニメの続きの4巻からがまた強烈で(汗)

主人公は女の子とロボットの男の子

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メイドインアビスの主人公はこの二人。

金髪ツインテールの女の子リコ(アニメ声優:富田美憂)とロボットのレグ(アニメ声優:伊瀬茉莉也)。

二人が挑むは未知の大穴『アビス』

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そんな二人が挑む冒険はアビスと呼ばれる深界七層以上あるといわれる深さ不明の縦穴。

アビスとは全て踏み明かされたこの世界の唯一最後の深淵である。

また、アビスは特異な生態系を持ち、他では見ない珍しい動植物が多くいるのも特徴。

さらにこの世界の人類の科学をはるかに超えた遺物と呼ばれるお宝も数多く眠っている。

そんな未知へのロマンと数多の伝説やお宝に憧れ、数多くの冒険家が日々挑んでいる世界観となっています。

ちなみにアビスに潜る冒険家のことを探窟家と呼び、首から下げる笛の色でランク分けされ、潜れる深度制限も設けられています。

  • 赤笛・・・見習い(深界一層まで)
  • 蒼笛・・・一人前(深界二層まで)
  • 月笛・・・師範代(深界四層まで)
  • 黒笛・・・達人(深界五層まで)
  • 白笛・・・伝説級英雄(深度制限なし)

深度制限が設けられているのはアビスの呪いが存在するためですね(後述)

 

知識と料理担当のリコ

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そんなアビスに挑む主人公の一人がリコ。

12歳の女の子で赤笛(探窟家見習い)

年齢も若く赤笛なのでアビスの一層以上には潜れないのですが、アビスに潜ったまま戻らない白笛のお母さんに会うため、そして白笛を目指す自分の想いも抑えられなくなり、大人達に黙って潜ることに。

身体能力が子供なので戦闘力はほぼ皆無。

ただし、子供の頃から書物を読み漁り、遺物目録を暗記しているなどその知識量は大人顔負け。

メガネをかけているのは伊達ではない!(書物の読み過ぎで視力が下がったわけではありませんが)

さらに冒険に関しての閃きや精神力、行動力には子供とは思えないものがあります。

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そしてその知識は料理やサバイバルにも活かされている。

どういったものが食べられるかというのはもちろん、それをどんな風に調理すればいいかも分かっている。

知識だけでなく料理の腕もたしかのようで、見た目は『度し難い』と評価されつつも味は食べた者を虜にするレベル。

何気に探窟家パーティーに一人は欲しいタイプの人材ですな。

 

戦闘や移動担当のレグ

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リコの相棒でもう一人の主人公がレグ。
ロボットです。

記憶を失っており、名前はおろか自分がロボットというさえ忘れています。

また、ロボットなのになぜか痛覚がある(時間が経つとなくなる)、食事をする、涙を流すといった人間らしい機能が満載。

アビス深層からやってきたことが推測され、その中でも最大級の遺物じゃないだろうかと予想されています。

自分の正体を知るため、そして世話になったリコを助けるために一緒に奈落の底を目指すことに。

ロボットらしく戦闘力は高く、アビスではほぼレグが戦闘を担当します。

画像のように腕を伸ばすことができ、それを使って敵や食料を捕まえたり、移動する際にはワイヤー代わりに使ったりします。

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また、全てを薙ぎ払う『火葬砲』と呼ばれる必殺技もアリ。

その威力は凄まじく、辺り一帯を焼け野原にするほど。

ただし、火葬砲を放つと10分程度経ってから約2時間ほど昏睡状態に陥ってしまうという弱点もあります。

その間は当然リコを守ることができなくなるため、使いどころを気を付けないといけない。

戦闘力に関しては申し分ないレグですが、なぜかロボットなのに精神力が脆く、ひるんだりして判断が遅れてしまうのが玉に瑕。

 

メイドインアビスの独自評価・考察

ここまでだと、子供向けや少年系のファンタジー漫画にも思えますが、これだけで終わらないのがメイドインアビスの醍醐味。

こんなシーンも登場します。

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そう、

メイドインアビスとは、ファンタジーに見せかけたダークファンタジー漫画だった。

ほのぼのとしたシーンが続いたかと思えば、急にハードなダークファンタジーが登場するので要注意。

なので、そういった作品が苦手な人にはおすすめしませんね。

この辺の感情の高低差をうまく使っているな~と感じる作品です。

ちなみにメイドインアビスの探窟家は大人でも毎日のように誰かが命を落とすレベル。

その辺はリコや周りの人達も自然のこととして受け入れているようですね。

そんなシビアな世界観で、子供の中では妙に達観しているリコでも画像のような表情をするようなダークファンタジーが押し寄せてくる。

 

ほのぼのファンタジーな3つのポイント

ここからはファンタジーとダークファンタジーに注目して解説します。

子供達だけの時は児童向け作品のよう

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マンガの表紙やアニメのビジュアルやOP(オープニングテーマ)など、表立った所からはだいたいファンタジー。

この影響で僕も最初は子供向けやスタジオジブリみたいな作品なのかなと思ったのですが(笑)

中身に関しても日常シーンなどはほのぼのですね。

街中にいる時やご飯を食べているときなど。

特に子供同士の時はほのぼの度もかなり高い。

それこそ子供向けアニメやスタジオジブリ作品のよう。

メイドインアビスで一番のほっこりポイントですね。

 

軽いグルメ漫画のように料理シーンがよく出てくる

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すでに少し触れていますが、ちょくちょくと料理シーンが登場します。

1巻の間に数回登場することも珍しくなく、さらに上の画像のような料理のレシピなどが出てくることも。

なんだかライトな料理・グルメ漫画のよう(笑)

で、この料理シーンはほのぼのファンタジーですね。

料理を作る過程や食べた後のリアクションも本格的な料理・グルメ漫画ほどではないけどしっかりと。

もちろん、材料がリアルなものじゃないので実生活には使えませんが、冒険中の清涼剤として活躍してくれます。

 

モフモフの愛くるしいやつが出てくる

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すでに画像に何度か登場していますが、メイドインアビスには上の画像のようなキャラクターも登場します。

ウサギのような耳に全身がモフモフの毛に覆われた獣人、もしくはトトロの人型サイズのような存在w

登場後すぐに多くのマンガ読者やアニメ視聴者のハートを鷲掴みにしたニクい奴。

名前は『ナナチ(アニメ声優:井澤詩織)』

読者やアニメ視聴者だけでなく、作中でもリコやレグなど多くの登場人物のハートをそのモフモフで鷲掴みにしています(笑)

なかには名前じゃなく『モフモフ』と呼ぶものもいるほど。

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んなぁ~

が口癖で美味しい物を食べた時、恥ずかしい時、触られた時、悲しい時など、様々な感情の『んなぁ~』を見せてくれます。

ナナチの登場でさらにほのぼのファンタジー度アップ。

もはやヒロインはリコじゃなくてナナチでいいんじゃないだろうかと思うほどに(笑)

 

ダークファンタジーな3つのポイント

こっからはメイドインアビスのピリリッ辛いダークファンタジーというスパイスに注目して解説します。

アビスに住む動植物の脅威

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まずはリコ達の脅威となるのがアビスに棲息する原生生物。

特異な生態系を持つアビスには危険な動物や植物も盛り沢山。

もちろん、相手が子供だからって容赦なしです。

リアルのライオンなどの動物も、より狩りやすい子供や弱っている個体から狙いますしね。

アビスに棲息する原生生物はライオンなどよりも危険なものも多い。

しかも、ただ凶暴なだけでなく、中には知性が高く擬態などの罠で人間を騙すものまでいる。

さらに、下の深界に行けば行くほどにその危険度も上がっていくというオマケ付きです。

この原生生物にやられて命を落とす探窟家も多数。

アビスでリコ達が生き残るにはまずこの原生生物と渡り合っていかなければいけません。

 

怖すぎる大人たち

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怖いのはアビスの原生生物だけではありません。

地上からアビスに潜っている探窟家、人間にもおっかないのがたくさんいる(ガクブルッ)

人間というより大人ですね。

もちろん、良い大人もいるのですが物語に深く関わってくる大人ほどパンチが強いキャラクターが多くて(汗)

特に探窟家の最高峰『白笛』にその傾向が強いですね。

なぜ白笛にパンチが強いキャラが多いかは物語が進むにつれて明確な理由が明かされます。

人間は心理面では原生生物以上に厄介ですよね。

見た目から警戒する原生生物と違い、人間は仲間かなと思って近付くとブスリとやられる可能性があるわけですから。

優しい言葉で信用させておいて、相手が気が許したら本性を見せる。

リアルでもよくあることです。

リコ達はこういった大人達の脅威からも身を守らなければいけません。

 

アビスの呪い

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そして最後にアビスの呪い。

アビスの大穴の解説でも少し触れましたが、アビスには呪いという厄介なものが存在します。

ただの大きな縦穴ではないということですね。

アビスの呪いとは上昇負荷。

具体的には下から上に上がると体にダメージが起きるというもの(上から下は問題ない)

しかも、深界が深くなればなるほどそのダメージが増すというもの。

それぞれの深界の上昇負荷はこんな感じ。

  • 一層・・・軽い目眩と吐き気
  • 二層・・・重い吐き気、頭痛、末端の痺れ
  • 三層・・・上記に加え、平衡感覚の異常や幻覚や幻聴
  • 四層・・・全身に激痛、穴という穴から流血
  • 五層・・・全感覚の喪失、それに伴う意識混濁
  • 六層・・・人間性の喪失、もしくは死に至る
  • 七層・・・確実な死

と、四層辺りからは致命的にハードな上昇負荷。

さらにこれらは二層から一層に上がる時だけではなく、場合によっては10m上昇しただけでアビスの呪いが発動することもある厄介なもの。

メイドインアビスでもっともダークファンタジー感が強いポイントです。

 

メイドインアビスのひとこと感想

メイドインアビスは、ほのぼのとガクブルッの二つの感情をジェットコースターのような角度とスピードで味合わせてくる作品。

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