
2000年代後半辺りから音楽アニメの歌・ダンス・楽器演奏・ライブなどの進化が著しいと感じるすやまたくじです。
今回はそんなこれからもっと増えてきそうな音楽アニメのオススメランキングを。
目次
- 1 【随時更新】音楽アニメおすすめランキング
- 1.1 アニメにおすすめな動画配信サイト
- 1.2 21位:ピアノの森
- 1.3 20位:BECK(ベック)
- 1.4 19位:天使の3P!(スリーピース)
- 1.5 18位:推しが武道館いってくれたら死ぬ
- 1.6 17位:この音とまれ!
- 1.7 16位:Wake Up, Girls!(ウェイク アップ ガールズ)
- 1.8 15位:戦姫絶唱シンフォギア
- 1.9 14位:のだめカンタービレ
- 1.10 13位:坂道のアポロン
- 1.11 12位:少女☆歌劇 レヴュースタァライト
- 1.12 11位:TARI TARI(タリタリ)
- 1.13 10位:ゾンビランドサガ
- 1.14 9位:BanG Dream!(バンドリ)
- 1.15 8位:Angel Beats!(エンジェルビーツ)
- 1.16 7位:アイドルマスター・シリーズ
- 1.17 6位:マクロス・シリーズ
- 1.18 5位:キャロル&チューズデイ
- 1.19 4位:ラブライブ!シリーズ
- 1.20 3位:響け!ユーフォニアム
- 1.21 2位:けいおん!
- 1.22 1位:四月は君の嘘
- 2 音楽アニメおすすめランキング一言まとめ
【随時更新】音楽アニメおすすめランキング
ここでは音楽をテーマに、バンド・アイドル・クラシック・ジャズ・J-POP(ポップス)・吹奏楽・合唱・その他など、ジャンルやメイン・サブを問わず音楽が印象的なアニメを比較。
その中で特に良かった作品を人気ランキング形式でまとめています。
アニメにおすすめな動画配信サイト
当サイトから登録の多い動画配信サイトは以下です(各サイトに飛びます)
【1位】dアニメストア【アニメ作品数No.1・低額】
【2位】U-NEXT【全ジャンル総合の作品数No.1・アダルトも充実】
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また、原作本はBooklive!とeBookJapanなら、ほぼ全作品がPC・スマホどちらでもアプリをインストールしなくても無料試し読みOK
21位:ピアノの森
- ジャンル:音楽、感動ドラマ
- 放送期間:2018~2019年・全24話、他2007年に旧劇場版あり
- 音楽の特徴:クラシック
20年近く連載が続いた名作音楽マンガをアニメ化。
テレビアニメ版に関してはお金をかけていない影響もあり、ハッキリ言って絵とかのクオリティは高くありません。
が、そんなことを気にさせない感動ストーリーとピアノ演奏がある。
絵の方とは比べ物にならない音楽の気合の入れ方。
そして、名作と言われるだけあってストーリーは秀逸。
1998年連載開始ということもあって設定に古さは感じるけれど、それでも泣けるからすごいですね。
特にコンクールで行われるピアノ演奏はほとんど絵が動かないながらも幻想的な雰囲気で魅せてくる。
ピアノの森の原作マンガ。
20位:BECK(ベック)
- ジャンル:ロックバンド
- 放送期間:2004~2005年・全26話
- 音楽の特徴:男性5人組のロックバンド
I was made to hit in America
人気音楽漫画をアニメ化した作品。
マクロスのように音楽と他のジャンルを複合した作品は除き、このBECKがたぶん一番最初にヒットした音楽メインの漫画でありアニメだと思います。
そして今でも、男性ロックバンドをテーマとした作品はマンガでもアニメでも非情に少ない貴重な部類。
原作漫画が好きだったのでアニメ化した時はうれしかったものです。
オープニングの『HIT IN THE USA』がカッコ良くアニメも期待できるぜぇ~
…と思ったのですが、音楽面ではここがピークでしたね。
2000年代前半では技術面でまだ音楽をメインにするアニメは早かったかなと。
最新の技術でリメイクしたBECKを是非見てみたいですね。
BECKの原作漫画。
19位:天使の3P!(スリーピース)
- ガールズバンド
- 2017年・全12話
- 女子小学生3人によるスリーピースロックバンド
子どもだからって馬鹿にしてたら痛い目に遭うんだから
まったく小学生は最高だぜなギャップが物凄い音楽アニメ。
メインは女子小学生3人によるスリーピースバンド。
しかも、見た目は画像通りのロリッ子。
そんなロリッ子三人組が本格的なロックをやるというギャップが強烈な作品です。
さらに、演奏や楽器の描写も当時のアニメ技術を使った高クオリティという徹底ぶりw
そのため、ロリッ子好きだけじゃなく、楽器やバンド好きな人達の界隈もにぎわせたアニメでもあります。
ギャップの大きさはおすすめランキングの中でも最高レベル。
あとはロリッ子部分を受け入れられるかどうかで評価が分かれる作品です(笑)
天使の3P!は原作ライトノベルの他にコミカライズ版とスピンオフ漫画があり。
18位:推しが武道館いってくれたら死ぬ
- ジャンル:アイドル、百合、コメディ
- 放送期間:2020年・12話
- 音楽の特徴:岡山の地下アイドル
岡山の地下アイドル『ChamJam』とそのファンの絆の物語。
メインはアイドル同士のグループ感や百合、さらにチャムを追いかけるファン心理のコメディやあるある。
なので、歌は少なめですが、随所で歌もダンスもしっかりと魅せる。
リアルな地下アイドルらしく、ありそうな歌やダンスの精度で魅せてくるところが他のアイドルものとの大きな違いです。
推しが武道館いってくれたら死ぬの原作漫画。
17位:この音とまれ!
- 音楽(箏)、学園、青春
- 2019年・全26話
- 箏を通して人生をやり直していく青春ドラマ
箏の部活動を通した学園青春ドラマ。
廃部寸前の筝曲部を舞台に問題児や天才児、それぞれの悩みを抱えたメンバーが集まっていく。
生徒だけでなく教師側も。
そして、箏の活動を通してそれぞれの問題に向き合っていく。
そんな青春ドラマと素人にも響く箏の演奏が記憶に残る作品。
ストーリーと音楽は文句なし!
けれど、絵がイマイチだった点だけがざんねん。
また、少女マンガな絵なので、イケメン嫌いな人は抵抗あるかも(笑)
この音とまれ!の原作漫画。
16位:Wake Up, Girls!(ウェイク アップ ガールズ)
- アイドル、青春人間ドラマ
- 2014年・全12話、新章 2017~2018年・全13話、他スピンオフと劇場版あり
- リアルとアニメがリンクした7人組アイドル、J-POP
行くぞ!がんばっぺ!Wake Up, Girls!
仙台を拠点に活動するアイドル『Wake Up, Girls!(略称:WUG(ワグ))』の青春物語。
主役7人の声優を事務所に所属してない一般人からオーディションで選び、アニメだけでなくリアルでも声優ユニットとして並行して活動(2019年3月解散)していたのが大きな特徴。
アニメのアイドルものとしても『アイドルマスター』『ラブライブ!』に続く作品として期待されたものです。
楽曲も印象に残るものが多く、ストーリーも好きだったのですが、
いかんせん…
アニメにかける予算が少な過ぎた!
あきらかにお金がないんだという演出や動きがちらほらと…。
ちゃんと予算をかけてくれたらこのおすすめランキングでも上位を狙えたと思う惜しい作品。
WUGの解散を考えると、新作やリメイクといったことも難しそうです。
Wake Up, Girls!は複数のコミカライズ版と小説版があり。
15位:戦姫絶唱シンフォギア
- 熱血SF、変身ヒロイン、戦闘美少女、バトルスーツもの
- 2012~2019年・不定期に各期全13話で5期まで
- 戦いながら歌う、J-POP
この拳も!…命も!…シンフォギアだ!!
2012年の第1作『戦姫絶唱シンフォギア』から『G』『GX』『AXZ』『XV』と5作続いた人気シリーズ。
歌って戦う変身ヒロインをテーマとしたアニメです。
で、そのバトルも音楽もどちらも本格的。
バトルは特撮や昔のアニメを彷彿させるようなオマージュを随所に入れてきて、さらに美少女ものでありながらかなりの熱血。
そんな熱いバトルを歌と音楽でさらに盛り上げる!展開となっています。
歌もBGMも全体的にカッコイイものが中心となっていますね。
作品としては好きなのですが、歌の数が多すぎるのかバトルが熱すぎてそっちに目が行ってしまう影響なのか?
この歌がとにかくイイ!というのがパッと思い付かないのが難点(汗)
そのため、この音楽アニメおすすめランキングではこの順位となっています。
戦姫絶唱シンフォギアのコミカライズ版。
14位:のだめカンタービレ
- 音楽、ラブコメ
- 2007年・全23話、2期 2008年・全11話、3期 2010年・全11話
- クラシック、オーケストラ
女性マンガを原作としたピアニストの主人公:野田恵(通称:のだめ)と指揮者の千秋真一を中心に描くオーケストラとクラシック音楽の世界。
原作漫画も面白かったですが、音楽作品はやはり音が付くとさらに魅力がパワーアップしますね~
クラシックやオーケストラに全く興味がない僕でも音楽シーンを楽しみにするぐらいに(笑)
ただ、話数の割に本格的な音楽シーンがあまり多くないのがネックですね。
また、音楽アニメ黎明期の2000年代ということもあり、シーンや演出がまだまだこれからという箇所も多い。
最新の技術で作ったらまだ一段とパワーアップしそうな作品でもあります。
おすすめランキング上位で登場する2010年代以降の作品は、こういった部分をうまく改善してさらに魅せていますね。
のだめカンタービレの原作漫画。
13位:坂道のアポロン
- 音楽、青春、恋愛
- 2012年・全12話
- ジャズ、洋楽ロックバンド(ビートルズのカバー)、クラシック
少女漫画が原作でありながら、ジャズという渋いジャンルを突いてきたアニメ。
ジャズの名前を知っている人は多いと思いますが、実際にちゃんと聴いたことがあるという人はかなり少ないはず。
僕もスペースオペラアニメ『カウボーイビバップ』で聞くまでちゃんと聴いたことなかったですし(笑)
しかも、カウボーイビバップのジャズもカッコイイですが、あっちはあくまで作品を盛り上げる主題歌や挿入歌として利用している形。
坂道のアポロンはジャズなどの音楽をメインテーマとした作品。
ジャズならではのセッションや即興演奏が熱い!
ジャズをたいして知らなくても熱くなれましたから。
また、ジャズだけでなく『ビートルズ』のカバーなどの洋楽ロックバンドやクラシックも少し登場します。
坂道のアポロンの原作漫画。
12位:少女☆歌劇 レヴュースタァライト
- 音楽、バトルロワイヤル
- 2018年・全12話
- 舞台ミュージカル、演劇
星屑溢れるステージに可憐に咲かせる愛の華。99期生愛城華恋!みんなをスタァライトしちゃいます!
アニメ×演劇・舞台ミュージカルの新感覚ライブエンターテインメント。
演劇を勉強する音楽学園を舞台にそこでトップスタァを目指す舞台少女たちのバトルを描く。
そのオーディションという名のバトルロワイヤルが独特。
それぞれの少女が武器を持ち、レヴュー(公演)という名のバトルを繰り広げる。
バトルと言ってもそこで傷つくことはないので、あくまでそれもレヴューの一環ということでしょう。
そのバトルシーンが舞台そのもの。
登場から口上、バトル中でも随所に入ってくる演劇やミュージカルのような演出。
歌って踊って演技するミュージカルバトルを見ることができます。
舞台となる音楽学園やアバンギャルドな演出など、宝塚歌劇団を彷彿とさせる要素が随所に入ってきます。
ちなみによく比較される『少女革命ウテナ』も宝塚の要素を取り入れているアニメですね。
アイドルともバンドともクラシックとも違う。
そんな音楽アニメを求めている人に特におすすめです。
前日譚を描いた『少女☆歌劇 レヴュースタァライト オーバーチュア』の他に舞台版のコミカライズや四コマ漫画などもあり。
11位:TARI TARI(タリタリ)
- 合唱、青春
- 2012年・全13話+OVA
- 合唱部、声楽部、ラテン音楽
TARI TARI(タリタリ)は、合唱部に所属する坂井和奏、宮本来夏、沖田紗羽、田中大智、ウィーンの5人全員を主人公とした青春音楽アニメ。
また、合唱部以外にも名称が違うだけで活動は同じ声楽部(元々はこっちが先)もあります(ややこしいw)
音楽アニメも色々と種類が増えてきましたが、合唱メインの作品はまだまだマイナーな存在。
楽器(ピアノなどを使うこともありますが)やダンスがない合唱だと地味かなと最初は思ったものですが、これがなかなかどうして。
合唱部ならではのコーラスやハミングなどが聴き応えアリ!
また、EDテーマを合唱部が歌い(上画像)、話が進むごとに部員が増えてパート分けも変わるという演出がオシャレでした。
TARI TARIのコミカライズ版。
10位:ゾンビランドサガ
- ゾンビ、コメディ、アイドル、音楽、ご当地(佐賀県)
- 2018年・全12話
- 新感覚のゾンビ系ご当地アイドル
届け 届け 熱い 気持ち 刹那のソウルに♪
カットイーーーーン!
佐賀県を舞台にした型破りなゾンビ系アイドルアニメ。
主人公はこれからアイドルを目指す正統派…と見せかけて開始数分で車に轢かれてしまうという衝撃の開幕。
そこから始まるのはゾンビアイドルとなって佐賀県を盛り上げるという本気なのかギャグなのかよく分からない内容w
それを象徴するように第1話からいきなりライブを行うのですが、その音楽がポップスではなくヘビメタ!
もはやアイドルといいのか分からないギャグ展開!…と見せかけて今度は逆に王道アイドルのギャップを繰り出してくるという怒涛の展開となっています。
お笑い色が強いようで音楽やダンスも実はしっかりとしている。
メンバーに昭和&平成を代表するアイドルがいるなど、魅せ方も分かってらっしゃるようで。
笑いだけでなくアイドルアニメとしても楽しめるクオリティです。
ゾンビランドサガの漫画版。
9位:BanG Dream!(バンドリ)
- ジャンル:アイドルガールズバンド、青春
- 放送期間:2017年・全13話+OVA、2期 2019年・全13話、3期 2020年予定、他劇場版
- 音楽の特徴:J-POP、ロック、ゴシックロック、童謡
バンドリ!は、ガールズバンド×アイドルのアニメ。
バンドの楽器演奏に加え、ちょっとしたダンスのような動きやキメポーズなど、ガールズバンドの中でもさらに魅せるアイドル性を強くしているのが特徴ですね。
主人公たちが結成する『Poppin’Party(ポッピン パーティー)』の他に、『Glitter*Green(グリッター グリーン)』や『Roselia(ロゼリア)』などの複数のアイドルガールズバンドが登場。
それぞれのビジュアルやキャラクター性が違うのはもちろん、音楽性も違います。
曲も歌も気合が入っており、ライブシーンなどはかなり好きな作品なのですが、如何せん主人公バンドがなかなかライブを行わない(汗)
さらに、他バンドが歌うシーンもあまりなかったのがざんねんでした。
特に1話目のグリッターグリーン(通称:グリグリ)のライブが良かっただけにもっと聞きたかったですね~
コミカライズとノベライズあり。
8位:Angel Beats!(エンジェルビーツ)
- 学園ファンタジー、青春群像劇、ガールズバンド
- 2010年・全13話+特別編2話
- ロック、J-POP
死後の世界の学園を舞台にしたファンタジー青春ドラマ。
このアニメは音楽がメインというわけではないのですが、『ガールズ・デッド・モンスター(通称 :ガルデモ)』というインパクト大のガールズバンドが登場します。
陽動を行うためにゲリラライブを行うのですが、その登場の仕方やパフォーマンスがシビれるバンド。
また、曲もカワイイというよりイカしたものが多く、アイドルガールズバンドというよりロックガールズバンドですね。
歌もパフォーマンスも申し分ないのですが、如何せん、音楽がメインじゃないので出番が少ないのがネック。
複数のコミカライズなどがあり。
7位:アイドルマスター・シリーズ
- アイドル、青春群像劇
- 2011年から複数シリーズ(2007年に別物のロボットアニメもあり)
- 歌とダンス
ゲームを原作とし、2011年に『THE IDOLM@STER』を、2015年に第2作『アイドルマスター シンデレラガールズ』を、2017年に女性向け男性アイドルを主人公にした『アイドルマスター SideM』などを展開。
アイドルの青春群像劇を描いているアニメシリーズです。
その前にもアイドルをテーマにした作品はたくさんありましたが、2011年の『THE IDOLM@STER』から本格的なダンスやライブをガッツリ描く作品が増えてきた印象ですね。
それ以前は動きが激しいダンスやライブは要所要所で短く使うか、シンプルな動きに留めているものが主流でしたから。
それだけに『THE IDOLM@STER』の中盤とラストで行われたライブ回のダンスや演出は衝撃的なものでした。
技術的には3DCGなどを織り交ぜた第2作『シンデレラガールズ』の方が上ですが、衝撃度とカメラワーク(特に頭上からの360度カメラが印象的)は第1作の方が好きですね。
ちなみにさらに進化しているであろう2017年の『アイドルマスター SideM』はイケメンとあまりの女性キャラ排除に1話目でギブアップしてしまいました(笑)
複数のコミカライズ作品あり。
6位:マクロス・シリーズ
- SFロボット、歌(アイドル)、三角関係の恋愛ドラマ
- 1982年から複数シリーズ
- アイドル、グループ、ロックバンド(シリーズによって異なる)
1982年の『超時空要塞マクロス』から始まった昭和から続くSFロボットアクションに歌(アイドル)と三角関係の恋愛ドラマを絡めた名作シリーズ。
マクロスの音楽はその時代のトレンドや流行歌を取り入れているのが特徴。
1982年の超時空要塞マクロスでは松田聖子などのカワイイ正統派なアイドルを、
1994年の『マクロス7(セブン)』ではTHE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)・BOOWY(ボウイ)・X JAPAN(エックス・ジャパン)などのロックバンドを、
2008年の『マクロスF(フロンティア)』では正統派のアイドルと浜崎あゆみや安室奈美恵といったカワイイよりカッコイイ歌姫を加えて二人体制に、
2016年の『マクロスΔ(デルタ)』ではAKB48やももいろクローバーZなどのアイドルグループに変化しています。
また、マクロスは他の音楽アニメと違い、歌以外にもSFロボットアクションもあるため、曲を戦闘のBGM的に楽しむこともできる作品です。
複数のコミカライズとノベライズなどがあり。
5位:キャロル&チューズデイ
- ジャンル:音楽、SF、青春
- 放送期間:2019年・全24話
- 火星を舞台に二人の少女がミュージシャンを目指す
破格の制作費をかけ、世界進出を狙った劇場版クオリティのテレビアニメ。
劇場版クオリティの映像美や音楽が毎話楽しめる。
火星に移住できるようになった未来を舞台に、AIが音楽を提供することが当たり前になった時代にミュージシャンを目指す二人の少女の物語。
SFを感じさせる設定でありながら、往年のハリウッド映画を彷彿とさせるようなどこか懐かしさも感じる音楽アニメ。
まあー、そのレベルの高さは一目で伝わりますね。
世界進出を狙っているだけあって、歌は英語でボーカル声優を大規模なオーディションで選んで別に用意。
ネットフリックスとタッグを組んで世界配信。
これが成功すれば、日本アニメの大きな転換期となる可能性すら感じさせます。
4位:ラブライブ!シリーズ
- アイドル、学園、青春
- 2013~2014年・全26話、第2作 2016~2017年・全26話、第3作 2020年・全13話
- 歌とダンス
学校で結成された架空のアイドルグループの奮闘と成長を描く学園青春物語。
現時点でもっとも成功しているアイドルアニメですね。
2013年~2014年に第1作『ラブライブ!』が、2016年~2017年に第2作『ラブライブ!サンシャイン!!』が放送。
第1作から積極的に3DCGを取り入れたことで動きは最初から抜群でしたね。
ただ、要所で2Dも使っているとはいえ、最初は違和感がハンパなかったですね。
アニメというよりゲームといった雰囲気の。
しかし、それも年月を重ねていくうちに徐々に修正され、ラブライブ!サンシャイン!!ではかなり違和感がないレベルに。
サンシャインのライブパフォーマンスや演出は超絶レベル。
アイドルにたいして興味がない人にもライブシーンは一度観ることをおすすめするくらいに。
ダンスのフリやフォーメーションもどんどん進化し、これを声優が実際にライブで踊るというのも驚愕ですね。
第1作の『ラブライブ!』と第2作『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメと内容が違うコミカライズ版とノベライズ版があり。
3位:響け!ユーフォニアム
- 吹奏楽、青春
- 2015年・全13話、2期 2016年・全13話、他劇場版
- ユーフォニアム、トランペット、チューバ、コントラバスなどで行う吹奏楽
小説が原作の高校の吹奏楽部を舞台にしている青春アニメ。
学校の部活でよくある吹奏楽部ですが、実際に入ったことない人以外には分からない世界。
管楽器もトランペットやフルートは知っていますが、タイトルにもなっている主人公:黄前久美子が担当するユーフォニアムは名前すら聞いたことなかったですしw
そんな吹奏楽部の世界が覗けると共に、全国を目指すというスポ根的な展開も熱い作品でした。
コンクール以外にも要所要所で出て来る楽器演奏も良かったですね~
さすがアニメも音楽もクオリティが高いと評判の京アニ(京都アニメーション)制作作品です。
響け! ユーフォニアムの原作小説。
2位:けいおん!
- 学園空気系、ガールズバンド
- 2009年・全12話+番外編2話、2期 2010年・全24話+番外編3話
- J-POP、ロック、ヘビメタ
唯(ギター&ボーカル)・澪(ベース&ボーカル)・律(ドラムス)・紬(キーボード)、途中から梓(サイドギター)を加えた5人組のガールズバンド『放課後ティータイム』の日常を描いた作品。
基本はみんなでダラダラとお茶をしながらお話するだけの空気系日常コメディなのですが、ライブシーンになるとキッチリ決める。
こういった日頃はダメだけどやるときゃやる!というギャップも良かったですね~
音楽の完成度も高く、こちらも京アニ制作という作品自体の完成度もあってアニメの円盤(DVD&ブルーレイ)はもちろん、音楽CDの方も売れに売れまくり、さらに登場キャラが使っていた楽器やヘッドホンも売れまくった。
他にも軽音楽部の入部者も増加させるなど、アニメ業界だけでなく楽器業界と部活業界も震撼させた作品。
2009年の作品なのに楽器の演奏シーンは今観てもレベルが高い。
けいおん!の原作漫画。
1位:四月は君の嘘
- 音楽、青春、恋愛
- 2014~2015年・全22話+OAD
- ピアノ、ヴァイオリンのクラシック
漫画を原作とした中学生のピアニストとヴァイオリニストの音楽と恋愛を描いた青春ストーリー。
同じクラシックがテーマで先におすすめランキングで登場した『のだめカンタービレ』と同じ枠であるフジテレビの深夜アニメ放送枠『ノイタミナ』で後年放送されたということもあり、さらにパワーアップさせたような作品となっていますね。
原作マンガでは音楽は恋愛と青春要素のプラスαって感じでしたが、アニメ版ではそれが完全に逆転していましたね。
音楽シーンが凄すぎてメインの恋愛よりもこっちに夢中になってしまいました。
特に画像の二人で出場するコンクールの回は楽器の演奏もそこに挟む演出なども超絶でしたね~
結果、もっと音楽シーンを見せんかい!となってしまうほどに(笑)
こちらも特にクラシックに興味がない人にもおすすめです。
四月は君の嘘の原作漫画。
音楽アニメおすすめランキング一言まとめ
音楽アニメはやはり好きなバンドが強い。
が、意外とリアルではほとんど聴かないクラシックやアイドルも検討しているなと。