
アニメはロボットものからハマったアニメマンガ名探偵すやまたくじです。
令和に少なくなった巨大ロボットには夢と希望がある。
今回はそんな趣味と想いが詰まったおすすめランキングを。
好きな漫画100冊お得に読める 30日間無料でアニメ見放題巨大ロボット名作アニメおすすめランキング
ここではアニメの中でもロボットものだけに絞って比較し、特に面白かった名作を紹介。
ただし、同じシリーズは1つの作品として評価しています。
なお、ランキングは円盤売上・動画配信の再生数、独自でやっているTwitter投票週間ランキング、すやまたくじの好みもプラスして順位付けしています。
1位:ガンダムシリーズ
- SFロボット
- 1979年から複数シリーズ
- 巨大ロボリアル系:モビルスーツ
1979年の第1弾『機動戦士ガンダム』(無印と呼ばれることも)から始める国民的大ヒットSFロボットアニメシリーズ。
その後、さまざまなガンダムシリーズが展開されましたが、この作品も1981年~1982年まで劇場三部作が公開。
正直、絵や使い回しのシーンなど、今観ると初代ガンダムは古さを感じる作品ですね。
ただ、SFリアルロボットアニメのパイオニアと呼ばれるだけあって今観てもストーリーや設定なんかがおもしろい!
ガンダムとジオングのラストシューティングはアニメ史上屈指の名シーン。
2位:エヴァンゲリオン
- SFロボット
- 1995~1996年・全26話、旧劇場版 1997年、新劇場版 2007年~
- 特殊系:エヴァンゲリオン
大災害『セカンドインパクト』後の世界が舞台。
人型兵器『エヴァンゲリオン』のパイロットとなった少年少女たちと謎の敵『使徒』との戦いを描いた物語。
深くて濃いストーリーはもちろんですが、野獣のような動きや迫力を見せるエヴァ独特のロボットアクションにも釘づけになりました。
まあ、そもそもエヴァは正確にはロボットではないのですが、ロボっぽいものを全て含めてのロボットアニメということで。
3位:エウレカセブン
- SFロボット
- 2005~2006年・全50話、第2作 2012年・全24話、他劇場版
- 巨大ロボリアル系:LFO
2005年の第1弾『交響詩篇エウレカセブン』から始まるSFロボットアニメシリーズ。
スカブ・コーラルやトラパー、コーラリアンなどの不思議なものが存在する惑星を舞台に、主人公:レントンとヒロイン:エウレカのボーイ・ミーツ・ガールの物語。
二人の恋と成長を軸にさまざまな出会いと別れを繰り返していく。
肝心のロボットアクションはLFOと呼ばれる人型機動マシンがリフボードに乗り、リフライディング(空中で行うサーフィンのこと)しながら空を滑るように飛ぶ。
これが他にない感じでカッコいいんですよね~
>>エウレカセブンも対象2000年代アニメおすすめランキング
4位:フルメタル・パニック!
- SFミリタリーアクション、ロボット
- 2002年・全24話、ふもっふ(番外編)2003年・全12話+未放映2話、TSR(2期)2005年・全13話、I.V.(3期)2018年・全12話
- 巨大リアル系:AS(アーム・スレイブ)
フルメタル・パニック!(略称:フルメタ)は、子供の頃から兵士として育った相良宗介が任務で秘密裏に千鳥かなめをボディーガードすることから始まる物語。
かなめを護衛するため同じ高校に通うようになるのですが、幼少の頃からゲリラ・傭兵として世界各地を回っていたため、日本のような平和の国の常識に疎い(名前や国籍は本人にも分からないため、日本人かどうかも不明)
AS戦もオーソドックスなバトルだけでなく、電磁戦や小隊による連携やコールサインなどもあるなど、他と比べてかなり軍的要素が強い。
また、主人公機には『ラムダ・ドライバ』という使いこなすと無類の強さを誇るブラックテクノロジーを搭載するなど、ロボットアニメの王道的な設定もちゃんと入っているのがうれしい。
5位:ダーリン・イン・ザ・フランキス(ダリフラ)
- ロボット、群像劇
- 2018年・全24話
- 特殊スーパー系:フランクス
機体もストーリーも謎と伏線満載のロボットアニメ。
すべての機体のフォルムが女性型、さらにパイロットが登場すると目や口が投影されて表情を作ったり喋ったりできる。
そして、極め付けは操縦システムですね。
男女二人一組で操縦し、女性が動力制御・男性が操縦を行う。
女性が前、男性がその後ろと角度によってはどう見てもバックにしか見えないエロスな体勢で操縦します(笑)
ダリフラはたくあるロボットアニメの中でも特に異質な存在。
6位:天元突破グレンラガン
- 熱血SFファンタジーロボット
- 2007年・全27話、他劇場版
- 合体スーパー系:ガンメン
はるか未来、地中に穴を掘って生活するようになった人類と獣人やアンチ・スパイラルといった襲撃者との戦いを描いた物語。
グランラガンの魅力は暑苦しいぐらい熱血な展開。
主人公:シモンやそのアニキ分的な存在のカミナなど、ハートが熱い登場人物が物語を盛り上げます。
ガンメン(この世界のロボット)によるバトルはもちろん、大絶叫の必殺技に加え、それ以外の見得や口上でもその魅力は存分に発揮されます。
特にラストバトルはその全て詰まった集大成とも呼べる内容となっています。
7位:マクロスシリーズ
- SFロボット、歌(アイドル)、三角関係の恋愛ドラマ
- 1982年から複数シリーズ
- 巨大リアル系:バルキリー
1982年の第1弾『超時空要塞マクロス』から始まったSFロボットアニメシリーズ。
また、1984年に石黒昇(いしぐろのぼる)&河森正治(かわもりしょうじ)共同監督により劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』も公開されています。
劇場版は総集編ではなく、テレビ版を再構成した別物という当時としては非常に珍しいパターンで大ヒットさせました。
地球統合政府と異星人『ゼントラーディ』との宇宙戦争を舞台とした物語。
マクロスはやっぱりバトロイド、ガウォーク、ファイターと三段階に変形する可変戦闘機バルキリーが魅力。
そこから繰り広げられる板野サーカスとも呼ばれる空中戦は圧巻でした。
8位:コードギアス
- ダークファンタジー、SFロボット
- 2006~2007年・全25話、R2 2008年・全25話、他シリーズや劇場版
- 巨大リアル系:ナイトメアフレーム
現実とは違った歴史をたどった世界観。
世界の3分の1を支配する超大国『神聖ブリタニア帝国』に対し、反旗を翻す主人公:ルルーシュの物語。
舞台が植民地化されてイレヴンと呼ばれている日本、主人公がアンチヒーロー(ダークヒーロー)でギアスという特殊な力を持っている点が特徴ですね。
また、このシリーズはロボットアクションがすばらしく、出てくるナイトメアフレームも『ランスロット』や『紅蓮(ぐれん)』、主人公が乗る『ガウェイン』など魅力的な機体が揃っています。
9位:機動警察パトレイバー
- 1988年から10年後の近未来SF、ロボット
- 1989~1990年・全47話、他OVAと劇場版が複数
- 巨大リアル系:レイバー
押井守さんなどが監督を務め、1988年からさまざまなメディアで展開した近未来SFロボットアニメシリーズ。
OVA・テレビアニメ・映画版の他に、ゆうきまさみさんによる漫画版(原作ではなくあくまでマンガ版)も存在するメディアミックス作品。
1988年から10年後の近未来を描いた世界観となっています。
ロボット技術の向上により、レイバーと呼ばれる作業機械が普及した日本。
その結果、続発するレイバー犯罪や事故に対処するために結成された『特車二課』と『パトレイバー(パトロールレイバーの略)』の活躍を描いた物語。
10位:翠星のガルガンティア
- SFロボット、冒険活劇
- 2013年・全13話+OVA2話
- 巨大リアル系:マシンキャリバー
翠星のガルガンティアは陸地のほとんどが水没した未来の地球に遥か彼方の星系で戦争に明け暮れていた主人公:レドが乗機のロボット:量産型マシンキャリバー『チェインバー』と共にやってきたことから始まる物語。
マシンキャリバーは主役機以外はあまり登場せず、さらに地球側のロボット『ユンボロイド(通称:ユンボロ)』は非常に性能が劣るため戦闘にもならないというのが特徴。
マシンキャリバー1機でユンボロの集団も軽くあしらえる戦力差。
こんな見せ方もあるのかっ!?と、巨大ロボットアニメの新しい可能性を魅せてくれた作品ですね。
11位:アクエリオンシリーズ
- SFロボット
- 2005年・全26話、EVOL 2012年・全26話、ロゴス 2015年・全26話
- 合体スーパー系:アクエリオン、合体前はベクターマシン
2005年に放送された『創聖のアクエリオン』から始まったロボシリーズ作品。
アクエリオンといえば合体。
ベクターマシンと呼ばれる3機の戦闘機が合体することでアクエリオンという巨大ロボットになるのですが、その組み合わせとフォーメーションによって様々なタイプのアクエリオンになるというのが斬新でしたね~。
また、合体時に、
気持ちいい~
といったセリフを発するのも衝撃でした(笑)
12位:クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- ロボット、ファンタジー
- 2014~2015年・全25話
- 巨大リアル系:パラメイル
誰でも使える科学的な魔法のような『マナ』が存在する世界観。
そんなマナを持たず、他者のマナも無効化するため差別されている『ノーマ(女性のみしかいない)』は判明した時点で社会から隔離され、人類の敵であるドラゴンと強制的に戦わされる。
皇女であったアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギが16歳の誕生日にノーマと判明し(両親が本人も隠していた)、一兵士:アンジュとしてドラゴンと戦っていく。
最初の数話が特に衝撃的でしたね~
皇女としてもてはやされていたアンジュがノーマと判明して一気に転落。
第1話の身体検査はアニメ史上に残る衝撃シーンの一つでしょう。
13位:ガン×ソード
- 痛快娯楽復讐劇、ロボット
- 2005年・全26話
- スーパー系:ヨロイ
主人公:ヴァンは愛する女性を殺され、ヒロイン:ウェンディは兄を誘拐された。
そんな共通する仇であるカギ爪の男を追い、一緒に旅をしていくうちにどんどん仲間が集まり、カギ爪の男の集団と戦っていくことになる物語。
キャラもロボも個性的なのがこの作品の魅力。
西部ガンマン風なのになぜか剣で戦うヴァンや武士のような格好なのになぜか銃(見た目は刀っぽい)で戦うレイなど、遊び心が満載といった感じが好きでしたね。
痛快娯楽復讐劇のキャッチコピーは伊達じゃない。
14位:ナイツ&マジック
- 異世界転生ファンタジー、ロボット
- 2017年・全13話
- 巨大リアル系:幻晶騎士(シルエットナイト)
ライトなノリと昭和や平成初期ロボットアニメのオマージュが随所に散りばめられた作品。
ロボットオタクで天才プログラマーでもある倉田翼が交通事故で亡くなり、シルエットナイトという巨大ロボと魔法が存在する異世界へと転生するというお話。
そこで巨大ロボ愛を爆発させ、自ら専用機を開発しよう!といった展開です。
同じロボ好きとしてこの展開は大好物ですね~
しかも、他の作品ではあまり見られないロボット開発やその失敗や試行錯誤などをガッツリと描いていますから。
>>ナイツ&マジックも対象の異世界アニメおすすめランキングを見る
15位:聖戦士ダンバイン
- 異世界ファンタジー、ロボット
- 1983~1984年・全49話、他OVA
- 巨大リアル系:オーラ―バトラー
海と陸の間にあるバイストン・ウェルという異世界に日本人の主人公:ショウ・ザマが召喚されることから始まる物語。
『風の谷のナウシカ』のようなファンタジーな世界観と昆虫をモチーフとしたオーラーバトラーと呼ばれる異形のロボットが登場するのが特徴。
ファンタジー作品らしく『オーラ力(ちから)』と呼ばれる不思議な力と剣を主体にして戦う(飛び道具もありますが)のが好きでしたね~
16位:トップをねらえ!
- SFロボット
- OVA 1988~1990年・全6話、第2作 2004~2006年・全6話
- 合体スーパー系:ガンバスター、合体前はバスターマシン
トップをねらえ!は、ガイナックス制作・庵野秀明(あんのひであき)監督によるSFロボットアニメOVAシリーズ。
キャッチフレーズが、
『炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン!!!!!』
とパンチが効いた作品。
ロボットに乗って走ったりトレーニングしたりと、
それ意味なくないっ!?
という演出に度肝を抜かれたものです(笑)
17位:装甲騎兵ボトムズ
- SFミリタリーアクションロボット、戦争、ハードボイルド
- 1983~1984年・全52話(内総集編3話)、他OVA複数
- 巨大リアル系:アーマードトルーパー(AT)
チュイイイイン!
という心地いい音と共に、足裏のホイールを回転させ地面を滑走する『ローラーダッシュ』に心をときめかせたロボットアニメ。
あんなにカッコイイ移動方法と効果音は全ジャンルを合わせても未だ思い付かない。
銀河を二分するギルガメスとバララントの100年戦争末期から始まる物語。
ギルガメス軍の特殊任務班(通称:レッドショルダー)に所属していたキリコ・キュービィーを中心に動いていく。
凄腕の兵士で無口なキリコが主人公なのでハードボイルド&ミリタリーな展開を見せるのが好きでしたね~
18位:鉄のラインバレル
- ロボット
- 2008~2009年・全24話 + 番外編2話
- スーパー系:マキナ(MACHINA)
こちらも漫画が原作で読み方は鉄(くろがね)のラインバレル。
2019年~2023年を舞台に、オーバーテクノロジーで作られた巨大人型機動兵器『マキナ』とその模造品『アルマ』や迅雷を用い、秘密結社『加藤機関』と武装組織『JUDA(ジュダ)』との戦いを描いた物語。
マキナはファクター(パイロット)にしか動かすことができず、さらにファクターとなった人間はマキナと命を共有することになり、身体能力も普通の人間を凌駕する存在。
マキナのファクターは基本一人ですが、ラインバレルには早瀬浩一と城崎絵美の二人のファクターが存在。
見た目はリアル系のようなデザインですが戦い方はスーパー系な激しいもの。
近距離特化のラインバレルの斬撃などはかなり強力。
19位:ブレイク ブレイド
- ロボット、戦記
- 2014年・全12話(劇場アニメの再構成 + 新作シーン)
- 巨大リアル系:魔動巨兵(ゴゥレム)
異世界が舞台となっていますが魔法などのファンタジー色はあまりなく、戦闘においても飛行やビーム兵器などはなく、白兵戦が主体となっているのが特徴。
国家間の戦争を通した人間ドラマを軸に描く壮大なストーリー。
戦記ものなので犠牲者がガンガン出る、白兵戦主体なので戦闘が生々しい。
このパイロット狙いの戦い方がより生々しさを演出し、より戦記ものとしても人間ドラマとしても深みを生み出していますね。
20位:シドニアの騎士
- SFロボットアクション、ラブコメ
- 2014年・全12話、第2期 2015年・全12話
- 巨大リアル系:衛人(もりと)
ロボットアニメでは珍しい漫画を原作とした作品。
奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって太陽系が破壊され、移民できる惑星を探して人類が宇宙を旅している1000年後の未来のお話。
1000年後の未来ということから様々なSF要素が出てきます。
ガウナ1体に何十機という衛人を投入するのが基本となっており、ガウナの強力さや戦力差が伝わってきました。
あと、衛人の集団戦術が色々とパターンがあるのも良かったですね~
特に、複数の衛人が腕を交差して手を握り合い、移動速度を大幅向上させる掌位(しょうい)が燃えました。
21位:機動戦艦ナデシコ
- SFロボット、ラブコメ
- 1996~1997年・全26話、劇場版 1998年
- 巨大リアル系:エステバリス
宇宙を舞台にした本格派ロボアニメか?
と最初は思っていたけど、観てみたらけっこうなラブコメ要素満載だった作品。
22世紀末を舞台に地球と突如木星方面より現れた木星蜥蜴(もくせいとかげ)を戦いを描いた物語。
OPの『YOU GET TO BURNING』もシリアスな感じでカッコよく盛り上げておいて他と比べるとけっこうライトな展開でしたw
22位:戦闘メカ ザブングル
- ロボット、コメディ
- 1982~1983年・全50話
- スーパー系:ウォーカーマシン
成せば成る!ザブングルは男の子!
といったようなセリフがバンバン飛び出すコメディ要素が強いロボットアニメ。
巨大ミサイルを受け止めて、それをそのまま投げ返したりもしていましたから(笑)
元気と熱血と笑いが詰まった作品ですね。
また、ウォーカーマシンはガソリンで動き、操作もハンドルで行うという車みたいな設定も個性的。
23位:バディ・コンプレックス
- タイムトラベル、ロボット
- 2014年・全13話+完結編2話
- 巨大リアル系:ヴァリアンサー
2014年で高校生活を送っていた渡瀬青葉が2088年へと飛ばされ、そこで未来の戦争に巻き込まれていくという物語。
ロボットアクションだけでなく、未来と過去のタイムトラベルもキーワードとなっている作品。
最初は辻褄が合わない展開もこの流れで一つずつ伏線を回収していきます。
最終回を観てから第1話をもう一度視聴すると感慨深いものがありますね。
また、ロボットアクションの方もカップリングシステムという特殊な設定があり、渡瀬青葉が乗る『ルクシオン』と隼鷹・ディオ・ウェインバーグが乗る『ブラディオン』をリンクさせることで爆発的な戦闘力を生む。
24位:異世界の聖機師物語
- 異世界ファンタジーロボット、学園ラブコメ
- OVA 2009~2010年・全13話
- 巨大リアル系:聖機人(せいきじん)
『天地無用!』シリーズでお馴染みの梶島正樹が企画したアニメ。
地球から異世界に召喚された柾木剣士(まさきけんし)を中心に巻き起こる学園コメディとロボットアクション。
まあー、この剣士がモテにモテまくります!
この辺、天地無用!シリーズを観たことある人ならお馴染みの展開。
物語が進むごとにどんどん剣士好きな女性キャラが増えていき、最終的にはトンデモナイ数が花嫁に立候補するという展開に(笑)
年齢も12歳~97歳まで、学生・生徒会長・教官・技術者・皇女・未亡人・ダークエルフとタイプも様々となっていますw
もはやハーレム系ロボットアニメと言っていいぐらいの充実ぶり。
25位:OVERMANキングゲイナー
- 近未来SFロボット
- 2002~2003年・全26話
- 巨大リアル系:オーバーマン
地球環境が悪化し、人類が『ドリームポリス』という天蓋都市で生活している近未来SF。
シベリアのドリームポリス『ウルグスク』が行うエクソダス(集団脱出・集団移動)を軸に描かれたストーリーです。
キングゲイナーを筆頭とするオーバーマンがどれも個性的でアクションも独特なんですよね~
それが他と違った面白さを引き出している。
26位:アルドノア・ゼロ
- SFファンタジーロボット、群像劇
- 2014~2015年・全24話(2クールに分けて放送)
- 巨大リアル&スーパー系:カタフラクト
火星に文明があって地球という戦うことになるというファンタジーで戦記な物語。
また、主人公が3人に存在し、地球側のリアルロボットが火星側のスーパーロボットと戦うという設定も大好きでした。
主人公は地球側:界塚伊奈帆(かいづかいなほ)、火星側:スレイン・トロイヤード、ヒロインで火星と地球を繋ぐ火星のヴァース帝国の第一皇女:アセイラム・ヴァース・アリューシア。
火星側のロボットは次元バリアなど、それぞれ特殊な性能や武装を持つスーパーロボットに地球側のリアル系量産機が挑むといった形です。
27位:STAR DRIVER 輝きのタクト
- 学園ロボット、SFアクション、恋愛
- 2010~2011年・全25話
- 特殊スーパー系:サイバディ
スタードライバー(略称:スタドラ)といえば、ロボットに搭乗した時の
颯爽登場!銀河美少年!!
という自分で美少年と言うんかいっ!?というツッコミどころの決めゼリフ(しかも、少女が乗ってもこのセリフ)や敵である綺羅星十字団の団員同士の挨拶が、
綺羅星!
とボーズをキメて言うなど、どこか宝塚的な演出を感じる作品。
バトルに関しても異空間で基本1対1で行う形になっています。
28位:蒼穹のファフナー
- ファンタジーロボット
- 2004年・全26話、2期 2015年・全26話、他スペシャル番組1話
- 巨大リアル系:ファフナー
未知の生命体『フェストゥム』のセリフが印象的。
島・ロボット・群像劇・少年少女をテーマにし、島に侵攻してくるフェストゥムと人間の戦いを描く。
問答無用で同化して人間を消滅させるくせに、『あなたはそこにいますか?』とはどういうこっちゃという理不尽さ満載の敵キャラです(笑)
また、対抗するために作られた有人兵器『ファフナー』はそのフェストゥムのコアから作られており、使い過ぎるとパイロットが同化して消滅してしまうリスクがある。
さらに、フェストゥムだけでなく途中からは人類からも攻撃されるというなかなかにハードな展開。
主要キャラであろうとお構いなしに退場するリアル路線は常にドキドキ感がありました。
29位:蒼き流星SPTレイズナー
- SFロボット
- 1985~1986年・全38話、他完結編としてOVAあり
- 巨大リアル系:SPT(スーパー・パワード・トレーサー)
昭和ロボットアニメの中でもっとも革新的な作品と言っても過言ではない。
スタイリッシュなOPに、その途中でボーカルが途切れその回のハイライトを入れる演出。
物語と1部と2部で分かれ、2部では3年後が舞台となっている。
V-MAX(画像上)という一時的に通常の3.57倍との速度を出せる必殺技的なシステムを搭載。
主人公機の中に今までいう進化した高度AIのような人格のあるロボットが搭載されているなど、その後のアニメでも似たような演出や設定が使われることも多い。
これを80年代中盤という昭和の時代にやっていたのが衝撃です。
30位:魔神英雄伝ワタル
- ファンタジーロボット、ギャグコメディ
- 1988~1989年・全45話、第2作 1990~1991年・全46話、3作 1997~1998年・全51話、4作 2020年4月~
- SD(スーパーデフォルメ)サイズ系:魔神(マシン)
はっきし言って、面白カッコいいぜ!
の次回予告の決めセリフが耳に残る昭和の終わりから平成にかけて長く続いた人気シリーズ。
魔神英雄伝ワタルでは人が搭乗するロボットが登場しますが、それはいわゆる巨大ロボではなくSD(スーパーデフォルメ)されたもの。
なにしろ全高が3~4m(ガンダムなどは20mぐらい)と人よりちょっと大きいぐらいで顔や体が大きく手足が短いデザインとなっています。
戦闘もギャグテイストが強く、死人が出ることはほとんど出ない展開となっています。
31位:無限のリヴァイアス
- SF群像劇
- 1999~2000年・全26話
- 宇宙船メイン:ヴァイア艦
SF版『十五少年漂流記』あるいは『蝿の王』をコンセプトモチーフとして制作された作品。
大規模な太陽フレアによって壊滅的な被害を受けた2225年が舞台。
地球の衛星軌道にあった航宙士養成所が何者かの襲撃により外洋型航宙可潜艦『黒のリヴァイアス』に避難することに。
教官たちは全員殉職し、リヴァイアスに避難できたのは少年少女ばかり487人のみ。
リヴァイアスを狙う大人からの逃避行を続けながら極限状態にある艦内で少年少女同士の争いを繰り広げられるというストーリー。
一応、ロボットも出てきますがメインとなるのはタイトルどおり宇宙船であるリヴァイアスの方ですね。
32位:プラネット・ウィズ
- SFロボット、ヒーロー
- 放送期間:2018年・全12話
- 特殊系:ネビュラ・ソルジャー、ネビュラ・ウェポン、念動巨神装光(勢力によって兵器の呼称が違う)
ヒーロー VS ヒーローの熱血ロボットバトル。
地球を守る7人のヒーローから力の源を取り返すヒーローが主人公。
しかも、現代社会を舞台としながらも主要キャラに二足歩行をするデカい猫とゴスロリメイドがいるとシュールな世界観とパンチが効いたキャラクターが特徴。
これだけ見るとギャグ路線に感じるかもしれませんが、バトルパートは熱血で主人公はもちろん相手側にもシリアスなドラマがある(でも、日常パートはコメディ路線)
このギャップが魅力的な作品です。
33位:革命機ヴァルヴレイヴ
- ロボット、スペースウォーズ、群像劇
- 2013年・全24話
- リアル系系・ヴァルヴレイヴ
学生たちが乗ると特別な力が手に入るけどバケモノになってしまうヴァルヴレイヴに乗って世界をあばく革命ロボットアニメ
機体にカラーや特徴が違うヒーロー的な要素もあり。
34位:銀河漂流バイファム
- SFロボット
- 1983~1984年・全46話、OVA 1984~1985年・全4話、第2作 1998年・全26話
- 巨大リアル系:ラウンドバーニアン
『十五少年漂流記』をコンセプトモチーフとした巨大ロボットアニメ。
SFサバイバルものですが、途中のいざこざはあっても最終的に全員仲良しな展開。
大人が全滅してもたくましく生き抜く少年少女の物語。
テーマの割に鬱展開が少ないのが特徴です。
35位:エルドランシリーズ
- 子供向けヒーローロボット、学園
- ライジンオー 1991~1992年・全51話、ガンバルガー 1992~1993年・全47話、ゴウザウラー 1993~1994年・全51話
- 合体スーパー系:個別名称
エルドランシリーズとは『絶対無敵ライジンオー(画像上)』『元気爆発ガンバルガー』『熱血最強ゴウザウラー』からなるロボットアニメ三部作の総称。
光の戦士エルドランから巨大ロボットを託された小学生達(3シリーズ別の学校)が地球を狙う侵略者と戦うという物語ですね。
小学生が自衛隊でも敵わない侵略者と戦うという設定はありがちですが、絶対無敵ライジンオーの学校が巨大ロボに変形して出撃し、さらに残った教室が司令室となりパイロット以外も一緒に戦うという展開に当時は大人も度肝も抜かれました。
36位:天空のエスカフローネ
- ファンタジーロボット、少女漫画的恋愛要素
- 1996年・全26話
- 巨大リアル系:人型機械(ガイメレフ)
主人公がパイロットではない女の子という異色の平成初期の作品。
地球人:神崎ひとみが異世界ガイアに突然飛ばされ、戦いに巻き込まれていくといったもの。
また、恋愛・運命といった少女マンガ要素を取り入れている点でも異色。
当時では珍しく作画補助にCGが実験的に使われたり、音楽が迫力あるフルオーケストラという点が話題となった作品でもあります。
37位:ガサラキ
- 近未来SFロボット、伝奇サスペンス
- 1998~1999年・全25話
- 巨大リアル系:タクティカルアーマー(TA)
リアルな戦闘描写と能を始めとした和風テイストを盛り込んでいるのが特徴のアニメ。
特に第1話の主人公:豪和憂四郎がタクティカルアーマーに乗り込んでいるシーンが印象的でした。
まあ、普通にこんなものに乗って戦闘を行えば、こんな風に極限状態の緊張を強いられるだろうなと妙に納得したものです。
さらに、伝奇サスペンスの部分もそうですが、政治色が強いのも他と一線を画している。
日本の状態やアメリカとの関係など、リアル世界とも通じる部分などもあり。
38位:無敵超人ザンボット3
- ロボット
- 1977~1978年・全23話
- 合体スーパー:個別
ロボットアニメ屈指の鬱展開!
他ジャンルも含めて鬱アニメは色々あるけれど、その内容だけならトップクラスの作品。
神ファミリーが操る3つのメカが合体し、巨大スーパーロボットとなって宇宙の侵略者:ガイゾックと戦う。
3話辺りから地球のために戦っているのに周りから非難されたりむしろ戦うなと罵倒されたり、その戦闘の最中に甚大な被害が街に広がるなど王道ロボットアニメのお約束を全て覆すような展開。
さらに、ガイゾック側が人間爆弾といった非人道的な作戦を平気で取る、中盤から最終決戦にかけて壮絶な戦いが繰り広げられて神ファミリーやその他の主要キャラも散っていく。
周りに非難されてもなぜ戦うのか?といったことを敵に問いかけられるなど、シリアスな話にもコメディを入れてくる点は古い作品ならではといった感じですが、そのテーマの重さは最新作にも負けない。
39位:覇王大系リューナイト
- ファンタジーロボット、コメディ
- 1994~1995年・全52話、OVA 1994~1996年・全17話
- SDサイズ系:リュー
剣と魔法が存在する世界で、騎士見習いのアデューとその仲間が世界を救うコメディタッチのファンタジーSDロボットアニメ。
テレビ版『覇王大系リューナイト』とOVA版『覇王大系リューナイト アデュー・レジェンド』は世界観や設定は同じですが全く別の物語。
OVA版はコメディ抑えめのシリアスな内容となっています。
40位:魔動王グランゾート
- ファンタジーロボット
- 1989~1990年・全41話
- SDサイズ系:魔動王、邪動王など
魔神英雄伝ワタルと同じ流れを組む『魔動王グランゾート』
こちらは月を舞台に、同じようにSDサイズのロボットが活躍し、コメディタッチの明るい作風が特徴。
41位:NG騎士ラムネ&40(続編:VS騎士ラムネ&40炎)
- ファンタジーロボット、ギャグコメディ
- 1990~1991年・全38話、VS 1996年・全26話、他OVA複数
- SDサイズ系、スーパーロボット:守護騎士(SD)、神霊騎士(リアル等身)
俺は今、究極に熱血してる!が口癖。
異世界の王女達に召喚されて勇者として世界を救う!
コメディタッチの異世界ファンタジーSDロボアニメ。
それが『NG騎士ラムネ&40であり、続編:VS騎士ラムネ&40炎(前作の主人公の息子が主役でこちらのロボはリアル等身)』
42位:ID-0(アイディー・ゼロ)
- SF、ロボット、ラストにぷちコメディ
- 2017年・全12話
- 意識転送型の巨大リアル系:Iマシン
オリハルトと呼ばれる特殊な鉱石の発見により、技術革新が起こり飛躍的な進歩を遂げ、人類が宇宙各地で生活している世界観。
登場するのは巨大ロボですが人間が直接搭乗する形ではなく、意識を転送させて動かすというのが他との大きな違い。
また、Iマシンは軍用だけでなく作業用や一般用など多岐に渡って利用されているのも特徴です。
43位:太陽の牙ダグラム
- ジャンル:SFミリタリーロボット、独立戦争
- 放送期間:1981~1983年・全75話(内総集編3話)
- ロボ名称:巨大リアル系・コンバットアーマー
鉄の腕は萎え、鉄の脚は力を失い埋もれた砲は二度と火を噴く事はない。鉄の戦士は死んだのだ。
というナレーションと共に第1話の冒頭から朽ち果てた主役機:ダグラムの姿が出てくるショッキングな演出で一気に興味を惹かれた昭和の話題作の一つ。
初めて観たとき、
いきなり負けたところから始まるんかいっ!?
といった感じの衝撃を受けたことを覚えています。
44位:トータル・イクリプス
- SF、ロボット、恋愛
- 2012年・全24話
- リアル系:戦術機
PCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』を原作とする人類とBETAと呼ばれる宇宙生物の戦いを描いた物語
後半は恋愛と絡んできて落ち着くのですが、前半はこのBETAが人間を引きちぎったりする残虐ファイトをけっこうしてくるので、鬱が苦手な人は回避推奨。
また、同じく世界観を共有するアニメとして『シュヴァルツェスマーケン(2016年・全12話)』も存在します。
45位:逆転世界ノ電池少女
- ジャンル:ロボット、オタク
- 放送期間:2021年・全24話
- 特徴:SDサイズ系・ガランドール
架空の秋葉原を舞台に、別の世界から来た真国日本と戦う。
熱血展開を軸に、2000年以前のオタクネタをぶっこみまくる。
オマージュだらけの展開に、アニメベテラン勢を中心にファンを集めました。
46位:勇者王ガオガイガー(勇者シリーズ)
- SFヒーローロボット
- 1997~1998年・全49話、勇者シリーズは1990~1998年まで全8作
- スーパー系:個別名称
勇者シリーズでもっとも有名で売れたのがこのガオガイガー
スポロボファンにはお馴染みのエースロボット。
熱い叫びとスケールがデカすぎる必殺技が魅力。
47位:ラーゼフォン
- ロボットSFラブストーリー
- 2002年・全26話
- スーパー系:個別名称
美と神秘に彩られた究極のSFロボットラブストーリー
音楽を意識した作りも印象的ですが、主人公とヒロインの関係性がなかなかに珍しい。
48位:スーパーロボット大戦OGシリーズ
- SFヒーローロボット
- 2005年から複数シリーズ
- 混合系:個別名称
スーパーロボット大戦のオリジナルロボやキャラだけで構成した作品。
理想を言うなら、オリジナルだけじゃない。
ガンダムやマジンガーなど、ゲームに参戦している作品を含めたアニメも一度見てみたいですね。
49位:マジンガーシリーズ
- ロボット、アクション
- 1972年から複数シリーズ
- スーパー系:個別名称
永井豪先生が生み出した元祖スーパーロボット、それがマジンガーZ。
そのシリーズの中で一番円盤が売れたのがこのマジンカイザーとなっています。
50位:ゲッターロボシリーズ
- ジャンル:ロボット
- 放送期間:1974年から複数シリーズ
- ロボ名称:合体スーパー系・個別名称
マジンガーZと同じく、永井豪先生が生み出したこちらは元祖合体・変形ロボット。
ちなみに、そのゲッターロボシリーズで一番円盤が売れているのが真ゲッター。
スーパー系とリアル系の解説
ここでは、スーパー系とリアル系が分からない人向けの解説を。
正しくはスーパーロボットとリアルロボットで、これはゲーム『スーパーロボット大戦』などで出てきたロボットを大きく2つの系列で分ける呼称ですね。
- スーパー系:超科学的なスーパーヒーロー的ロボット(マジンガーZやグレンラガンなど)
- リアル系:リアリティを重視したロボット(ガンダムやマクロスなど)
といった感じ。
とはいえ、これらには明確に当てはまらない、またはエヴァみたいにその両方を兼ね備えたタイプもありますが。
なので、僕の中では特殊な機体は除き、大型怪獣なんかと格闘戦が行えるパワーと耐久力があるものをスーパー系、そういったことはできず現実の兵器に近い雰囲気があるものをリアル系と考えています。
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最近真面目に、巨大ロボットが開発可能となるしっかりした科学技術理論が発表された。ダイセルの首席技師であり島根大学客員教授の久保田邦親博士の「炭素結晶の競合(CCSC)モデル」である。この時点から科学技術上の歴史は新たな旋回をみせる一種のブレークスルーが達成されたことを意味している。