
スラムダンクに登場する田岡監督が上司にしたい男No.1なたくじです。
今回はそんな田岡監督(田岡 茂一)の魅力とスラムダンクの感想レビュー評価・考察を。
スラムダンク&田岡監督とは?
SLAM DUNK(スラムダンク)とは、1990年~1996年に週刊少年ジャンプで連載されていた国民的バスケットボール漫画。
1993年~1996年にアニメ化もされました。
コミックがガンガン売れまくった&アニメも大ヒット、スラムダンクに登場する名言が他のマンガやアニメで未だに使われるほどの人気。
最後まで・・・希望をすてちゃいかん あきらめたらそこで試合終了だよ
また、上のスラムダンクで一番有名な安西先生(主人公チームの監督)の名言はドラマにまで使われたほど。
まさに国民的バスケ漫画!
田岡 茂一はそんな主人公や安西先生が所属する湘北高校のライバル、陵南高校の監督です。
男:田岡 茂一(監督)の有能さを徹底解剖!
ここからは田岡監督の有能さに迫ります。
田岡監督の有能要素その1:強豪校を率いるベテラン監督
監督歴10年以上の実績、陵南高校という強豪校を任されることからもその有能さがうかがえます。
田岡監督の有能要素その2:スカウトは粘り強く
強豪校と言われながらもインターハイ(全国大会)への出場経験はなかった陵南高校。
そこにビッグ・ジュンの異名を持つのちのキャプテン『魚住 純』が入部。
この魚住の入部をキッカケに本気でインターハイを目指すために自らスカウトに奔走。
が、三井・宮城・流川といった才能ある選手は獲得できず!(全員ライバルの湘北高校に入学)
しかし、そういった失敗にめげないのが男:田岡茂一の魅力。
結果、作中でも一番の天才といわれる『仙道 彰』を入部させることに成功!
スカウトの成功率はイマイチですが、その成功率の低さを粘り強さでカバーするのが田岡監督流。
仙道は天才的なプレーだけでなく、飄々としながらもリーダーとしてチームを引っ張る選手として活躍しています。
ちなみに仙道のアニメ版の声優は亜人の佐藤などを演じた『大塚芳忠』さん。
今も昔も飄々としたキャラが似合う!
田岡監督の有能要素その3:才能を伸ばすだけでなく精神面の面倒もみる指導力
選手の才能を伸ばすのは当たり前。
むしろそれだけでは監督としては二流ですな。
一流の監督は選手の精神面もカバーしてこその一流。
ここが僕が田岡監督を有能で上司したい男No.1と豪語する一番の理由です。
その田岡の指導力がよく分かるのが魚住とのやり取り。
入った当初はただデカイだけで練習にもついていけないデクの坊。
周りから陰口をたたかれ、田岡監督に退部を直訴。
その時に田岡監督が言ったのがこのセリフ。
この田岡茂一が陵南の監督について10年
初めて今年チームの中心になれる男を得たんだ
それはお前だ「ビッグ・ジュン」でかいだけ?
結構じゃないか
体力や技術は身につけさすことが出来る・・・
だが お前をでかくすることはできない
たとえ俺がどんな名コーチでもな 立派な才能だお前が3年になった時 綾南初の全国大会出場ーーーオレはそんな夢をみているんだ
ん?おかしいか?こんなオッサンが
こんなことを言われたら、そりゃがんばりますって。
男:田岡 茂一(監督)の不安要素を徹底解剖!
基本的には有能ですが、ちょいちょい失敗もする田岡監督。
ここではそんな不安要素についても解説。
田岡監督の不安要素その1:たまに指導で大失敗をする
指導力が有能な田岡監督ですがたまに失敗もする。
もちろん、人間ですから失敗することもありますが、それが大失敗に繋がってしまうのが玉にキズ。
その一番の大失敗が福田 吉兆の指導法。
福田はチームを勢いづけるガムシャラなプレーが特徴のスコアラー。
攻撃に関しては仙道に次いで頼りになる男。
また、本人も仙道に強くライバル意識を持っており、バスケ経験が浅く入部当初は一番ヘタでしたが、そのライバル意識で急成長。
そんな二人を見た田岡監督は仙道は褒めて伸ばし、福田は叱って伸ばす指導方法を取ることに。
が、これが大失敗!
見た目やプレイスタイルと違い、福田の精神はプライドが高い天才肌(仙道は褒めても叱っても受け流す飄々タイプ)
ついに我慢の限界に達し、大問題を起こすことに。
男:田岡茂一、一生の不覚!
田岡監督の不安要素その2:性格がマヌケな自信家
田岡茂一は基本的に自信家。
強豪校の監督によくいるタイプと同じですね。
が、最大の違いはマヌケな面がけっこうあるところ。
ちょいちょい自信たっぷりに言い切っておきながら、予想が外れて大慌てというシーンがあるのですよね(笑)
その最大の見せ場が湘北高校とインターハイ出場を掛けた一戦。
湘北高校には不安要素がいくつもあると断言する田岡監督。
その一つ一つが出てくる度に
湘北の不安要素その1
などと言ってドヤ顔をします。
が、最終的にはその不安要素のいくつかがひっくり返されて大慌て(笑)
田岡監督の不安要素その3:ここ一番でミスしちゃう
試合中も有能ぶりをしっかりと出してくる田岡監督ですが、上で触れたとおりちょこちょことミスしちゃいます。
しかも、それがここ一番でも出ちゃう!
それが分かるのが湘北とのインターハイをかけた一戦の終盤。
陵南高校は終盤までリードをしており、さらに相手の主力の一人を退場に追い込む。
代わりに出てきたのが副キャプテンながらレギュラーより大きく力が劣る『木暮 公延』
そんな状況を見て、田岡監督が出した指示がコレ。
小暮はある程度はなしといていい!!
力が劣る小暮はフリーにしておいても大丈夫と思ってのこの指示。
が、それがまさか敗因になるとは・・・。
ガックリとうなだれる田岡監督のセリフがコレ。
あいつも3年間がんばってきた男なんだ
侮ってはいけなかった
最後の最後に反省することになった男:田岡茂一でした。
不安要素も吹き飛ばす田岡監督の懐の深さ
有能でありながら不安要素も多い田岡茂一。
が、それを補って余りあるほどの懐の深さがあります。
それがよく分かるのが湘北との試合に敗れた後のインタビュー。
敗因はこの私!!
陵南の選手たちは最高のプレイをした!!
一切の言い訳なく全ての責任は自分にあると言い切るこの男ぶり!
すぐに責任逃れしようとする日本の政治家や会社役員共に見せてやりたい姿です。
これがスラムダンクの田岡監督を上司にしたい男No.1に選んだ理由です。
こんな上司なら付いていきたい!
以上、田岡監督の魅力とスラムダンクの感想レビュー評価・考察でした。
ではではまた。