
スライムはドラクエ(ドラゴンクエスト)の影響で最弱のイメージがあったすやまたくじです。
今回はそんなイメージを覆すマンガの感想レビュー評価・考察を。
目次
転生したらスライムだった件とは?
- ジャンル:人外への異世界転生ファンタジー
- 作者:原作・伏瀬、作画・川上泰樹
- 掲載誌:講談社『少年シリウス』
- 連載期間:2015年~
- 原作:ライトノベル
- スピンオフとテレビアニメ版あり
原作:伏瀬(ふせ)さん、作画:川上泰樹(かわかみたいき)さんにより講談社の『月刊少年シリウス』で2015年連載の異世界転生ファンタジー漫画。
原作はライトノベル(GCノベルズ)です。
前に紹介した女子高生がクモのモンスターに転生する『蜘蛛ですが、なにか?』と同じ系統のマンガで、こちらは37歳のサラリーマンが異世界でスライムに転生するという物語。
こちらも『蜘蛛ですが、なにか?』と同じで、本当は原作ライトノベルを読みたかったのですが時間の無さから手軽な漫画版のみ読んだパターンです(笑)
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意外と快適なスライムの体
人間からスライムに転生したら、
やだーーーー!!!
となる人がほとんどでしょう。
主人公も最初はそうでしたがすぐにスライムの体の快適さに気付きます。
暑さや寒さは感じない、傷付いても自己再生する、食事も睡眠も不要と、
ある意味無敵じゃんっ!?
といった存在だったから。
人間みたいに気候に左右されず、お金や食べ物のことを心配して生活しなくていいのです(笑)
ゲーム要素もあり
ライトノベルやそれを原作としたマンガやアニメでちょこちょこ見るようになった異世界転生ファンタジー+RPGなどのゲーム要素。
『転生したらスライムだった件』でもスキルなどのゲーム要素が組み込まれています。
例えば、上の画像の『大賢者』というスキルは疑問に答えてくれるというもの(なぜかPCの自動音声のような声らしい)
声に出さなくても頭で考えただけで疑問に答えてくれるなどかなり便利なスキル。
異世界のよく分からないことはこれでだいたい解決です。
チートすぎるスライムのスキル『捕食者』
ドラクエの最弱のイメージから、
スライム最強じゃねぇっ!?
と考えを改めた一番の原因がこの『捕食者』というスキル。
捕食した対象を解析することでそのスキルを得ることが可能といういもの。
魔物を捕食すればそのモンスターのスキルをゲットできるだけでなく、その魔物の姿形にも擬態できるというもの。
つまり、捕食すればするほど強くなり、いろいろな姿になれるというもの。
これによってスライムなのに喋れるし、漫画の表紙になっているような人間の姿になったりもするし。
もはやスライムとは言っていいのか分からないレベル。
個人的にはスライムの姿で喋れるしイカしてるので人間の姿になる必要ないじゃんと思いますが(笑)
また、生物以外にも植物・鉱石・金属なども捕食でき、それを元にポーションや武器も作ったりできるというチートぶり。
なんでもこのスライムはドラクエではなく、テーブルトークRPGに登場する厄介な魔物のイメージから作っているらしいですが、テーブルトークRPGのスライムってこんなに強いのですかね?(一度もやったことがない)
魔物などの仲間を次々と増やしていく
異世界転生ファンタジーということで、ヒロインなどの少数の仲間達と共に魔王でも倒しに行くのかな?と思っていたのですが、
『転生したらスライムだった件』では主人公が困っている魔物を助け、それらの魔物が次々と仲間に加わっていきます。
勇者というより王様って感じですね。
また、冒険というより街づくりといった感じ。
普段は街づくりやルール作りなどの内政を行い、敵が攻めてきたら仲間達とそれを撃退とする。
異世界転生ファンタジーの中ではあんまりなかったジャンルですね。
特に街づくりなどの内政部分がゲーム『シムシティ』や『アクトレイザー』みたいな感覚で僕は好きですね。
転生したらスライムだった件のアニメ版&原作ライトノベルを漫画版と比較
- 原作ラノベ作者:著者・伏瀬、イラスト・みっつばー
- レーベル:GCノベルズ
- 刊行期間:2013年~
- アニメ放送期間:2018~2019年・全25話、2期 2020年~
- アニメーション制作:エイトビット
- キャスト:リムル・岡咲美保、大賢者・豊口めぐみ、シオン・M・A・O、シュナ・千本木彩花、ハクロウ・大塚芳忠
ここでは、転生したらスライムだった件の原作ライトノベルとアニメ版、さらにスピンオフ作品も含めて比較していきます。
原作ラノベの表紙は上で掲載したのでこちらでは挿絵を。
コミック版とはイラストを描いている人が違うため、けっこう絵は違いますね。
どうやら漫画版は原作イラストをベースにしつつもかなりアレンジを加えているようです。
他にも、スピンオフ漫画『転生したらスライムだった件 魔物の国の歩き方』もアリ。
- 作画:岡霧硝
- 掲載誌:コミックライド
- 連載期間:2016年~
スピンオフでは兎人族(ラビットマン)のフラメアが主人公。
リムルにお願いされて、魔国連邦(テンペスト)のガイドブックを作るために街や周辺の色々なところを周っていくというもの。
こちらもまた描いている人が違うため、原作ラノベや本編のコミカライズ版とは絵が違います。
また、本編のキャラクターが数多く出る一方、原作ラノベ10巻以降が舞台となっているので要注意。
本編のコミカライズ版は8巻時点で原作ラノベの3巻の内容しか進んでいないため、漫画だけを読んでいると知らないキャラクターが多く出てくることになります。
そして、こちらがアニメ版。
なんていうこともない普通の人生…ではもうない
なんということでしょう
こんな人生が待っているとは…いや…スライム生?
スライムのリムルに関してはどれでもあまり変わりありませんね(笑)
アニメらしくぬるぬる動くぐらいです。
ヒロイン?であるシュナ(左)とシオン(右)など、人型のキャラとなるとやはりアニメは違いますね。
名シーン?の一つであるリムルの取り合いなどもしっかりと再現されています。
アニメは2クール放送ということなので、コミック版を追い越して原作ライトノベルの8巻辺りまで進むかもしれません。
アニメに関しては、また視聴後に情報を追加します。
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転生したらスライムだった件の独自評価・考察
戦闘以外の内政部分にも力を入れているのが魅力かなと。
特にいいなと思ったのが仲間になった魔物に名前を付けると進化するというシステム。
この世界の魔物は普通は名前がなく、名前は上位のものから与えられるもの。
そんでもって、名前を与える人の力を強ければそれだけ影響を受けて強く進化するみたいです。
名前を付けると、ヨボヨボの老人がマッチョになったり、子供が大人になったり、グラマー美人がより巨乳になったりする(笑)
戦闘力だけじゃなく見た目も変わるのが面白いですね。
このキャラはどんな風に進化するのかと考えるのも楽しみの一つ。
また、弱い魔物を仲間にしても、名前を付けることで心強い味方になるといった点も良い指導者の元では人材も良く変わるといった感じがして好きですね。
ひとこと感想
転生したらスライムだった件は、スライムの強さとゲーム感覚な仲間作り&街づくりが楽しめる作品。
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