この作品は最初はイロモノと思っていたら思わぬダークホースだったすやまたくじです。

今回はそんな萌え擬人化競馬アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』の感想レビュー評価・考察を。


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動画解説:ウマ娘 プリティーダービー:歴代名馬が女の子となって甦る競馬アニメ(約16分)

ウマ娘 プリティーダービーとは?

  • ジャンル:萌え擬人化、競馬、学園、アイドル
  • 放送期間:2018年・全13話
  • アニメーション制作:P.A.WORKS
  • スタッフ:及川啓、石原章弘、杉浦理史、椛島洋介、辻智子
  • キャスト:スペシャルウィーク・和氣あず未、サイレンススズカ・高野麻里佳、トウカイテイオー・Machico、ウオッカ・大橋彩香、ダイワスカーレット・木村千咲、ゴールドシップ・上田瞳
  • 原作:メディアミックス

異世界(リアルの現実世界)の競走馬の名前と魂を受け継いだ少女たちのレースバトル。

ウマ娘とは、基本的には人間と同じながら時速70kmを超えるサラブレッド並の超人的な走力に馬の尻尾と耳を生やした女の子こと。

トレセン学園(正式名称:日本ウマ娘トレーニングセンター学園)に在籍し、国民的スポーツ・エンターテイメントレース『トゥインクル・シリーズ』での活躍を夢見て日々学業と特訓に励んでいる。

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競馬界の名だたる名馬を擬人化

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ウマ娘 プリティダービーのタイトルからも分かる通り、この作品の最大の特徴は競走馬をカワイイ女の子として擬人化しているところ。

競走馬の中でも名馬と言われた歴代のスターをセレクトしています。

1990年代前半の三冠馬(皐月賞・日本ダービー・菊花賞を制した馬のこと)ナリタブライアンに同じ時代にライバルの一頭として活躍したヒシアマゾン、

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1980年代後半の第2次競馬ブームにハイセイコー(70年代に圧倒的な人気を集めた国民的アイドルホース)に並ぶ人気を集めたと言われる怪物オグリキャップ、

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成績的にはイマイチだけど、連戦連敗があまり長く続いため人気を呼び、2000年代前半にブームを巻き起こしたハルウララなど、実力はもちろん競馬好きじゃない一般人でも名前ぐらいは知っている名馬が中心に揃っています。

 

スペシャルウィークの実話をベースとしたストーリー

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名馬が揃うウマ娘の主役を担うのはスペシャルウィーク。

実際のスペシャルウィークは瞬発力と勝負根性を生かした差しの戦法(前半は中盤辺りをキープしレース終盤にスパートをかける)で1990年代後半に数々のドラマを魅せた名馬。

ウマ娘のスペシャルウィークもこの特徴を受け継ぎ、レース終盤の瞬発力と勝負根性で熱いレースを展開します。

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その他にスペシャルウィークと寮が同部屋の1年先輩:サイレンススズカが準主役のような扱い。

実際のサイレンスズカもスペシャルウィークの1年先輩で、こちらは最初から最後まで先頭を走り続ける大逃げのレーススタイルで注目された馬。

そのあまりの強さから、

サイレンススズカは一人旅!抜かせません!5馬身くらいのリード!楽勝です!

なんていう名実況も生まれたほど。

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トゥインクル・シリーズに参加するにはチーム(リアルの厩舎(きゅうしゃ)みたいなもの)に所属する必要があり、二人が所属しているのがチーム<スピカ>。

※スピカメンバー(実際の現役年)

  • スペシャルウィーク(1997年~2000年)
  • サイレンススズカ(1997年~1998年)
  • トウカイテイオー(1990年~1994年)
  • ゴールドシップ(2011年~2015年)
  • メジロマックイーン(1990年~1994年)
  • ウオッカ(2006年~2010年)
  • ダイワスカーレット(2006年~2008年)

とこのチームだけでもかなりの豪華メンバー。

ただ、スペシャルウィークとサイレンススズカ以外は世代が違うためかあまりレース描写がないのがざんねん。

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そのスピカのライバルとなるのがトレセン学園最強と言われるチーム<リギル>

※リギルメンバー(実際の現役年)

  • エルコンドルパサー(1997年~1999年)
  • グラスワンダー(1997年~2000年)
  • タイキシャトル(1997年~1999年)
  • エアグルーヴ(1995年~1999年)
  • テイエムオペラオー(1998年~2002年)
  • シンボリルドルフ(1983年~1986年)
  • ナリタブライアン(1993年~1996年)
  • ヒシアマゾン(1993年~1996年)
  • フジキセキ(1994年~1995年)
  • マルゼンスキー(1976年~1977年)

シンボリルドルフ・ナリタブライアンと三冠ウマ娘が2人もいるなど、こちらもそうそうたるメンバー。

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ただし、こちらもスペシャルウィークやサイレンスズカと激闘を演じたエルコンドルパサーやグラスワンダー、あとはエアグルーヴが絡む程度(史実通りに展開するなら今後テイエムオペラオーも絡むはず)でそれ以外のメンバーは年代の違いからかレースではあまり出番がないのがざんねん。

年代的には被ってますがタイキシャトルは適性距離の違いからリアルでもほとんど絡んでいないためか出番少なめ。

そして、他にもチームあるのに、

スピカとリギルだけにどんだけ名馬偏ってんだよっ!?

とツッコミたくなるラインナップですw

 

レースはほぼリアルの競馬とほぼ同じ

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トゥインクル・シリーズと名称は違いますがレースの編成やスケジュールは現実の中央競馬とほぼ同じですね。

競馬と同じくG1やG2といったグレード制を採用しており、皐月賞や日本ダービーなどの名称も同じ。

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競馬場の方も最新技術を使ってリアルに再現しています。

観客の声援やレース前のファンファーレ(権利の関係か実際のものとは音が違いますが)など、競馬場の雰囲気もそのままに。

昔のイメージしかない人はもっとおっさんが集まる殺伐したところだろっ!?と思うかもしれませんが、

馬券が舞ったりときには怒号のような声援が起こったりしていたのは今や昔の話。

今ではコアな競馬ファン以外の家族や女性も楽しめる綺麗な場所となっています。

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もちろん、競馬でお馴染みの実況アナウンサーと解説のコンビもしっかりと。

アナウンサーは本職の人を起用してくれなかったのがざんねんですが、解説の方は競馬評論家である細江純子(ほそえじゅんこ)を起用(作中では解説ホソイさん)

また、解説タケさんこと武豊(画像左)も登場しました。

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他にもゲート入りを嫌がるウマ娘がいたり、それを押さえてゲートに入れる職員が出て来るといった細かい演出も。

この辺、人間と同じサイズのウマ娘でやるとなんかとってもシュールですが(笑)

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レースの方は競馬中継などでお馴染みの全体が見渡せる俯瞰や馬群のポイントポイントを押さえたカメラワークに加え、

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アニメならではのアップのカメラワークも。

このアップでの迫力はウマ娘ならではの魅力ですね。

高速で走っているので静止画にするとこんな風にブレブレになってしまいますw

このレースのスピード感は想像以上でしたね~

 

ウイニングライブなどアイドル要素もあり

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ウマ娘ではウイニングランの代わりにウイニングライブを行います。

レースで勝利したウマ娘をセンターに2着と3着がバックダンサーを務める形ですね。

観客の前で歌とダンスありと、もはやアイドルのライブステージのよう。

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ウマ娘の世界で発行されている競馬雑誌『月刊プリティーダービー』も表紙を見るとまるでアイドル雑誌のようですね(笑)

ちなみに通常のレースの体操着(名前が牡馬だと下は短パン、牝馬だとブルマ)にゼッケン着用のみですが、G1のときはステージ衣装のような各ウマ娘で違う勝負服を着用します。

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また、現実では騎手や調教師が応えているレース前やレース後の勝利者インタビューなどもウマ娘自身が対応する(横にトレーナーが付くことがありますが)

パドック(レース前の状態を観客が見る場所)やレースの入場の振る舞いなどはかなりアイドルっぽいですね。

競馬+アイドル

ということで、ウマ娘 プリティーダービーってことなのでしょう。

 

ゲーム版や漫画版もあり

  • ゲームジャンル:育成シミュレーション
  • 対応機種:スマホゲーム(iOS、Android)
  • 発売日:2018年予定
  • 開発元:Cygames

ウマ娘はアニメ・漫画・ゲームと同時展開しているメディアミックス作品。

スマホゲームは育成シミュレーション。

トレーナーとなってウマ娘と絆を深めながら育成し、レースでの勝利を目指すといったもの。

アニメ版にまともに出ていないキャラクターなどにも出番があり、スマホ版ではさらにウマ娘が充実。

また、アニメ版では省略され気味なウイニングライブがガッツリと聴けるようにもなっています。

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漫画版は、『STARTING GATE!-ウマ娘プリティーダービー-(アニメと同じくスペシャルウィークが主人公だけど展開が違う)』『ウマ娘 プリティーダービー-ハルウララがんばる!-(アニメでは脇役のハルウララが主人公)』『うまよん(日常4コマコメディ)』などがあり。

マンガ版もアニメとは違う展開が見れるようになっています。

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ウマ娘 プリティーダービーの独自評価・考察

競馬ファンと競馬を知らない人で違った楽しみ方ができるアニメ。

これが視聴前と視聴後で大きく変わった印象ですね。

競馬ファンを唸らせるリアルを再現したウマの特徴やレース展開

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歴代の名馬をカワイイ女の子に萌え擬人化…ということで、最初はイロモノかと思っていたのですが、その見た目に反して競馬ネタが非常に細かい。

競馬ファンならもはや気付いている人もいると思いますが、ウマ娘の見た目はモデルとなった競走馬の特徴を受け継いでいます。

髪色は実在馬の毛並みとほぼ同じ。

顔の模様に星や流星を持つ馬がモデルの場合は前髪の一部にメッシュが入る。

メンコ(覆面みたいなやつ)やシャドーロール(鼻に装着するもの)などの馬具を使用していた馬に関してはアクセサリーやリボンなどで再現。

ハルウララ(さすがに実物はピンクの毛並みではない)などの一部を除き、その見た目の再現度が高い。

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また、トウカイテイオーのテイオーステップやスペシャルウィークやオグリキャップの大食いといった細かい設定を盛り込んでくる。

さらにスペシャルウィークはその大食いからの体重オーバーでレースで失敗してしまうといった競馬ファンが歓喜する史実のネタなんかも。

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そして、レースの方も史実をそのまま再現してくるものもある。

G2にしては豪華すぎると言われたサイレンススズカ・エルコンドルパサー・グラスワンダーが揃った第49回:毎日王冠などを再現。

競馬ファンは史実を楽しみ、知らない人は真っ白な状態で楽しめる&その後に史実を調べて二度楽しむといったこともできます。

 

レースは史実とは違う夢の対決もアリ

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史実を再現したレースもいいですが、やはりそればかりでは面白くない。

競馬に詳しい人ならレース展開が毎回分かってしまいますからね。

まあ、人によってはその再現度を楽しみたいという人もいるでしょうがw

ウマ娘では史実ではなかった夢の対決や史実をベースとしながらif入れたレースなども行われます。

その最初のインパクトとなったのが日本ダービー。

史実のスペシャルウィークが出走した1998年の日本ダービーでは外国産馬ということで資格がなく参加できなかったエルコンドルパサー(2001年まで外国産馬は出走できなかった)

それがウマ娘の世界では日本ダービーに参戦。

史実でも走ったスペシャルウィーク・セイウンスカイ・キングヘイローとダービーを争うことになります。

史実にifを加えたことで競馬ファンでも先が読めない手に汗握る展開に。

 

学園アイドルものと見せかけて熱いスポ根ものだった

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学園が舞台でレースの勝利後にはウイニングライブを行う。

なので、最初は競馬要素はサブでラブライブ!のような学園アイドルものかと思ったのですよ。

それがまさかアイドル要素がサブでこんなガッチガチに競馬要素で攻めてくると思わなかった。

レース前に特訓を行ったりもするのでスポ根要素も強いですね。

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そして、メインとなるレース展開がかなり熱い。

最初の方は主人公だけにスポットを当てたシンプルなものだったのですが、ライバルとの勝負が描かれる中盤以降はこの勝負熱がグッとヒートアップしていく。

やはり一強よりも複数のライバルとの抜きつ抜かれつの展開の方が盛り上がりますからね~。

徐々に高めていくスピード感があるレース展開に加え、駆け引きや心理描写なども熱い。

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そこからの実際の競馬でも盛り上がる最後の直線での力勝負!

瞬発力と根性で勝負するゴール前の混戦はレースものの花形。

ここの盛り上がりは外れなしです。

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そして、レースの結果に歓喜するもの、

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逆に悔し涙を流すもの。

この両者の明暗がまた物語を盛り上げる。

学園アイドルものじゃなく、熱血スポ根もののとしたのは大当たりでしたね。

 

ウマ娘 プリティーダービーのひとこと感想まとめ

ウマ娘 プリティーダービーは競馬に詳しい人もそうでない人も楽しめるスポ根レースアニメ。

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