
あなたの心の感動屋さん:アニメマンガ名探偵すやまたくじです。
今回はとにかく泣けるをテーマに、感動ドラマ・青春・恋愛・スポーツ・バトル作品をピックアップ。
審査の基準は一発でガツンとくる感動の強烈さと、最終回までに何度泣けるシーンがあるかの質と量の両方の合計でジャッジします。
好きな漫画100冊お得に読める 30日間無料でアニメ見放題【随時更新】青春・感動ドラマアニメおすすめランキング
ここでは青春・感動・ドラマ・ホロリと泣けるアニメを比較。
バトル・恋愛・ファンタジー・スポーツ・SFなど、泣けるならジャンルを問わず全てが対象です。
なお、ランキングは円盤売上・動画配信の再生数、独自でやっているTwitter投票週間ランキング、すやまたくじの好みもプラスして順位付けしています。
1位:宇宙よりも遠い場所(よりもい)
- 青春、冒険
- 2018年・全13話
- 主要メンバーとその周りの感動ドラマ
怒濤の青春ドラマが泣かないことを許さない。
女子高生4人組が南極を目指す青春物語で、他の作品のように誰かがストーリーの途中で亡くなるといったことがないのに(すでに故人はいますが)、これだけ泣かせてくるというのも凄い。
しかも、ラストで泣かせるために徐々に盛り上げていくスタイルでもない、1話完結方式でもない。
繋がった1クールのストーリーで様々な手法でこれでもか!というぐらいに泣かせてくる。
有名なのは『ざまあみろ!』ですが、それ以外も名シーンや名ゼリフが多すぎて、中盤以降はほぼ泣かされていたんじゃないかというぐらい。
油断してご飯を食べながら見たりしたらヤバいですね、白米が涙に塩味になっちゃうから(それはそれでうまいかもしれませんが)
中盤以降の涙の降水確率は100%以上、しかも1度じゃ済まないということで、泣かせる質も量も文句なしの第1位です!
2位:ヴァイオレット・エヴァーガーデン
- ファンタジー、群像劇、感動ドラマ
- 2018年・全13話、劇場版 2019年と2020年
- 大切な人に宛てた手紙と想い
これは戦場で生きてきた少女が手紙を通して愛を知るまでの物語。
戦場しか知らなかった少女:ヴァイオレットの次の仕事は大切な人へ想い綴る代筆屋(手紙を書く仕事で作中ではオート・メモリーズ・ドールという名称)
そんなヴァイオレットが各地の依頼者の元へ赴く基本は1話完結のストーリーとなっています。
その中にヴァイオレットの過去と愛について考えるエピソードが入ってくるというもの。
設定やストーリーは昔から映画などで使われる古典的なものが多いのですよね。
が、それを丁寧に、そして京アニのハイクオリティで描くからめちゃくちゃ泣ける!
>>ヴァイオレット・エヴァーガーデンも含む初心者におすすめのアニメを見る
3位:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
- 恋愛、青春、ファンタジー、感動ドラマ
- 2011年・全11話、2013年 劇場版
- ドラマ性の強いストーリーが熱い
仲間の死をキッカケに疎遠になったかっての『超平和バスターズ(6人組のグループ名)』が再び集まり、それぞれの過去の想いや恋、罪の意識に決着を付けながら成長していくという青春ストーリー。
6人組の一人で高校生になった主人公:仁太(通称:じんたん)の前に死んだはずの芽衣子(通称:めんま)が当時の姿のまま現れ、彼女から『お願いを叶えて欲しい』と頼まれることに。
芽衣子が幽霊のような存在で現れるというファンタジー要素はありますが、ストーリーや演出などは非常にドラマ性が強いものとなっていますね。
芽衣子を失ったことでトラウマを抱えた超平和バスターズのメンバーや家族とのやり取りはどれも根が深い。
クライマックスに向けた終盤の盛り上げはもうずるい!と思ってしまうぐらいに泣ける。
そんな感動で盛り上げたラストの涙の降水確率は90%以上。
4位:王様ランキング
- ファンタジー、冒険
- 2021~2022年・全23話
- ギャップのある人間ドラマ
見た目に騙されちゃいけない。
絵本のような見た目から展開する、深すぎる人間ドラマに1話から号泣する人が続出。
見た目で0話切りした人たちも、口コミを聞いて見てみたらハマっていった。
主要キャラの全てに感動ドラマが詰まっている名作です。
5位:鬼滅の刃
- ジャンル:時代劇、剣劇バトル、ダークファンタジー
- 放送期間:2019年・全26話
- 泣かせるポイント:家族愛や絆
19話の神回で一気にランクイン。
大正時代の日本に人を食う鬼がいるというダークファンタジー剣劇バトル。
ユーフォテーブルが描くバトルアクションは圧巻の一言。
和のFateといった芸術的な世界観と演出を魅せてくれる。
が、鬼滅の刃はバトルだけではないんですよ。
むしろ感動の方が熱いと言っても過言ではない。
家族愛や人との絆というものが随所に出てくる。
メインヒロインを鬼となってしまった妹としたことで、その感動に拍車をかけています。
兄:炭治郎と妹:禰豆子、そしてその他の家族との家族愛はもちろん、道中で出会う味方、さらには敵となった鬼ともドラマがあるため、非常に泣かせるポイントの手数が多い。
少年バトル漫画の主人公とは思えないほど心優しい炭治郎を主役としたからこそ、生まれる感動ドラマがあります。
6位:喰霊-零-
- ノンストップ退魔アクション、ホラー、感動ドラマ
- 2008年・全12話
- 黄泉と神楽のエピソードが泣ける
衝撃の1話目とラストの切なさで魅せるノンストップ退魔アクションアニメ。
悪霊や妖怪と戦う退魔師の黄泉と神楽の少女を中心に展開するストーリー。
予想を裏切ると構成と退魔アクションも見物ですが、人間ドラマの方も1クールにギッシリと詰まっています。
特に黄泉と神楽の絆を描くエピソードが熱いですね。
最初は二人が姉妹のように仲良くなっていくストーリーを描き、中盤から徐々にすれ違っていく。
その心の距離と共に変わっていくEDの演出なんかも切なさをヒートアップさせていく。
そして、理不尽な事件やエピソードで場を温めておいてのラストバトル。
ラストの涙の降水確率90%以上の作品となっています。
7位:結城友奈は勇者である
- 変身ヒロイン、戦闘美少女、新日常系、感動ドラマ
- 2014年・全12話、2期2017年・全12話、3期2021年・全12話
- 三ノ輪銀のエピソードが熱い
結城友奈は勇者である(略称:ゆゆゆ)は、2014年に第1期が、2017年に第2期『結城友奈は勇者である -鷲尾須美の章-&-勇者の章-』が放送された中学生の少女達が人類を守るため神樹の勇者として未知なる敵:バーテックスと戦う物語。
その中で、特にオススメするのは2期の前半『鷲尾須美の章(全6話)』で1期の前日譚となる話です。
なので、2期から先に観ても問題ありません。
変身ヒロインもの+ほのぼの日常と見せかけて、途中から絶望が忍び寄ってくるという新日常系。
大筋の展開は1期も2期後半の『勇者の章』も同じなのですが、中でも際立っているのがこの『鷲尾須美の章』
終盤5話・6話はエグいほどに心を削ってくるので要注意。
観たことある人だったら、このキービジュアルだけでも『あっ!銀っ!?』ってなるんじゃないでしょうか。
8位:四月は君の嘘
- 音楽、青春恋愛、感動ドラマ
- 2014~2015年・全22話+OAD
- 二人の音楽シーンと終盤の人間ドラマ
四月は君の嘘(略称:君嘘)は、中学生のピアニスト:有馬公生とヴァイオリニスト:宮園かをりを中心に音楽&恋愛ドラマを描いた青春ストーリー。
ピアノとヴァイオリンということで流れる音楽はクラシック。
そんな二人がタッグを組んで数々のコンクールを総なめにしていく!と期待させる前半から一転、後半は怒濤の泣かせ展開なんですよね~。
前半と後半でガラリと作風が変わる。
また、ヒロインである宮園かをりの容態に合わせて、髪の毛の色を薄くしていくという芸の細かさなんかでも泣かせてくるのですよね~
ラストの二人の演奏の涙の降水確率は80%以上!
9位:機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- SFロボット
- OVA 1989年・全6話
- 子供の視点から見た戦争
ガンダムシリーズにも泣ける話が多い。
そんな中でも一つ挙げるとしたら、
嘘だと言ってよ、バーニィ
というフレーズが有名なガンダム0080~ポケットの中の戦争~ですね。
ガンダムシリーズはだいたいガンダムに搭乗するパイロットが主人公なのですが、この0080では民間人の小さな子供アルが主役という異色作。
アルはジオン軍のバーニィとも連邦軍のクリスとも仲良くなり、そんな大好きな二人が生死を賭けて戦う姿を見るという子供目線で見る戦争の姿を描いた作品。
1980年代の古い作品なんですが、全6話と短くストーリーもまとまっているため、ガンダム初心者が見るのにもおすすめですね。
10位:サマータイムレンダ
- サスペンス、SF、バトルアクション
- 2022年・全25話
- 終盤の熱すぎる人間ドラマ
影を見た者は死ぬ。本格派SFタイムリープはサスペンスだけじゃなく、感動ドラマも生み出しました。
サマータイムレンダの特徴は、1クール目では謎のミステリーが濃く、2クール目に入ってからはバトル要素が強くなること。
2クール目のラスボスとのバトルパートに入ってからは目頭を熱くさせる展開が満載です。
バトル定番の仲間の見せ処に加えて、ラスボスの方にもドラマがある。
実質的な最終回となる第24話は涙なしでは観れない感動がありました。
>>サマータイムレンダも対象2020年代令和アニメおすすめランキング
11位:Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
- 英雄による伝奇バトル
- UBW 2014~2015年・全26話、他劇場版と複数シリーズ
- 後半のイリヤとバーサーカーの話
願いを叶える聖杯を賭けて魔術師と過去の英雄サーヴァントがタッグを組んで戦う伝奇バトルアクション、Fateシリーズにも泣ける作品が多い。
その中でも特に目が離せないのがユーフォーテーブルが手掛けたシリーズ。
さらに一つに絞るなら『Fate/stay night [Unlimited Blade Works](アンリミテッドブレイドワークス、略称:UBW)』
Fate/stay nightは選んだヒロインによってルートが変わる3つのシリーズがありますが、ストーリーとクオリティから初心者が最初に見るならこのUBWがおすすめ。
主人公とヒロインによるメインストーリーもいいのですが、このUBWは周りのキャラクターのドラマも熱い。
その中でも一番印象に残っているのがイリヤとバーサーカーの話ですね。
他の2つのルートとはまったく違う結末を迎えることになるイリヤ。
この二人の話に入ったら涙の降水確率ぐんぐん上昇、イリヤさんの『ちょっと寒いね』のセリフが飛び出した時の涙の降水確率100%以上となっています。
12位:ゾンビランドサガ
- ゾンビ、コメディ、アイドル、音楽、ご当地(佐賀県)
- 2018年・全12話、2期2021年・全12話
- ゾンビ設定をうまく活かした感動ドラマ
佐賀県を舞台にした型破りなゾンビ系アイドルアニメ。
主人公が開始数分で死亡。
10年後ゾンビとして甦って、同じくゾンビとなった女の子達と佐賀のご当地アイドルグループを組むという物語。
破天荒な展開に加えて、序盤はガンガン笑いで攻めてくるギャグコメディ。
この笑いも秀逸なのですが、6話以降から生前の思い出や生きてた時代にアイドル達と関わりがあった人達とのドラマで泣かせてくる。
この破壊力が予想以上です!
13位:鋼の錬金術師
- ダークファンタジー、バトルアクション、感動ドラマ
- 2003~2004年・全51話、FA 2009~2010年・全64話
- 無印は母親、FAでは父親関連のエピソードが泣ける
荒川弘(あらかわひろむ)先生のダークファンタジー漫画を原作とした錬金術が存在する世界のバトルアクション。
記憶に残る名言・錬金術を駆使したホムンクルスなどとのバトルも熱いですが、感動ドラマも数多く詰まっているのがこの作品。
良い話で泣かせるというより、ダークファンタジーらしくやるせない気持ちでホロリとくるシーンが多いのも特徴ですね。
14位:SPY×FAMILY(スパイファミリー)
- ホームコメディ、アクション、感動ドラマ
- 2022年・全24話
- 家族の絆が泣かせる
アーニャを中心とした家族物語がホロリと泣かせる。
父・スパイ、母・殺し屋、娘のアーニャは心が読める超能力者。
そんなそれぞれの目的のために集まった疑似家族が、本物の家族となっていく流れで泣かせてくるのがスパイファミリーです。
それぞれの孤独を三人の生活で埋めていく。
特に心が読めるアーニャが父と母を守るためにがんばる姿は、笑いだけじゃなく時に強烈な感動も見せてくれます。
ただでさえ泣けるドラマを、かわいいアーニャが見せてくる。
もはやこれは反則級です。
>>スパイファミリーも含む2022年春アニメおすすめランキング
15位:響け!ユーフォニアム
- 吹奏楽、青春
- 2015年・全13話、2期 2016年・全13話、他劇場版
- コンクールと主要メンバーの青春人間ドラマ
武田綾乃さんの小説を原作とした吹奏楽部をテーマとした音楽青春アニメ。
作品と音楽のクオリティに定評がある京都アニメーション制作ということで吹奏楽の演奏シーンはさすがのレベル。
特にコンクールのシーンはそれまでの人間ドラマもあって熱くなれます。
人間ドラマの方も主人公:黄前久美子を軸に、高坂麗奈や田中あすかとのエピソードが特に熱い。
とはいえ、シーンとしてはトランペットのソロパート決めの話が一番印象深く残っています。
音楽・部活でのスポ根的なノリ・人間ドラマの3本立てで盛り上げてくれる感動作。
16位:SHIROBAKO(シロバコ)
- アニメ業界群像劇、感動ドラマ
- 2014年・全24話+OVA2話
- アニメにかけるそれぞれの人間ドラマ
宮森あおい(制作進行)・安原絵麻(アニメーター)・坂木しずか(声優)・藤堂美沙(3Dクリエイター)・今井みどり(脚本家志望)の5人の女の子を中心に描くアニメ業界群像劇。
社会人と仕事をテーマに大人をターゲットにした作品ですね。
知っているけど具体的にどういった仕事をやっているか分からない部分に切り込んだのも良かったですが、リアルにファンタジーを混ぜて仕事を魅力的に描いている点も◎
17位:かげきしょうじょ!!
- 青春、演劇、群像劇
- 2021年・全13話
- 宝塚がモデルの紅華歌劇団が舞台
宝塚がモデルの紅華歌劇団の音楽学校を舞台とした青春演劇ストーリー。
他ではなかなかないジャンルも魅力ですが、それ以上に魅力なのが人間ドラマ。
演劇だけでなく、一人一人のキャラクターで魅せる、そして時には泣かせる。
感動ドラマとしても優秀なアニメです。
18位:たまゆら
- 日常青春感動ドラマ、写真
- OVA 2010年・全4話、1期 2011年・全13話、2期 2013年・全13話、OVA 2015~2016年・全4話
- 主人公の父親関連のエピソードが涙腺があぶない
父親の死をキッカケに神奈川県から実家がある広島県竹原市に引っ越すところから始まる物語。
沢渡楓・塙かおる・岡崎のりえ・桜田麻音の女子高生4人組を中心に、劇的ではないけれど時にはホロリとさせるドラマが展開されます。
4人それぞれの夢や将来、地元の人達との触れ合いといった何気ないエピソードが胸に染みる。
特に父親関連の話になると涙の降水確率がグッと高まるので要注意。
父親の友人である夏目望(声優:緑川光)が登場した『たまゆら~もあぐれっしぶ~(第2期)第9話』はヤバいです。
19位:BLOOD+(ブラッドプラス)
- アクション、世界史
- 2005~2006年・全50話
- 父親などの別れのシーン
普通の少女と思っていた主人公:小夜が実は吸血鬼を連想させる人外の存在だったことから始まるアクションアニメ。
実際の歴史を絡めながら、沖縄・ベトナム・ロシア・フランス・イギリス・アメリカと世界各国を回っていく壮大なストーリーを展開させていく。
その中で描かれる色々なキャラクターとの別れで泣かせてくる正統派。
全50話と1クールが主流の今の流れからするとかなり長いですが、それだけに1クールでは出せない物語の深みとキャラの歴史を感じさせる。
だからこそ、そういったキャラとの別れが泣かせるのです。
20位:プラスティック・メモリーズ
- SF、人型ロボット、恋愛、感動ドラマ
- 2015年・全13話
- ギフティアの短い寿命から起こる別れ
プラスティック・メモリーズ(通称:プラメモ)は、アンドロイド『ギフティア』が実用化された未来の人間とギフティアのドラマと恋愛を描いた物語。
ギフティアには81,920時間(約9年4ヶ月)という寿命があり、その寿命を絡めたドラマが展開していきます。
ヒロイン:アイラを筆頭にギフティアは見た目も性格も人間と区別がつかないレベルのアンドロイド。
そのため、友達のように家族のように、人によっては恋人のように暮らしているのですが、ギフティアの人間との最大の違いはその寿命の短さ。
中盤では様々な登場キャラクターの関係と別れを、終盤では主人公とヒロインの恋愛とその別れを描く感動作です。
21位:THE IDOLM@STER(アイドルマスター)
- アイドル、青春群像劇
- 2011年・全25話 + 特別編1話、他シリーズもあり
- 感動ポイントは中盤&ラストライブと如月千早の話
THE IDOLM@STER(アイドルマスター)は、アイドル育成ゲームを原作としたアイドル達の青春群像劇アニメ。
他にも『アイドルマスター シンデレラガールズ』や『アイドルマスター SideM』などのシリーズもありますが、特に良かったのがこのテレビアニメ第1弾。
序盤はコメディ路線の営業や仕事、各キャラクターのエピソードだったのですが、6話以降からグッとドラマ性がアップする。
特に前半のクライマックスとなる『感謝祭ライブ』はラストステージ以上に熱い回でした。
また、後半の各キャラクターのエピソードはシリアスメインとなり、特に19話・20話の如月千早のエピソードはホロリと泣ける回です。
22位:不滅のあなたへ
- 大河ファンタジー
- 2021年・全20話
- 不死身の存在の時を超えた物語
不死身の身体を持ち、ありとあらゆるモノに変身できる主人公の壮大な大河ファンタジー。
少年・マーチ・グーグーなど、様々な出会いを繰り返すことで主人公は人を知り、そしてその人達に変身していく。
各エピソードごとに訪れる別れに、涙なしでは見れないアニメ。
23位:リコリス・リコイル(リコリコ)
- ガンアクション、喫茶コメディ
- 2022年・全13話
- 中盤以降のシリアス話
ガンアクション×喫茶コメディに加えて、シリアスな泣けるドラマも放り込んできます。
問答無用で悪人たちを退治していく。
日本の治安を守る少女部隊リコリスの中でも異色な主人公・千束が、もう一人の主人公たきなを巻き込んで事件を解決していくストーリー。
リコリスでありながら不殺を貫く千束は、派手なガンアクションをかましつつも死者0人の明るさを忘れない。
日頃働いている喫茶リコリコでは、コメディ展開を常に見せてくるほどです。
そんな事情が変わるのが後半戦。
前半戦の明るさがナリを潜める後半戦は、それまでのギャップもあって、グッと泣かせるストーリーに仕上がっています。
2022夏アニメで円盤売上・動画配信・Twitterランキング1位の三冠を達成した実力は本物です。
24位:青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(青ブタ)
- ジャンル:ラブコメ、SF、ファンタジー、学園
- 放送期間:2018年・全13話、2019年 劇場版
- 泣ける所:SF×思春期の悩み
略称:青ブタは、思春期症候群というSF設定を加えたヒロイン達との交流を描く青春ラブコメファンタジーアニメ。
周りからは見えない・同じ日を繰り返す・ドッペルゲンガーなど、ヒロインが抱える思春期症候群は人それぞれ。
さらに抱える悩みも恋や人間関係、家族問題などと変わってくる。
最初は主人公とメインヒロインの恋愛。
また、泣ける話ではテレビ版の続編映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が強烈でした。
25位:Angel Beats!(エンジェルビーツ)
- 学園ファンタジー、青春群像劇、ガールズバンド
- 2010年・全13話+特別編2話
- 泣ける所:後半のそれぞれの人生に向き合う展開
死後の世界で学園生活を送るというちょっと変わったタイプの青春ドラマアニメ。
そんな世界で天使と呼ばれる少女と戦ったり、音楽のゲリラライブなどをして観る側の気持ちを盛り上げてくる。
ゲーム会社『Key』も共同で参加しているプロジェクトだけあって、その独特の絵柄やストーリーはかなり人を選びます。
が、ハマった時の爆発力は相当なもの。
後半の感動ドラマの畳みかけは涙腺崩壊せずにはいられない。
26位:夏目友人帳
- 妖怪、伝奇、感動ドラマ
- 2008年から1クール放映で6期、他劇場版
- 基本1話完結のホロリとくる話中心
緑川ゆきさんの少女漫画を原作とし何度もアニメ化されているシリーズ。
他の人間には見えない妖怪が見える主人公:夏目と妖怪達との触れ合いを描いた作品ですね。
1話完結を基本に(たまに数話にまたがることも)、ホロリとくるエピソードが展開されるのが特徴です。
よくもまあ、こんなに感動エピソードが思いつくものだよと。
だいたいのアニメは1クール、または2クールを通して泣けるシーンや感動ポイントを作りますからね。
それが毎回のように訪れるとは。
特に第1期の6話『水底の燕』の回は何度観ても泣いてしまう(涙)
27位:であいもん
- 感動ドラマ、和菓子屋コメディ
- 2022年・全12話
- 家族がテーマのハートフルストーリー
OPからホロリと泣ける感動ドラマがここにありました。
和菓子屋に捨てられた少女・一果(いつか)と、和菓子屋を捨てた男・和(なごむ)が家族になっていく物語。
跡を継ごうと戻った実家には、父親に置き去りにされた一果が居候していた。
そこから始まる跡継ぎ合戦ならぬ、ハートフルストーリーになるのがであいもんです。
そんな一果と和を中心に、周りの人たちの家族のドラマもほっこり泣けるストーリーで仕上げてくる。
アニメ的には地味ですが、じんわりする内容は大人を中心にフィーバー。
結果、円盤売上や動画配信では苦戦しましたが、独自にやっているTwitter投票で選ぶ週間アニメランキングでは、毎週上位に入ってくる人気を誇りました。
28位:ハチミツとクローバー
- 恋愛、感動ドラマ
- 2005年・全24話+未放送2話、2期 2006年・全12話
- 男女5人の報われない恋
記念すべきノイタミナの第1弾となった恋愛アニメ。
大ヒット恋愛マンガを原作に美術大学を舞台に大学生たちの不器用な恋と夢と現実の葛藤を描く。
メインは男女5人の大学生なんですが、この中では全然恋愛がうまくいかなくて、その報われない青春群像劇と感動ドラマで随所に泣かせてくる。
特に主人公の竹本くんがいい奴なんですけれど、報われなさ過ぎてさらに涙の降水確率をアップさせてくる。
竹本くんとヒロインのはぐみの最後のシーンは涙の降水確率80%以上ですね。
29位:パリピ孔明
- 音楽、転生ファンタジー
- 2022年・全12話
- 忠義と音楽で泣かせる
三国志の天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生して笑いと音楽の感動をお届けします。
劉備の次に仕えるのは、アーティストを目指す英子。
英子の歌に惚れ、音楽プロデューサーという名の現代の軍師となって活躍します。
パリピ孔明が泣かせるのは主に二つのパターン。
一つ目は英子サイドの歌とドラマで泣かせてくるパターン。
こちらでは王道な青春ストーリーを見せてくれます。
二つ目は孔明サイドの昔を思い出で泣かせてくるパターン。
こちらでは三国志の歴史を絡めて、胸アツなストーリーを見せてくれます。
30位:魔法使いの嫁
- ジャンル:ファンタジー、感動ドラマ
- 放送期間:2017~2018年・全24話、2016年に全3話のOVA版もあり
- 泣ける話:リャナン・シーの話
現代の社会問題とも通じる王道ともダークとも違うファンタジー。
孤独と不幸にまみれていたチセが人外の魔法使い:エリアスと出会うことで動き出す物語。
世界観は美しい王道ファンタジーのようでありながら、中身の話は重い悲劇が多いのが特徴。
美しくも悲しい、ときにはドロドロとしたダークファンタジーまで。
さらにチセとエリアスの少しずつ変わっていく人間関係、どんなに理不尽な目に遭っても憎しみで応えないチセの向き合い方は現代の社会問題に一つの答えを示しているよう。
前に進むために大事なのは怒りや悲しみに執着することではない。
31位:BEASTARS(ビースターズ)
- 動物、青春、ヒューマンドラマ、群像劇
- 2019年・全12話、2期 2021年
- 肉食を禁止された世界が舞台の共存
肉食獣と草食獣が共存している世界を描く動物版ヒューマンドラマ。
設定も世界観はかなり特殊。
ただ、そこで展開されるドラマはリアルそのもの。
そこに肉食禁止と動物ならではの要素を入れたことでさらに深みを増した。
アニメーションのクオリティもトップレベルと、世界観に抵抗がないのなら一度見ておいて損はない作品です。
32位:この音とまれ!
- 音楽(箏)、学園、青春
- 2019年・全26話
- 箏を通して人生をやり直していく青春ドラマ
箏×学園青春ドラマ。
舞台は廃部寸前の筝曲部。
そこに集まるのは不良と周りから敬遠されている男子と、孤高の天才女子、恋愛壊し屋の女子。
部長を除いてどいつこいつも問題児ばかり。
けれど、全員それぞれ裏切りや辛い目にあった経験からそういっている生徒や指導者たち。
そんなメンバーが箏を通して成長し、トラウマを克服していく。
王道テーマですが、終盤にかけての畳みかけは泣かずにはいられない。
33位:色づく世界の明日から
- ジャンル:青春、ファンタジー、学園、感動ドラマ
- 放送期間:2018年・全13話
- 特徴:男女7人のリアルな人間模様に魔法を絡めた現代ファンタジー
色を失い、心を閉ざした瞳美(ひとみ)と過去で出会う男女の6人の青春ストーリー。
現実社会をベースとしながらも魔法が存在する世界観。
そんな魔法を使って問題を抱えた主人公:月白瞳美(つきしろひとみ)は祖母によって2078年から2018年の過去に送られてしまう。
そこから始まる若い頃のおばあちゃんも加えた高校生男女7人の物語。
魔法は存在しますがファンタジー色はあまり濃くはなく、あくまでリアルな人間関係をベースとした青春や恋愛といった展開ですね。
34位:ブルーピリオド
- ジャンル:美術、青春
- 放送期間:2021年・全12話
- 特徴:美術をテーマにした人間ドラマ
芸大受験から始まる美術アニメ。
アニメでは珍しい実写ドラマのようなリアルな展開が醍醐味。
リアル過ぎるドラマが、時に胸を掻きむしるようなドラマを見せます。
他の泣けるアニメとは違う、精神を破壊しにくるインパクトがあるので要注意です。
無料でおすすめ泣ける感動&青春アニメをチェックする
配信サイトを利用すれば、放送中アニメを中心に無料で観れる。
見放題もアニメ専用なら月額はかなり安い。
また、電子書籍を利用すれば、原作も無料チェックすることも可能です。