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十二大戦:西尾維新の遊び心たっぷりの干支バトルロイヤルアニメ

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バトルロイヤルやデスゲーム作品を観ると『バトルロワイヤル』を思い出すすやまたくじです。

今回はそんなバトルロイヤルアニメの一つ『十二大戦』の感想レビュー評価・考察を。

動画解説:西尾維新の遊び心が詰まったバトルロイヤルアニメ『十二大戦』(約16分)

十二大戦とは?

  • ジャンル:バトルロイヤル、現代ファンタジー
  • 放送期間:2017年・全12話
  • アニメーション制作:グラフィニカ
  • スタッフ:細田直人、村井さだゆき、嘉手苅睦、椎名豪
  • キャスト:堀江瞬、五十嵐裕美、岡本信彦、早見沙織、佐倉綾音
  • 原作:ライトノベル・西尾維新

十二大戦とは、化物語から始まる『物語シリーズ』などが有名な西尾維新(にしおいしん)さんの小説を原作としたアニメ。

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現代っぽい世界をベースに干支制度や能力などのファンタジー要素を加えた作品。

また、続編として『十二大戦対十二大戦』があり、こちらもシリーズ物となっています。

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作画:暁月あきら(あかつきあきら)で『少年ジャンプ+』でコミカライズも行なわれています。

 

十二年に一度、十二支の戦士が殺し合う

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こことは違うどこかの世界。

十二年に一度、十二支の戦士が争う『大戦』あり。

十二大戦はそんな世界観のお話です。

現代社会がベースですが十二支という裏社会に大きな力を持つ存在がいるのが大きな違い。

ちなみにこの話はちょうど十二回目の大戦。

優勝者は一つの願いを叶えることができ、大戦への参加は拒否権なしとなっています(各干支から一人の戦士を出す決まり)

 

遊び心たっぷりのバトルロイヤル

バトルロイヤルに様々な遊び心が入っているのが十二大戦の魅力。
ここではその遊び心について紹介します。

戦士の格好が干支に合わせたもの

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いきなり目を引くのがココですね。

各干支の戦士が自分の干支に合わせた格好をしている。

酉(とり)の戦士(声優:佐倉綾音)なら上の画像のように鶏っぽい格好を。

ちなみに戦士としての名前は庭取(にわとり)で本名は丹羽遼香(にわりょうか)と、

言葉遊びが過ぎてややこしいわ!

とツッコミを入れたくなるレベル(笑)

もちろん、普段からこんな目立つ格好をしているわけでなく、この大戦仕様みたいで。

じゃないと、日常生活や普段の仕事で目立って仕方ないですからねw

が、中にはこんな戦士もいる!

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こちらは戌(いぬ)の戦士(声優:西村朋紘)

もうあきらかに見た目がぶっ飛んでいますw

耳はともかく、目や爪を普段の生活で隠すのは大変だろうな~と思わせるレベルです。

耳に関しては付け耳ですが(笑)

このキャラに限らず、耳や尻尾を付けているキャラがいて、

そこまでして干支感出さないといけないのっ!?

と言いたくなるレベル。

ただ、中には本当に角みたいなものが生えているキャラがいる(それはそれでどういう仕組みなんだ)

さらに、ほとんど干支感を出していないキャラもいるので、この辺は個人かその家の方針みたいなようですね(活躍した時に分かりやすい武士の鎧みたいな?)

ちなみに十二大戦とは関係ありませんが、干支の漢字って普段使わない漢字を使うのでややこしいですよね。

鳥じゃなくて酉、犬じゃなくて戌ですし。

普段使わない漢字だから調べないと読めないものもありますし(汗)

 

武士のように名乗りを上げる

衣装もそうですが、各戦士が遭遇すると武士のように名乗りを上げるのも特徴的。

下の画像の亥(い)の戦士(声優:日笠陽子)なら、

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亥の戦士『豊かに殺す』異能肉(いのうのしし)

という具合に、干支・肩書き・戦士としての名前の順に名乗る形式ですね。

下の見た目からパンチが効いている卯(う)の戦士(声優: 岡本信彦)なら、

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卯の戦士『異常に殺す』憂城(うさぎ)

となります。

そんでもって、アニメでは下のような

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VS状態になったような演出が入る形ですね。

ただ、この後に必ずしもバトルに突入するわけではありませんが。

わざわざ名乗りを上げるなんて、実利よりも名誉を重視する武士道みたいですね。

裏社会に生きている戦士達なので、問答無用で攻撃する殺し屋みたいなのを想像していたのですが。

とはいえ、この名乗りも十二大戦時だけみたいですね。

普段の仕事でいちいち名乗っていたらその間にガンガン攻撃されますし(笑)

 

ファンタジー的な能力要素もプラスしたバトル

衣装・名乗りに続いて、能力なんていうファンタジー的な要素もプラス。

現代社会がベースなのでもちろん銃火器もアリ。

なので、普通ならほとんどの戦士がより有利な銃火器を選びますが、その能力の影響なのか刃物や素手といった接近戦主体。

能力の一例を挙げると、宙に浮く・仙術・死体作り(ネクロマンチスト)など。

能力によっては銃との併用もできそう、弾に能力を込めることが出来そうなものもありますが、なぜか十二大戦のキャラには銃は不人気なようで(笑)

また、中には能力が無いのにべらぼうに強いキャラなんかもいます。

そんだけ強ければ、その超人的なフィジカルや技術なんかが能力のような気もしますがw

 

回想で各キャラクターを掘り下げる

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十二大戦って1話目から即大戦が始まるのですよ。

大戦前に各キャラの動機や思い入れを描いてから突入するという王道的なパターンじゃなく。

なので、最初は各キャラの背景が全く分かりません。

それじゃあ感情移入しづらいな~

といった心配は無用!

十二大戦では毎話のように各キャラの回想が入ってくるから。

そこで各キャラの背景や大戦に参加することになった経緯が分かるようになっています。

大戦を進行しつつ各キャラも掘り下げるといったパターンですね。

 

十二大戦の独自評価・考察

バトルロイヤルというか、それを含めたバトルアクションは昔から定番の人気ジャンル。

すでにアニメでも漫画でも名作が多いジャンルですからね~

なので、オーソドックスなバトルアクションでは埋もれがちになるところを世界観と遊び心と仕掛けで個性を出したのが十二大戦。

現代社会をベースにしつつも干支という馴染みのある記号に裏社会の戦士という非現実的な要素をプラスした世界観

そこに衣装・武士道・能力といったファンタジーと遊び心のスパイスを加え

ストーリーや退場(後述)の仕掛けで盛り上げる。

特に詳しいキャラの説明がないままいきなり十二大戦が始まったことで1話目から引き付けられました。

いきなり12人も登場したにも関わらず、干支に合わせた衣装で分かりやすくしていたのも良かったですね~。

キャラのインパクトはまずは見た目から、そして回想で各キャラの魅力を掘り下げると。

 

好きなキャラクター

ここでは12人の戦士の中でも特に好きな3人をピックアップ。

申(さる)の戦士(声優:早見沙織)

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まずは、

申の戦士『平和裏に殺す』砂粒(しゃりゅう)

眼鏡とヘッドファンが特徴的で、見た目はあんまり猿感はないですね。

十二大戦なんてものに参加している割に平和主義(でも、平和裏に殺すけどw)で、1話目から主人公的な行動を取る目立つキャラクター。

それに加えて巨乳なのが好きな理由(笑)

あと、眼鏡属性ならメガネも理由に挙げるでしょうね(僕はむしろ外して欲しい派)

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それと、同じ西尾維新作品の『物語シリーズ』に登場する羽川翼(はねかわつばさ)と共通点が多いところも気になるところ。

外見的では巨乳と眼鏡が同じ。

中身では能力や思考パターンに似た部分を感じますね。

 

寅(とら)の戦士(声優:五十嵐裕美)

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次は、

寅の戦士『酔った勢いで殺す』妬良(とら)

こちらはトラ耳のカチューシャにトラ柄のブラジャーとパンツと見た目から虎感たっぷりのキャラクター(笑)

僕としては虎よりも鬼、

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というより『うる星やつら』のラムちゃんを彷彿とさせる服装なのですがw

上のジャケットを脱いだらほぼそれにしか見えなくなります。

好きな理由はまさにその一点のみ。

が、それで十分!

 

午(うま)の戦士(声優:緑川光)

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最後は、

午の戦士『無言で殺す』迂々真(ううま)

このキャラを選んだ理由は僕が午年だからw

でも、他の人の感想とか見ると、あんまり自分の干支を気にしている人はいないみたいですね~

占いとかでよく出てくる星座とかだったらもっと気にしている人もいたんでしょうけどね。

十二星座をモチーフにした『聖闘士星矢(セイントセイヤ)』ではその傾向が強かったですし。

とはいえ、このキャラ見た目的には馬というより牛や猪、頭の兜が辰って感じですが。

でも、中身はしっかりと馬でなんだかブルーになったのです。

唯一の救いは担当声優が二枚目キャラを演じることが多い緑川光さんだったこと。

 

こんな戦士も欲しかった

ここでは、こんな戦士も欲しかったな~と僕が勝手に思った願望を。

それはゴルゴ13(サーティーン)に出てくるような超一流のスナイパー(狙撃手)『デューク東郷』のようなキャラ。

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これは二つの意味で。

一つ目はキャラ的な部分で。

十二大戦で出てくるキャラクターって裏社会の住人にしては正義感が強かったり、逆に派手な悪党といったキャラばかりでザ・仕事人!って感じのキャラがいなかったので。

一人ぐらいこういった殺し屋的なキャラがいても面白かったかなと。

二つ目は戦闘スタイルの部分で。

上でも触れましたが十二大戦の戦士は近距離型が多いので、ゴルゴのような遠距離から狙撃するキャラが欲しいなと。

それと対峙する他の戦士の戦い方や、戦士同士のバトルに狙撃で介入したりなど(バリエーションが増える分、描くのは大変そうですが)

狙撃だと名乗りが出来ないですが、一人ぐらいはそういったキャラがいてもいいかなと(仕事人ですし)

狙撃が強過ぎても困るので特殊能力はなしで。

 

見所は謀略よりも退場の仕掛け

裏社会に生きる12人の強力な戦士のバトルロイヤルってことで最初は駆け引きや謀略に期待していたのですが、その辺はそこまで力を入れていないようですね。

むしろ戦闘時の戦術やトラップの方が目立つぐらいで。

それよりも目を引いたのが退場の仕掛け。

勘の良い人なら1話目で、

おや?

となり、そうじゃない人も数話で同じ感想を持つ。

かと思ったら、さらに数話で、

違うんかーい!

という状態になったかと思ったら、また元の状態で揺さぶってくる。

ある程度キャラが絞られる終盤まではここはかなり気になる部分ですね~

 

十二大戦のひとこと感想まとめ

十二大戦は仕掛けと遊び心で最後まで揺さぶってくるバトルロイヤルアニメ。

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