【1990年代平成初期】昔の名作50選おすすめ漫画ランキング

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90年代はジャンプ作品にハマりまくりのアニメマンガ名探偵すやまたくじです。

80年代から続くジャンプ黄金時代の伝説たちが熱い。

今回はそんな1990年代漫画のオススメランキングを。

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平成初期の1990年代漫画おすすめランキング

ここではジャンルを問わず連載開始のタイミングが1990年~1999年の平成初期の名作マンガを比較。

ジャンプ黄金時代を支えた超有名作はもちろん、その影で光っていた作品からも厳選しました。

なお、ランキングは過去も含めてAmazon・楽天・電子書籍の売上を元に、Twitterでの話題性とすやまたくじの好みも加点して、独自に順位付けしています。

1位:20世紀少年

  • SF、サスペンス、ミステリー、青年冒険
  • ビッグコミックスピリッツ:1999~2006年・全22巻、2007年・全2巻(21世紀少年)

2008年に唐沢寿明さん主演により実写映画化もされています。

正式名称『本格科学冒険漫画 20世紀少年』は、子供の頃にスケッチブックに描いた『よげんの書』が『ともだち』という謎の存在によって次々と実現されていくというもの。

かって『よげんの書』を描いた少年少女達はすでに大人となってそれぞれの生活をしている。

最初はその生活に忙しくたまたまと片付けていましたが、事件が進むうちに次々と本気となり立ち上がっていく。

このサスペンスと人間ドラマが秀逸でしたね~

2位:SLAM DUNK(スラムダンク)

  • 学園スポーツ(高校バスケットボール)
  • 週刊少年ジャンプ:1990~1996年・全31巻で完結済み

あいつも3年間がんばってきた男なんだ
侮ってはいけなかった

などの数多くの名ゼリフと名シーンを生んだ高校バスケット漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』

桜木花道・流川楓・赤木剛憲・三井寿・宮城リョータを主力とする湘北高校の成長と快進撃を中心にそのライバル校も魅力的に描いています。

3位:HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)

  • 冒険、ダークファンタジー、バトルアクション
  • 週刊少年ジャンプ:1998年~

90年代から2010年代に入っても今なお続いている名作。

単純な強さで勝負が決まらない念能力の設定が秀逸な作品。

この辺が他のバトル漫画との大きな違いです。

もちろん、強い方が有利なのは間違いないのですが、念能力によってはそういった強さを一瞬で無効化してしまうものもありますから。

真正面から戦うと全く敵わないような相手でも能力がハマれば勝利できる。

しかも、そういったことがよく起こるというのがハンターハンターの魅力。

また、少年漫画でありながら闇の部分を深く描いているのも特徴ですね。

ゾルディック家や幻影旅団など、闇側に人気キャラが多いのもその表れ。

4位:蒼天航路

  • 曹操が主役の三国志(フィクションを含む)
  • モーニング:1994~2005年・全36巻で完結済み

アモーレ!!

という言葉最後までイメージとして残った劉備を主役とした横山光輝『三国志』などと違い、こちらは曹操を主役にしたもの。

正直、曹操って横山光輝『三国志』の影響でイマイチな印象だったのですよ。

その割にはコーエーのゲーム『三国志シリーズ』では能力高いなといった感じで。

それがこの蒼天航路を読んで一変しました。

一人でほとんど何でも出来てしまい、部下さえその能力の高さに恐怖する天才っぷりが凄まじかった!

5位:幽遊白書

  • オカルト、妖怪、格闘、ダークファンタジー、探偵、コメディ
  • 週刊少年ジャンプ:1990~1994年・全19巻で完結済み

不慮の事故で死んでしまった主人公:浦飯幽助が生き返るための試練を受け、生き返った後は霊界探偵となって様々な事件に関わっていく物語。

暗黒武術会編(戸愚呂兄弟編)の格闘バトルのイメージが強い作品。

ただ、コメディ・探偵・オカルト・妖怪・ダークファンタジーといった要素もアリ。

というより、ストーリーが進むとジャンルが変わってくる形式ですね。

また、魔界の扉編では同じ冨樫義博さん作品でこの90年代漫画おすすめランキング上位に登場する『HUNTER×HUNTER』的な能力者も出てきます。

そして、その後の魔界編ではさらに世界観も近くなるダークファンタジーに。

6位:シュート!

  • 高校サッカー
  • 週刊少年マガジン:1990~2003年・33+5+12+16=シリーズ合計66巻で完結済み

ボールを持ったら観客すべてが自分を見てると思え。
そしていけるとこまでいけ!

キャプテン翼が昭和の名作サッカー漫画ならシュート!は平成の名作サッカー漫画。

キャプテン翼と比べると必殺技要素は抑えめですが、その分、サッカーの戦術・フォーメーション・チームプレーが強調された内容となっています。

7位:新世紀エヴァンゲリオン

  • SFロボット
  • 月刊少年エース⇒ヤングエース:1994~2013年・全14巻

アニメが国民的に大ヒットしたエヴァのアニメとは内容が違うもう一つのエヴァ。漫画版も発行部数2500万部突破の大ヒット。

人類の敵である謎の使徒と、エヴァに乗って戦う少年少女の物語。

映画とはまったく違うラストの終わり方は、こっちの方がいいという声も多い。

8位:グラップラー刃牙シリーズ

  • 骨太少年マンガ格闘
  • 週刊少年チャンピオン:1991年~

地下闘技場から始まり、グラップラー・プロレスラー・ボクサー・バーリトゥード・ムエタイ・相撲・サンボ・中国拳法・空手・柔道・レスリングの超一流選手が最強を懸けて戦う最大トーナメントで締める。

試合数は多かったですがダイジェストはなく、どの試合も熱かったですね~

9位:天上天下

  • 青年漫画、格闘バトル、伝奇ロマン
  • ウルトラジャンプ:1997~2010年・全22巻で完結済み

画力に定評がある大暮 維人(おおぐれ いと)さんが描くキャラ、特に美少女キャラが魅力的な作品。

なんか巻数が進むごとにどんどんうまくなっていきましたね。

特にヒロインの進化がハンパなかったw

また、ヒロインが姉妹で二人いるというのも良かったですね~(僕は姉派)

学園格闘バトルがメインですがそこに伝奇や歴史的な部分も絡めている。

また、バトルではけっこうはハードな描写もありますが、日常シーンでは一転してコメディ全開!

このギャップも好きでしたね。

10位:疾風伝説 特攻の拓

  • ヤンキーバトル、バイク
  • 週刊少年マガジン:1991~1997年・全27巻(未完)

不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった

など、独特の言い回しが魅力のヤンキー漫画。

他にも、疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)・スピードの向こう側・弾丸ストレートなど、フリガナがないと読めなかったり普段使わない言葉ばかり。

当時はこういった言い回しが人気で学生を中心にマネている人をよく見ました。

物語はいじめられっ子だった主人公:拓が不良達の中で自分のポジションを確立していくというもの。

11位:NARUTO(ナルト)

  • バトルアクション、忍者
  • 週刊少年ジャンプ:1999~2014年・全72巻

シリーズ累計発行部数2億5000万部突破、ワンピースと共に1990年代後半から2010年代のジャンプバトルを引っ張った大名作。

忍者の落ちこぼれであるナルトが、その頂点である火影を目指す物語。

ジャンプの王道バトルといったら、このナルトは外せない。

12位:カイジシリーズ

  • 青年漫画ギャンブル、サスペンス
  • 週刊ヤングマガジン:1996年~

『賭博黙示録カイジ』『賭博破戒録カイジ』『賭博堕天録カイジ』『賭博堕天録カイジ 和也編』『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』と、タイトルを変えつつ続いているシリーズ。

青年マンガらしく救いがない展開が多いのが特徴。

借金を返すためにトンデモないゲームに挑んだり、その過程や結末に苦悩するギャンブルに人生を振り回される男達の人生が描かれています。

主人公のカイジにすらそこは徹底していますからね。

また、悪役は外道揃いですが、時に人生の真理を突くようなセリフを言ってくるのが見逃せない。

人生の教訓にもなる漫画です。

また、カイジに出てくる悪役キャラを主役に据えた『中間管理録トネガワ』『1日外出録ハンチョウ』『上京生活録イチジョウ』のスピンオフシリーズもおすすめ。

利根川や大槻(班長)や一条といった本編ではかなりの悪役をコミカルに描いていて笑えます。

13位:MAJOR(メジャー)

  • スポーツ(野球)
  • 週刊少年サンデー:1994~2010年・全78巻で完結済み

天才ピッチャー:茂野(本田)吾郎の幼少期からメジャーまでを描いた平成の長期連載名作。

同じサンデー系だからか、メジャーもH2やタッチといったあだち充作品と同じく、難しいルールや技術などは極力排して分かりやすい力勝負がメイン。

特に吾郎は投球はストレートメインと力勝負がさらに鮮明になっています。

また、才能はあるけど努力も怠らず、さらにより強い相手と戦いたがる吾郎はほぼ弱小チームに所属するというストーリーも熱い展開に拍車をかけました。

14位:赤ちゃんと僕

  • ホームコメディ、家庭問題ドラマ、少女マンガ
  • 花とゆめ:1991~1997年・全10巻で完結済み

主人公は交通事故で亡くなった母親の代わりに弟の面倒をみることになった小学5年生の榎木拓也。

少女マンガというか、女性作家らしい優しい世界観のホームドラマをメインにしつつも、そこにけっこうハードな問題も絡めてくる。

そこが作品と人間ドラマに深みを持たせていましたね。

また、主人公以外の家族も登場させることで、色々な家族の在り方なども描いていました。

15位:カメレオン

  • ヤンキーバトル、ギャグコメディ
  • 週刊少年マガジン:1990~2000年・全47巻で完結済み

元イジメられっ子:矢沢栄作が高校デビュー。

喧嘩は全くダメだけれど、ハッタリと悪運の強さでどんどんのし上がっていくサクセスストーリー。

こういったヤンキー漫画の場合、途中から主人公が強くなったり、その他の部分が覚醒したりしますがカメレオンではそういったことはナシ。

最後まで本当は弱いことを隠したまま50巻近くもハッタリと悪運だけで切り抜けたある意味もの凄い作品です。

また、ギャグのセンスもキレキレ

16位:モンキーターン

  • モータースポーツ(競艇)
  • 週刊少年サンデー:1996~2005年・全30巻で完結済み

公営ギャンブルの競艇をテーマにしたモータースポーツ漫画。

モータースポーツのマンガは珍しく、その中でも競艇はさらに珍しい部類に入ります。

さらにその中でもテレビアニメ化されるほどヒットした作品となると、競艇作品の中で今のところこの『モンキーターン』だけ。

一部の人以外は馴染みがない世界ですがこれが意外と面白い。

競艇独特のルールやテクニックだけではない部分、特にプロペラは自分で製作できる(連載当時)&モーター(エンジン)が抽選という点が驚きましたね。

17位:MONSTER(モンスター)

  • ミステリー、サスペンス
  • ビッグコミックオリジナル:1994~2001年・全18巻で完結済み

MONSTER(モンスター)は、人並外れた頭脳とカリスマ性を持つ『怪物:ヨハン・リーベルト』とそれを追う脳外科医:天馬賢三の本格ミステリー漫画。

ミステリー性とサスペンス性がたまらない浦沢直樹の90年代を代表する作品の一つ。

ランキング上位で登場する『20世紀少年』と合わせ、一時期は二つの名作を同時連載していたというのは凄い。

こちらではより謎と迫りくる恐怖が強くなっています。

特にカリスマ的な存在感を発揮するヨハンは全漫画の中でも屈指の異質な存在。

ヨハンを追っていく天馬やその周りのキャラクターの物語が熱い。

18位:リアル

  • 青年漫画人間ドラマ、スポーツ(バスケ)
  • 週刊ヤングジャンプ:1999年~

事故や病気など現実に起こりえる困難と闘っていく姿をリアルに描く。

車イスバスケや車イスの日常生活、リハビリなどのリアリティのある描写が特徴の作品。

生々しいテーマから描かれた生々しい人間ドラマ。

これがタイトル通りのまさにリアル!といった内容。

喜怒哀楽さまざまな感情に迫ってくるエピソードが満載。

19位:ONE PIECE(ワンピース)

  • 海賊冒険、ファンタジーバトル
  • 週刊少年ジャンプ:1997年~

1990年代後半からずっとトップを走り続ける冒険バトルアクション漫画の名作中の名作。

この作品についてはもはや説明不要でしょう。

日頃マンガを読まない人も、アニメも観ない人もワンピースだけは例外。

そんな人も多いですからね。

王道的なストーリーとバトルが読むものを熱くさせる。

ネックは長く続き過ぎていて、これから一から読むのは気持ち的にも金銭的にもなかなか難しいという点ですね。

20位:金田一少年の事件簿

  • 推理、ミステリー、サスペンス
  • 週刊少年マガジン⇒イブニング:1992年~

マガジンで初となるシリーズ累計1億部を突破した名探偵・金田一耕助を祖父に持つ金田一一の活躍を描いた推理ミステリー。

このジャンルといったら、令和の今は『名探偵コナン』が有名ですが、コナンの前に大人気になったのがこの金田一シリーズ。

『じっちゃんの名にかけて!』などの名ゼリフで一大ブームを起こしました。

21位:ROOKIES(ルーキーズ)

  • 青春系高校野球
  • 週刊少年ジャンプ:1998~2003年・全14巻で完結済み

「夢にときめけ! 明日にきらめけ!」のフレーズが有名な累計発行部数2100万部突破の青春野球マンガ。

不良が更生して甲子園を目指す。

そのド王道な展開がハマり、実写ドラマも一大ブームとなりました。

22位:バガボンド

  • 剣劇バトルアクション、時代劇、歴史
  • モーニング:1998~

スラムダンクの井上先生が、吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作に描いた累計発行部数8200万部を突破の時代劇。

ただし、設定や展開などはかなりオリジナル要素が入っており、井上先生ならではの魅力が詰まりまくり。

内容は申し分ないけど、不満は未だに完結していないところ。

23位:るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~

  • 剣劇バトルアクション、時代劇、歴史
  • 週刊少年ジャンプ:1994~1999年・全28巻

シリーズ累計7200万部突破!90年代のジャンプのバトルもののエースの一つといえばこのるろうに剣心。

幕末の伝説の人斬りが明治に人々を助ける殺さずの剣士として蘇った。

アニメに加えて実写映画も大ヒットしました。

24位:天使な小生意気

  • ラブコメ、ギャグ
  • 週刊少年サンデー:1999~2003年・全20巻

『今日から俺は!! 』の西森博之先生のもう一つのサンデーでの大ヒット作。

魔法使いの格好をした老人に、「男の中の男」してくれと願ったら、「女の中の女」にされて、男たちに惚れまくられるラブコメ&ギャグコメディ。

テンポのいい笑いの中に強烈な爆笑ネタを入れてくるいつものスタイルに加え、この作品ではラブコメ要素も強めなのが醍醐味。

そして、大どんでん返しの仕掛けも用意されています。

25位:BECK(ベック)

  • 音楽(ロックバンド)、青春
  • 月刊少年マガジン:1999~2008年・全34巻

アニメ化に実写映画化とヒットしまくった発行部数1500万部突破のロックバンドをテーマにした伝説的な音楽漫画。

バンドで成り上がっていくその姿は、まさに王道の青春もの。

アニメ『けいおん!』が大ヒットする前に、このベックが音楽作品の土台を作ってました。

26位:ONE OUTS(ワンナウツ)

  • プロ野球、ギャンブル
  • ビジネスジャンプ:1998~2006年・全20巻で完結済み

他の野球漫画とは全く違う。ワンナウトで年俸が増え、点が取られたら減る完全出来高制の年俸契約「ワンナウツ契約」で、金のために野球をプレーする主人公投手。

しかも、そのプレースタイルも圧倒的な剛腕で抑えるとかではなく、緻密な駆け引きでアウトを稼いでいく。

邪道野球マンガがここにあり!

27位:BOYS BE…(ボーイズビー)

  • 少年誌漫画恋愛、ラブコメ、青春、学園
  • 週刊少年マガジン:1991~2000年・合計52巻(1st+2nd)で完結済み

BOYS BE…(ボーイズビー)は毎回登場人物が変わるオムニバス形式のちょっと変わったラブコメ・恋愛マンガ。

オムニバス形式のラブコメ漫画なら他にも同じ週刊少年マガジン連載の『徒然チルドレン』などがありますが、あちらは同じ学校の様々なキャラにスポットを当てているという形。

BOYS BE…では登場人物にほぼ関連性がありません。

そのため、高校・中学の恋愛がメインですがそれ以外も出てきます。

他の恋愛ラブコメ漫画と違い、1つの作品で無数の恋愛模様が読めるのが魅力です。

28位:魔法陣グルグル

  • ドラクエ風ギャグファンタジー
  • 月刊少年ガンガン:1992~2003年・全16巻で完結済み

当時流行していたRPGゲーム、特にドラゴンクエストの世界観をマンガで表現してパロディにしたギャグファンタジー作品。

ニケとククリの主人公パーティーを筆頭にキタキタおやじやギップル、ジュジュといったパンチが効いたキャラも必見。

ドラクエパロディだけでなく、ドタバタからシュールなものまで幅広く笑いを誘ってきますw

プレイしたことがなくてもドラクエの世界観が分かるならハマる要素あり。

29位:H2

  • 高校野球、ラブコメ
  • 週刊少年サンデー:1992~1999年・全34巻で完結済み

累計発行部数5000万部近くの平成の名作マンガの一つ。

野球×ラブコメのタッチと双璧をなすもう一つのあだち充作品。

四角関係でタッチよりも恋愛要素を複雑にし、タッチでは描かれなかった甲子園の試合もアリ。

そして、野球部分はあいかわらずルールが分からない人でも楽しめるテンポの良い普遍的な内容となっています。

30位:みどりのマキバオー

  • 競馬、動物、ギャグコメディ
  • 1994~1998年・全10巻、他にたいようのマキバオーもあり

競馬をテーマとしたスポ根とギャグを混在させた90年代のおすすめ漫画。

主人公のマキバオーはサラブレッドとは思えない小さなカバのような見た目。

序盤はそんな見た目らしいギャグ展開が続きますが、本格的に競馬に参戦するようになってからは熱いスポ根展開が続く。

特にライバル馬カスケードとの名勝負が熱いんですよね~

ラストマッチは何度読んでも泣ける名シーンとなっています。

31位:花の慶次―雲のかなたに―

  • 歴史+フィクション
  • 週刊少年ジャンプ:1990~1993年・全18巻で完結済み

前田慶次が主人公の隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作とした漫画。

『北斗の拳』の作画担当の原哲夫さんの作品。

ということで、読む前は爽快なバトルメインのマンガを想像していました。

しかし、フタを開けてみるとバトルもあるけれど、それ以上に人間ドラマに重きを置いている作品。

そこに戦国時代の背景や政治的な部分まで絡んでくるため、子供の頃に読んだ時はあまり魅力を感じなかったのですよね。

それが理解できる大人になって再度読んでから評価がグン!と上がった作品です。

32位:ヒカルの碁

  • 囲碁、少年漫画
  • 週刊少年ジャンプ:1999~2003年・全23巻で完結済み

平安時代の天才囲碁棋士:佐為に憑りつかれた少年ヒカルが囲碁棋士を目指していく物語。

存在は知っているけれど、一般的には将棋よりも馴染みがない囲碁。

ルールすらよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

そんな囲碁のルールがまったく分からなくても楽しめるのがこのヒカルの碁。

少年ジャンプのスポーツものらしく、詳しいルールをなるべく描かずにキャラの心理や描写でその勝負の熱さを伝えてくる。

33位:I”s(アイズ)

  • ジャンル:恋愛、少年漫画
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ:1997~2000年・全9巻で完結済み

アニメ化も実写ドラマ化もされた桂正和の恋愛マンガの代表作の一つ。

少年誌連載でありながらラブコメ要素の少ない本格的な恋愛もの。

これだけでもかなりの異色作。

その前に連載された『電影少女』などと違い、こちらでは女性側の心理描写が基本的には描かれておらず、SF要素も排除。

特に相手の心情が直接口に出して語られるまで分からないという点がリアル感を高めましたね。

また、このファンの間ではこの頃の桂正和キャラが一番カワイイといった声も多くなっています。

34位:珍遊記

  • ギャグ
  • 週刊少年ジャンプ:1990~1992年・全4巻

『今のは いたかった・・・ いたかったぞーーーーーっ!!!!!!!!』

そんな『ドラゴンボール』『花の慶次』『BASTARD!!』など、『西遊記』をモチーフをしながらも、ジャンプの他作品をパロディしまくる漫☆画太郎のパワー溢れる作品。

一度読んだら忘れられない。

打ち切られたとは思えない、インパクトをジャンプに残しました。

35位:しゃにむにGO

  • テニス、恋愛
  • 花とゆめ:1998~2009年・全16巻で完結済み

『赤ちゃんと僕』『ましろのおと』の羅川真里茂先生のテニスを題材にした幻の名作。

テニスのスポーツの熱さに加えて友情、さらには恋愛も絡めてくる。

どちらも盛り上がったのに、他の作品と違って、なぜかアニメ化はされず。

36位:GS美神 極楽大作戦!!

  • ファンタジーバトルアクション、ギャグコメディ
  • 週刊少年サンデー:1991~1999年・全39巻

バブルを思わせるボディコンの美女が、高額な依頼料を取って妖怪や悪霊を退治する!それがゴーストスイーパー美神!

そして、アシスタントの横島くんは美神を筆頭に美女にセクハラ三昧。

これがアニメ化されて、日曜朝に放送されていたんだぜ。

37位:D・N・A2 ~何処かで失くしたあいつのアイツ~

  • SF、ラブコメ、お色気
  • 週刊少年ジャンプ:1993~1994年・全5巻

電影少女やI”s(アイズ)で90年代を沸かせた桂正和先生のもう一つの名作。

DNAにメガプレイボーイの素質が眠る主人公を止めるためにやってきたヒロインとのSFラブコメ。

お得意のセクシーも強烈で、少年たちを沸かせに沸かせまくってアニメ化もされたのに、なぜか打ち切られてしまった不思議な作品。

短いながらも、しっかりと話は完結しています。

38位:モンモンモン

  • ギャグ、動物
  • 週刊少年ジャンプ:1992~1993年・全8巻

伝説の競馬漫画『みどりのマキバオー』を生み出したつの丸の先生のもう一つの伝説。

おさるたちの破天荒なギャグとシュール&ブラックを軸に、シリアスな話も混ぜていく。

強引ながらもうまいこと人生を説くフレーズが印象的で、打ち切りにあいながらも強烈なインパクトを残した隠れた名作。

39位:GTO

  • 学園、アクション
  • 週刊少年マガジン:1996~2002年・全25巻

発行部数5000万部突破の最強の不良がグレート・ティーチャー・オニヅカとなって活躍する学園青春もの。

不良が教師という設定がハマりまくり、アニメ化も実写化もされて90年代のブームとなりました。

不良時代を描いた『湘南純愛組!』の続編ですが、過去と関わる部分は回想が強調されているので、第1作を読んでなくても問題なし。

40位:レベルE

  • SF
  • 週刊少年ジャンプ:1995~1997年・全2巻

ハンターハンター・幽遊白書の冨樫先生のもう一つの隠れた名作。

宇宙人をテーマに、全8編のストーリーが展開される。

2巻で終わるのはもったいない、こちらも独特の冨樫ワールドが展開していました。

41位:やったろうじゃん!!

  • スポ根青春系高校野球
  • ビッグコミックスピリッツ:1991~1996年・全19巻で完結済み

2000年代から人気ジャンルの一つとなる、スポーツ漫画でありながら監督が主役のパイオニア的な存在。

甲子園で優勝経験のある新監督が、お気楽野球部を鍛え直して甲子園を目指す。

昭和の熱すぎるスポ根野球マンガがここにあります。

42位:ハートボイルドパパ

  • 探偵コメディ、格闘アクション
  • 週刊ヤングジャンプ:1995~1997年・全10巻

女たらしのハードボイルド探偵の元に来たのは娘を名乗るヒロイン。

そこから始まるハードボイルドアクション&ホームコメディ。

80年代を沸かせた探偵物語やシティーハンターを彷彿とさせる作風にファンも多い。

43位:蒼き神話マルス

  • 競馬
  • 週刊少年マガジン:1996~1999年・全13巻

かって競馬界で最強と言われたサラブレッドの血統が再び奇跡を起こす。

漫画の中でも珍しい競馬をテーマとしたスポ根的な漫画。

80年代を沸かせた『風のシルフィード』の続編ですが、登場人物は一新されているので、シルフィードを知らなくてもこの蒼き神話マルスから楽しめます。

44位:エンジェル伝説

  • 学園、ギャグ
  • 月刊少年ジャンプ:1993~2000年・全10巻

天使のような優しい心を持つのに、悪魔のように凶悪な顔を持つ男が作り出す伝説の数々。

その見た目で不良たちに恐れられ、その誤解と偶然から様々な敵を戦闘不能に追い込むと共に、様々な爆笑も巻き起こす。

興奮した時の「きえええええええっ」と叫ぶ姿はもはや顔芸。

45位:うしおととら

  • 怪奇ファンタジー、ホラー、バトルアクション
  • 週刊少年サンデー:1990~1996年・全34巻

発行部数3000万部突破の90年代のサンデーを代表する妖怪バトルファンタジー。

一度読んだら忘れられない強烈な絵柄と、熱血展開が特徴的。

2015年にアニメ化されて、さらにファンを増やしました。

46位:ボンボン坂高校演劇部

  • 演劇、ギャグ、ラブコメ
  • 週刊少年ジャンプ:1992~1995年・全8巻

週刊少年ジャンプの隠れた名作。

演劇を舞台にしたギャグラブコメディは、パンチの強いキャラと笑い、さらにお色気でガンガンに攻めてくる。

全8巻と決して長くはないですが、その割には知名度が高い、そんな読んだ人のハートを鷲掴みにするパワーがある。

47位:海皇紀

  • ファンタジー、格闘
  • 月刊少年マガジン:1998~2010年・全45巻

修羅の門で有名な川原正敏先生のもう一つの大作は海を舞台とした大河ドラマ。

昔の世界のようなファンタジーと見せかけて、人類の文明が一度滅亡し、近世レベルまで技術が回復した未来を舞台という変化球。

その壮大な展開と、お得意の格闘アクションがウケて、こちらも発行部数1000万部突破。

48位:ARMS(アームズ)

  • SF、バトルアクション
  • 週刊少年サンデー:1997~2002年・全22巻

伝説のスプリガンに続くSFアクションは、累計発行部数1500万部突破の身体に兵器を移植されたARMS。

世界規模の陰謀に巻き込まれて行く少年少女の戦いにどんどん引き込まれる。

スプリガンの後は、こちらもリメイクでアニメ化して欲しいところ。

49位:イエスタデイをうたって

  • ジャンル:恋愛
  • 放送期間:1998~2015年・全11話

「愛とはなんぞや?」テーマはオーソドックスな三角関係だけど、それを独特なタッチの画と世界観で描く。

その作風が早い段階から話題になっていましたが、全11巻を18年にも渡って描いたことでも話題となりました。

さらに、2020年にはアニメ化と、こちらも世代ではない層も巻き込んで話題となりました。

50位:あずみ

  • アクション、時代劇
  • ビッグコミックスペリオール:1994~2008年・全48巻

映画化もされた刺客として育てられた少女の孤独な戦い。

江戸時代の初期、暗殺集団の一人として育てられ、圧倒的な強さを誇るものの、中身は心優しい少女。

なのに、強過ぎるがゆえに、仲間たちが死んでいく中、自分一人だけ生き残っていく苦悩を描く。

映画化もされた歴史大河ドラマがここにある。

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