【知識量アップ120%】歴史・戦記・戦争漫画おすすめランキング~役立って面白い

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歴史の原点はコーエーの『信長の野望&三国志シリーズ』のアニメマンガ名探偵たくじです。

他の漫画と違い、このジャンルは実用書のような知識や考え方が手に入るのも魅力。

今回はそんな歴史に加えて、戦記ものや戦争ものも加えた漫画オススメランキングを。

歴史・戦記・戦争漫画おすすめランキング【随時更新】

日本・中国・欧米やその他の世界まで、全ての歴史ものマンガを徹底比較。

その中から、特に集団バトルや歴史的な考察が面白い名作たちを厳選しました。

なお、ランキングは過去も含めてAmazon・楽天・電子書籍の売上を元に、Twitterでの話題性とすやまたくじの好みも加点して、独自に順位付けしています。

1位:キングダム

  • 春秋戦国時代の秦が舞台の中国史
  • 週刊ヤングジャンプ:2006年~
  • 信(後の将軍:李信)を中心に描くバトル

紀元前250年頃から始まる中国の春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)を舞台にした歴史漫画。

現在もっとも勢いがある歴史マンガと言えばコレ。

僕も第1話をヤングジャンプで読んでからずっとファンです。

もともと青年漫画の中では人気の作品でしたが、『アメトーーク!』で特集されてからさらに人気が上昇しましたね。

キングダムの魅力は王道的な歴史ものマンガに少年漫画の熱さをミックスしている点。

2位:蒼天航路

  • 三国志(中国史)+フィクション
  • モーニング:1994~2005年・全36巻で完結済み
  • 曹操を中心に描く三国志

三国志と言えば、横山光輝さんの三国志を思い浮かべる人も多いですが、僕は蒼天航路の方が好きですね。

ちなみに、横山光輝さんの方は『三国志演義』を軸に、

蒼天航路は三国志の正史を軸に『三国志演義』のエピソードと独自アレンジを加えた作品となっています。

そのため、大筋は同じでも細かいところや登場キャラクターの性格が全然違っています。
特に違うのが曹操と劉備。

横山光輝さんの三国志では、聖人君子の劉備を主人公に曹操はなんだかイマイチなライバルキャラ的な立ち位置でしたが、蒼天航路では曹操が主役で性格も破天荒な天才キャラとして描かれています。

3位:ドリフターズ

  • 青年漫画アクション、歴史異世界ファンタジー
  • ヤングキングアワーズ:2009年~
  • エルフやドワーフが存在する中世風の異世界を舞台に英雄達が大暴れ?

まず、主人公が島津豊久とマニアック!

島津家自体が戦国武将の中でもそこまでメジャーじゃない存在に加えて、豊久はその島津家の中でも特に有名な武将でもありません。

世界の英雄はさらに国や時代を超えて幅広く。

僕は世界史にはあまり詳しくないので、こっちはよく知らない英雄も多いのですが(笑)

また、この記事を書いている時点では中国の英雄が登場していませんね。

この辺は他の歴史もの漫画と被らないようにしているのかもしれません。

こういった英雄たちがエルフやドワーフがいるファンタジーな世界で大暴れする作品です。

4位:陸奥圓明流外伝 修羅の刻

  • オムニバス形式の日本中心の歴史、格闘
  • 月刊少年マガジン:1989年~
  • 各時代の陸奥圓明流の使い手の物語

最強の古武術の使い手達が歴史に名を残す猛者と戦うオムニバス形式の歴史漫画。

『修羅の刻』は本編である『修羅の門』の主人公:陸奥九十九(むつつくも)の先祖である陸奥圓明流(歴史上最強の古武術)の使い手達の話をまとめたスピンオフ作品。

その時代その時代の先祖が主人公となっているため、1つの作品ごとに時代・主人公・ライバルキャラが変わるのが特徴。

5位:お~い!竜馬

  • 日本の幕末の歴史+フィクション
  • 少年ビッグコミック⇒ヤングサンデー:1986~1996年・全20巻で完結済み
  • 坂本龍馬の一生

フィクションの幕末を舞台とした歴史マンガ。

坂本龍馬好きの武田鉄矢さんと『がんばれ元気』『あずみ』などが代表作の小山ゆうさんがタッグを組んだ作品でもあります。

竜馬のキャラクターや生き様が非常に魅力的に描かれています。

ただ、後々に知ったのですが、この作品はほぼフィクション。

作者いわく『嘘と本当のギリギリのところを狙った』

6位:ゴールデンカムイ

  • 冒険バトル、明治末期の歴史ロマン、狩猟グルメ、アイヌ文化、青年ストーリー漫画
  • 週刊ヤングジャンプ:2014~2022年・全31巻
  • 三つ巴による金塊争奪戦

明治末期の北海道が舞台。

元大日本帝国軍人で日露戦争の活躍から不死身の杉元と呼ばれる主人公一行と、

鶴見中尉率いる大日本帝国陸軍第七師団と、

元新選組:土方歳三率いる脱獄囚と、

金塊のありかを争う三つ巴の冒険バトルが軸。

そこに、アイヌの少女:アシ?パを通してアイヌの文化やグルメ、獲物を仕留めるための狩猟も描かれている作品となっています。

7位:逃げ上手の若君

  • 歴史、バトルアクション
  • 週刊少年ジャンプ:2021年~
  • 北条時行VS足利尊氏

鎌倉から室町時代へ。北条時行VS足利尊氏の南北朝時代の戦いを描いた歴史もの。

ジャンプ連載らしく難しい歴史ものにせず、歴史が分からない人も入りやすいバトルアクションものにして大成功。

また、最大の特徴は足利尊氏ではなく、敗れた北条時行を主人公にしていること。

最後はどう締めるのかが気になるところですね。

8位:アルキメデスの大戦

  • 歴史、架空戦記
  • ヤングマガジン:2016~2023年・全38巻
  • 架空の人物を混ぜて1933年から始まる日本の歴史

戦艦「大和」開発を阻止せよ!

1933年(昭和8年)から始まるの日本の歴史に、数学の天才である架空の人物:櫂直をプラス。

櫂の目的は戦争を回避し、平和な日本を実現すること。

櫂の天才的な頭脳によって、太平洋戦争を回避することはできるのか?

9位:創世のタイガ

  • SF、タイムスリップ、サバイバル、歴史(原始時代)
  • イブニング:2017年~
  • 現代の大学生7人が原始時代にタイムスリップ

現代の普通の大学生7人組が原始時代へタイムスリップしてしまうというストーリー。

そんなSF色が強い歴史漫画。

おすすめランキングに登場している他の歴史マンガと違い、史実の有名人などは登場せず、そもそも人間の文明さえまだ発達していない時代。

が、他と違い地球や動植物などの歴史が詳しく描かれている異色作。

10位:ヴィンランド・サガ

  • 11世紀初頭のヨーロッパの世界史、時代劇アクション、探検
  • 週刊少年マガジン⇒月刊アフタヌーン:2005年~
  • トルフィン・トルザルソン(実在の名前はソルフィン・ソルザルソン)の人生

11世紀初頭の世界を席巻していたヴァイキングたちの生き様から始まる先が読めない歴史大河ロマン。

実在の人物が多数登場しますが、史実をベースに大幅なアレンジが加えられています。

例えば、主人公のトルフィン・トルザルソンはヴァイキングの一員ですが、史実ではアイスランドの探検者で名前もソルフィン・ソルザルソンと微妙に違う。

まあ、海外の名前については変わることがよくありますが、設定も違うのでフィクション性は強め。

そして、主人公を探検家ではなくヴァイキングの戦士として始めたのは良かったですね~

11位:何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?

  • 歴史、ギャグ、タイムリープ
  • ヤングマガジン:2021年~
  • 織田信長が何度もタイムリープ

本能寺で死んだ織田信長が過去にタイムリープ。

けれど、選択を間違うとまたすぐに本能寺で死んじゃう。

よく他の作品で出てくる織田信長と比べるとおバカなため、何度も同じ失敗を繰り返すギャグコメディ。

かと思えば、少しずつ成長して人間ドラマも魅せてくる。

12位:空母いぶき

  • 架空戦記、軍事、政治
  • ビッグコミック:2014~2020年・全13巻、GREAT GAME 2020年~
  • 尖閣諸島をめぐる日本VS中国

もしかしたらあったかもしれない日本 VS 中国の仮想戦記マンガ。

2010年代前半に実際に起こった尖閣諸島問題。

この漫画ではそこから武力衝突が起こったifストーリーを描く。

『沈黙の艦隊』『ジパング』と軍事ものに強いかわぐちかいじが次に描くのはより現実感や具体性が強いこの作品。

日本が空母を持ったことをキッカケに中国が尖閣諸島&与那国島などがある先島諸島に侵攻・制圧。

そこから巻き起こるリアリティのあるストーリーはヒリヒリとした緊張感がある。

絶対に起こっては欲しくないけれど、そのリアリティゆえにページをめくる手が止まらなくなる。

13位:花の慶次―雲のかなたに―

  • 日本の戦国時代の歴史+フィクション
  • 週刊少年ジャンプ:1990~1993年・全18巻で完結済み
  • 傾奇者:前田慶次の生き様

隆慶一郎作の歴史小説『一夢庵風流記』を原作とした漫画。

『北斗の拳』の作画担当の原哲夫さんの作品ということで、魅力的な漢(おとこ)が数多く登場します。

その筆頭が主人公である傾奇者(かぶきもの):前田慶次ですね。

戦国武将では珍しい派手な衣装に身を包み、振る舞いや行動が突飛な異端児。

そんな漢・前田慶次の自由奔放な生き様をフィクションも交えて描いています。

14位:アンゴルモア 元寇合戦記

  • 日本の鎌倉時代の元寇を描いた歴史、時代劇
  • サムライエース⇒ComicWalker:2013~2018年・全10巻(博多編に続く)
  • モンゴル帝国の対馬侵攻が舞台

鎌倉時代中期の元寇(文永の役・1274年)での対馬の戦いを描いた歴史大河。

こちらもなかなか他がやっていないところを攻めてきますね~♪

史実をベースにしつつも架空の人物を中心に据えるなど、時代劇としての娯楽性を高めて魅せています。

元寇といえば神風による日本側の勝利が有名ですが、それが起こるのはもう少し後の話。

アンゴルモアの舞台となる対馬侵攻では神風なし!(史実では)

なので、ここの決着がどうなるかが大きな見せ場ですね。

15位:ビン~孫子異伝~

  • 春秋戦国時代の斉が舞台の中国史+フィクション
  • スーパージャンプ⇒グランドジャンプPREMIUM⇒グランドジャンプ:2007~2016年・全21巻で完結済み
  • 孫ビン(孫子の末裔)の活躍

孫子が二人存在するって知ってました?

僕は知りませんでした。

孫子の兵法書を書いた孫武と、その理論を実戦の勝利によって不動のものとした孫?(そんぴん)

最初はマンガの設定なのかなと思ったのですが、けっこう有名な話らしく、孫?は孫武の子孫であるとされ、孫武と同じく孫子と呼ばれるそうです。

そして、この漫画はその孫?が斉の国の軍師として活躍した姿を史実+フィクションも交えて描いています。

16位:乙嫁語り

  • 19世紀後半の中央アジアの世界史フィクション
  • Fellows!⇒ハルタ:2008年~
  • 複数の美しいお嫁さんの活躍

タイトルにもなっている乙嫁とは、『弟の嫁・年少の嫁』を意味する古語&出版元であるエンターブレインのサイトでは『美しいお嫁さん』とのこと。

まず舞台が珍しいですよね。

中央アジアと言われてもピンと来ない地域ですし。

そういった生活や文化を取り扱った作品も少ないので、それだけでも貴重な存在です。

17位:JIN-仁-

  • 日本の幕末の歴史、時代劇、医療、SF
  • スーパージャンプ:2000~2010年・全13巻で完結済み
  • 南方仁(平成の医者)が江戸時代にタイムスリップ

平成の医者である南方仁(みなかたじん)が文久2年(1862年)の幕末の江戸にタイムスリップするところから始まるストーリー。

医者は医者でも大学附属病院脳外科医局長のエリートというオマケ付き。

大沢たかお・綾瀬はるか主演のテレビドラマ版が大ヒットした作品でもあります。

また、現代医学のマンガは他にもありますが、過去の医療をメインに扱った作品というのもなかなかなく貴重な存在。

見せ場の手術はもちろん、平成の医療を江戸でも駆使するため、道具など様々な工夫が凝らされるのも面白いですね。

18位:ヒストリエ

  • 紀元前4世紀の古代ギリシアの世界史
  • 月刊アフタヌーン:2003年~
  • エウメネス(アレクサンドロス大王の書記官)の半生

『寄生獣』の岩明均さんが描く紀元前4世紀の古代ギリシアが舞台のマケドニア王国のアレクサンドロス大王(アレキサンダー大王)に仕えた書記官:エウメネスが主人公の歴史マンガ。

世界史でしかもここまで古くなると詳しく知っている人もそうそういないのではないでしょうか?

僕もアレクサンドロス大王など、世界史の教科書で触れた部分をちょっと知っているぐらいでした(笑)

19位:信長のシェフ

  • 日本の戦国時代の歴史+平成の料理・グルメ
  • 週刊漫画TIMES:2011年~
  • ケン(平成の料理人)がタイムスリップして織田信長に仕える

平成の料理人『ケン』が1568年の戦国時代にタイムスリップをして織田信長に仕えることになる物語。

ケンの平成の料理・グルメ知識に戦国時代などの昔の食の情報も入ってくる。

例えば、じゃがいもだったら1600年にオランダからジャカルタ経由で入ってくる、なので今の時代はないといった具合に。

そんな平成の知識と技術を駆使した料理を武士や公家相手に振る舞い、信長の料理人として交渉を有利に進めるのがケンの役割です。

なので、もちろん戦国時代の主要な戦なども登場します。

20位:ジパング

  • 第二次世界大戦の歴史、架空戦記
  • モーニング:2000~2009年・全43巻で完結済み
  • 平成の自衛隊が太平戦争にタイムスリップ

平成のイージス艦みらいがタイムスリップにより、第二次世界大戦(太平洋戦争)のミッドウェー海戦直前の1942年6月4日の太平洋上に現れることから始まる物語。

その戦闘で負傷した大日本帝国軍人:草加拓海を助けたことで運命が大きく動き出す。

未来を知った草加拓海が未来改変のために動き出し、もう一人の主人公で自衛隊員の角松洋介がそれを止めるために奔走するというのがメインストーリー。

21位:三国志

  • 三国志(中国史)+フィクション
  • 希望の友⇒少年ワールド⇒コミックトム:1971~1987年・全60巻で完結済み
  • 劉備と蜀を中心に動く戦乱群像劇

僕が読んだ本格的な歴史マンガと言えば、この横山光輝の三国志。

吉川英治の小説『三国志』をベースに独自の解釈等を織り交ぜて描かれたの横山光輝の代表作。

全60巻の大ボリュームで黄巾の乱から始まり蜀の滅亡までを描いています。

この作品かコーエーのゲームで三国志を学んだ人も多いはず。

特にメインとなった劉備・関羽・張飛のイメージはこの作品の影響を今でも強く受けてますね~

劉備の能力はイマイチだけど人徳の高さや関羽の強くて忠義に厚い、張飛の強いけど粗暴で短気といった部分など。

22位:エマ

  • 19世紀末ヴィトリア朝時代のイギリスの世界史、身分差ロマンス(恋愛)
  • コミックビーム:2002~2006年・全7巻で完結済み
  • エマ(メイド)とウィリアム(上流階級)の恋愛物語

メイドのエマと上流階級の長男ウィリアムの身分違いの恋愛を軸に、1890年代のイギリスの生活や文化を描いている作品。

英国の中には二つの国があるとさえ言われるほどの階級社会。

序盤はそこまで露骨ではないのですが、二人の仲が親密になるにつれてこの階級社会の厳しさをまざまざと見せてきます。

23位:イサック

  • ジャンル:17世紀のヨーロッパに戦国を終えた武士が
  • 掲載誌:アフターヌーン:2017年~
  • 特徴:史実をベースとした歴史フィクション

大阪の陣が終わり江戸時代の安定に入り仕事がなくなった武士がヨーロッパに渡った史実をベースとした歴史ロマン漫画。

主人公イサックは刀ではなく銃の名手。

そして、師匠の仇であり銃を奪った仇を追ってヨーロッパへと渡る。

そこで傭兵として戦いながら仇を追うというストーリー。

ヨーロッパの戦いにイサックという武士がいる異色さが魅力。

また、この当時の日本の銃は世界トップクラスの精度で、それを扱うイサックも百発百中の名手。

序盤の怒涛の展開に引き込まれます。

24位:昭和天皇物語

  • ジャンル:日本の明治から昭和にかけた近代史
  • 掲載誌:ビッグコミックオリジナル:2017年~
  • 特徴:昭和天皇の人生を描いている

昭和天皇の幼少期、明治からの日本を描いたもの。

昭和天皇を主人公に明治天皇・大正天皇などの天皇家やそれに連なる高官などが登場する物語。

ちょっと前のことなのに意外と知らない日本の近代史。

それも天皇を主人公にしている点が他の歴史マンガとの大きな違いですね。

その特徴のためか、他の歴史漫画と比べて演出や脚色が少なく、史実をベースにハッキリと分からない部分は大胆な解釈を交えて描く。

25位:赤龍王

  • 秦末期~前漢誕生までの中国史+フィクション
  • 週刊少年ジャンプ:1986~1987年・全9巻で完結済み
  • 項羽と劉邦の戦い

中国の歴史書『史記』のマンガ版(原作:久保田千太郎・作画:久松文雄、タイトルもそのまま)のうち『項羽と劉邦』をベースとした作品。

中国の秦末期から項羽と劉邦による楚漢戦争、前漢誕生までを描いています。

26位:レイリ

  • 日本の戦国時代の歴史、時代劇
  • 別冊少年チャンピオン:2015~2019年・全6巻で完結済み
  • レイリ(架空の人物だけどモデルはいる)の生き様

大ヒットSF漫画『寄生獣』とこのおすすめランキング上位で紹介する『ヒストリエ』の作者である岩明均原作の天正7(1579)年の武田軍の前線基地である遠江国から始まる戦国大河。

最大の特徴は主人公が剣の腕がめっぽう立つ少女というところですね。

長篠の戦いの影響で家族を理不尽な形で失ったレイリが剣にのめり込む。

いつしか周りの男達も敵わない圧倒的な剣の腕を手に入れたけれど、戦で活躍して最後は死ぬという狂気に憑りつかれてしまった。

これだけ聞くと結末はバッドエンディングしか思い浮かびませんね(汗)

27位:へうげもの

へうげもの
  • 日本の戦国時代の歴史ファンタジー・フィクション、茶道・美術・骨董
  • モーニング:2005~2017年・全25巻で完結済み
  • 古田織部(武将・茶人)のおかしな物語

これは『出世』と『物』、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将【古田織部】の物語である

と紹介される戦国時代に織田信長・豊臣秀吉に仕えた戦国武将&茶人:古田織部(物語当初は古田左介)を主人公とした歴史漫画。

戦国時代の武将が主人公ですが合戦や武がメインではなく、茶道や茶器、美術や建築などの戦国時代に花開いた『美』や『数奇(芸道)』にスポットを当てた異色作となっています。

28位:雪花の虎

  • 日本の戦国時代の歴史+if
  • ヒバナ⇒ビッグコミックスピリッツ:2015~2021年・全10巻
  • 上杉謙信が姫武将だったら

『東京タラレバ娘』や『海月姫(くらげひめ)』が有名な東村アキコの新感覚歴史マンガ。

ところどころで歴史の分かりやすい解説が入ってきたり、そういったことに興味がない女性向けに『アキコのティータイム』という雑談が入ってくるのが特徴。

とはいえ、一番の特徴は上杉謙信が女性ってことですね。

これはまあね、僕も前からちょくちょく聞いていたのですよ。

とはいえ、ネタと思っていたのでたいして興味を持ってなかったのですが、この作品ではその部分についても深く掘り下げてきます。

29位:ふしぎの国のバード

  • 日本の明治初期の歴史冒険譚
  • ハルタ:2013年~
  • イザベラ・バード(冒険家)の日本探訪

19世紀に実在したイギリスの女性冒険家:イザベラ・バードが主人公(ただし、史実が46歳で日本で来たのに対しこっちでは若い姿になっている)

その著書『日本奥地紀行』をベースに横浜から蝦夷地への旅と明治初期の日本の街並や文化をフィクションも交えて描いています。

外国人の目を通して見た日本という独特の描き方が特徴。

また、幕末はマンガ・小説・ドラマ・映画などと色々なメディアで取り扱われる人気どころですが、動乱が落ち着いた明治初期を扱った作品はなかなかないですからね~

日本人でもなかなか知らないその当時は普通に行われていた行事や文化などがたくさん描かれています。

こちらも学べる歴史漫画の一つですね。

30位:雷火

  • 日本の弥生時代の歴史アクションファンタジー
  • コミックバーガー⇒コミックバーズ:1987~1997年・全15巻で完結済み
  • ライカ(架空の人物)の活躍を描く

紙の本のデラックス版がとても厚かった(最終巻は500ページ以上)ことが印象的なマンガ。

弥生時代、邪馬台国を舞台とする歴史漫画でもあんまり見ない年代が舞台。

この辺って歴史の教科書でもサラッと勉強するぐらいですしねw

実在した人物の名前もあんまり知りませんし、そこまで資料が残ってなさそうだしストーリーを膨らませるには難しそうですしね。

そこにアクションファンタジーを加えてうまく調理しているのがこの作品。

31位:アド・アストラ-スキピオとハンニバル-

  • 第二次ポエニ戦争が舞台の世界史+フィクション
  • ウルトラジャンプ:2011~2018年・全13巻
  • スキピオとハンニバルの戦い

タイトルの通り、古代の英雄:ハンニバルとスキピオを主役とした歴史漫画(ただし、ハンニバルは北斗の拳でいうところのラオウ的な存在)

ハンニバル率いるカタルゴ軍と途中からスキピオ率いる(最初はたいした権限がない)共和政ローマとの戦いを描いています。

史実をベースとしていますが言葉遣いやキャラクターなどに大胆なアレンジを加えているのも特徴です。

日本では弥生時代のときにヨーロッパではこんな大規模な戦闘が行われていたと考えると感慨深いですね~

32位:信長協奏曲

  • 日本の戦国時代の歴史、タイムスリップ
  • ゲッサン:2009年~
  • 平成の高校生サブローが織田信長と入れ替わる

平成の高校生サブローが天文18年(1549年)の戦国時代にタイムスリップし、容姿が似ていたことから織田信長と入れ替わるというストーリー。

本物はどこかに逃げてしまい、さらに元の時代に戻ることもできずそのまま織田信長を続けるという流れですね。

歴史は変えてはいけないという認識はありつつも勉強が苦手で歴史をちゃんと理解していない(本能寺の変の犯人も『あいださん』と覚えているほど)

飄々とした性格のサブローが主役ということで戦国ものにして比較的緩め。

自然体で行動しているのですがなぜかそれが史実通りに進むという形になっています(笑)

33位:アルテ

  • 16世紀初頭ルネサンス期のイタリア世界史、画家、恋愛
  • 月刊コミックゼノン:2013年~
  • 画家見習いアルテの恋と仕事

16世紀初頭のルネサンス期のイタリア・フィレンツェが舞台。

貴族の娘アルテが画家となるため工房の見習いとなるところから動き出す物語。

こちらは先におすすめランキングに登場した『チェーザレ 破壊の創造者』と違い、ルネサンスで有名な美術がメイン。

舞台はもちろん、画家という職業をメインに据えているマンガ自体がなかなかないので貴重な存在。

その時代の画家のなり方や仕事などについてもしっかり解説されています。

34位:封神演義

  • 中国の殷の歴史SFファンタジー、バトルアクション
  • 週刊少年ジャンプ:1996~2000年・全23巻で完結済み
  • 太公望の妲己退治の物語

安能務訳『封神演義』(講談社文庫の小説)をモチーフに、改変・ギャグ・メタフィクション要素・オマージュ的表現をかなり加えた作品。

歴史マンガというより、若年層向けのジャンプらしい娯楽漫画スタイル漫画といった感じですね。

それが当たり、累計発行部数2200万部の大ヒット。

2018年に再度アニメ化されるほどの根強い人気もあります。

35位:チェーザレ 破壊の創造者

チェーザレ
  • 15世紀末ルネサンス期のイタリア世界史群像劇+フィクション
  • モーニング:2005~2021年・全13巻
  • チェーザレ・ボルジア(軍人・政治家)が主人公

架空の人物などのフィクションも加え、のちの軍人・政治家『チェーザレ・ボルジア』をメインに当時の権力者・有名人の群像劇を描いている作品。

大学から物語は開始されますが、すでにここから政治的な動きは見えていますね。

この辺の動きは今の日本の政治家や会社員を思い浮かべるような感じ。

いつの時代も派閥闘争や権力争いなどは変わらないということでしょう。

また、娯楽性よりも史実に沿った展開を重視しているのも特徴。

36位:応天の門

  • 日本の平安時代の歴史、クライムサスペンス
  • 月刊コミック@バンチ:2013年~
  • 在原業平と菅原道真が平安の事件に挑む

平安京を舞台に巻き起こる怪奇事件を教科書などにも出て来る在原業平(ありわら の なりひら)と菅原道真(すがわら の みちざね)が解決していくクライムサスペンス。

分かりやすく言えば、平安時代の探偵モノですね。

37位:狼の口~ヴォルフスムント~

  • ジャンル:14世紀初頭のオーストリアの世界史、群像劇
  • Fellows!⇒ハルタ:2009~2016年・全8巻で完結済み
  • 関所の代官と関所を抜けようとする同盟の闘士の戦い

第1話から衝撃を受け、さらにラストで震え上がった漫画w

というのも、最初に出て来る主人公っぽい人達が第1話で関所の代官に捕まってあっさりと退場してしまうから。

しかも、なかなかにハードな展開で(汗)

いや、敵側の方が主役かいっ!?

と2話目を読んですぐに気付きました(笑)

堅牢な砦からなる難所『狼の口(ヴォルフスムント)』に挑む同盟の闘士とそれを阻む関所の代官『ヴォルフラム』との駆け引きがメインとなる物語。

38位:アサギロ~浅葱狼~

  • ジャンル:日本の幕末の歴史、時代劇
  • 掲載誌:ゲッサン:2009年~
  • 特徴:沖田総司を主人公とした新撰組の話

アサギロ ~浅葱狼~は新選組をテーマにした作品。

歴史漫画の中でも江戸時代の幕末は人気。

そんでもって幕末を描いた作品にだいたい出て来るのが新選組。

でも、意外と新撰組をメインにした本格派の歴史マンガってそこまで多くないのですよね~。

そんな中、『アサギロ ~浅葱狼~』は新選組メインの本格派。

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