
あなたの心の完全新作:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな秋アニメ『ひぐらしのなく頃に業』第2話の感想・考察ー!
新作続編確定♪
ひぐらしのなく頃に業 2話
絶対に勝ち取ってみせる!私たちが掴み取ったあの未来を
早くも羽入登場でリメイクならぬ新たなるループに突入確定
鬼隠し編ならぬ鬼騙し編
流れは同じながら、未来を知った上でのループだからこそ変わる展開が新しい
ひぐらしだからこそ出来る展開ですな#ひぐらし pic.twitter.com/fnS1mooePd— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) October 8, 2020
今回も旧作2話を見た後に新作2話を見るという、木曜の夜はひぐらしに1時間捧げる男でございます。
ちなみに、わたくしは旧アニメは全話見た状態で感想と考察を語っています。
なので、旧作を見ていない人のために、核心的なネタバレは伏せて、その違いの解説などを語りたいと思います。
動画解説:リメイクじゃなく新作【ひぐらしのなく頃に業2話 鬼騙し編 其の弐(2020版)】の考察・解説・感想(約13分)
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に業2話 鬼騙し編 其の弐(2020新作リメイク版)』の感想・解説・考察
今回の第2話の感想を一言でまとめるなら、初っ端からサプライズ来たーーー!
既存組は大歓喜!逆に初見組は戸惑いの声も挙がってました。
なので、今回は初見組のための解説も増やしていこうと思います。
先週たくさん挙がっていた旧作50話をどうまとめるんだ?本当に新作は2クールなのか?という答えは新作続編という形でしたね。
旧作よりも何々編というエピソードを減らして2クールにまとめるんじゃないかなと思います。
ちなみに、前回コメントでわたくし質問があった際に2クールでまとめるんじゃないかなと答えていましたが、それはこの展開を読んでいたわけじゃなく(完全にリメイクじゃないと思ってましたが)、放送枠から推理した形ですね。
さすがに今の深夜アニメで1年は放送枠取れないと思ったので。
かと言って、中途半端に終わったら不完全燃焼ですからね。
これも一つの推理のやり方ということで。
とまあ、わーわー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って感想と考察、そして解説を語っていきます。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で小説版と漫画版を試し読み、その他のひぐらしの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
羽入と成長した梨花で新作確定【初見組ネタバレ注意】
いきなり羽入と成長した梨花の登場で既存組は、
リメイクじゃなく、続編新作キターーー!!
と大歓喜。
今回のTwitterのトレンドは1話目以上にトンデモナイことになってましたね。
逆に初見組は『パニックーーー!!』となっている人も続出。
これから旧作50話見る!という人も続出しましたが、さすがに50話今から厳しいよ~という声もあったので、ここについて初見組のために解説したいと思います。
ただ、ここは物語の根幹に関わる部分なので、ネタバレ注意!自分で推理したいよ!と人や、これから旧作を観るという人は飛ばしてください。
よろしいでしょうか?
二人の会話の流れからループものとなんとなく予想している人もいた通り、古手梨花には昭和58年6月末に殺される運命があり、死んだら死亡前の平行世界へ戻るタイムリープ能力があります。
その力を与えてるのが羽入で、オヤシロさまと呼ばれる神様です。
リゼロを見ている人だったら、スバルの死に戻りみたいな能力と思っておけばOK。
ただし、死に戻りと違って殺害される直前の記憶が無くなるという制限があるため、犯人の正体が分からないので対策もできず旧作では100年同じ時間を何度もループして過ごしていました。
それで今回の新作では100年では足りなかった?と言ってたわけですね。
そんな世界に絶望していた梨花ちゃんですけれど、再び周りの人達を信じて、仲間と共にハッピーエンドを掴み取ったのが旧作。
なのに、新作ではなぜか再び死んでしまって、しかも昭和58年6月に戻されている。
しかも、既存ファンのわたくし達にも分からない梨花ちゃんは成長した姿で、そして羽入は残り香となっている。
梨花ちゃんは姿を見る限り、旧作の最終回で見せた姿(梨花ちゃんは大人になるとカワイイから美人になるタイプ)ほどは成長していないので、中学生かせいぜい行ってても高校生ぐらいでしょうか。
そして、旧作の完結編『祭囃し編(まつりばやしへん)』で実体化までした羽入がどうして残り香になってしまったのか。
一体、旧作の最終回から何があったんだい!という感じ。
ここが今回の一番のキーポイントになりそう。
業のタイトルと鬼隠し編じゃなく鬼騙し編の変化について
そして、1話目では明かしてなかったタイトルとサブタイトルを明かして来たのもひぐらしらしい仕掛けですな。
今回のタイトルはひぐらしのなく頃に業、サブタイトルは旧作の鬼隠し編じゃなく鬼騙し編。
旧作の鬼隠し編をベースにしつつ、変えていくのが今回の鬼騙し編になりそう。
ひぐらしのことですから、このタイトルにも意味がありそう。
業と聞くと、業が深い(罪深いといった意味)などを思い浮かべ悪いニュアンスに捉えがちですが、実際の意味は良いも悪いもなくその人の生き様みたいな意味ですね。
こっちの意味なら梨花や仲間たちの生き様が再び試されるという意味でしょうか?
逆に悪い方のニュアンスの業だったら、犯人側の業の深さを指しているのか、もしくはタイムリープというチート能力で運命を変える梨花に対するものかもしれません。
鬼騙しの方は、この場合の鬼といえば犯人側、運命を知っている梨花ちゃんが犯人側を騙して鬼隠し編を回避しようとするから鬼騙し編。
とね、わたくしはそれぞれのタイトルから考察してみました。
レナさんやる気ですやんっ!?
2話目の本編に入っていくと、
レナさん、いきなりやる気マンマンですやんーーっ!?
ナタ運ぶだけなら振りかぶる必要ないからね。
ちなみに、旧作だと振りかぶってないですし、圭一の声で驚いてレナが尻もちをつくこともありません。
前回から様子がおかしなレナさん、ここでも意識が飛んでたからびっくりして尻もちついたのでしょうか?
鬼隠し編と同じ流れでありながら、レナの様子がトコトンおかしいのが鬼騙し編。
鬼ごっこはひぐらしのなく頃に解2話
ハレンチとは言わせない、昭和の女子の体操服はブルマが正装です!
平成の時代に絶滅してしまったブルマが令和の時代に降臨。
パンツじゃないから恥ずかしくもん!と、全国のヘンタイ紳士が大熱狂。
そして、俺は考察と言いつつ、何を言ってんだ?と感じですが。
まあ、それは置いといて、今回出て来た部活のゾンビ鬼ごっこ、旧作の鬼隠し編ではなかったエピソード。
けれど、こちらは2期ひぐらしのなく頃に解の第2話『厄醒し編 其の壱』に出て来たエピソード。
細かい流れや参加人数が違いますが、大筋は同じ。
そして、新作では描かれなかった梨花ちゃんや沙都子、ついでに圭一に対する罰ゲームもあるので、初見組で気になる方は是非見てみてください。
今期は思った以上にひぐらしが話題となっているし、初見組も多いということで、旧作を含めた考察記事をもっと出してもいいかもしれませんね。
鬼隠し編にはないケンタくんの掘り起こし
圭一はレナと共に再びケンタくんの掘り起こしに。
これ鬼隠し編どころか、たぶん他の編でもアニメではなかったエピソードだと思います。
圭一を誘うときに後ろに立っていたレナやナタを代わりに持とうとして拒否するとき、そしてケンタくんを運ぶ前のこの表情。
いや、鬼騙し編は圭一よりレナの方が怖いんですけどーーーっ!?
これ完全にレナさんいっちゃってませんか?というご様子。
前回の考察でも触れた通り、これは圭一がメインの鬼隠し編とその対となるレナがメインの罪滅し編を合体させてくるのか?
それとも、途中から罪滅ぼし編をベースとした話に変わっていくのか?
はたまた完全新作らしく、全く別の話に派生していくのか?
PVの演出を見ると、鬼隠し編ベースで行きそうな感じにも見えますが。
鬼隠し編の記憶がある圭一
ケンタくんの掘り起こしのシーンでもう一つ気になったことと言えば、圭一が鬼隠し編の記憶を断片的に覚えていたこと。
今回はリメイクではなく新作続編。
そして、圭一は旧作でも他の世界の記憶があったりしていたので、それ自体は大きな驚きはないですが。
この時点で圭一が気付いたということは、新作の最初にも入ってきたあの悲劇に繋がるとは考えづらい。
となってくると、あの旧作のリメイクを感じさせるPVの演出は引っ掛け、なかには新作には使われないダミーのシーンもあるんじゃないのかな?と考えるのはちょっと疑いすぎですかねw
でも、ひぐらしだったら、そんな手間がかかることもやりかねんという雰囲気はある。
富竹の正体
他の世界の記憶を少し取り戻したことで富竹の正体にも迫る。
前原圭一、今回も鋭い男だぜ。
逆にそれを邪魔する魅音は鈍感かっ!?
こういった部分の魅音さんは旧作から変わらない。
新作でもこの辺のキャラクター性はあまり変わらない形でいきそう。
逆にレナは前の圭一をぼかしてレナをピックアップする演出を入れてくるなど、何かありそうな雰囲気を感じさせる。
レナにも圭一のような他の世界の記憶が断片的に蘇ったりしているのでしょうか?
旧作ではショートカットされた綿流しの祭りをじっくりと
実においしくないのですよ。
旧作だとショートカットされた部活の対決や梨花ちゃんの演武をガッツリと描く。
特に旧作はオマケ程度だった梨花ちゃんの演武の気合の入れようが凄かった。
まさか時を超えて、こんなにパワーアップして描かれるとは思わんかった。
ストーリーの方はキッチリと旧作の1話に合わせてきた前回と違い、今回はゾンビ鬼ごっこが入ってきたのもあって、旧作2話の半分しか進まない形になりました。
このペースで行くと、鬼隠し編のように4話で終わるのではなく、鬼騙し編はもっと尺を使いそうな予感。
6話ぐらい使って、1クールに2つの編になるのか?それとも、1クールまるまる鬼騙し編なんてこともあるかもしれないですね。
早くも古手梨花は動くのか?
富竹を引き留めて、頭を撫でる梨花ちゃん。
ここも旧作にはなかったシーン。
そして、冒頭の決意の言葉を思い出すと、いよいよここから梨花ちゃんが動くのか?
最初のターニングポイント、富竹と鷹野
新作2話は富竹と鷹野の合流で終了。
さあ、最初にやってきたターニングポイント。
ここがどう動くによって、鬼騙し編の展開の軸も見えてくる。
3話で大きく動くのか?いや、動いて欲しい!
アニメ『ひぐらしのなく頃に業2話 鬼騙し編 其の弐(2020新作リメイク版)』の感想・考察・解説まとめ
今回の第2話をまとめると、旧作の15分の内容を30分使って描いてきた。
この流れから業は旧作の部分を短くまとめて、成長した梨花ちゃんがなぜまた戻ってきたかなどの新たな謎にも迫りそう。