
あなたの心のおねがいツインズ:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな秋アニメ『ひぐらしのなく頃に業』第6話の感想・考察ー!
詩音と魅音のツインズに翻弄されまくり♪
ひぐらしのなく頃に業 6話
綿騙し編は早くも新ルート突入!…と見せかけての再び綿流し編のような展開
外れると思ったら引き戻す展開
けれど、魅音も詩音も旧作とはまた違った怪しさを醸し出す
さらに鷹野の怪しさも加わって、意味深な倍率ドン!#ひぐらしのなく頃に業 pic.twitter.com/nh9CHtknW1— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) November 5, 2020
今回も旧作の綿流し編と目明し編を見た後にこの新作を見るという、木曜の夜はひぐらしに捧げる男でございます。
ちなみに、わたくしは旧アニメは全話見た状態で、この感想と考察を語っています。
動画解説:祭具殿の悲劇再び?【ひぐらしのなく頃に業 6話考察・感想】詩音の誘惑と魅音の嘘(約12分)
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 6話 綿騙し編 其の弐(2020版)』の感想・解説・考察
今回の第6話の感想を一言でまとめるなら、魅音と詩音に翻弄されるーーーっ!
綿騙し編は早めに新ルート入るのかな?と思わせておいて、すぐに綿流し編と同じ流れに引き戻してくる。
そして、魅音かな?と思っていたら詩音で、詩音かな?と思っていたら魅音で、『魅音が詩音で詩音が魅音で』状態でパニック!
とまあ、わーわー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って感想と考察、そして旧作のアニメ版『綿流し編』と比較しながら解説を語っていきます。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で漫画版や小説版などの試し読み、その他のひぐらしの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
ヤンキー撃退に全員集合ー!大石までっ!?
ヤンキー撃退に雛見沢住人全員集合ー!
これでヤンキーを怯ませて警察を呼ぶ流れは綿流し編と同じでしたが、
大石まで出てきてヤンキー逮捕された点が変わってましたね。
旧作だとそのままヤンキーが逃げるだけだったのですが。
綿騙し編は早くも新ルート突入か?
綿騙し編は早くも新ルート突入か?エンジェルモートで詩音とイチャイチャパラダイス。
デザートをごちそうされるだけでなく、ほっぺを連続でぷにぷにされるといううらやまけしからん!展開。
旧作だとヤンキー撃退後に一緒に帰って、そしてここで先日の弁当箱を渡すけど詩音はそんなの知らない、そこに魅音がたまたま現れて詩音と魅音が別人だと知る流れだったのですが。
その流れに入らずにイチャイチャパラダイス、ただのイチャイチャと見せかけて旧作にはなかったこのタイミングでダム計画の不穏な情報が出てきたり、さらに去り際に魅音と呼び掛けて振り返ったことから、今回は詩音に化けた魅音となるんですねと思ったものでございます。
エンジェルモートで試食会
エンジェルモートで試食会、誘いの電話がなんだか怪しかったけれど、イチャイチャパラダイス。
股間の汚れを女の子に吹かせようなんて、なんてうらやま…ならぬ、けしからん!オタクでございましょうか。
そんなオタクは成敗!…と思ったら、意外と強いんかいっ!?
このイベント旧作OVA『ひぐらしのなく頃に煌(きら)』に出てきた魅音イベントの応用なのかな?と思ったのですが、この辺は原作の綿流し編の流れみたいですね。
ちなみに、旧作OVA『ひぐらしのなく頃に煌(きら)』では、魅音さん普通にエンジェルモートの制服着て背中モロだし状態でしたが(化粧かなんかで隠してるのか?)、背中の入墨が原因で魅音はエンジェルモートの制服が着れないというのはなさそうです。
また、5話の考察動画のコメントにも原作の流れがいくつか入っているというものがありましたし、今回は旧作では描かれなかったその辺も取り入れて新旧の違いを出す演出のようですね。
その原作とアニメの違いを教えてくれるのは全然いいんですけれど、たまに原作を読んでることでマウントを取ってくる人、旧アニメは原作と違うからおかしいとかつまんないと叩く人がいますが、そういったコメントはガンガンブロックという名の鬼隠しになるのでよろしくお願いします。
これ他の作品にも言えるのですが、アニメと原作は別物ですから。
アニメはアニメ制作スタッフが原作を元に新たに作り直しているのですから、そういう契約でもしていない限り、原作とまったく同じ形である必要はないんですよ(実際それで成功している作品も多いですから)
そして、わたくし達アニメ派は旧作アニメを楽しんだ上で今回のひぐらしのなく頃に業を楽しんでいるわけですから、そういったアニメ派の気持ちに水差す原作派のわんぱく小僧はガンガン鬼隠し状態にしていきます。
わたくしは良心的にアニメを楽しむ人の味方でございます。
新ルートと思っている時期がありました
原作の流れが入ってきているとはいえ、綿騙し編はこのまま新ルートに突入するのかな…と思っている時期がわたくしにもありました。
やっぱり二人揃って出るんかーいっ!?
綿騙し編は詩音出ないパターンもあるかなと思ったけれど、やっぱり出てくるんかいと。
わたくしの先週からの詩音じつは魅音説が揺らぐ!
ただ、『昨日のまでのは全部わたし、園崎詩音』と嘘を言ってたことから(弁当の件はあきらからに魅音ですから)、この詩音のセリフがそのまんまの意味には受け取れない。
なので、俺はまだ魅音の変装説は捨てないぜ。
今年は誰が死んで誰が消える
今年は誰が死んで誰が消える。
この圭一の不安刺激する一連の流れも旧作アニメと同じ。
圭一の追い込み方はパワーアップしていたけれど。
そんな怖がらせたら祭具殿入んねえだろというぐらいにw
ただ、今回も2つほど気になる点がありまして、まず『今年は誰が死んで誰が消える』と言って圭一を呼び止めたのが旧作の詩音から今回は鷹野に変更されている。
細かいことですがこれに何か意味はあるのか?
今回は詩音が圭一を故意に巻き込もうしていないということでしょうか。
そして、もう一つは旧作では呼び止められた時に圭一が魅音の手を払って振り向きますが、今回は手は握ったまま魅音の方から離したこと。
旧作の魅音はその後笑ってすぐに去って行ったのですが、今回はギュッと圭一の手を握って離す、そしてその後の暗い表情も気になるところ。
ここに関しては、よりシリアスに見せるための演出かもしれないけれど。
そして、これ旧作でも今回でも思いましたが、聞かせたくない話なら魅音がその場にいて変なことを吹き込まないか目を光らせてないとダメでしょうと思うのですが。
祭具殿の悲劇再び?
鷹野たちの話でより震え上がったし、今回は祭具殿に行くルート修正かと思ったら、
やっぱり行くんかいっ!?そして、圭一はすぐ祭りの日にみんなとはぐれる!
今回はあれよあれよという間に、『綿騙し編はリメイクですか?』というぐらい綿流し編と同じ展開に。
たしかに鬼騙し編であのサプライズを見せられた後に、急に綿騙し編は綿流し編のリメイクかよっ!?となったら、騙されたとなるとは思うけれど、さすがにそれだと悪い方向にざわつくと思うけれど。
でも、祭具殿に入るかというところで終わったので、来週大きな動きがあるんじゃないかと俺は信じてるぜ。
そして、今回の圭一は鬼騙し編の記憶のカケラもあるみたいなのに、この綿流し編の記憶は全然思い出さないな。
綿流し編も圭一にとってはなかなかの衝撃だったと思うのですが。
人形を渡した分岐は魅音の嘘
人形を渡した分岐は魅音の嘘。わたくしはこの説を提唱したいと思います。
旧作の悲劇につながった人形を魅音に渡さなかったことは回避したのに、そのまま同じ流れに入るのは考えづらい。
あと、先週も言いましたけれど、詩音主役の目明し編は尺の長さと残酷な描写からカットされるんじゃないかなと思うので。
これらを踏まえて考察すると、魅音は旧作でも圭一に女の子らしいと思われたいと言ってたことから、今回エンジェルモートでバイトしているのは詩音に化けた魅音じゃないのかなと。
圭一に人形を渡してもらったことでその決心が固まった。
なので、旧作ではゲーム大会の終わったその日に圭一はエンジェルモートに行ってましたが、今回は日を改めて行く形になったのかなと。
そして、エンジェルモートでバイトしている詩音は魅音説のヒントはこの画像にあります。
これも旧作からそうなのですが、魅音は大石を見ると敵対心むき出しの表情を見せるのですが、詩音は見せないんですよね。
で、圭一をヤンキーから助けたときの詩音も、大石の去り際にこの表情を見せています。
今回わざわざ大石を出したのはこのためでしょう。
なので、このシーンの詩音は魅音だと思います。あの圭一のほっぺをつんつんしていたのも魅音。
そうなると、問題となってくるのはエンジェルモートの試食会と祭具殿に誘ったときの詩音はどっちなんだろう?ということ。
試食会の方は圭一の疑いを晴らすために魅音が詩音に頼んだのか、もしくはおもちゃ屋の方の魅音が化けた詩音なのかもしれないけど。
後者だと演技派だな~と思うけど、旧作でもお互いを演じるはやってましたしね。
魅音の頼みでバイトするときはお互いの仕事を入れ替えているのでしょう。
それと、圭一とのラブコメフラグや『甘えている魅音が嫌い』といった怪しいやり取りも含め、試食会のときの詩音も魅音が化けていると思います。
逆に祭具殿の方は旧作と比べても特に怪しいところはないのと、この後に詳しく考察する内容から、こちらは詩音なんじゃないかなと予想します。
そんな魅音の前向きな行動が悲劇につながる?
そして、今回の綿騙し編はそんな女の子らしくなろうとする魅音の前向きな行動が悲劇につながっていくんじゃないのかな?と。
前回の鬼騙し編の悲劇を見ると、その考えが頭をよぎる。
そして、そんな魅音の気持ちを利用する黒幕は前回のレナと同様、今回も魅音の二人の時間を作った沙都子なんでしょうか?
沙都子黒幕説については、『OP考察』や『鬼騙し編の総集考察』で語っているので詳しくはそちらをご覧ください。
今回は魅音の恋の疑心暗鬼が引き金になるんじゃないかなと考えています。
その場合、被害者となるのは好きな相手である圭一なのか?もしくは、今回の祭具殿の一件が引き金となって詩音がターゲットとなるのかもしれない(なので、祭具殿に誘ったのは魅音じゃなくて詩音かなと思ったわけです)
恋に狂った人間は恐ろしいと、その両方がやられちゃうパターンもあるかもしれない。
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 6話 綿騙し編 其の弐(2020版)』の感想・考察・解説まとめ
今回の第6話をまとめると、ラブコメが加速すると魅音が可愛くなるけれど、
それが加速しすぎると恐ろしい悲劇へとつながるのかもしれない。