
あなたの心の祟騙し編:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな秋アニメ『ひぐらしのなく頃に業』第9話の感想・考察ー!
嵐の前の静けさ♪
ひぐらしのなく頃に業 9話
沙都子という名のロリッ子な通い妻が爆誕す!
鬼騙し編ではうやむやになった入江に悟史、そして鉄平もしっかりと登場
ほぼ祟殺し編と同じ展開も、沙都子と梨花ちゃんの前回の変貌を見てたら同じになるとは思えない
今回動くのは誰でしょう#ひぐらしのなく頃に業 pic.twitter.com/K8HxTXp8YZ— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) November 26, 2020
今回も旧作の祟殺し編と皆殺し編を見た後にこの新作を見るという、木曜の夜はひぐらしに捧げる男でございます。
ちなみに、わたくしは旧アニメは全話見た状態で、この感想と考察を語っています。
動画解説:嵐の前の静けさ【ひぐらしのなく頃に業 9話考察・感想】悟史・入江・鉄平も出てきた祟騙し編(約14分)
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 9話 祟騙し編 其の壱(2020版)』の感想・解説・考察
今回の第9話の感想を一言でまとめるなら、不気味なほど動きが少ねえーーーっ!
前回の流れから、今回はいきなり動いてくるか?とも予想してましたが。
鬼騙し編や綿騙し編の第1話以上に旧作と大きな違いがない祟騙し編の第1話。
沙都子なのか?梨花ちゃんなのか?それとも別の誰が動くのか?
そんな風に誰だ?誰だ?と、平穏すぎる流れに一人警戒する形になってしまいましたね。
ここで祟騙し編がただの祟殺し編のリメイクだったら逆にびっくりするけどね。
とまあ、わーわー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って感想と考察、そして旧作のアニメ版『祟殺し編』と比較しながら解説を語っていきます。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で漫画版や小説版などの試し読み、その他のひぐらしの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
鉄平は出てくる、リナは出て来ない
いきなり鉄平出てきます。
黒幕説も出てくるぐらい今回は色々と怪しい沙都子なので、祟騙し編はいきなり旧作『祟殺し編』とは違う展開をぶっ込んでくるかも?とも思っていましたが、『そんなのやらせねーよ!』と言わんばかりに新作ではいきなり鉄平が出てくる。
旧作アニメでは鉄平は2話目の途中までは出て来ないので、だいぶ出番早まったな。
逆に旧作の冒頭で出てきた鉄平の愛人である間宮リナの変死体が出てくるシーンはカット。
旧作だと、愛人である間宮リナが園崎組の金に手を出そうとして殺されたことが、鉄平が帰ってくるキッカケとなっているのですが。
このエピソード自体が変わっているのか?
ちなみに、間宮リナは旧作では鬼隠し編の解答編である『罪滅し編』でレナとその父親に大きく関わる人物。
鬼騙し編で様子がおかしかったレナを見る限り、今回も間宮リナは存在するとは思うのですが。
鉄平の薬
もう一つ気になったのが鉄平の薬ですよね。
旧作では鉄平が何かの病気になっているシーンとかはなかったので。
この薬を見て、もしかして今度は鉄平が発症するのか?とか、いやいやこれはブラフだ!なんて、ちょっとだけネットはざわついておりました。
まあ単純に、新規組のために、沙都子との関係が分かるように、北条鉄平というフルネームを出しただけかもしれないですけれど。
沙都子のにーにー悟史の話も出てきます
細かい流れは違うけれど、圭一の自炊話の流れは今回も同じ。
そして、沙都子のにーにーこと、兄・北条悟史の話も出てきたよ。
旧作では最初の鬼隠し編で少し名前は出てきましたが、新作の鬼騙し編ではほとんど触れず。
そのため、悟史にも色々な考察が飛び交い、今回は出て来ないんじゃないか?という説もありましたが、ここは無事に出てきましたね。
わたくし的には、綿騙し編終盤の赤眼になって急に逆ギレする梨花ちゃんと、銃を持った魅音と相打ちした沙都子を見ているので、この二人が揃うこのシーンでなんかあるんじゃねえか?とドキドキしてたんですけれど、
なんもねえーーーっ!?
と、最後に一人ツッコんじゃったぐらい、旧作とほぼほぼ同じ流れだったんで、逆にビックリするわという感じ。
自転車で一人止まって振り返った梨花ちゃんがまた赤眼になるかもと身構えていたのに『ならねえしー!』
何もしてないのに勝手にドキドキしちゃう。効いてるわ~、前回の伏線がすごい効いてるわ~。
また、沙都子も含めてループしてるんだったら、梨花ちゃんも沙都子も前回の記憶はあるんですかね?
記憶があってこんなに普通に過ごしてるんだったら、二人とも演技派すぎるんですけど(将来、二人とも女優でいいと思う)
新婚かよっ!?な圭一と沙都子
新婚かよっ!?な圭一と沙都子のイチャイチャパラダイスは初めてっ!?
まあ、これは綿騙し編と同じく、旧作アニメではカットされただけで、原作にはあるというパターンかもしれないけれど。
コンビニでの買い物から二人っきりの食事まで、まさに通い妻的な展開。
そして、意外と昭和の古い時代からあったコンビニ。
ペヤングや昭和ならではの細っい缶のジュースがちゃんと並べれたのは芸が細かい。
ただ、あんな田舎にコンビニがあるのはちょっと不自然だけど。うちの田舎は平成になってもコンビニなかったで。
ところで、レナ・魅音に続いて、沙都子にも。それぞれのヒロインとラブコメ展開があるから、旧作ではどのヒロインと圭一がくっ付くんだい?みたいな考察も盛り上がっていたもの。
同級生でメインヒロインのレナが一番有力そうだけど、嫁度は沙都子が一番高いよね。
逆に一番なさそうなのが旧作でもラブコメがなかった梨花ちゃん(OVAでは圭一とレナがイチャイチャしてるのにムッとしてたけれど)
そして、今回の圭一と沙都子がイチャイチャしている間、梨花ちゃんはなにしてたの?
一人で飯食ってたらちょっとホロリと来ちゃうんだけど。そこは最初と同じく三人一緒でいいじゃない。
野球で入江も出てくるよ
旧作アニメと同じく、野球でやっと入江も出てくるよ。
野球のエピソードの時間が短くなり、沙都子の活躍と運動神経の良さが強調された以外はだいたい旧作と同じ流れでした。
旧作では鬼隠し編でも出番があった入江が新作の鬼騙し編では出番カット。
入江診療所が改装中で長期の休みに入ってましたから、入江今回は出て来ないのかもという声もありましたが、単純にそう思わせるようにアニメスタッフが焦らしただけだったみたいですね。
ただ、今回の世界では入江診療所はちゃんとやってるんでしょうか?
圭一に対しての自己紹介のときに『入江診療所で医師をやってます。』と名乗らなかった。
なので、今回の世界でもすでに改装中になっているのかもしれないね。
バーベキューは別日に移動
さて、旧作アニメでは野球の後にすぐにグラウンドで、大人も交えて行われたバーベキューは、今回は入江以外は子供だけで別日に別の場所に移動。
結果、圭一と入江がロリコン話からシリアスな話までじっくりと話し合うのもこっちに移動。
話の流れはだいたい同じでしたが、ただ最後に『絶対に彼女を泣かせたりはしない。』と、入江と圭一が約束し、それを聞いていた詩音が入ってくるのは大きな違い。
三人の沙都子愛を感じる一致団結感。
けれど、バーベキューの日が別日になったので、詩音は野球の試合には来なかったくせにバーベキューだけは来るんかいっ!?というなかなかいい根性しとるやんけ感が増しましたけどw
あと、これは旧作のときから思っていたんですけれど、子供の沙都子を守ろうという気持ちは伝わってくるんですけれど、『でも、梨花ちゃんは?』という疑問が出てくるんですけれど。
いくら中身はタイムリープで100年生きてる大ベテランとはいえ、見た目は沙都子と同い年の子供なんですけれど。
その大ベテラン感が周りが本能的に感じ取っているのか?それとも、特別な巫女として村から大事にされているから『いいや』って感じなんですかね。
詩音はすでに沙都子のねーねーで目明し編はなし?
詩音といえば、こちらも旧作とあきらかに変わっている部分が。
すでに沙都子へのラブがMAX状態じゃねえっ!?
圭一と入江の沙都子を泣かせない同盟に入ってきたのはもちろん、沙都子のねーねー発言からの抱きつき攻撃。
旧作だとこれは綿流し編の解答編である目明し編で沙都子をガチコン!した後に、最後に悟史との約束を思い出してからこのモードに入るのですが。
また、旧作だとバーベキューの後始末をしている時に、圭一と詩音が話をし、
悟史の話になったときに詩音がブチ切れるというエピソードがありましたが、ここはカット。
代わりに圭一は横で後始末をしていた子供たちから悟史はオヤシロ様の祟りにあったんじゃないかという噂を聞くことに。
これらの流れからやはり目明し編はカットされそう。
ただそうすると、詩音があまりにも今回は脇役になりそうなので、沙都子や悟史関連で別の見せ場があるかもしれないですね。
オヤシロ様の祟りとレナ
バーベキューの帰りに魅音とレナに悟史の話を聞く流れも同じ。
そして、オヤシロ様の祟りを信じているレナがおかしな雰囲気を見せるのも同じ。
が、今回は魅音がいち早く機転を利かせて、レナを先に帰すファインプレー。
旧作だと止めるタイミングがもうちょっと遅くて、
レナが『嘘だッ!!』のときのような大暴走モードに突入。
それを魅音がビンタで止めるという圭一にとっては地獄の時間が展開されますから。
そして、そんなことをしておいて、別れ際は『また明日ね』と、笑顔で挨拶を交わす二人にわたくし震え上がったものです。
これがオヤシロ様を超える女の怖さってやつかぁ~
って。
また、旧作だと沙都子の話だけでなく、魅音は罪滅ぼし編につながるレナについての話もしてましたが、それもカット。
詩音の目明し編だけでなく、レナの罪滅ぼし編もやはりカットなのか?
鬼騙し編でレナの惨劇が起こったので、罪滅ぼし編はもしかしたらちょっとは描くかな?とも思ってましたが。
祟騙し編では沙都子が鉄平を?
圭一の沙都子は幸せに暮らしているという言葉に対する魅音の今は…という不吉な言葉をすぐ回収するように、鉄平のエピソードをもう一つ追加。
ここも旧作アニメではカットされた沙都子が鉄平に家に連れて行かれる。
綿騙し編ではあんな鋭さを見せた沙都子が、旧作のような弱々しい姿になるのかなという疑問はありまくり。
沙都子にどういった力があるのかは分かりませんが、銃持った魅音と相打ちできたのなら、鉄平ぐらいどうにも出来そうな気がする。
鬼騙し編のように2話目から動いてくる。
それとも、綿騙し編のように2話目まではじっくりとタメて、3話目からガチコーン!と動いてくるのか?
そして、旧作の祟殺し編に合わせたのか?もしくは、1クール目ラストのエピソードだから気合入れたのか?
祟騙し編は今までと違って5話あるみたい。
5話もあるんだったら、色んな仕掛けができそうですね。
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 9話 祟騙し編 其の壱(2020版)』の感想・考察・解説まとめ
今回の話をまとめると、嵐の前の静けさといった感じで今回はほとんど大きな違いは見れじ。
ついに沙都子が本格的に動いてくるのか?
それとも、それは赤眼梨花ちゃんなのか?
どっちにしろ、ドキドキするよ!