
あなたの心のオープニングテーマ:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな秋アニメ『ひぐらしのなく頃に業』オープニングテーマの考察ー!
OPにも謎満載♪
ひぐらしのなく頃に業 2話
絶対に勝ち取ってみせる!私たちが掴み取ったあの未来を
早くも羽入登場でリメイクならぬ新たなるループに突入確定
鬼隠し編ならぬ鬼騙し編
流れは同じながら、未来を知った上でのループだからこそ変わる展開が新しい
ひぐらしだからこそ出来る展開ですな#ひぐらし pic.twitter.com/fnS1mooePd— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) October 8, 2020
ちなみに、わたくしは旧アニメは全話見た状態でこの考察を語っています。
動画解説:【ひぐらしのなく頃に業 OP考察】伏線と謎が満載のオープニングテーマ(約10分)
この記事で分かる目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 OP』の感想・考察
リメイクと見せかけて、2話で新たなタイトル『ひぐらしのなく頃に業』と、新作続編ということが明かされたひぐらし。
さらに、それに合わせて新たなOPとEDも公開された。
旧作の名シーンを切り取ったEDと違い、OPは新作のこれからを暗示するような演出。
ひぐらしのことですから、ここにも何か謎や伏線があるんじゃないか?
そう考えて、今回はOPの考察を行っていきたいと思います。
ちなみに今回は、旧作のネタバレになるような部分にも触れるため、旧作を観ていない人でネタバレを喰らいたくない人はスルーしてください。
また、ブログ版、または動画の概要欄で小説版と漫画版を試し読み、その他のひぐらしの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
沙都子のアイテムだけ違う
まずはそれぞれのキャラのキーアイテムが次々と出てくるひぐらしのなく頃に業のOPですが、最後に出てくる沙都子のアイテムだけよく見ると別物。
これEDと比べてもらえば分かると思いますが、沙都子が持っているクマのぬいぐるみとは大きさもデザインも違う。
また、机に目みたいな模様が見えるのも気になるところ。
こっちは怪談とかのあるあるなので、怖くするための演出かもしれませんが。
他のキャラと違って、沙都子だけいつものアイテムじゃないことに何か意味がありそう。
ここについてはその後に出てくる場面を含めて、詳しく考察したいと思います。
背中合わせの魅音と詩音、梨花と沙都子
アイテムの次は、主要メンバー6人が次々と登場。
が、ここも圭一とレナはピンで登場しているのに、残りのメンバーは二人一組になっているのが気になるところ。
歌の尺の都合でこうしているのならそれまでですが、演出だったら二人一組、背中合わせというところに意味がありそう。
演出だとするなら、今回の鬼騙し編は圭一とレナが主役だからピン。
そして、その次のエピソードが魅音と詩音、そしてその次が梨花と沙都子。
新しい編に入ったら、今度は魅音と詩音がピンみたいに、演出が変わるかもしれない。
背中合わせなのは、ひぐらしのテーマである『それぞれを信じる』ことが、クリアのための条件という暗示に感じました。
首が落とされた花
首が落とされた花、これも不吉な暗示を感じさせる演出。
シンプルに考えるんだったら、花をヒロインに見立てて、命を落としたヒロイン、2話の流れからだと梨花ちゃんのことを指すのかなと感じられます。
さらに、詳しく考察してみましょう。
見た目から花はたぶん『赤花除虫菊(アカバナジョチュウギク)』
ひぐらしの旧作のOPなどにも出ていたので、雛見沢によく生えている花なんでしょう。
ただ、気になるのは花言葉は『しのぶ恋』
この花言葉に合わせるんだったら、今回は恋がテーマの一つとなっているのか?
そして、花のクビを落とす演出から、誰かの恋がへし折られてしまったのが、今回の事件のキッカケとなったのかもしれない。
祭具殿のオヤシロさまの像
旧作でも出て来た祭具殿の中にあるオヤシロさまの像。
こちらで注目するのはその右手。
旧作第13話『祟殺し編』の回想で、本編が始まる前の子供の頃に沙都子が祭具殿に忍び込んで右手を折ってしまうエピソードがあります。
そして、旧作ではその右手は修理されないまま本編に突入する形になります。
旧作第6話『綿流し編』で圭一と詩音たちが忍び込んだときもしっかりと右手がありませんでしたから。
なのに、この新作ではオヤシロさまの像の右手が復活してるんですよね。
これもまだ壊れる前のオヤシロさま像と言われればそれまでですが、演出だったら今回のタイムリープで戻ってきたのは、梨花が旧作で繰り返した昭和58年6月とは違う。
新しい世界線だぞということを示しているのかもしれない。
謎の少女の正体
今回のOPで一番話題となっていたのはこの謎の少女が出てくるシーン。
旧作のOPにもあった暗い雰囲気で正体を見せない少女の描写。
今回の黒幕を感じさせるような演出にも感じますね。
これも前回と同じなら、子供の頃の鷹野かな?とも最初は思ったのですが、服装がちょっと鷹野だと見覚えがない。
この服装が2話の冒頭で梨花ちゃんが来ていた制服とリボンが似てるのと、学生にしては溢れんばかりの夢と希望が詰まった胸。
この二つから成長した沙都子が梨花ちゃんと同じ学校に通っている姿じゃないかなと予想します。
さあ、ここで気付いた人もいるんじゃないでしょうか?
今までの考察、ほぼ沙都子と絡んでいるよ。
このことから、成長した沙都子に何かがあって梨花ちゃんが再びタイムリープすることになったんじゃないかなと。
最初の魅音と詩音みたいに梨花と沙都子も背中合わせになっていることから、梨花と沙都子に何かあったのかもしれないと考察も出てきます。
また、赤花除虫菊(アカバナジョチュウギク)の花言葉『しのぶ恋』も絡んでくるなら、そのいざこざの発端となったのは恋愛なのかもしれない。
祭具殿の中で嘲笑う女性
そして、もう一つ話題となっているのがここでしょう。
祭具殿の中で正座している女性っぽいキャラが、
嘲笑ったの歌詞に合わせてアップになってにやりとするシーン。
こちらもにやりと笑っているように見えて黒幕感がたっぷり。
口に見えるだけで、光ってる部分は目とか別の場所かもしれませんが。
角が生えてることから羽入っぽくもありますが、羽入しては角が細い。
この見た目と黒幕感から、『ひぐらしのなく頃に』と関連する同じ作者の『うみねこのなく頃に』の登場するゲームマスターで羽入とも関係があるとされる『フェザリーヌ』を予想するファンが多かった。
ただ、わたくしはこれはないんじゃないかなと思います。
理由は二つ。
一つ目は『ひぐらしのなく頃に業』は、リメイク的な始まりでせっかく新規ファンも入りやすくしているのに、ここで別作品を入れちゃうと新規組が一気に置いてけぼりになってしまうこと。
二つ目は『うみねこのなく頃に』のアニメは人気がイマイチで、最後まで描かれず『フェザリーヌ』も登場しないまま終わったから。
新規組はもちろんひぐらしの旧作を観てる人でも知らない、さらにわたくしみたいにうみねこのアニメだけ見ている人にも馴染みがないキャラ(わたくし今回の考察でわざわざ調べましたもん)
そんなキャラをここで入れて来ないんじゃないかなと思うので(ファンサービスとして姿ぐらいは似せてくるかもしれないけど)
わたしくの考察は、今までのOPの伏線を交えて、沙都子が折ったオヤシロさま像の右手、つまりオヤシロさまの一部じゃないかなと予想します。
折れた右手がもう一人の羽入的な存在となって、沙都子に力を貸して新たな昭和58年6月に連れてきた。
それに梨花ちゃんも巻き込まれたという形でしょうか。
沙都子のクマのぬいぐるみやオヤシロさまの右手が違うことで、今回は梨花ではなく沙都子の世界と表しているのか。
もしかしたら、沙都子にも梨花ちゃんのように記憶があるかもしれないね。
ちなみに、OPのタイトルの英語を訳すと『あなたが言ったことを信じます。』
今回は梨花と沙都子を軸に、信じるをテーマに展開していくストーリーになるのかもしれない。
成長した梨花ちゃんが手を伸ばす場所
そして、クライマックスは成長した姿の梨花ちゃんが走って手を伸ばす場所。
それは未来の古手神社の祭具殿。
ここは上に古手神社って書いてありますからね(昔の日本語は右から読むので)
このOPの通りだったら、成長した時間軸のエピソードも出てきそうですね。
そして、そこから出てきたのは誰かの手。
普通に考えたら羽入の手ですよね。
羽入を復活させるために古手神社に急いでいた。
もしくは、先ほどまでの伏線の流れから沙都子、または沙都子に力を貸してるもう一人の羽入的な存在なのかもしれない。
最後に梨花ちゃんらしき手が拾っている破片は、沙都子が折ったオヤシロさま像の右腕の破片なのかもしれません。
アニメ『ひぐらしのなく頃に業 OP』の感想・考察まとめ
たった1分半のOPに謎と伏線がビッシリ!
わたくしの考察通りだったら、ひぐらしのなく頃に業は沙都子と梨花ちゃんの切ない物語になりそうな予感がビンビンでございます。