
あなたの心のオヤシロ様ドットコム:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんなアニメ『ひぐらしのなく頃に業』オヤシロ様の祟り新作で変化している説ー!
リメイクじゃ、なかったしね♪
ひぐらしのなく頃に業 2話
絶対に勝ち取ってみせる!私たちが掴み取ったあの未来を
早くも羽入登場でリメイクならぬ新たなるループに突入確定
鬼隠し編ならぬ鬼騙し編
流れは同じながら、未来を知った上でのループだからこそ変わる展開が新しい
ひぐらしだからこそ出来る展開ですな#ひぐらし pic.twitter.com/fnS1mooePd— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) October 8, 2020
今回の考察は、旧作アニメを見ていない人はネタバレも含むので、ご注意ください。
動画解説:オヤシロ様の祟り『ひぐらしのなく頃に業』で変化している説を考察(約9分)
目次
アニメ『ひぐらしのなく頃に業』のオヤシロ様の祟り変化説
毎年綿流しの祭の時期に、一人が死んで一人が行方不明になるオヤシロ様の祟り。
これが今までに4年連続で起こっていて、5年目の今年はどうなるのか?というのが、ひぐらしのなく頃にのメインテーマの一つ。
旧作では5年目は富竹が死んで、鷹野が行方不明もしくは焼死体となって発見される。
ここから鬼隠し編や綿流し編など、各エピソードによって違った物語が展開されるわけですけれど、
新作であるひぐらしのなく頃に業では今のところ富竹の死体は発見されず、鷹野と二人で行方不明になるパターン。
これらの展開や沙都子黒幕説なども挙がっている通り、旧作で黒幕だった鷹野三四が今回は黒幕じゃないのは、ここはほぼほぼ確実じゃないかなと思います。
だとすると、本編が始まる前に4年連続で起こっているオヤシロ様の祟りにも変化あるはず。
今回はそんなひぐらしのなく頃に業ではオヤシロ様の祟り変化している説を考察したいと思います。
また、今回はアニメ版をベースと解説しますが、原作版や漫画版は一部内容が変わってきます。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で漫画版や小説版などの試し読み、その他のひぐらしの考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
1年目:ダム建設の現場監督
それでは、旧作アニメを参考に、オヤシロ様の祟りを一つずつ振り返っていきましょう。
1年目はダム建設の現場監督が作業員6人によって殺され、犯人が一人が未だに捕まらず、死体の一部も未だに見つからないバラバラ殺人事件。
この事件の真相は、作業員6人が現場のルールを破って酒を飲んでいたところを現場監督に発見されたのがキッカケ。
この現場監督がダム反対派の毎日行われる苛烈な抗議によって限界に達したのか、もしくはこの作業員の飲酒が最後の引き金になったのかは分かりませんが、この時に妄想から相手に攻撃を加えてしまう雛見沢症候群を発症。
6人の作業員に襲い掛かったのを、逆に返り討ちにしたというのが事件の始まり。
が、このストレスによって6人の作業員の内の一人も雛見沢症候群を発症。
他の5人が裏切らないように、死体をバラバラにし、それぞれに持たせようとしたのがバラバラ殺人事件の真相。
そして、この男が現場監督の右手を持って逃げている時に入江機関の特殊部隊『山狗』に捕まり、雛見沢症候群の研究のために、鷹野のお膳立てにより生きたまま解剖されてしまう。
これが作業員の一人が行方不明に、現場監督の死体の一部が見つからなかった真相。
一年目の事件でさっそく鷹野が関わっています。
ちなみに、現場監督は大石がおやっさんと慕っている人物で、この事件がキッカケで大石はオヤシロ様の祟り事件解明に執念を燃やし、そして事件の黒幕と勘違いした園崎家逮捕に執念を燃やすこととなります。
2年目:北条夫妻(沙都子の両親)
2年目は沙都子の両親である北条夫妻が旅先の自然公園の展望台から転落、夫が死亡し、妻が行方不明となる事件。
こちらは両親(ちなみに、父親の方は再婚で血のつながりもなし)とうまくいかず、
そのストレスで沙都子が雛見沢症候群を発症。
沙都子が二人を突き落としたんじゃないかと推測されています。
その後、山狗が事故として処理するように工作しましたが、2年目に関しては鷹野はほぼ関与していません。
3年目:古手夫妻(梨花の両親)
3年目は梨花の父である古手家当主が原因不明の病気でいきなり死亡、妻もその日のうちに鬼ヶ淵沼へと入水自殺で行方不明となっています。
こちらは雛見沢症候群解明のために梨花ちゃんの協力が必要だったのですが、途中で両親(主に母親)の激しい反対によって、研究が急遽中止に追い込まれてしまう。
それに、雛見沢症候群の研究に生涯を捧ぐ鷹野さんが激おこになり、オヤシロ様の祟りを利用して山狗による偽装殺人を行わせたというのが事件の真相。
3年目に関しては、完全に鷹野主導で起こった事件と言えます。
4年目:沙都子の叔母と兄(悟史)
4年目は沙都子の叔母が覚醒剤常習者に撲殺され死亡。その後、沙都子の兄である悟史が失踪し行方不明になった事件。
こちらは沙都子に対する鉄平と叔母のイジメと、それから沙都子を守る毎日に悟史の心が限界に達し雛見沢症候群を発症。
結果、綿流しの日に叔母を呼び出し撲殺。
悟史はそれが引き金となって、後日、雛見沢症候群の末期症状になってしまい、周りには秘密にして入江診療所で治療を行われることになったのが事件の真相。
それがなぜ覚醒剤常習者の仕業になったのかは詳しく語れていませんが、これは悟史への警察の追求を黙らせるために、山狗が工作したんじゃないかなと思います。
どちらにしろ、4年目も鷹野は関わっていない形。
ひぐらしのなく頃に業のオヤシロ様の祟り考察
まとめると、鷹野が今回黒幕じゃないんだったら、ひぐらしのなく頃に業では少なくとも1年目と3年目のオヤシロ様の祟りには何かしらの変化があるはず。
特に3年目の梨花ちゃん両親の偽装殺人は鷹野がメインで動いてますからね。
鷹野が動いてないんだったら、新たな黒幕が動いたのか?それとも、別の力が働いたのか?
そして、こうやって整理してみると分かりますが、2年目と4年目って沙都子関連で事件が起こっているんですよね。
2年目は沙都子自身が、4年目は沙都子を守るために兄の悟史が犯行を行った。
本当に沙都子が黒幕だったのなら、この2年目と4年目のオヤシロ様の祟りにも何か変化が起こっているのかもしれない。
もしくは、4年すべてに沙都子がなんらかの干渉をしているかもしれない。
その場合、沙都子はタイムリープだけでなく、少なくとももう一つは能力がないと説明できないことになります。
これに関しましては、この記事を書いている時点の今夜の『ひぐらしのなく頃に業12話 祟騙し編 其の四』で明かされなかったら、別記事を書きたいと思います。
沙都子が黒幕なら、ここで能力とかが明かされちゃうかもしれないんでね。
アニメ『ひぐらしのなく頃に業』のオヤシロ様の祟り変化説まとめ
今回の話をまとめると、鷹野が黒幕じゃないのなら、少なくとも1年目と3年目のオヤシロ様の祟りには何かしらの変化が起きてるはず。
そして、沙都子が黒幕の場合は、4年すべてに何かしらの変化が起きている可能性すらある。