あなたの心のいご草ちゃん:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんな秋アニメ『ゴールデンカムイ』第27話の感想・考察ー!

3期3話♪

ちなみに、わたくしは原作マンガを読んだ状態でこの感想と考察を語っています。

動画解説:【神回】月島といご草ちゃんの悲愛【ゴールデンカムイ3期27話(3話)】鶴見・杉元ラストバトル伏線の感想・考察(約9分)

アニメ『ゴールデンカムイ3期』第27話(3話)の感想・考察

今回の第27話の感想を一言でまとめるなら、寡黙な男に悲しい歴史あり、月島ーーー!!!

日頃寡黙な男なだけに、こういう熱い物語があるとギャップがデカい。

こういう泣かせるバッドエンドには弱いのよと。

そう感じる人が多かったのか、Twitterでもトレンド入りしてバズっておりましたからね。

またこの話、完成された悲劇の恋物語だけでなく、ゴールデンカムイという物語そのものの伏線になるんじゃないかと感じた話でもあります。

ということで、今回はそのポイントになりそうな月島といご草ちゃんの話を軸に考察を語っていきます。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作漫画を試し読み、その他のゴールデンカムイの考察動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

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今回の話は杉元・鶴見中尉、最終決戦への伏線説

さあまずは、わたくしがどういった伏線を感じた発表してから考察していきたいと思います。

月島といご草ちゃんの悲しい恋の物語、鶴見・杉元、最終決戦フラグ説ーーー!

同じ金塊を奪い合うんだったら、最終的には行く着くであろう、鶴見が率いる第七師団と杉元一派のラストバトル。

今回の話はその命運を分ける伏線になってるんじゃないかなと感じたわけです。

その理由については考察しながら解説していきます。

 

悪童:月島といご草ちゃんの悲しい恋

今回のメインである月島といご草ちゃんの恋。

まずここ、第七師団の良心と呼ばれる月島が昔は悪童だったという点が驚き。

現在は荒ぶる男達をいさめる真面目な男という感じなのに。

そんな荒ぶる月島を唯一癒してくるのがいご草ちゃん。

戦争から帰ったら駆け落ちしよう。

そう約束して日清戦争から帰って来たら、なぜか月島が戦死したと故郷の間では広まっていた。

そして、いご草ちゃんはそんな月島を追う形で飛び降り自殺をしていた。

ここだけでも悲劇の恋でございますが、その月島戦死の噂を流したのが仲が悪かった実の父親。

月島はその父親に復讐を果たして投獄されるというバッドエンド中のバッドエンドな展開。

 

覚悟を決めた月島に鶴見中尉が接触

しかも、それだけじゃあ終わらないのがゴールデンカムイ。

そして、これが壮大な伏線のキッカケとなる。

父親に対する事件で死刑が確定となった月島。

けれど、憎い父親への復讐を果たせたことで後悔はないと鶴見中尉に語る。

しかし、鶴見から実はいご草ちゃんは生きており、縁談がまとまり両親と共に関東に居る。月島が死んだというデマはその縁談をまとめるための嘘だったと語られる。

月島の墓に一緒に埋めて欲しいといご草ちゃんに頼まれた髪を受け取り、月島は生きる気力を取り戻し、自分を救ってくれた鶴見への恩義を強めるエピソード。

ここで終われば、バッドエンドに救いがあったというエピソードだったのですが、それで終わらないのがゴールデンカムイであり、そして鶴見中尉でございましょう。

 

鶴見の狂気と嘘

鶴見の狂気を感じたここの嘘。

9年後、鶴見の部下となって日露戦争に出た月島が出会ったのは同郷の兵士。

その兵士から語られたのは、やはりいご草ちゃんは死んでおり、しかも月島の父親が殺した上で自殺に見せかけたというもの。

鶴見は自分を部下にするために騙したのか!と、激情に駆られて掴みかかるが、それは月島を死刑から釈放するための嘘だったという。

さあ、ここで問題になってくるのは鶴見の言うことのどこまでが本当でどこまでが嘘なのか?

なにしろ月島にそのことを伝えた同郷の兵士も鶴見と通じている描写がありますからね。

月島の忠誠心を確かめるためだけにこの情報を伝えたという狂気。

そして、口論の最中でも月島は身を挺して砲弾から鶴見をかばったことから、鶴見の作戦は見事成功したわけです。

最初の通り、いご草ちゃんは自殺していて鶴見はそれを利用したのか?

それとも、本当に生きていて、今回の件は月島を試すためだけにそこを掘り返しただけなのか?

どちらも鶴見ならやりかねないですが、より狂気が増すのは実は死んでいる前者ですね。

が、ゴールデンカムイはバッドエンドの中にも一筋の光を入れてくる作品でもある。

なので、わたくしはいご草ちゃんは生きている後者だと信じたい。

そして、月島がいご草ちゃんを一目見るだけでもいいので、物語のエピローグあたりでそんな話を入れて欲しい。

 

月島がいご草ちゃんの髪を捨てた理由

そして、わたくしがこの話が大きな伏線と感じたシーンがここ。

月島がいご草ちゃんの髪を海に捨てたシーンですね。

鶴見の言うことを全面的に信じているのなら、ずっと大事に持っていたものをここで捨てることはないと思うんですよね。

また、表情からはどれが真実かを考えるのはもう疲れたという感情が伝わってくる。

なので、月島の中ではいご草ちゃんはもう死んだことにしたんじゃないでしょうか。

そして、その後に鶴見の第七師団に合流したシーンで終わりますが、その表情から、

月島が自分で言っていた通り、鶴見中尉に救われた命はあなたのために使いますが、これから先、決してあなたのことを心から信用することはない。

そんな風な意志にも感じました。

 

月島と杉元が日露戦争でニアミス

そして、もう一つの大きなポイントがここでしょう。

月島と杉元が日露戦争でニアミスしていた。

月島と鶴見二人の物語なら、ここに杉元は要らないんですよね。

なのにここで杉元を入れてくる。

これは伏線を感じないわけにはいかないでしょう。

お互い気付いている様子はありますが、月島は去り際にチラッと杉元を見ている。

一瞬でしかも意識が朦朧しているのでそれだけで気付くのは難しそうな感じがしますが、杉元には一目で分かる特徴的な顔の傷がある。

なので、月島は実は気付いている、もしくはこれから気付くんじゃないかなと思います。

そして、気付いているのなら月島は命を救ってくれた相手のために身体を張るぐらいの義理堅い男ですから。

杉元に何も恩返しをしないとは考えづらい。

なので、杉元一派と第七師団が最終決戦を行うような土壇場の事態が起これば、救ってもらった命の恩を返すため、一度だけ杉元を助けたりするんじゃないかなと。

その時は鶴見の嘘を重ねた行動が裏目に出てしまうわけですね。

今回『杉元が次に暴走したら殺す』とか言ってましたが、もしも現時点で気付いてるんだったら、周りや杉元にすらも疑われないためのブラフ。

全てはその時が来たときのためと、心に秘めているのかもしれない。

 

アニメ『ゴールデンカムイ3期』第27話(3話)の感想・考察まとめ

今回の第27話をまとめると、月島といご草ちゃんの悲しい恋の裏には、
もしかしたら、ラストバトルの明暗を分ける壮大な伏線が隠されているのかもしれない。

>>ゴールデンカムイ3期25話(1話)の感想・考察へ