あなたの心のエウレカセブン:すやまたくじです。

アニメをより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回は春アニメ第1弾『LISTENERS リスナーズ』第1話の感想を考察も交えながら語りたいと思います。

ロックな音楽ロボットアニメが始まりました。

動画解説:【LISTENERS リスナーズ】エウレカセブンを感じるロックな音楽ロボットアニメの感想・考察(約14分)

LISTENERS リスナーズ第1話『リヴ・フォーエヴァー』の感想

第1話『リヴ・フォーエヴァー』の感想を一言でまとめると、

エウレカセブンなボーイ・ミーツ・ガール再び~!

「カゲロウプロジェクト」のクリエイター・じんと、「交響詩篇エウレカセブン、攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX、カウボーイビバップ」の脚本家・佐藤大を中心に作ったオリジナルアニメ。

なので、人によってどの作品が思い浮かぶかはまちまちだと思いますが、わたくしは設定的にエウレカセブンが一番最初に思い浮かびましたね。

これは2020年春、一足早く熱い季節になりそうです。

ということで、気になったポイントに絞って『LISTENERS リスナーズ』第1話の考察をしていきたいと思います。

今回はサイコパス3以来の原作がないオリジナルアニメということで、考察も捗りそうでございます。

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リスナーズの世界観

解説は最低限に、謎は謎のままに突っ走したリスナーズ第1話。

わたくしこういう色々と想像させるストーリーの入り方、大好物でございます。

とはいえ、分かりづらい部分もあると思うので、まずは世界観について解説してから考察に入りたいと思います。

こちら公式サイトの方に解説されておりまして、この世界は【ミミナシ】と呼ばれる謎の生命体に人類が脅かされている状態。

そんなミミナシに対抗することができるのは、戦闘メカ【イクイップメント】とプラグインし、操ることのできる【祈手(プレイヤー)】という能力者のみ。

主人公のエコヲは、10年前スクラップの街『リバチェスタ』で起こった大きな戦い【フェス】で、伝説を残したプレイヤー:ジミに憧れつつも、ゴミ拾いの毎日に生きていた。

第1話の冒頭シーンでは映像がサクッと流れただけですが、こういったストーリーがあったわけでございますね。

このような世界観や現実でも聞いたことあるような名称など、リスナーズの世界は遠い未来の地球なのか?もしくは地球から違う星に移った人類なのか?そんなSF要素を感じます。

 

リスナーズのテーマ

他にも気になるのが変わった用語。

戦闘メカをイクイップメント(訳は機器)と呼んだり、祈手(いのりて、きしゅ)と書いてプレイヤーと読ませたり、戦いのことをフェスと言ったり、そもそもタイトルがリスナーズと、なんだか音楽用語が多い。

祈手は違いますが、これも歌手となにかしらの関係があるのかもしれない。

それもそのはずで、リスナーズはロックミュージックが持つ興奮と喜び、またその魂が渦巻くような、少年少女たちの青春シンフォニーをテーマとしているから。

ロック史に残る伝説をストーリーに織り交ぜながら展開していくようでございます。

劇中のBGMや1話ごとに変わる予定のEDなど、音楽にもかなり力を入れているようです。

 

名称はロックや音楽関連から

そうやって見ると、街や登場人物の名称がロックや音楽に関係あるところから取っているのが分かります。

  • かってここは世界の中心だったと言っていた『リバチェスタ』は、世界的ロック・バンドであるザ・ビートルズの出身地『リヴァプール』
  • 主人公のエコヲは、音の反響という意味のエコー、もしくはジョジョの奇妙な冒険でもスタンド名として使われているピンクフロイドの楽曲『エコーズ』
  • ヒロインのミュウは、名前の元になった記号のμ(ミュー)は音楽用語ではないので音声を出さないという意味のミュートなのか?もしくは、デンマークのロック・バンド『ミュー』から取っているのか?日本にもμというか歌手やラブライブのμ’s(ミューズ)なんかもいますが、ロックということを考えるとデンマークの方が近いかなと。
  • エコヲの姉スエルは、日本音楽の用語、スウェルにするとパイプ・オルガンの鍵盤のひとつという意味もあるらしいです。
  • そして、伝説のプレイヤーであるジミ・ストーンフリーは、アメリカの伝説のギタリスト『ジミヘンことジミ・ヘンドリックス』、それに加えてイギリスのロックバンド『ザ・ローリング・ストーンズ』も入っているのかもしれませんね。

公式サイトのキャラ紹介を見る限り、まだまだロックの伝説が出てきそうです。

わたくしアニソン一筋なので、洋楽どころか邦楽もあんまり詳しくないのですが、それでも知った名前がチラリホラリと出ております。

 

リヴ・フォーエヴァー

となれば、タイトルの『リヴ・フォーエヴァー』にも音楽的な意味があるはず。

やっぱり出て参りました、『リヴ・フォーエヴァー』はイギリスのロック・バンド『クイーン』が1986年に、そして、同じくイギリスのロックバンドの『オアシス』が1994年に同じタイトルの楽曲を発表しております。

リスナーズ第1話の内容はクイーンとオアシスどっちの曲をイメージしているのかな?と思って和訳を見てみましたが、どっちとも取れる、もしくは両方を参考にしているのかもしれませんね。

 

瓦礫の山のゴミを拾うだけの人生

そんなリスナーズ第1話本編の始まりはエコヲがゴミ拾いをしているところから。

生きるということは働くことだ。夢など見ずに今を見ろ。

そんな町長の言葉を聞くと、あきらめにも似た閉塞感。

現実でも情報がなかった頃の人々の貧しい暮らしを想像させる。

一度はあった繁栄がフェスによって壊された後の世界といった感じでしょうか。

瓦礫の山のゴミを拾うだけの人生、本当にそれでいいのか?という分かりやすい始まりでございました。

 

空からじゃなくて下から女の子が登場

うだつが上がらない主人公の人生を変えてくれるのは、いつだってヒロインの登場でございます。

今回は、

親方!空から女の子が!!

といういつもの上から来るパターンではなく、逆に下からこんにちは。

ゴミ捨て場で寝てるってそれはそれで強烈でございますが、臭くないのかな?という疑問なんかもw

なぜゴミ捨て場に捨てられていたのか?なぜ記憶喪失なのか?

定番でございますが、考察が捗るワクワクすっぞ!な展開でございます。

そもそも腰にアンプと接続するためのインプットジャックが空いてますし、第2話のタイトルが『半分人間』のことから普通の人間とは違うのかもしれない。

なので、ゴミ捨て場に寝ていても平気だったのかもしれないですねw

 

嫌いじゃない

目を覚ましたミュウ(そう名付けるのはもっと後ですが)は記憶喪失の割にとっても元気。

いきなりエコヲを蹴とばすし(まあ、これはエコヲがインプットジャックを穴とか紛らわしい言い方するからいけないんですがw)

起きていきなりモリモリご飯食べるし

エコヲが股間をもぞもぞしているのを見て勘違いしてるし、しかもまんざらじゃないんかい!と。

下ネタまでいけるとは、最近のアニメでは珍しいヒロインのタイプじゃないかと。

でも、嫌いじゃない。

 

ミミナシに対抗できるのは祈手(プレイヤー)のみ

エコヲがミュウにミミナシとプレイヤーのことを解説することで、やっとこの世界の感じが少し分かりました。

とはいえ、この解説も公式サイトと比べると必要最低限という感じ。

あんまり解説口調にならないようにするためでございましょうか。

ミミナシが様々な国を滅ぼし、プレイヤーがそれを代々鎮めてきた。

プレイヤーは楽器片手にミミナシを鎮める。

何かの比喩のように感じますよね。

テーマ通りに解釈するなら、音楽で争いを鎮めてきたみたいな感じですかね。

でも、謎の生命体はミミナシなんで、その名の通りなら音楽聞こえないことになる。

このミミナシの正体がなんなのかが気になるところですよね。

何かの兵器なのか?それとも、変貌したもう一つの人類の形なのか?

ミュウに倒された時に完全に消えちゃっているので、形がない負の感情とかの概念という線もありそうですね。

 

ボーイ・ミーツ・ガール…はじまらじ!

ミュウがエコヲに一緒にミミナシを倒しに行こうよ!

ヒロインが主人公を旅に誘う、王道なボーイ・ミーツ・ガールな物語の開始だぜ!…と思ったら、

断るんかいっ!?

自分には無理とか、街の外に出るつもりはないとか、どんだけ悟ってんだよ!と。

ネガティブ系はちょこちょこいるけれど、意外とこんな悟り系の主人公も珍しい。

異世界アニメの主人公のあの前向きさを少しは見習って欲しいw

ヒロインといい主人公といい、リスナーズは最近流行しているキャラの逆張りのような部分を狙っているのかもしれない。

 

ボーイ・ミーツ・ガール開始!

そんなエコヲもミュウのピンチには男を見せる!

イクイップメントを運んでミュウの元に。

そこで穴に落ちて叫ぶ『生きてなくっちゃ意味がない!』

タイトルのリヴ・フォーエヴァーと一番シンクロしたシーンですね。

そこにミュウが飛んで来て、やっとこさボーイ・ミーツ・ガールの始まりでございます。

あのVOX(ヴォックス)のギターアンプ(実際にVOXのギターアンプは売っております)にしか見えないイクイップメントが戦闘メカへと変形する。

この辺はSFでよく出てくる兵器としてのリアルさを追求したロボットものではなく、子供向けによく出てくるような分かりやすさとインパクトを重視といった感じ。

まあ、巨大ロボットものって大好物ですが、どんなにリアルにしても現実とは真逆の存在でございますからね。

その辺もあって最近はロボットアニメは減ってしまったのか、リスナーズではそこは割り切って魅せることに力を入れている感じです。

逆に、この前のシーンでエコヲを送り出すお姉ちゃんの葛藤はリアルでございました。

一度行かないで!と言いかけてから送り出す。

過去にジミと出会った経験もあって(ここは公式サイトのキャラ紹介で書かれています)、ここで送り出したら弟が街から出て行くことが分かっていたのでしょう。

それをこの一瞬で感じさせる、第1話の中で特に印象深いシーンでございました。

 

ロボットバトルはフェス

さあ、1話の締めは派手なロボットバトル!

ロボットバトルというか、たしかにフェスというような感じでしたよね。

よくあるようなロボットのコクピットに乗らず、肩の上に乗って戦う。

しかも、そこが音楽のステージのようになっている。

さらに、ミュウの掛け声も『ノリが悪いぞー!』とか『盛り上がっていこうかー!』とか、まさにライブの煽りでございますからね。

今までのロボットアニメとは違うものを見せてくれそうな予感がビンビンする!

 

LISTENERS リスナーズ第1話の考察・感想まとめ

LISTENERS リスナーズ第1話の感想をまとめると、掴みはOK!
あとはどれだけ話題になるかが勝負。

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