あなたの心の生意気ざかり:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんな秋アニメ『魔女の旅々』第1話の感想・考察ー!

打ち切りからアニメ化へ♪

ちなみに、わたくしはコミックス版の1巻のみを読んだ状態で感想と考察を語っています。

動画解説:打ち切りからアニメ化へ【魔女の旅々】第1話の考察・感想~灰の魔女イレイナと星屑の魔女フラン(約14分)

アニメ『魔女の旅々』第1話の感想・考察

今回の第1話の感想を一言でまとめるなら、C2C(シートゥーシー)の本気がもの凄いー!

『はるかなレシーブ』『ひとりぼっちの○○生活』など、いい作品は作っているアニメ制作会社でしたが、イマイチヒット作に恵まれてないって感じでした。

はるかなもぼっちもそこそこ話題になったのですが、円盤売上も動画配信もどちらもそこまで伸びなかった。

それが今回の魔女の旅々は第1話からTwitterトレンド入り。

同じ金曜に放送が始まったアニメの中では、ダンまちなどを抑えて呪術廻戦に次ぐ第2位の規模となってましたね。

この調子を続ければ、秋アニメを代表する作品の一つになるんじゃないでしょうか。

とまあ、わーわー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って感想と考察を語っていきます。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、その他の魔女の旅々の考察動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

>>魔女の旅々も含む2020年秋アニメおすすめランキングへ

>>魔女の旅々も対象ファンタジーアニメおすすめランキングへ

自費出版から打ち切り危機、そこからのアニメ化

考察に入る前に語っておきたい、この魔女の旅々は大逆転アニメと言ってもいいんじゃないかなという作品。

というのも、原作ラノベはまず自費出版から始まり、そこから2年ほど経ってGA文庫での出版を勝ち取った。

が、そこからシンデレラストーリーとはいかず、売り上げがイマイチだったみたいで3巻で一度打ち切りの予定だったんですよね。

しかし、その後に出した作者の新作『リリエールと祈りの国』が魔女の旅々の世界観を受け継ぐ続編だったのですが、こちらが話題となり、魔女の旅々も売れることに。

だったら、4巻もいっちょ出してみっか!という形になり、今では10巻を超える連載に、そしてアニメ化も決まっちゃったという作品。

自費出版からアニメ化も凄いですが、そこから打ち切りも乗り越えてとなれば、大逆転アニメと言っても過言ではないでしょう!

 

夢は魔女、お父さん大ピンチです

私、魔女になる!

子供の頃に憧れたものを目指す!よくあるシーンですが、すでにこの時にお父さんは愛娘と早い段階でお別れしないといけないピンチが訪れていたわけですね。

甘いもの食べている場合じゃないよ。

本気で応援してるぽかったお母さんはともかく、お父さんはどうせ子供の言うことですからって感じに思っていたでしょうからね。

それもそのはずで、この世界で魔女になるのは非常に狭き門だから。

作中でイレイナが簡単に突破した魔女見習いの試験は、一回の試験に合格者はたった一人の鬼畜の合格率。

現実で言うんだったら、東大入るよりも弁護士になるよりも狭き門。

まあ、日本よりは人口が少ないし、魔法が使える人しか受けられないので、試験を受ける人はそれよりも全然少ないと思いますが。

それでも、合格者一人だけというのは鬼畜の合格率でしょう。

しかも、イレイナはそれを一発で、14歳の最年少で合格しちゃう。

まさか本当に魔女見習いになる上に、こんなに早くなるとはお父さんまったく予想してなかったでしょう。

本当に甘いものばかり食ってる場合じゃない。

というか、お父さん今回出てるシーンほぼ甘いもの食べてたけど、その割には太ってないということで、糖尿病とか大丈夫なのかな?と心配になる。

 

イレイナさん、いきなり天狗ですか?

魔女見習いに受かった両親の祝福も、

周りがあまりも弱かったので、これじゃあ魔女になるのも時間の問題ですね。

おやおやイレイナさん、いきなり天狗ですか?

そして、両親に対しても敬語を使う礼儀正しい少女と見せかけて、言ってる内容や心の声など、なかなかの生意気少女でもございます。

リアルで会ったら、こういうタイプとは絶対にバッチバチにぶつかるわw

そして、イレイナの発言から推測できる通り、魔女見習いの試験は実技もあって、ほうきに乗って死なない程度に攻撃し合うというなかなかのバトルロイヤルとなっています。

その戦いで最後の一人に勝ち残るというイレイナの魔法力もトンデモナイものがありますけどね。

 

平和国ロベッタの魔女からは総スカン

14歳の最年少で試験に受かったイレイナさん、天才少女として師匠の引く手あまたかと思ったら、

断られるまくるーーーーっ!?

その天才性によって、平和国ロベッタの魔女からは嫉妬を買ったようで。

そして、イレイナの生意気発言でイラッとしていた視聴者もいるようで、そういった人たちはシメシメと思ったシーンかもしれないですね。

わたくしもぶつかるタイプなので、好きか?と言われたら『ムッ!』となるけれど、まだ14歳でございますから。

そりゃ史上最年少とか言われたら天狗にもなりまっせ。わたくしなら今でもなりまっせw

あと、気になった点としては、魔女って若い女性しかいないんですね(ちなみに男性もいるみたいですが、男性の場合は魔道士となるみたいです)

師匠となってくれたフランも含めて、今回出て来た魔女はせいぜい30代ぐらいにしか見えないんですが。

魔女は年を引退するとかあるんでしょうか?それとも、魔法で若い姿を保ってられるとかなんですかね。

 

星屑の魔女フランの裏事情

そんな中、両親の話を聞いて森に住む星屑の魔女フランに会いに行くことに。

自分の魔法で生み出した蝶々でキャッキャッウフフしてる女の人を見たら、イレイナじゃなくても帰りたくなるよね。

生意気なガキでもOK!と弟子にしてくれたのはいいけれど、のらりくらりとかわしていつまでも魔法を教えてくれない。

これはもしや騙された!のかと思いきや、フランにはイレイナの両親に頼まれてそうしていたという裏事情があったわけです。

イレイナの生意気にネガティブな人の中には、ここでも引っ掛かっている人がいましたね。

両親のやり方はどうなのか?とか、お金を受け取って引き受けるフランはどうなのか?といった感じで。

とはいえ、先ほども言った通りに14歳でございますから。

14歳で天狗だったらさすがに両親は心配でしょうし、フランも1年も子供を預かったわけですから、食費とかの生活費を考えたらそりゃお金も欲しいでしょうと。

仮に街の魔女が師匠を引き受けてくれたとしても、さすがに生活費としてお金は納めないといけないと思うんですけれど。

1年の生活費だけでも日本だったら少なくとも50万円ぐらいはかかるだろうと、そうツッコむ人はそれを無償で引き受けてくれるってことなんですかね?

また、別れ際にフランが言った『どうしても会いたい人がいたから』というセリフを忘れちゃいけない。

他に会っている人もいなかったし、最後の二人のやり取りからこれはイレイナのことを指しているのでしょう。

なので、お金を両親から受け取らなくてもフランは最初から引き受けるつもりだったのかな?と。

けれど、生活費のことを考えるとお金をもらえるとうれしい!なにしろ、1年も仕事を休んでいるわけですから。

あの若さでとある国の偉い魔女と言ってましたし、フランももしかしたらイレイナのように若くして魔女見習いとして合格した。

そして、同じように周りの風当たりが強かったから、同じ想いをしているであろうイレイナに、わざわざ仕事を休んで会いに来たのかもしれないですね。

そう考えると、通り名の星屑の魔女も、ただカッコウいいから付けたわけではないかもしれない。

今回のイレイナを灰の魔女とした流れと同じなら、フランが勝手に付けたわけじゃなく、フランの師匠が命名しているはずですからね。

フランの師匠が何かしらの想いやフランとの思い出にかけて、名付けているのかもしれない。

 

現代日本にも通じる優しさと厳しさ溢れるファンタジー

そして、ここが今回の魔女の旅々のメインでございましょう。

嫌なことは嫌と言いなさい、自分を守るために

本当はもっと長いですけれど、かなりセリフが長かったのでギュッとまとめました。

生意気盛りのイレイナさん、けれど実は外では言いたいことは言わずに我慢していた。

そんな風に我慢ばかりしていてはダメ、気に食わないことがあれば戦えるようになりなさい。

これは現代日本にも通じる言葉ですよね。

昔は我慢が美徳だ!みたいな言い方されていましたが、最近は周りからどう思われても自分の想いをちゃんと表現する方がいいとなってきてますから。

魔女の旅々は雰囲気的には優しいファンタジーでありながら、そこには現代でもあるようなピリリッと辛い厳しさも絡めてくる。

それがファンタジーな世界観でありながら、よりリアルな人間ドラマとなっているのでしょう。

 

背景が劇場アニメかよっ!?

そして、ストーリー以外で言いたい部分。

いや、背景が劇場アニメかよっ!?

PV観たときから思ってましたけど、本編は想像してたよりさらに仕上げてきた。

特に滝のシーンがすばらしくて、

滝っ!?滝ーー!!

ってなっちゃいましたw

テレビアニメでここまで気合が入っているのは、最近だとプリコネ以来かなと。

ただ、プリコネはサイゲームスということで予算たっぷりですが、魔女の旅々も予算たっぷりなのか?

それとも、どの作品もクオリティが高いC2C(シートゥーシー)の工夫と技術なんでしょうか。

 

そして、バトルアニメかよっ!?

そして、イレイナとフランの魔法合戦は、

いや、バトルアニメかよっ!?

アクションや演出など、ヘタなバトルアニメよりも全然クオリティ高かったんですけれど。

バトルアニメじゃないのにw

クオリティもそうですけれど、二人とも無詠唱でガンガン魔法使っていたということで、この世界の魔法使い強過ぎじゃないっ!?

風・火・雷、あとバリアやサイコキネシスみたいなものや瞬間移動も使ってたし、ホウキで空も飛べるということで、チートアニメとしてもいけそうな戦闘力だったんですけれど。

バトルアニメじゃないのにw

こんなに気合入れていたということは、アニメだと原作よりもバトル増やしたりするんでしょうか?

 

18歳のイレイナも生意気ざかりです

そしてラストは、

はい、問題です。殺伐とした山岳地帯を行く、ため息をこぼしてしまうような美貌の魔女は一体誰でしょう?…そう、18歳のわたしです!

18歳になっても、やっぱり生意気~!

 

アニメ『魔女の旅々』第1話の感想・考察まとめ

今回の第1話をまとめると、生意気ー!そして、ピリリッと辛い!
けど、最後には優しい、そんなファンタジーがここにあります。

>>魔女の旅々2話の感想・考察へ