
あなたの心のおとぼけ屋さん:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな秋アニメ『魔女の旅々』第11話の感想&考察ー!
イレイナさん、実は気付いてました♪
魔女の旅々 11話
どんな姿になっても、たとえ性別の壁があっても、愛さずにはいられない美しい女性は誰でしょう?そう、わたしです。
骨董堂ふたたび!
ニケの思い出の地で物語の核心に触れる
そして、本渡楓と黒沢ともよの魂の込もった演技が見れた第11話#魔女の旅々はいいぞ pic.twitter.com/AhrCgbRvvH— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) December 11, 2020
ちなみに、わたくしはコミックス版の1巻のみを読んだ状態で感想と考察を語っています。
動画解説:【魔女の旅々11話考察・感想】イレイナが母親の正体をニケだと気付いたのかなり前説(約7分)
この記事で分かる目次
アニメ『魔女の旅々』第11話の感想・考察
今回の第11話の感想を一言でまとめるなら、声優の本気が見えたーーー!
イレイナとサヤが入れ替わったドタバタ回。
担当声優が変わっても、それぞれのキャラの特徴がしっかり見えた。
特に、中身がサヤになったイレイナの窓をペロペロしたりする変態性と、抜けた顔を見せるおバカさは最高でしたw
本渡楓さんと黒沢ともよさんの魂の込もった演技が見れた第11話。
そして、考察面では実はニケの正体が母親だと気づいていたイレイナさん一番気になるところ。
ということで、今回はそんなイレイナがどのタイミングでニケの正体に気付いたかをメインに考察したいと思います。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、その他の魔女の旅々の考察動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
イレイナが母親の正体に気付いたタイミング
イレイナが母親の正体に気付いたタイミング、これは大きく分けて3つあるんじゃないかなと予想します。
その3つの考察に入る前に、まずは言っておきたい。
イレイナのこと、鈍感とか母親も含めて人に興味がないとか言ってごめんね。
わたくしの考察を見ている人だったら分かると思いますが、ずっとイレイナはニケの正体に気付いてなかったと思っていたので。
それがとぼけていただけで(灰の魔女よりおとぼけ魔女と名付けたい)、まさか母親だと気付いていたとは。
気付いてしまうと自分の自由な旅が終わってしまうからと、気付かないようにしていたとは…。
では、正確にはどのタイミングでイレイナはニケの正体に気付いたのでしょうか?
①11話の骨董堂の話で
候補①は、今回の第11話の骨董堂の話。
正確には終盤にフランとシーラが登場して、骨董堂のボスと20年ぶりにやり取りしていた時。
この時のイレイナさん(ちょっとこの時は姿がサヤだからややこしいけど)、三人のやり取りで『あの時』とか『また』といったフレーズで『ムムムッ!』となっていましたからね。
そして、最後のフランとのやり取りで母親の正体に気付いているのを認めましたから。
どんなに遅くても、このタイミングで気付いてるのは間違いない。
②5話のフランの話で
候補②は、第5話の『王立セレステリア』でフランと再会した時。
この時に『イレイナが旅人をしているのは母親の影響なのか?』と聞かれていましたからね。
この時はそこを深く追求せず、ニケの冒険譚の話になりましたが、もしかしたらこの時も気付かないように敢えて話を避けていたのかもしれない。
その後のニケの冒険譚の話で、フランに似た魔女見習いのフーラの話題になりましたし、気付くヒントはありまくりですから。
③旅立つ前から知っていた
候補③は、実は旅立つ前から知っていた。
というのも、イレイナはあれだけニケの冒険譚を読みまくっていたので、『あれ?これ母ちゃんじゃねえ?』という部分もあるんじゃなかろうかと推測されます。
しかも、ニケの冒険譚はイラスト付きですからね。
ますます読んでいるうちに、『これ母ちゃんじゃねえ?』と思うときもあったんじゃないでしょうか。
さらに、第1話で魔女見習いのフーラと、名前も見た目も似ているフラン先生が両親の頼みで自分の師匠となってくれた。
しかも、旅立つ前にはなぜか母親から魔女の帽子を受け取ることになる。
今振り返ると、第1話の時点でもけっこうヒントがある。
イレイナが母親の正体に気付いたタイミングはここだ!
さあ、それではイレイナが母親の正体に気付いたタイミング、①②③の内、あなたは何番だと思いますか?
わたくしは③、旅立つ前から薄々気付いていたんじゃないかなと思います。
理由は、11話のサヤの発言から、ニケの冒険譚は魔女なら誰でも知っているような物凄くメジャーな作品ではないこと。
それがなぜか家にあって母親が読み聞かせてくれた。
しかも、なぜかその中に出てくるニケは母親と同じ雰囲気で、その後に魔女見習いのフーラそっくりのフランが現れ、ニケが被っているような帽子を母親が持ってきて旅立つ前に渡してきた。
そして、魔女の修行中にフランと1年一緒に生活していたので、フランだったら5話のときのようなうっかり発言もその間にしてるんじゃないかなと予想される。
これだけ条件が揃っていたら、察しのいいイレイナなら薄々気付いてたんじゃないかなと。
なので、わたくしは旅立つ前、少なくとも母親から帽子を受け取ったあたりで薄々正体に気付いていた説を提唱したいと思います。
気付いたけど、こっから旅立つってときに、気付いてしまうと自分の自由な旅が始まる前から終わってしまうと、気付かないフリをしたんじゃないでございましょうか。
5話でフランに『イレイナが旅人をしているのは母親の影響なのか?』と聞かれた時に食いつかなかったのは、薄々気付いてんだから逆に核心に迫るんじゃねえ!と、すっとぼけていたのかもしれないと感じるわけです。
『魔女の旅々』第11話の感想&考察まとめ
今回の話をまとめると、お後がよろしいでといった感じの5話に続いて、11話も最終回にしてもいいようなキレイな終わり方。
逆に12話は何を持ってくるんだい?という期待が高まりますな。