あなたの心の復讐劇:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんな秋アニメ『魔女の旅々』第4話の感想・考察ー!

バッドエンドは止まらないっ!?

ちなみに、わたくしはコミックス版の1巻のみを読んだ状態で感想と考察を語っています。

動画解説:王女ミラロゼの復讐【魔女の旅々 4話】民なき国のバッドエンドにイレイナは何を想う?の考察・感想(約14分)

アニメ『魔女の旅々』第4話の感想・考察

今回の第4話の感想を一言でまとめるなら、魔女の旅々の本性が見えてキターーー!

賛否両論が巻き起こし、それとは別勢力で凹む人も続出した第3話。

注目の第4話はどうなるのかな?と思っていたら、今回もバッドエンド!

これは魔女の旅々、こっちの路線がメインなのかなと感じずにはいられない展開。

ということで、今回も前回同様、あまり感情を表に出さないイレイナの心の内を中心に感想を考察を語っていきたいと思います。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、その他の魔女の旅々の考察動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

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今週は恋のお話です。

これは恋のお話です。とある国の王女様が恋に落ちました。王女が恋をしたのはお城の料理人でした。それは身分違いの恋だったのです。二人は密かに愛を育み、やがて彼女は身ごもりました。そう、いわゆる愛の結晶です。

…って、そう、わたしです!と言わないだと?

…今週もしゃらくせええぇーーー!って、言わせろやーーー!!!

魔女の旅々の考察は、このツッコミに9割は気持ち込めているわたしくでございますから。

そして、今回は恋のお話と見せかけて、ラストにあんな続きがあるとはね。

 

イレイナ18歳、初恋はまだ

ところで、この最初の語りの中にはイレイナ自身の感想もちょっとだけ語られてましたね。

どうでもいいですが、なぜ恋は落ちるというのでしょうねぇ。落とし穴のように予期せず突然ハマってしまうからでしょうか?知りませんけど。

この言葉通りなら、イレイナは18歳にして初恋まだなのか?ということになります。

1話からそういったシーンは一切ないですし、子供の頃から魔女になって旅することを夢を見て、それを叶えて15歳で故郷を旅立ったことから、男女の恋とか愛とかにあんまり興味がないんでしょうね。

 

扉が空かないので燃やしてみました

荒廃した民なき国にやってきたイレイナ、寒さをしのぐために建物に侵入。

呼びかけても誰も出て来ないので、扉を押しても開かないので、不本意ですが燃やしてみました。

って、バカーーーっ!?

不法侵入に加えて、器物破損も加わりました。

誰もいないと思っていたと言ってたけれど、こんだけデカいお城なんだから、入り口で普通に呼びかけたぐらいじゃ聞こえないという可能性は考えなかったのか?

せめて、ホウキで周りを飛んで確かめてみるとか、拡声器みたいな魔法で大きな声で呼びかけてみるとかは考えんのかいと。

というか、横に窓があるんだから、せめて窓にしとけばいいじゃない。

仮に家主がいても魔法で直せるからいいやと思っていたのか?

だとしても、家主がいたんだから謝らんかい!と(ここはカットされただけかもしれませんが)

イレイナさんの天才魔女ならではの感覚。

この辺が原因で敵を作るエピソードなんかも出てくるかもしれませんね。

 

ミラロゼに読ませてもらった手紙の感想

記憶がないというミラロゼから見せてもらった手紙を読んだときの感想も印象的でしたね。

ずいぶん偉そうですね。

そこ言うっ!?

たしかに文章は偉そうだったけど、手紙の内容よりもそこが気になるんだ。

イレイナは偉そうな人に対してはずっと敏感に反応しているので、魔女という立場もあってか自尊心が高いんでしょうね。

それに対して、ミラロゼも『日が暮れたわね』って、直接関係ない返ししてくるし、魔女ってこういう自分中心の人が多いのかもしれない。

ちなみに、リアル社会でも特別な地位に就いている人は、大なり小なり傲慢な部分が出てくるそう。

魔女はこの世界では一部の天才しかなれないですし、そういった特別志向が少しは出ても不思議ではない。

この魔女や自分の美貌に関する点については、母との二つ目の約束『自分が特別な人間だとは思わないこと。他の人と同じだということを忘れないでね』が守れてるとは思えないけれどw

フラン先生はあんまりそんな感じはしなかったけどね。

 

民なき国の王女ミラロゼの願いは化け物退治

民なき国の王女ミラロゼの願いは、夜になると現れる化け物退治。

記憶はないけれど、手紙の内容を信じて、そして自らの中で沸き上がる気持ちを尊重して化け物を退治する。

ここまでは、『おっ、今回は王道バトルファンタジーな展開かぁ~?』という流れ。

そして、ミラロゼはイレイナに頼む、手伝って欲しいと。

が、

手伝って私に何か得がありますか?

やっぱりね!そして、言い方!

この言い方にカチンと来ていた人もいましたね。

断るのはいいともして、お世話になっておいてその言い方はなかろうもん。

あとイレイナ、扉壊してからっね!

 

イレイナはなぜ化け物退治を手伝わないのか?

とまあ、わーわー感情論を言うとりますが、これは考察記事ですから、イレイナが断った理由について考えてみましょう。

ここに関しては、3話で助けなかった理由にも通じるところでしょう。

3話の考察動画のコメントで一番多かったのは、母との約束を守ったからという意見。

ここも影響しているとは思いますが、わたくしは元々の性格の影響が大きいんじゃないかなと。

さっきも言ったように、母との約束の2つ目はあんまり守ってる感じがしないしね。

1話~4話を見る限り、イレイナさん、あんまり他人に関心がないように見えるから。

今回の冒頭でも恋にもまったく興味なさそうですし。

例えば、イレイナが他の人と会話するとき、口癖のように『はぁ』という気のない相槌をよく入れますから。

これ『あなたの話に興味ありませんよ』という会話術とかだったら、絶対NGな相槌。

これ旅人として相手と親しくなり過ぎないように距離を取るためかな?とも思いましたが、この相槌、旅に出る前の1話目から普通にやってましたから。

また、他人に興味がないわけじゃなく、感情表現が下手なだけかな?とも思いましたが、今回のベッドに飛び込むシーンなど、自分の感情を表すときはかなり感情を豊かに表してくるからね。

他にも、自分の夢を叶える努力は惜しまなかったり、15歳にして一人故郷から旅立ち、3年経った今も一人旅を続けていることから、

イレイナは他者との関わりに喜びを感じるタイプではなく(例えばリアルなら接客業とか、アニメや漫画なら人を助けることなどに喜びを感じる主人公)

自らの自己実現に喜びを感じるタイプなんじゃないかなと。(例えばリアルなら研究者とか、アニメや漫画ならバキとかなどの格闘家タイプにこういう主人公多いですね。)

なので、その気持ちをストレートに表したら『あなたのことを手伝って、自己実現に喜びを感じるタイプの私に何か得がありますか?』ということなんでしょうね。

ただ、ミラロゼはそんなイレイナの言い方を好意的に受け止めてましたが、普通こんなストレートな物言いしてたら反感を買うもの。

ここは美少女補正と断言したい。

なぜなら、わたくしも10代の頃、『はぁ』とかいう興味なさそうな相槌とか、断るときにハッキリ言ってたら、数え切れないぐらいブチ切れられた経験があるからです。

 

でも、受けた恩ぐらいは返します

でも、受けた恩ぐらいは返します。

自己実現に喜びを感じるタイプでも、恩を感じないわけではございません。

食事と宿を用意してくれた受けた恩に対して、1日中穴掘りをするというのは等価交換になってないんじゃねえかっ!?って感じですが。

この辺は扉をぶっ壊した迷惑料も含まれているのでしょうw

そして、仕事が終わった時のこの表情。ホント自分の感情を表すときは身体いっぱいで表現してくるよね。

 

イレイナがミラロゼに死んで欲しくない理由

さて、ここが3話との大きな違いでしょう。

手伝わないと宣言したはずなのに、こっそりとミラロゼを助けるために様子を見に行く。

ここの考察を直接関係ありませんけど、1話のフランとの魔法合戦といい、ほんとバトルアニメぐらいクオリティ高いよね。

制作会社のC2C(シートゥーシー)さんには、一度本格的なバトルファンジーを作ってみて欲しい。

まあ、それは置いといて、

なぜイレイナはニノは助けなかったのにミラロゼは助けたのか?

状況が違うとはいえ、化け物との対決はより直接的に危険度が高いので、母との約束『危険な目に合いそうな時は逃げること』を守るんだったら、よりこちらを避けるべきでしょうから。

その約束を破ってまで助けようとしたのは、自分で言っていた通り、ミラロゼに死んで欲しくないから、つまり好きになったからということなんでしょう。

この助ける人と助けない人の差はなんなのか?

サヤとミラロゼはどちらも自ら助けを求めたというのもありますが、どちらも自分の目的のために行動しているというのが大きいのではないでしょうか。

それが自己実現に喜びを感じるイレイナにとって、共感するところがあるのかなと。

逆に自らの境遇に絶望するだけで自分からは行動しようとしないニノは、可哀想だと思うけれど、助けたいと思うほど好きになれなかったのかもしれませんね。

 

復讐劇にイレイナは何を想う?

が、その好きになって手助けしたミラロゼは、自らの復讐のために国民を犠牲にする狂気の王女だった。

そして、その復讐劇に自分も間接的とはいえ、手を貸してしまった。

その時のイレイナの心境はどういったものだったんでしょうか?

今回は3話以上にイレイナの心境が語られませんでしたが、挨拶もせずに逃げるように去ったことから多少なりとのショックは受けているんじゃないかなと。

化け物退治も手伝おうとするぐらい好きになった相手なので、裏切られた、もしくは精神がおかしくなったことに同情の気持ちなどもあるかもしれません。

とはいえ、イレイナさんの基本の性格は他人に関心が薄く、自己実現に喜びを感じるタイプ。

3話のことも引きずっている様子もありませんし、またすぐに気持ち切り替えて旅を続けるんでしょう。

じゃないと、3年もこんな世界は旅をしていられない。

魔女の旅々とはタイトル通り、人を救う英雄譚でも、主人公が変わっていく成長譚でもなく、一人旅が好きな魔女のときにはバッドエンドも入ってくる日常を描いた旅物語なんでしょう。

 

アニメ『魔女の旅々』第4話の感想・考察まとめ

今回の第4話をまとめると、イレイナの性格と魔女の旅々の世界観がより見えたお話。
この調子で旅の酸いも甘いも描いていく、それがイレイナにとっての日常ファンタジー。

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