
あなたの心の平均値:すやまたくじです。
今回はそんな私、能力は平均値でって言ったよね!(略称:のうきん)について。
主人公:マイルがガンガン繰り出すパロディネタがSNSを中心に話題になっていますが、今回はその元ネタと合わせてまとめて紹介していきたいと思います。
動画解説:【のうきん5話】パロディ元ネタ集~私、能力は平均値でって言ったよね!クイズ(約13分)
この記事で分かる目次
私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)第5話のパロディ元ネタ集
本当は1話からまとめて紹介しようかと思ったのですが、とにかく数が多いので最新第5話で勘弁してください。
5話だけでも10個見つけちゃいましたからね(笑)
反応が良ければ6話・7話と続けていきたいと思います。
動画版では最初にのうきんで出てきたネタを紹介し、その後に答え合わせ的に元ネタを出していくのでクイズ方式で良ければ答えも考えてみてください。
だが断る
5話でまず最初に出てきたパロディネタがこちら
だが断る
レーナの昔話からの真剣な話の雰囲気をぶち壊すマイルさんの顔芸とセリフw
異世界で揉まれて、マイルさんもはや日本人のメンタルじゃなくなっています。
これは元ネタも有名ですし、色々なアニメや漫画で使われているのでもはやラッキー問題ですよね。
答えは、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないに登場する岸辺露伴が言ったセリフ。
本家は岸辺露伴が自分の命が掛かっているのにも関わらず、敵の誘いをキッパリと断る名シーン。
本来はこんなマイルさんのように軽く使う言葉ではないのですが、パロディで使われる時はだいたいこんな感じですね(笑)
ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けないは原作漫画が1992年~1995年、アニメが2016年の作品です。
わたし、気になります!
メーヴィスの過去話を聞く時にマイルさんが行ったパロディが、
わたし、気になります!
さっきのだが断る以上にパロディの完成度が高いw
こちらもアニメ好きにとってはボーナス問題。
わたし、気になります!は『〈古典部〉シリーズ』という小説を原作に、京アニがアニメ化した氷菓のヒロイン千反田える(ちたんだえる)の口癖。
こちらは使い方も絵の感じもかなり近い感じでトレースしてますね(笑)
並べるとその再現度の高さが分かる。
周りの花がちょっと違うぐらいでしょう。
ちなみに、氷菓は原作小説が2001年、アニメが2012年に放送されています。
過去回想での落ちぶれマイル
過去回想での落ちぶれマイルは、パロディかどうかは定かではありません。
落ちぶれる話はよく色んなアニメやそれ以外の作品でも使われる古典的な手法ですから。
なので、特にモデルはないのかもしれませんが、その中でも声があったのと、あとわたくしが個人的に既視感を感じた作品を紹介したいと思います。
声が多かったのはシンデレラ、ただ僕は世界名作劇場の『小公女セーラ』の雰囲気を感じました。
マイルの境遇やママ母たちのキャラクターがシンデレラよりも小公女セーラに近いかなと。
小公女セーラはママ母ではなく、学園の教師といじわる同級生になりますが。
あと、この後の展開も考えると、シンデレラよりも小公女セーラに近いですね(ネタバレになるので詳しく言わないですが)
ここに関してはそもそもパロディじゃないかもしれないんで、両方違うかもしれませんが(笑)
ちなみに、小公女セーラは1985年の作品となります。
過去回想でのマイルの修行場の器具
マイルさんの過去回想の修行場で後ろに写っている器具。
これ木人椿(もくじんとう)という名前で、詠春拳(えいしゅんけん)や截拳道(ジークンドー)といった中国武術で使う、人の身体を模した稽古器具らしいです。
もしくは剣術や忍者の修行場でもこういった道具を見るので、そっちかもしれませんけれども、そっちの名前は分からなかったので今回は木人椿ということで話を進めます。
ということで、こちらは元ネタはアニメではなく、実写の香港映画。
2話でジャッキー・チェンの『酔拳』が出たので、その繋がりで『少林寺木人拳(しょうりんじもくじんけん)』かな?と思ったのですが、木人椿の形を見ると『イップ・マン』の方が近いですね。
ちなみに、少林寺木人拳は1976年の作品で、イップ・マンは2008年から何作も続くシリーズです。
ナノちゃんとの出会い
ナノちゃんことナノマシンとマイルが初めて出会った時の姿。
水の状態だと、
蜂の群れみたいで怖いです。
と言われたので、人型にしたらこんなんなっちゃいました(笑)
こちらもマイルからは、
溶鉱炉に落とさないと倒せないような怖い形もちょっと…。
と、ツッコまれておりますw
こちらの元ネタも実写映画の超有名どころ、マイルのツッコミにもヒントが隠されていてサービス問題ですね。
答えは、ターミネーター2のT-1000
ちなみに、ターミネーター2は1991年の作品です。
ナノちゃんの姿のモデル
同じくナノちゃんと初めて出会ったシーンでマイルが要請した姿のモデル。
ゲットだぜの子の横にいる黄色いのとか、カードを集める魔法少女の仲良しな関西弁の…。
と、こちらもヒント満載ですねw
どちらも国民的アニメということでもはや説明不要かなと。
一つ目がポケットモンスターのピカチュウで、二つ目がカードキャプターさくらのケロちゃんですね。
なので、ナノちゃんは黄色マスコット的なキャラクターになっているわけ。
一応、ポケモンは1996年から続くシリーズ、カードキャプターさくらは1998年から何度かアニメ化されている作品。
そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
過去の回想でマイルが家を追い出されて、全寮制のエクランド学園に入ってすぐに挫折した時の言葉。
こちらもパロディでちょくちょく使われていますが、元ネタはけっこう知らない人が多い。
漫画好き、しかも男のゴツゴツしたマンガも読む人じゃないと答えは分からないかなと思います。
答えは、週刊少年チャンピオンの大ヒット格闘漫画『バキ 25巻』に出てきたセリフ。
ただしくは、
ボクシングには蹴り技がない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。
バキはアニメ化されていますが、このシーンは次の2020年にネットフリックスで配信される予定の作品に入る形ですね。
ちなみに、バキは1991年から続くシリーズです。
エクランド学園の友達3人に修行をつけている姿
エクランド学園で初めてできた友達マルセラ・モニカ・オリアーナの三人に修行をつけているときのマイルのコスプレ。
こちらは2話でも出てきた国民的作品のパロディですね。
オリジナルに加え、リメイク版も長く放送されたのでほとんど全員正解するんじゃないでしょうか?
元ネタの答えはドラゴンボールの亀仙人。
原作漫画が1984年~1995年まで、アニメが1986年~1997年まで、そしてリメイク&新作アニメが2009年~2018年まで放送されました。
格・子・力・バリアー
過去回想で王女の行進に飛び出してしまった子供を守るために使ったマイルの魔法?
こちらも4話に登場しておりましたね。
元ネタがかなり古いんで、現役で見ていた世代か古い作品も積極的に見る人、もしくはスーパーロボット大戦をやっている人じゃないとなかなか正解できないかも。
答えはマジンガーZに出てくる光子力バリア。
言い方は一緒ですが、漢字が違いますね。
ただし、第4話ではテロップが入ってなかったので、同じものと間違われないように急遽付けたのかもしれませんw
光子力とは原子力を超える超科学という設定で、それを使って光子力研究所がバリアを発生させていますが、のうきんでは人間のマイルさんが魔法の力でそれを再現(破られる時はガラスのように割れるという演出も再現w)
チートっぷりをいかんなく発揮しておりますね。
ちなみに、マジンガーZは漫画を原作に1972年~1974年に放送された作品です。
雷ブレーク
格・子・力・バリアーで王女の兵士を怒らせてしまったため、自分を神だと偽って兵士たちに奇跡の力を見せつけるために繰り出したのが雷ブレーク。
古いネタを知っている&スーパーロボット大戦をプレイしている人が第5話で一番盛り上がっていたのがこのシーン。
元ネタは同じくマジンガーシリーズから、こちらはマジンガーZの続編となるグレートマジンガー。
ただし、正しくは雷ブレークじゃなくてサンダーブレーク。
こちらは格・子・力・バリアーと違って、名前自体を変えてきましたねw
序盤から中盤におけるグレートマジンガーの最大技。
グレートマジンガーは1974年~1975年まで放送されたアニメ作品となります。
私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)第5話パロディ元ネタまとめ
のうきん第5話のマイルさんも、2010年代の新しいネタから、1970年代の古いネタまで、幅広くパロディを行っていました。
マイルさん、年いくつ!?
そして、アニメから実写まで守備範囲広いな(笑)