
あなたの心の平均値:すやまたくじです。
今回はそんな私、能力は平均値でって言ったよね!(略称:のうきん)6話のパロディ元ネタについて。
今週も随所でマイルさんが攻めておりました。
動画解説:【私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)6話】アニメパロディ元ネタ~私たち、失敗しないので!(約11分)
この記事で分かる目次
私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)第6話のパロディ元ネタ集
今週はまさかのレーナのシリアス回続き。
わっほー!わっはー!のOPも復活し、先週でレーナ回は決着付いたと思っていたら、
今週もやるんかいっ!?
と、ツッコミを入れたくなる展開でしたね。
しかも、先週以上にシリアス回ということで、今までののうきんの中でも屈指のパロディの少なさでしたけれども、その中でも前半を中心にがんばってくれました。
私たち、失敗しないので!
6話で最初に飛び出したパロディネタがこちらw
商人のおじいちゃんに仕事のお礼を言われた時に、マイルさんが颯爽と立ち上がって言った一言。
私たち、失敗しないので!
マイルさんのセリフはど滑りし倒してましたけど、本来はビシッ!と決まるキメ台詞。
元ネタは米倉涼子さんが天才外科医を演じる人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子(だいもんみちこ)〜』
そのキメ台詞が、
私、失敗しないので
医療ミスは絶対に起こさないと度々このセリフで宣言しております。
ちなみに、ドクターXは2012年から度々ドラマ化されている作品です。
マイルさん現在12歳なので、こちらと同じ時間軸で生きているんだったら、ドクターXが放送されている時はすでに異世界転生しているはずなんですけどねw
よーしよしよしよしよしよし
今回はマイルさん以外も商人のおじいちゃんもパロディがんばってくれましたw
迎えに来てくれた孫を可愛がる時に、
よーしよしよしよしよしよし
と、よし!が多いとツッコミたくなる何やらおかしなテンポでよしよししておりましたけれども。
こちらの元ネタは、5話に続いて『ジョジョの奇妙な冒険』から、その中の黄金の風に出てくる敵キャラクター:チョコラータが相棒のセッコを可愛がるときにやってたものですね。
今回のように執拗に撫でまわし、執拗に可愛がる。
ただし、このジョジョの元ネタが『ムツゴロウの動物王国』でお馴染みのムツゴロウさんが動物を可愛がることにやってたことですね。
なので、元祖はムツゴロウさん、人間を可愛がるパターンではチョコラータといった感じですね(まあ、ムツゴロウさんも芸人と絡んだときにギャグで人間にもやってましたけれどw)
ちなみに、ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風は原作漫画が1995年~1999年まで連載、アニメ版が2018年~2019年まで放送されていました。
ムツゴロウさんの番組で有名な『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』は1980年~2001年まで放送されていました。
マイルの指差し
私は諦めていませんからね、修学旅行♪
のセリフと共にビシッと指さすマイルさん。
これもパロディになっています。
指をドーン!と指すアクションといえば、笑ゥせぇるすまんの喪黒福造(もぐろふくぞう)なんかも有名ですが、この絵と指の指紋の感じから、
元ネタとなっているのは京都アニメーションの名作『らき☆すた』のOPで主人公こなたが繰り出すシーン。
5話の氷菓といい、京アニのパロディものうきん好きですよねw
しかも、氷菓の時と同じく、高いクオリティで再現していますし。
また、マイルの妄想で赤き誓いの4人で修学旅行に行っているシーンがありますが、こちらももしかしたららき☆すたを意識しているかもしれないですね。
というのも、らき☆すたの主要人物も4人で京都奈良に修学旅行に行った話もあるので。
よく見ると、セーラー服のデザインもカラーが違うだけで似ているんですよね。
セーラー服なんてどれも似たようなもんだろ。
と思う方もいるかもしれませんが、意外とそうでもなくて、アニメによって襟やリボン、袖の形が違ったりしていてけっこうデザインが違うんですよね。
指差しのパロディでも使ったし、そのまま参考にしたというパターンも十分にあると思います。
ちなみに、らき☆すたは2007年の作品となります。
マイルの指差しからのポーズ
マイルの指差しからのポーズもパロディじゃないかと。
カメラを引いてみてビックリ。
なにやら片足を挙げて、前屈みになる変なポーズを取っていました。
これの元ネタは手の部分の形が違いますが『パタリロ!』なんじゃないかなと予想します。
手の部分は指差しになっていますが、全体の姿勢はかなり近いですからね。
ちなみに、パタリロ!は原作漫画が1978年から現在も連載中、アニメが1982年~1983年にかけて放送された作品です。
マンガ肉
マイルたちが観光している時に食べていたマンガ肉。
マンガ肉は漫画やアニメでよく見るアイテムですよね。
色々な作品に使われておりますが、明確な元祖は不明とされていますが、1970年代前半あたりの作品じゃないかなと言われています。
その中で有名なのが原始人の暮らしをギャグで描いた『はじめ人間ギャートルズ』
ただし、ギャートルズに出てきたマンガ肉は今のものと形が少し違って、色々な作品で使われるうちにのうきんのような今の形になったと言われています。
はじめ人間ギャートルズは1974年~1975年にかけて放送された作品です。
収納魔法からのどろん
盗賊団ならぬアルバーン帝国軍人との戦いで負傷したレーナを連れて撤退する時のマイルさん。
お馴染みの収納魔法で煙玉みたいなものを取り出しておりました。
収納魔法は何度も登場しているドラえもんの4次元ポケット。
煙玉の方も忍者とかが使っているやつだと思うのですが、気になったのはその時にマイルさんが言っていた『どろん』という今ではほとんど使わない言葉ですね。
これはパロディというわけではなく、忍者繋がりでそう言っているような感じがしますが、実はどろんという言葉は1800年代から使われているかなり古い言葉。
急に姿を隠すという意味もあるので、そこから忍者のどろんに繋がったと思います。
そこから取ったのか、昭和のおっちゃんが飲み会で途中で帰るときにこの言葉を使う場合があります。
忍者のポーズをして、
それではわたくしここでドロン!させていただきます。
いやいや、それではわたくしも一緒にドロン!させていただきます。
といった地獄の時間が始まる時があるんですけれども、パロディとか見る限り、マイルさんの思考も昭和の同じなんでしょうかw
スカポンタン
撤退した後も、復讐から自分一人でアルバーン帝国軍人に立ち向かおうとするレーナにマイルがビンタして怒ったとき、
レーナさんは大馬鹿です!バカでなかったらまぬけです!
とここまではシリアスに怒っていたのですが、その後は、
すっとこどっこいのスカポンタン!トーヘンボクのナスのヘタです!
と、後半はシリアスシーンと見せかけて、あれっ!?という言葉が並んでいます。
すっとこどっこい・トーヘンボクはどろん並に古い言葉なんですけれども、相手を罵倒する言葉してちゃんとある言葉です。
ただ、スカポンタンは『タイムボカンシリーズ』でドロンジョ様などの三悪の女ボスが部下を叱るときに使う言葉。
ギャグ要素が強い言葉なんで、マイルさんがシリアスシーンをやってもふざけているようにしか見えなくなっちゃうw
また、ナスのヘタに関しましてはそんな叱り言葉もないし、パロディなのかどうかも分からない言葉ですね。
ちなみに、タイムボカンシリーズは1975年から今でも作り続けられているシリーズです。
私、能力は平均値でって言ったよね!(のうきん)第6話パロディ元ネタまとめ
のうきん第6話はさらにシリアス回でパロディ少なめかなと思っていたけれど、意外と7個も放り込んでいましたw