
あなたの心のマックスコーヒー:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな夏アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第4話の感想・考察ー!
俺ガイル3期♪
今期の考察記事の中では一番アクセスは少ないですが、一番反響率が高いのが俺ガイル。
そして、『この部分の考察が足りん!』とか『感情論ばっかりじゃなくてもっと考察しろや!』と一番厳しい意見が飛んでくるのも俺ガイル。
リゼロやSAOの方ではあんまりこういったことは言われないんですけどね、ラブコメだからと『いろはすー!』とかエンタメ要素を強めにし過ぎたかな?と。
ということで今回は、『だったらやったるわい!』と試しにエンタメ抑えめ、考察増量でいってみようと思います。
ちなみに、わたくしは原作ラノベは途中まで読んで、結末は知らない状態で感想と考察を語っています。
動画解説:俺ガイル3期4話【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完】由比ヶ浜結衣も救いたいの感想・考察(約14分)
この記事で分かる目次
アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(俺ガイル3期)』第4話の感想・考察
今回の感想を一言でまとめると、なかなかプロム始まらないっ!?
4話こそOPの謎ダンス見れると思ったのに、わたくしの天敵でもある雪ノ下母と姉で大混乱。
この親子に関しても、考察増量版ということいつもの感情論じゃなくて、今回は論理的に分析したろやないかいと思っております。
しかしまあ、この調子で行くとプロムの方はまだまだごねごねしそう。
プロムは終盤に持ってくる形なんですかね。
とまあ、いつも通りにワーワー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って第4話の感想と考察を、そして今回は考察増量版で語りたいと思います。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、アニメにお得な動画配信情報をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
雪ノ下雪乃の前とは違う変化
第4話のはじまりは準備プロムで撮影した写真チェックから。
青春かっ!?というぐらい、みんなイチャイチャしてるように見えるやんけ。
何気に八幡と由比ヶ浜のアップのツーショットなんてものもありましたね。
やっぱり由比ヶ浜さん、あの写真は後でこっそりもらうつもりなんでしょうか?
ここで気になったのは、雪ノ下が写真のチェックだけしてもらって、すぐに二人を帰したところ。
いろはすの反応を見る限りは、本当はこの後も仕事を手伝ってもらう予定だったはず。
雪ノ下の態度や言動から、学園祭のときの拒絶とはまた違う、なるべく一人でやり遂げようという意志を感じる。
ここに関しては、この後に陽乃が言う共依存からの一人立ち、そして雪ノ下母に認めてもらうという部分もあるのでしょう。
マッ缶デートで今回は由比ヶ浜ルートですか?
突然のお仕事ナシにより、八幡と由比ヶ浜がデートだとっ!?
うらやまけしからん!
今回はららぽーとデートで由比ヶ浜とのイチャイチャパラダイスの回ですか?
まあ、ららぽーとよりもマッ缶ことマックスコーヒーの方が存在感放っていたけどねw
全部マックスコーヒーの自販機って、あれ売れるのかな?
ちなみに、実物の写真がTwitterに挙がっていたので、あの自販機実際にあるみたいですね。
千葉だと八幡ぐらいのマックスコーヒー好きが、けっこう当たり前にいるのかな。
由比ヶ浜結衣はヒロイン力がすぎる
そして、今回は由比ヶ浜結衣はヒロイン力がすぎる!
くっそ~、前回いろはすに引っ張られた俺のハートが由比ヶ浜に引っ張られてしまうぜw
俺ガイルは三人共ヒロインが好きだから、エピソードによってコロコロ推しが変わっちゃう、浮気性なわたくしでございます。
というか、今回の由比ヶ浜さんは色んなヒロイン力を仕掛けてきたんでしょうがない。
マッ缶自販機前での写メはもちろん、八幡がデートに誘う前にやってたリュックの紐を伸ばしたりしながら『誘ってくれないかな~』といった仕草
誘っちゃう!
ららっぽーとに入ったときはベッドの隣に座りなよとポンポンとする仕草
座っちゃう!
そんなマックスコーヒーよりも、ヒロイン力マックスの
ガハマさーん!
に惚れてまうやろという回でしたね。
雪ノ下母&姉来襲で突然のプロムピンチ
そんな幸せ気分をぶち壊す、奴らが再びやって来ました。
そう、我らが天敵:雪ノ下母と姉:陽乃。
雪ノ下母の要望は、プロムの写真を見た保護者の一人に頼まれて中止の要望を出しに来た。
だったら、その保護者が直接来んかい!と思うけれど、雪ノ下母を送り込んだより確実だと思って頼んだんじゃないのかなと。
雪ノ下母も父親の懇意にしている保護者から頼まれて来たと言ってましたし、雰囲気的にも自身はプロムに関しては多分どっちでもいいんでしょうね。
大人のきったないきったない裏の思惑が見える。
陽乃が付いて来たのは、卒業生を代表してみたいなポジションでしたが、雪乃を心配してというのもあるのでしょう。
いつも厳しいことを言いつつも、雪乃のことを気にかけ心配している。
陽乃嫌いを公言しているわたくしでも、それぐらいは気付いております。
もしかしたら、母親の方にもそんな気持ちがあるのかもしれない。
それを分かった上でわたくしは言いたい。
八幡や由比ヶ浜が雪乃に対して共依存だと言うのなら、お前らは過保護なんじゃーい!
なぜ過保護なのか
では、なぜ雪ノ下母や陽乃が過保護なのか?
今回は感情論のエンタメ抑えめ、考察増量版ということでその理由についても語っていきましょう。
いつもはこういった部分つまらないかなと思って飛ばしてるんですけども。
それは親が(陽乃は姉ですけれどここでは二人を親としてまとめます)教育といって子供を押さえつけることになんのメリットもないから。
雪ノ下母も言っておりましたが『高校生らしくない』など、親は子供ためだと言って教育したがりますが、親のそういった行動が子供の人格形成にほとんど影響を与えないというのはこれは科学的に証明されています。
しかも、それはハーバードとかオックスフォードとか、かなり有名な海外の大学や機関が何百・何千とデータを取って証明した論文が出ています。
気になる方は本とかメンタリストDaiGoさんの動画とかで調べてください、そういった所で分かりやすく解説されています。
それによると、子供の人格形成は半分が遺伝子、あとは家族以外の人間関係で決まる。
つまり、子供の教育というなら親があれこれ口出しするより、良い環境を子供に与えてあげる方が圧倒的にタメになるということが証明されているわけです。
そりゃそうですねよ、例えば高校生らしくないとか言ってたけど、お母さんの時、陽乃の時、雪乃の時では高校生あり方なんて時代によって変わるんですから。
自分たちの時代の正解を押し付けた時点で、その時代では不正解。
また、親が口を出す教育はプラスには働かないですが、口を出し過ぎるとマイナスに働くということも科学的に証明されています。
つまり、雪ノ下母と陽乃がたとえ心配して押さえつけているんだとしても、それは雪乃にとってはマイナスにしか働かない。
自分の信念を信じて、それを押し付けるというのは、それはただの自己満足ですからね。
なので、わたくしはこの二人が嫌いだ!って言ってるの。
平塚先生と学校側も問題よね
このシーンもうちょっと深掘りするんだったら、平塚先生と学校側も問題よねと。
わたくし平塚先生は好きなんですけれど、ここ一番生徒に任せっきりになるのが毎回『う~ん』って感じ。
生徒の自主性を育てるとかいう狙いはあるんでしょうが、今回は相手が大人、しかもクセ者の雪ノ下親子ですから。
子供と大人を対話させたら圧倒的に子供が不利。
ここは平塚先生がメインとなって交渉を行うべきでしょう。
なのに、逆にサブ的なサポート的な立ち位置に立ってるし。
いやいや、平塚先生が矢面に立って生徒守ってっ!?
まあ、一番は平塚先生じゃなくて、学校側というかその上の人ですけどね。
なんで若手の平塚先生に任せて、学校側の責任者が話し合い場のいねんだよと。
たまたまいなかったのか?それとも、雪ノ下母は陽乃が学校にいたときから有名だと思うから、あんなクセ者相手にしてられんと平塚先生に押し付けて逃げてのか?
こちらも大人のきったないきったない裏側を想像してしまいます。
信頼と共依存の違い
さて、今回陽乃が言ってキーワードになった共依存。
八幡・雪乃・由比ヶ浜の三人は本当に信頼じゃなくて共依存なのか?
ここも検証してみましょう。
まずはそれぞれの言葉の意味を辞書で調べてみます。
信頼とは、相手を信用し、頼りにすること。共依存とは、愛情という名の支配=自己満足、つまり相手をコントロールして自分の思う通りに行動させること。
いや、言葉の意味だけみると、どう見ても陽乃と雪ノ下母の方が雪乃に共依存してるだろっ!?
とツッコミたくなるような内容でしたけれどw
また、陽乃の言うように頼られるのが気持ちのが共依存と言うのなら、それって友達だけじゃなくて、家族や夫婦、恋人でもよくあること。
では、これらの人間関係が全て共依存になるのか?と言われれば違いますよね。
誰が見てもあきらか病的なものでもなければ、信頼と共依存は見る人の価値観に大きく左右される。
つまり、陽乃が定義する信頼と共依存とは、陽乃が独断と偏見で決めたもの。
なので、本来人間関係なんて当事者同士が決めればいいものなので、悩みを相談するとかでもなければ第三者が口出しするものじゃない。
しかも、年上の大人がまだ知識や経験が浅い相手に向かって口出しするなんて、これはもはや誘導の域。
まあ、陽乃にそこまでの考えはないんでしょうけれど、過保護がすぎると子供に悪影響を与えるというのはこういうことでしょう。
いろいろいろはすって何?
そんな雪ノ下親子の影響で、プロム中止危機と由比ヶ浜にメッセージが来た。
真面目な話に入る前に、これだけはいいたい
いろいろいろはすって何?
内容的にはシリアスシーンなのに、わたくしここで大爆笑しちゃったんですけれどw
一体つもりでこんなネームにしたんだと。
いろはかいろはすでいいじゃん、いろいろいろはすって何?とw
カワイイ奴だよ、いろはすは。
ここでクライマックス前に一瞬でクールダウンできましたね。
雪ノ下雪乃を救いたい
雪ノ下雪乃を救いたい、これが八幡の答えと思っていいんでしょうか。
3期の序盤にして三角関係が終わってしまった、そんな風にも感じる今回のクライマックスでした。
平塚先生が八幡の想いを言葉にさせちゃうから、そして八幡がそれを口にしちゃうから。
平塚先生はその場に由比ヶ浜がいることを知らなかったでしょうし、八幡もその言葉と行動が決定的なことになると意識してなかったと思いますけれども。
由比ヶ浜のその後の行動と言葉を考えると、ここが三角関係の終わりの始まりのシーンと言ってもいいんじゃないかなと。
由比ヶ浜結衣も救いたい
由比ヶ浜結衣も救いたい。
3期の俺ガイルは最後に何度由比ヶ浜で泣かせる気ですか?と。
まだ第4話なのに早くも2回もそんなシーン出てきたからね。
行かないでって言えなかった。何で助けるのって聞けなかった。もう優しくしないでって言いたくなかった。
泣けちゃう泣けちゃう泣けちゃうよ!と。
今回も由比ヶ浜結衣も救いたくて仕方がないです。
アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(俺ガイル3期)』第4話の感想・考察まとめ
考察増量版いかがだったでしょうか?
個人的にはマジメな部分が多すぎて『これ面白いか?』と、あんまり手応えないんですけれど。
今回の方が良かった、または前の方が良かったなどコメントを頂けるとうれしいです。
それを参考にして次回の考察を行います。