
あなたの心の男の意地:すやまたくじです。
アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。
今回はそんな夏アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第8話の感想・考察ー!
俺ガイル3期♪
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(俺ガイル3期)8話
これでこの関係は終わり
プロム開催決定で大成功!…とはやはりならない
ハッキリと想いを口にしない三人の願いは同じなのか
その感情をなんていうか知ってるか?
ここで恋とは答えないのが俺ガイルよね#俺ガイル pic.twitter.com/vaSb7gqTDh— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) August 28, 2020
ラップ回のコメディから一転、今回はどシリアス回。
由比ヶ浜も雪ノ下も泣いちゃったよ。
ちなみに、わたくしは原作ラノベは途中まで読んで、結末は知らない状態で感想と考察を語っています。
動画解説:俺ガイル3期8話【雪ノ下雪乃と陽乃は終わらせたい感想・考察】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(約12分)
目次
アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(俺ガイル3期)』第8話の感想・考察
今回の感想を一言でまとめると、終わりの始まり―!という回だったんじゃないでしょうか?
どんな結末を迎えても、元の三人の関係には戻らない。
新たな三人の関係を作る!という決意を感じた終盤の流れ。
そして、わたくしの嫌いなキャラベスト3も一気に出て来たよと。
とまあ、いつも通りにワーワー言うとりますけれど、今回もポイントに絞って第8話の感想と考察を語りたいと思います。
ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、その他の俺ガイル関連動画をまとめています。
気になる方はそちらもチェックしてみてください。
葉山隼人は後悔している
親友かっ!?
と言いたくなる八幡と葉山の関係。
要所要所で二人で会って、お前は間違っていると腹を割って話し合ったり、一緒に思わず笑ってしまったりと。
もう親友でいいじゃねえかと言いたくなる二人の関係性。
まあ、二人は決して認めない、せいぜい認めても戦友ぐらいでしょうけれど。
懺悔なら壁に向かってやってくれ
と八幡が冷たく言い放った葉山の言葉には、小学生の頃にイジメられていた雪ノ下を救えなかった後悔がありました。
中途半端に関わったことでさらに悪化させてしまった、自分は本気で向き合うべきだったと。
これ後悔だけじゃなくて、八幡は本気で向き合えと暗に伝えているんでしょうね。
それでも我が道を行く八幡に対して、
『比企谷、その感情をなんていうか知ってるか?』という葉山の言葉に対して、『男の意地だ』と返す八幡がなんとも俺ガイルらしいやり取り。
三浦と海老名にも思う所がある
サイコウプロジェクト主催プロムのために、三浦と海老名も加えて写真撮影。
8話にしてやっとまともに出番があった三浦と海老名。
そして、わたくしの嫌いなベスト2とベスト3が出てきたということで、個人的には戸部と大岡でいいんじゃないかなと思いますがw
ちなみに意外と嫌いなベスト2の方は三浦じゃなくて海老名の方。
今回もそんなわたくしの嫌いな一面全開でございましたけれど。
モデルで呼んだのに最後以外は撮る側に回ったりとか、男を寄せつけないために腐女子キャラを演じたり。
お前はどんだけモテる女のつもりなんだ!と、そんなことしなくても別に口説かんけどね。
しかも、あの腐女子キャラってセクハラだからね。
自分を守るためにセクハラするような女は、逆にし返してやればいいのにね。
まあまあまあ、またわたくしの感情ばかり語ると、もっと考察しろや!とか生意気なヤツが言ってくるので、ちゃんと考察もしましょう。
まあ、生意気なヤツはすぐブロックするので、わたくしその人のコメントを見ることは二度とないんですけれど。
由比ヶ浜に頼まれたとはいえ、八幡のプロムに参加してくれるのは、三浦と海老名も今までの八幡の行動に感謝しているのか、なにかしらの思う所があるのでしょう。
特に海老名は八幡と共通点があると感じていたので、自分が出来なかったことをやろうとしている八幡に対して、憧れや尊敬、もしかしたら嫉妬などの複雑な感情があるのでしょう。
由比ヶ浜結衣は母のようである
挨拶はやっはろー!で統一できなかったサイコウプロジェクトも無事完成ー!
ここでの一番の衝撃は、あのひねくれ続けた八幡が材木座や遊戯部の二人に対して、ちゃんとお礼を伝えて頭を下げたことでしょう。
比企谷八幡、確実に成長しています。
そして、それを横でうんうんと見守る由比ヶ浜
お母さんかっ!?
好きなヒロインは好みによってけっこう割れると思いますが、お母さんにしたい俺ガイルのヒロインだったら断トツで由比ヶ浜になりそう。
雪ノ下は厳しそうで、いろはすはけっこう適当なところもあるので。
由比ヶ浜が一番、いい感じに甘やかしてくれそうですねw
平塚静は姉のようである
由比ヶ浜が母なら、平塚先生は姉でしょうか。
『今度ラーメン食い行くか?』『いいっすね』といった気安いノリとかが。
まあ、雰囲気的には姉というよりも兄、もしくは豪快な姉って感じですがw
そんな平塚先生を姉にしたいかどうかは、賛否両論分かれそうですが。
やっぱりもめ事になると、『衝撃のファーストブリット』などの拳がすぐに出てくるのがネックブリーカー。
雪ノ下母には二度と会いたくない
そんな平塚先生に呼ばれて行ってみれば、待っているのはラスボス雪ノ下母。
敵は思惑通りに釣れた、やられたらやり返す。倍返しだ!
な半沢直樹にも負けないリベンジ劇が始まるのかと思ったら、雪ノ下母は敵じゃない、真に説得しないといけないのはその裏にいるお母さま方。
視点ずらしによって、このおっかないラスボスとの直接対決を回避。
赤の他人の子供に、こんなおっかないプレッシャーかけてくるお母さん嫌だよね。
さらに八幡は、フルネーム明かすことで、三人の関係が始まるキッカケとなった交通事故の一件を交渉材料と使う。
まさに外道!
半沢直樹もびっくりの高校生とは思えない見事な交渉術でした。
しかも、相手はあの雪ノ下母ですからね。
仮に自分がその立場だったら、
おで…おで…プロムしたいっす
ともごもご言うぐらいしか出来ないと思う。
雪ノ下陽乃は本物が見たい
そして、今回もやっぱり出て来ましたか、雪ノ下陽乃。
わたくしの考察動画ではお馴染み、今いっちゃん嫌いなキャラクターぶっちぎり。
わたくしの感情だけでタイトル付けるんだったら、雪ノ下陽乃はいつも暇であるにしたい。
それぐらいいっつも高校生の事情にすぐにしゃしゃり出てくるし、電話にもすぐ出るし。
自分の人生の方は大丈夫なのか?と聞きたくぐらいに。
まあまあまあ、それは置いといて、考察に入ると雪ノ下陽乃は本物が見たくて三人にちょっかいを出さしていることが今回の葉山とのやり取りで判明。
口振りからすると、そのキッカケとなったのはこちらも雪乃の小学生時代のイジメが原因っぽい。
雪乃を助けてくれると思った葉山が期待に応えなかったことも、その想いも加速させているんでしょう。
出来ればこの小学校のエピソードも詳しく見たいけれども、今のところ一切回想シーンがないところを見ると、この辺は詳しく語られないまま終わりそう。
とはいえ、どちらにしろ、八幡と由比ヶ浜にとっては知らんがな!お前が本物みたいからってちょっかい出してんじゃないよ!って感じでしょうが。
本物が見たいんだったら、自分で作らんかい!
由比ヶ浜結衣は伝えたい
そんな雪ノ下陽乃に対して、由比ヶ浜結衣は自分たちは共依存じゃないと伝えに戻る。
やだ、俺が隣に座って援護してあげたい。
共依存と言うなら、まずは信頼と共依存の違いをキッチリと解説せんかいと。
由比ヶ浜がいうように困っているのを助ける、それをうれしいと感じるのが共依存というんだったら、世の中の多くの恋人や家族が共依存になっちゃうけどその辺はどうなんじゃい!と。
屁理屈やったらこっちも負けへんでー!
雪乃下陽乃が共依存という理由
でも、葉山との会話を聞いて、陽乃がなんで三人の関係を共依存と言ってるのか分かってきたでと。
これは完全にイチャモンでございます。
というのも、陽乃は今の雪乃の状況を小学生のあのイジメられていた頃と重ね合わせているんじゃないかなと思うんですよね。
過去の雪乃・葉山・イジメていた女子たち、葉山は雪乃のことが好きで、イジメていた女子たちも葉山のことが好きでそれがイジメの原因となった。
もしかしたら、雪乃も当時は葉山のことが好きだったかもしれないですね。
葉山は雪乃を助けるために自分に好意を向けているイジメていた女子たちを切ることができず、その結果として雪乃が大きく傷ついた。
そして、現在の八幡が由比ヶ浜を選ぶことで、また同じことが起こるのかもしれないと心配しているのかもしれないですね。
陽乃が前に言っていた
雪乃ちゃんは、また選んでもらえないんだね
のセリフはここに繋がるのかもしれないですね。
由比ヶ浜に対しての当たりがキツかったのも、ここが原因なのかもしれない。
とはいえ、やっぱり…知らんがなー!
姉とはいえ、人の恋路に介入してんじゃないよと。
そして、そもそも由比ヶ浜は雪ノ下のことイジメてませんから!
そんな妹の心配ばっかりしてないで、自分の本物の恋でも見つけんしゃい!
雪ノ下雪乃は終わらせたい
そして、そんな肝心の雪ノ下雪乃の話が今回のメイン。
プロム決定しても、やっぱりこうなりますか。
この関係を終わらせたいと八幡にはハッキリと告げ、Cパートでは由比ヶ浜を呼び出し、そう直感させる。
いよいよ今の三人の関係が終わっちゃうんですね。
どんな結末になっても、元の関係ではない新しい関係になる。
そして、由比ヶ浜が次回予告で言ってましたけれど、三人共ずるいんだよね。
肝心なことは誰一人として口にしないですから。
それが今回の八幡と雪ノ下の会話にハッキリと表れてましたね。
八幡は苛立ちつつも核心については触れず、雪ノ下はあなたが決めてと決定権を八幡に委ねようとする。
最終的には由比ヶ浜の願いを叶えてあげてって、やっぱり雪ノ下さん由比ヶ浜の願いちゃんと分かってない。
雪ノ下さん、初めて二人で出かけた時から八幡のこと意識してたって、そこまで伝えたんだったらあと一歩。
誰かが気持ちを伝えたらすぐに解決するのに、誰も自分からは伝えない。
かぐや様ならぬ、八幡も雪乃も結衣も告らせたい状態。
アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(俺ガイル3期)』第8話の感想・考察まとめ
雪乃だけじゃなくて、陽乃の想いも覗けた第8話
ここから一気にシリアス加速していきそうです。