あなたの心のさがみん:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんなアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』では描かれなかった相模南のその後の解説ー!

モブとしては3期も出番あり♪

前回行った『俺ガイル3期9話』の考察で、相模には原作ラノベでアニメでは描かれないドラマがある。

希望があれば特集動画も出すと宣言したところ、複数の希望するコメントあり、意外と相模を気にしている人多し、

ということで、今回の解説記事を出すことにしました。

動画解説:俺ガイル【相模南のその後】アニメ3期では描かれなかった文化祭の後(約14分)

相模南のその後は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。原作6.5巻』

相模南のその後は原作ラノベ6.5巻で描かれています。

6.5巻となっていますが、短編集とかじゃなくて本編と変わらない約500ページのボリューム。

そんでもって、メインのエピソードは相模南と、相模のための1冊と言っても過言ではない。

なのに、表紙は相模じゃない!

作者の分かってらっしゃるこの采配w

内容の方は文化祭の後から体育祭までのエピソード。

アニメ1期の番外編(13話となってる場合もあり)『だから、彼らの祭りは終わらない。』で描かれた体育祭のサイドストーリー。

アニメでは出て来てなかったのですが、実は相模が体育祭に関わっていたという内容。

アニメ版を再構成して作ったので、アニメとはちょっと繋がりところもありますが。

今回はそんな約500ページの内容をギュッ!とまとめて解説。

相模中心で、奉仕部の活動などはかなりカットするので、詳しく知りたい方は原作を読んでください。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作ラノベと漫画版を試し読み、その他の俺ガイル関連動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

>>俺ガイル完も含む2020年夏アニメおすすめランキングへ

>>俺ガイルも対象ラブコメアニメおすすめランキングへ

相模南というキャラクター

6.5巻の解説に入る前に、相模南のキャラクターについて触れたいと思います。

アニメに比べると、原作ラノベの方が相模を深掘りしているので、そのキャラクターがより分かりやすくなっています。

相模と言えば、承認欲求が強くて、周りからチヤホヤされたい、ある意味で欲望丸出し、ボロン!状態の女。

なぜそんな欲望ボロン!としているのか?

俺ガイル原作で分かっているデータでは、相模は趣味なし・特技なし、休日は近くのコンビニでバイトしているというスクールカースト2位のリーダーにしてはなかなか地味。

これらのデータと相模の行動から予想するに、自分に誇れるものがないから人間関係、学校ではスクールカーストのトップに立ちたいという願望が強いのでしょう。

そのため、自分よりも上位グループに所属する三浦とか由比ヶ浜とかを目の敵にしている。

でも、メンタル弱いから三浦とはやり合わず、由比ヶ浜には1期でちょいちょいマウント取ろうしてましたよね。

そんでもって、八幡のことは見下す。

自分の地位と他人を貶めることで自分を肯定する女子、それが相模南!

こうやってまとめると、なかなかのアマでございます。

この6.5巻はそんな相模南がちょっとだけ成長する物語です。

 

相模南は落ち込んでいる

文化祭直後の相模、どえらい感じで落ち込んでおります。

アニメ2期の修学旅行のシーンだと、キャッキャッ笑って復活してましたが、その文化祭から修学旅行の間に原作6.5巻のドラマがあるわけです。

どれぐらい落ち込んでいるかというと、クラスの雰囲気が悪くなるぐらい落ち込んでいる。

まあ、八幡のクラスのスクールカースト内では葉山グループに続く、第2勢力である相模グループのリーダーですから。

そのリーダーがずっと落ち込んでいるとクラスの雰囲気も悪くなるんでしょう。

あいかわらず落ち込むときも周りを巻き込む女です。

そして、それを心配した三浦から奉仕部に『相模が落ち込んでクラスの雰囲気が悪いからなんとかして欲しい』という依頼メールが来るのでした。

こういった部分が三浦好きの人に刺さるんでしょうね。

まあ、わたくしには普段の態度が悪過ぎるから1ミリも刺さらないけどね!

 

城廻めぐり先輩は体育祭を盛り上げて欲しい

そんでもって、めぐり先輩からも「体育祭を盛り上げるために協力してほしい」がメールが来るわけです。

アニメ1期の番外編で描かれていましたね。

アニメでは目玉競技を考える会議のみが描かれていましたが、実はこの段階では体育祭の実行委員長が決まってなくて、奉仕部はその実行委員長に相模南を推薦します。

文化祭で失敗した相模を体育祭で名誉挽回させ、復活させようとする三浦の依頼もまとめて片づける一石二鳥な大作戦。

奉仕部にとっても相模にとってもウィンウィンな作戦。

ただ、めぐり先輩は文化祭の悪夢もあって、最初は反対してましたけどね。

とはいえ、悪夢があるのは相模も同じなので、普通なら引き受けないんですけれど、周りからうまいこと言われるとホイホイと引き受けちゃう。

相模南はあいかわらず変わりません。

 

相模とゆっこ・遥のその後の関係性

相模を委員長に迎えて、行う会議は目玉競技について。

これもアニメ1期の番外編で出てきたシーンですが、実はこの会議に相模も参加していました。

アニメだとあきらかにいないんですけどね(笑)

まあ、その後に再構成したということで。

そんでもって、あの相模の取り巻きであるゆっこと遥も。

ただ、前回と違って今回は三人一緒じゃなくて、ゆっこと遥の二人だけで相模には内緒で現場斑に参加。

つまり、この時点でこの二人は相模を見限っていたんでしょうね。

わたくし相模も嫌いですけれど、この取り巻き二人はもっと嫌い。

文化祭のときも自分たちは矢面にも立たないくせに、相模の横でにやりにやりとドヤ顔しやがって。

美味しいとこだけ相模と共有しておきながら、お咎めは全部相模に押し付けて自分たちは安全圏。

そんでもって、ダメになったらすぐ見限るというね、この二人もキッチリとギャンギャンギャン!と、お咎めして欲しいところ。

そんな相模が自分たちと同じ場所に現れて、さらに自分たちよりも上の立場で参加してきたこと、表情を硬くする二人でした。

 

モブキャラは反旗を翻す

そんなちょっとギスギスした雰囲気もある中、目玉競技の会議に入るんですけれど、文化祭に続いて相模さんまたまた今回もやっちゃいます。

こちらもアニメ1期の番外編に描かれていましたが、この会議では次々にみんなアイデアが出す度に、反対意見で却下されるというのを延々と繰り返す。

最終的には材木座と海老名に任せる流れになるのは同じですが、原作6.5巻ではここで相模さんが余計な一言を言ってしまいます。

自分はたいしてアイデア出さないのに、

あんまりいいアイデアも出てないし

と。

これにカッチーン!来たゆっこと遥のモブキャラ達がついに相模に反旗を翻すことになります。

会議では毎回のように相模に噛みつくようになり、さらにはクラスの方でもちょっとした小競り合いとなる。

なんかイジメられているようでもあり、相模に同情するようなシチュエーションでもありますが、他の人の感想を見る限り、誰一人相模には同情していないという安定の嫌われ度w

作者も相模はそういうキャラじゃない!というメッセージも込めて、メインでありながらも6.5巻の表紙を相模にしなかったのかもしれない。

もちろん、わたくしも三人とも嫌いでございますから、その場にいたら、

やれやれやれ~い!やれやれー!そのまま三人とも共倒れになれー!

と、心の中でヤジを飛ばしていたはず(決して口には出さない)

ちなみに、クラスに小競り合いが起こったときに『邪魔!』の一言で止めたのは三浦さん。

ここで三浦好きからは『また優美子の優しいとこ出た!』と株が上がっていましたが、わたくしは入り口付近で揉めていたから、本当に邪魔だったんじゃないのかなと思っていますw

 

めぐり先輩と相模の関係性

そんなゆっこと遥の下剋上もあって、相模は何度も実行委員長を降ろされそうなる。

一度目は自らがやる!と、続投宣言をして続ける(この辺は文化祭の頃と比べると多少は成長しているんじゃないかなと感じさせる。)

けれど、その後は収拾がつかなくなったことで、学校側、平塚先生も入ってきてさらに窮地に陥るのですが、なんとそれを守ってくれたのは最初は反対していためぐり先輩。

みんなからガンガン攻撃される相模に対して、

相模さんはよくやってくれてると思うんだ。ここまで頑張ったんだし、もうちょっとやってみない?

やだ、マジ天使!

普通最初に反対してたんだったら、いの一番に『そら見たことかー!』とか言ってもおかしくない立場なのに。

八幡が3期の9話で言っていた『めぐり先輩を嫌いな人なんていない!』の一言に繋がるのでしょう。

そして、このシーンを見てたら、いろはすもその発言に対して疑いの目を向けたりしなかったはず。

また、めぐり先輩は相模のがんばりを認めてくれた数少ない人物。

3期9話のめぐり先輩の卒業スピーチで、相模がなんとも言えない表情を見せたのはこのためでしょう。

取り巻きのゆっこや遥にも裏切られる中、最後まで味方でいてくれためぐり先輩。

いろいろと思う所はあるでしょう、もしかしたら、泣くのを我慢していたのかもしれない。

 

相模南は八幡の想像を超える

そして、6.5巻の方でございますが、めぐり先輩の励ましもあって、ゆっこと遥に頭を下げて一応その場を収めた相模ですが、それだけじゃあ収まらない。

今回も八幡の悪巧みによって、強引にまとめようと試みるのですが、そこで計算外だったのは相模南。

八幡の入れ知恵によって、相模や現場斑を誘導するつもりが、まさかの相模の発言と行動によってシナリオが大きく変わる。

今度はちゃんとやろうって頑張ってるじゃない!なんでわかってくれないの?謝ったし、反省だってしてたのに…

ここが相模一番の見せ場。

ゆっこと遥に対してだけでなく、八幡に対しても感情を爆発させ、最終的には言葉も喋れないほどに泣く展開になってしまう。

これがキッカケで一応丸く収まるのですが、八幡の想定していたシナリオとはかなり違う形になります。

雪ノ下陽乃から『理性の化物』と言われる八幡には、この相模の感情が見えてなかったんでしょう。

八幡と相模が真逆の人間という強調するよなシーンでもありました。

 

最後のシーンが俺ガイルらしい

そんな相模のがんばりもあって体育祭は無事成功。

エピローグ的な感じで、相模と八幡がすれ違うシーンがあるのですが、ここがなんとも俺ガイルらしい。

言葉はほとんど交わさないのですが、あきらかに八幡と相模の関係性が変わったことを表すシーン。

文章と雰囲気、それまでのやり取りで伝えてくる名シーンの一つと言ってもいいんじゃないかなと。

ここはアニメで描いたらどんな風になるんだろう?と見てみたかったシーンですね。

 

そして、アニメ2期・3期へと繋がっていく

そして、体育祭の成功で相模は無事に大復活!

アニメ2期第1話の修学旅行の明るくはしゃぐシーンにつながるわけですね。

アニメだけ見てると、相模は全く堪えてないって感じがしますが、実はその間にこんなドラマがあったわけです。

 

俺ガイル『相模南のその後』アニメ3期では描かれなかった文化祭の後まとめ

まとめると、相模南にもあれから色々とドラマがあった。
けれど、だからといって相模を好きになった!という人はほとんどいないのも相模南の真骨頂!
そして、いつもの考察記事と違って、解説記事は違った意味で大変だったよとw

>>俺ガイル完(3期)1話の感想・考察を見る

>>俺ガイル完(3期)9話の感想・考察を見る