あなたの心のファーストインスペクター:すやまたくじです。

アニメをより楽しむための記事をお送りしています。

今回は待ちに待った映画『PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTOR』の感想・考察を。

おひさしぶりのサイコパス3、しっかりと本気が詰まってました。

動画解説:映画【PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTOR】梓澤のラストダンスの感想・考察(約19分)

映画『PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTOR』の感想・考察

映画『PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTOR』の感想を一言でいうなら、

こんなにガッツリやってくるとは思わなかったーー!!

てっきりSSの時みたいに1時間ずつ小分けしてくるのかと思ったら、134分の大ボリュームでございますから。

Amazonの動画の方でも40分ちょっとで3本分。

見応えあり、考察のしがいあり、テレビアニメ版の3倍のボリュームでございますから、考察の方も3倍時間かかりましたけれど(笑)

ということで、おひさしぶりのサイコパス3の考察やっていきましょう!

考察もAmazonの動画に合わせて3本に分けたりしない、1本にギュッ!とまとめて考察しました。

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さらば伝説の女刑事の続きから

映画ファーストインスペクターの始まりは、さらば伝説の女刑事の続きから。

ストーリー的に劇場版というより、完全にテレビアニメの続きって感じですよね。

本当は全11話だったのを残り3話は映画に持って来たという形。

梓澤が六合塚を狙った一番の目的は厚生省本部のノナタワーに進入するためのパスを奪うためだった。

六合塚にトドメを刺さなかったのは、梓澤は自身も含めて人の命に関心がなく、選択肢を与えるため。

そして、六合塚は生き残る選択肢を掴み取ったわけですが、最後車イスだったので後遺症とかが残らないのかどうかが心配ですね。

また、パスが奪われたぐらいで、簡単に侵入できるノナタワーの警備はザルなんていう感想もありましたが、その辺は普段の出入りも考えると時間がかかる手間なセキュリティはあれだけ大きなビルだと出来ないと思うんですよね。

一人に時間かけ過ぎちゃうと入り口で詰まっちゃいますから。

他にも、厚生省の中にはたくさん狐はいるって言ってましたし、なにしろビフロストはノナタワーの中にあったわけですから、その辺りのサポートも受けての侵入でしょう。

梓澤やパスファインダーに加えて、屋上には戦車みたいなデカいドローンを配置できたぐらいでございますからね。

 

唐之杜志恩の想いと社会復帰

今回の劇場版では志恩の想いが明かされたのもなかなか興味深かったですね。

他のみんなが現場で傷つき倒れる姿を見ながら、自分は安全なところにいる。

自分もこういう現場に出ることを待っていたのかもしれないと。

テレビアニメ3期のOPの階段のシーンで、志恩だけ一人壁の方向を向いていたのはそういった想いを表していたのでしょう。

また、3期8話で六合塚による『正義とは何か?』とそれぞれに聞くインタビューで志恩の答えだけがなかったのは、ここで想いを語らせるため、そして自分は正義を語れるほど現場で何かしていないという負い目があったのかもしれませんね。

犯罪係数が下がっていたこともそうでございましたが、志恩ってもっとぶっ飛んだキャラクターだと思っていましたが、今回のこのエピソードでかなり印象が変わりましたね。

最後に社会復帰も決まり、六合塚と同じマンションに住む。

大人の百合百合コンビが復活!そこをもっと詳しくw

 

入江と如月のフラグ

入江と如月にはフラグが立つ。

って、ラブコメかよっ!?

とツッコミたくなる二人でしたw

サイコパスでラブコメって珍しいというか、初めてじゃないですかね?

しかも、プレゼントを渡す前に梓澤の仕掛けた罠が発動することで、危機を一緒に乗り越えて絆を深めていくことになる。

って、ハリウッド映画かよっ!?

という展開でもありましたw

サイコパスらしからぬという意見もございましたが、わたくしはこういう展開、嫌いじゃない。

二人の結末についてももっと詳しく。

 

梓澤ショータイム

では、ゲームスタートだ

の一言から始まる梓澤による厚生省ノナタワーを占拠するショータイム。

ここからの梓澤の頭脳戦はお見事。

梓澤~!!!

と叫びたくなるような仕掛けと心理戦。

さすがはファーストインスペクター、そして、敵役はやっぱりこうでないとね。

梓澤廣一(あずさわこういち)、最後まで期待を裏切らない男でございました。

 

パスファインダーの二人

さて、ここからは梓澤ショータイムから派生したその他の動きについても触れていきましょう。

まずはパスファインダーの二人からいきましょうか。

この二人がピースブレイカーの生き残り、そのピースブレイカーを一係が壊滅させたっぽいというのは判明しておりましたが、その他については一切不明。

二人の関係性すらよく分からなかったですからね。

それが狡噛とのバトルで自ら語っておりました。

ピースブレイカーを壊滅させられただけでなく、狡噛に息子を殺されたと。

一係への復讐というのは、組織のというより、そういった家族の私怨ということなんでございましょう。

そう考えると、パフファインダーのこの二人って夫婦なのかもしれないですね。

ただ、最後に狡噛があの世で教え子と仲良くやってみろみたいなことを言っていたので、血の繋がりがなくても教え子のことを息子と言ってるのかもしれないですけれど。

そして、3期の狡噛さんの強さ、マジパネェっす!

 

花城フレデリカとピースブレイカー

花城フレデリカとピースブレイカーの繋がりも少し語られておりましたね。

そういえば、SSから出番があるフレデリカですが、想いやプライベートなことに関しては謎の多いキャラクター。

単純に仕事として外務省行動課をやっているわけじゃなかった。

フレデリカの方にもピースブレイカーに対する復讐心があった。

正義のための汚れ仕事と、梓澤の取引に乗ることから考えても、その想いやピースブレイカーに対する警戒心はかなり強そう。

となると、家族、もしくは恋人がピースブレイカーの犠牲になったということでしょうか。

 

慎導篤志のやったこと

1話からさんざん伏線があった慎導篤志の謎もついに判明。

今回で分かったことは、篤志もアラタと同じくメンタルトレースが使える。

それを使って梓澤やその他の人の心理も操っていたっぽい。

ビフロストの一員で、コングレスマンを目指していた。

アラタの免罪体質を知って、当時のコングレスマン法斑静火(ほむらしずか)の父、法斑却一郎(ほむらほういちろう)に頼んでシビュラシステムとアラタを引き合わせていた。

そして、そこでアラタの記憶を封印する。

色々と篤志の謎が判明しましたが、今回明かされなかった謎もありますよね。

まずケイの兄を殺害し自殺したことは本当なのか?という点。

コングレスマンを目指していたのなら、自殺しそうもないのでやはり消されたんでございましょうか。

そして、アラタの記憶をどう封印し、アラタに手を出さないようにどうシビュラシステムと取引したのでしょうか?

この取引によって死ぬになったのかもしれませんね。

 

ビフロストの結末

今回の一番予想外だったのは梓澤と共に一気にビフロストも壊滅したことですね。

てっきり法斑静火(ほむらしずか)がラスボスになって、ビフロストとの戦いは別に描くと思っていたので。

静火が代銀(しろがね)に勝つ流れ、ここまでは予想通り。

代銀も最後まで悪党なおじいちゃんって感じで、いいかませ犬っぷりでございました。

ビフロストの正体がシビュラ初期にデバッグを行う極秘部署で、システム開発の出資者が自らの利益を守るためにシビュラの盲点を作ったという点もそこまで大きな驚きはなかった。

ビフロストの本部がノナタワーの中にあった点は驚きましたが、

静火の真の目的がビフロストの破壊というのは薄々感じさせていましたが、それが父の復讐とかではなく、普通の生活がしたいと。

その目的のために、ラウンドロビンをシビュラシステムに取り込ませてしまう。

これはちょっとね~、こんなにあっさりと潰してしまうとは思わなかった。

不自由で自由が本当の人生

人の価値観はそれぞれとはいえ、法斑静火(ほむらしずか)の人間性は梓澤とは違ったベクトルでぶっ飛んでました。

 

梓澤の真の目的

そして、明かされる梓澤の真の目的はシビュラシステムの一部になることだった。

ここは予想外でありましたが、梓澤だったらそれぐらい考えそうかなという納得感はありました。

そして、それを拒まれる梓澤のリアクションには笑ってしまいましたw

免罪体質者は生まれつき犯罪者であり、聖人である。あなたはただのゲーム愛好者です。

とシビュラが言ってたのに、たしかに!なと。

自分で人の命に興味がなく、ただ選択肢を与えるだけって言っておりましたからね。

その後に感情的な一面を見せて、アラタとのバトルに入るなど、この辺は小畑ちゃんとのやり取りで人間的な一面を見せていましたからね。

梓澤と小畑の二人のコメディはこのラストバトルの伏線だった!ということなんでございましょう。

 

小畑ちゃんの想い

小畑ちゃんも深く描かれることがなく、謎のまま終わったキャラクターですよね。

ラウンドロビンに表示される映像では真面目なOLって感じですが、それがなぜゴスロリ風に変わってしまったのか?

さらになぜ名前の表記を変えたのか?とか。

テレビアニメ版の終盤で少し見せていましたが、梓澤への当たりはキツイですが、最後のセリフや別れる時など、梓澤に対して何かしらの情があることは感じさせました。

それが自分をイレブンインスペクターにしてくれた恩義なのか、恋愛感情なのかは分かりませんけれど。

小畑ちゃんは収監されているシーンがなかったので、外務省と取引をして海外に逃げたんでございましょうか。

 

二人はザイルパートナー

アラタとケイ、主人公コンビに触れないわけにもいかないでしょう。

テレビ版のOPの映像やケイがサーティーンインペクターになったことから、二人の激突必至!と見せかけての仲直り。

今回は二人の絆を強調する形で終わりました。

そのキーとなったのが、この劇場版で何度で出てきたザイルパートナーのセリフですよね。

ザイルとは登山に使われる用語で、登山用のロープ(命綱)のこと。

つまり、ザイルパートナーとは命を預け合うパートナーということ。

舞子のセリフや過去回想など、二人のバディとしての絆をより強く表すためのこの言葉なんでございましょう。

 

アラタとケイの秘密

けれど、そんなザイルパートナーでありながら、今回の件でお互い言えない秘密があるという終わり方。

ケイに関しましては分かりやすいですよね。

サーティーンインペクターとなり、アラタに秘密で動いていたこと。

特にこの時のケイの心理状態がそこまで詳しく描かれていませんからね。

どういった心理でサーティーンインペクターになり、周りに秘密で行動していたのか?

逆にアラタは色々とあり過ぎて、どれが秘密なのか分かりづらい。

免罪体質でシビュラに誘われたことなのか?それとも、メンタルトレースでまた何かが見えていたのか?

法斑静火(ほむらしずか)じゃないけれど、慎導灼(しんどうあらた)というキャラクターも真意については分からない部分が多い。

 

狡噛慎也と常守朱

ビフロストの壊滅に続き驚いたのが、常守朱があっさり解放されたこと。

しかも、それを法斑静火(ほむらしずか)が要請するという真意も謎。

逆に狡噛はどこまでも狡噛慎也でございました。

アラタとケイ、今の一係の少年マンガ的なノリに、そんなことは知らん、俺は俺で動くとどこまでハードボイルドを貫く。

そこにシビれる!あこがれるゥ!

1期と3期を比べる人は非常に多いですが、ストーリーとは別に主人公の特徴の差も大きいでしょうね。

それとは別にシリーズファンとしては、常守と狡噛のシャバでの再会というのは胸アツでございましたが。

その後二人で食事に行くということで、そこをもっと詳しく!

 

一つの答え。が、謎はまだまだ残る

今回の劇場版により一つの答えが示されました。

免罪体質、ドミネーターにトリガーがある意味、それに対するシビュラシステムの答え。

そして、3期で張られた伏線もかなり回収しました。

が、まだまだ残っている謎も多い。

アラタとケイの秘密、アラタの父とケイの兄の死の真相、そして常守事件の全容と外務省行動課の動きなど。

正式にはまだ発表されておりませんが、続編を行うにはまだ十分な材料が残っています。

 

映画『PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTOR』の感想・考察まとめ

PSYCHO-PASS サイコパス3期 FIRST INSPECTORの感想をまとめると、一定の答えは示された。
が、まだまだ続編は欲しいぜ!という謎満載。
出来るならまた劇場版より、アニメ4期をやって欲しい!

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