
あなたの心の異世界生活:すやまたくじです。
今回はそんなアニメ映画『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆』の感想を語りたいと思います。
ネタバレなしの感想をメインに、ラストにネタバレありの率直な感想も語りたいと思います。
この記事で分かる目次
劇場版 Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆について
- ジャンル:異世界ファンタジー
- 劇場公開:2019年11月8日
- アニメーション制作:WHITE FOX
- キャスト:エミリア・高橋李依、パック・内山夕実、スバル・小林裕介、レム・水瀬いのり、ラム・村川梨衣
- 備考:エミリアとパックの出会いを描いたOVA
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆は、死に戻りというタイムリープ的な力を持つ主人公:ナツキ・スバルが異世界にやってくる前のテレビアニメ版の前日譚。
メインヒロイン:エミリアとその契約精霊:パックのお話。
二人の出会いと契約を結ぶまで。
前回の劇場版『Re:ゼロから始める異世界生活 Memory Snow』からの続きから話が始まるため、こちらも見ておいた方がより楽しめる内容となっています。
入場者特典
劇場版 リゼロの1週目の入場者特典は、描き下ろし小説。
小説が原作のものはこれが一番うれしいですよね。
スバルたちだけでなく、各陣営も含めて約100ページとなかなかのボリュームとなっております。
劇場版 Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆のネタバレなし感想
では、ここからは劇場版 Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆の感想を3つのポイントに分けてまずはネタバレなしで語っていきます。
エミリアとパック尽くしの79分
まあね、ここは二人の出会いと契約を結ぶまでのお話ですから。
エミリア・パック、エミリア・パック、エミリア・エミリア・エミリア・パック
といった感じで、ほぼ二人を中心に話が展開していきます。
もちろん、他にもキャラは出るんですけれども、二人の物語を盛り上げるといった脇役といった感じですよね。
テレビアニメでもちょこちょこ感じていましたけれど、エミリアとパックの絆がよりハッキリと分かるのがこの映画。
氷結の絆のタイトルは伊達じゃない!
エミリア好き、そしてパック好きなら外れなしの作品でしょう。
パックの強さが存分に見れるよ
今回の氷結の絆で見れるのは二人の絆だけじゃない。
パックの強さも存分に見れますよ。
パックって、強いのは分かっているんですけれども、テレビアニメ版だと限定的な活躍だったじゃないですか。
バトルはするけれども、なんだかんでガッツリとバトルは行わないといった感じで。
今回の氷結の絆では、そんな眠れる大精霊パックのバトルがガッツリと見れるのも見せ場の一つ。
パック好きの方、お待たせ致しました。
エミリア好きの方、お待たせ致しました
そして、エミリア好きの方もお待たせ致しました。
パックが活躍するんだったら、もちろんエミリアも。
エミリアってメインヒロインとして、スバルからもちやほやされていますが、リゼロファンはどちらかというとエミリアよりもレムの方がちやほやされているじゃないですか。
アニメユーチューバーとかも、エミリアじゃなくてレムを扱うことが多いですしね。
テレビアニメ版では肝心な場面では蚊帳の外に置かれ、ちょっと影薄めだったのがその原因一つじゃないかなと思います。
今回はそんなこんなでストレスを溜めていたエミリアファンも大満足。
いつもの優しいエミリア、パックとの微笑ましいやり取りをするエミリア、周りから迫害されて可哀想なエミリア、バトルなエミリア。
エミリア尽くしで色んなエミリアが見れる作品となっております。
劇場版 Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆のネタバレなし感想まとめ
Re:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆は、エミリアとパック熱い絆が見れる作品。
そして、エミリア尽くしとパック尽くしも楽しめるよ。
劇場版 Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)氷結の絆のネタバレあり感想
とまあ、ネタバレなし感想はここまで。
ここからはネタバレありの率直的な感想に入っていくので、ネタバレが嫌な方、また面白くないなら面白くない!と言うので、ネガティブな感想が嫌な方もここで終わりにしてください。
必ずもネガティブな感想を言うわけではないですが、率直な感想ということでこの辺もご注意ください。
いいですか?いきますよ。
今回のRe:ゼロから始める異世界生活 氷結の絆…面白いか面白くないかで言えば面白かった!けれど、テレビアニメ版と比べると物足りなかった。
これが僕の今回の率直な感想となりますね。
エミリアとパックだけでは物足りなかった
その理由は、エミリアとパックだけだとちょっと物足りなさを感じました。
パックの方はテンション高く、色々とボケたりもしますけれども、エミリアがかなり真面目なのでね。
パックのボケに対して、エミリアはツッコミとかしないんで、微笑ましいけれどテレビアニメ版ほどの笑いはないなと。
やっぱり日常会話には、レムやラムやベアトリス、ついでにスバルやロズワールも欲しいなと思ってしまいます。
エミリアの性格、パックの本性
笑いは分かった、では、シリアスな話はどうなんだ?
と聞かれれば、見応えはあったけれど、感動して泣くほどではなかったというのが正直な感想ですね。
氷結の絆を観て泣いたという感想もチラホラと見ましたが、そういう人はエミリアやパックが好きな人なんじゃないかなと思います。
僕も嫌いなわけではないのですけれども、思う所があって二人共大好きというキャラクターではないんですよね。
エミリアってすごくいい子なんですけれども、ちょっといい子が過ぎるというか…。
今回も自分を捕まえて売り飛ばそうとした連中を、命を賭けて助けようとしたり。
たしかに正論なんだけれども、その行動がどんな時も潔白すぎて、エミリアを見ていると眩しすぎる。
眩しい!眩しい!眩しいー!眩しすぎるよーー!!
って、なっちゃうw
応援したくなるというより、神々しすぎてなんか拝みたくなるようなヒロインなんですよね~。
好きとか嫌いとかそんな次元じゃない!
なので、感情移入しづらいヒロインというのが大きいですね。
ちなみに、わたくしはヒロインの中ではあの大人気レムでもなく、ラム派でございます。
ラムお姉さまのあのキレのあるボケが大好きでございます。
パックは最初はカワイイ感じで好きだったんですけれど、パックの本性が見えたテレビアニメ15話のラストで震え上がりました。
敵だけでなく味方まで殺すんかいっ!?と。
ペテルギウス率いる魔女教との戦いを描いた第3章だけで、パックは3回もスバルを殺しておりますからね。
カワイイ見た目に反して、
こ、こいつー!
いつもはのほほん可愛らしいけれど、あくまでエミリアのみの味方。
いざとなれば、それ以外の味方も躊躇なく攻撃してくるので、わたくしの中ではパックはラスボス。
今回の氷結の絆では、エミリアのために健気にがんばっていますが、あの15話を筆頭とした第3章のパックを思い出すと、
でも、いざとなれば、エミリア以外はどうでもいいラスボスだしな~
と思うと、パックな健気な行動も感動では出来なかったですね。
テレビアニメの第3章を観る前に、この話があったらだいぶイメージ違ったなと思います。
パックだけじゃなく、エミリアも強いじゃん
そして、今回の氷結の絆で思ったのは、
パックだけじゃなく、エミリアも強いじゃん
と。
エミリアってテレビアニメ版だとすぐにやられちゃうイメージがあったんで、それほど強くないのかなと思っていたのですが…。
今回の劇場版と追い詰められたら秘められた力を発揮するみたいな形で、オートで傷口から氷をガン!と出して攻撃するという強力な魔法を。
なぜこれがテレビアニメ版では発動されなかった!?
テレビアニメ版では追い詰められてもこんな力発揮してなかったですからね。
そして、パックですよ。
テレビアニメ版からエミリアが殺された時だけ本来の姿に戻るのかと思っていたら、今回普通に本来の姿に戻ってたじゃんっ!?と。
これが出来るんだったら、ペテルギウス率いる魔女教との戦いでもこうすればエミリア死ななくて良かったんじゃない?
エミリアも今回の追い詰められた時の力発揮すれば、二人のタッグで迎撃できたんじゃない?と。
パックに関しては本来の姿に戻らなくても劇場版ではかなり強かったですからね。
劇場版よりテレビアニメ版の二人が弱体化している理由は原作小説だと詳しい説明とかあるんですかね?
テレビアニメ版ではそういった理由は出て来なかったと思うのですが。
この辺も気になって、二人の絆やバトルは面白かったんですけれども、感動して泣くまではいかなかった。
それがネタバレありの感想となります。