あなたの心の隠しキャラ:すやまたくじです。

アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんなアニメ『進撃の巨人』第61話の感想・考察ー!

The Final Season4期2話♪

日曜の夜は進撃の巨人の原作マンガを読んでから、このアニメ版を観るというスタイルをやってみたわたくしです。

ちなみに、原作漫画のネタバレ込みで解説も行うため、アニメ派の方はご注意ください。

動画解説:エレンもいた【進撃の巨人アニメ61話考察・感想】ライナーが熱いアニオリありのThe Final Season4期2話(約11分)

アニメ『進撃の巨人61話(The Final Season4期2話)』の感想・解説・考察

今回の第61話の感想を一言でまとめるなら、今回も展開が早いーーーっ!

前回の60話だけで原作23巻のちょうど半分まで進みましたが、今回のペースはそれ以上。

ショートカットがあったとはいえ、23巻が一気に終わり、

24巻の始めまでやってきました。

この調子なら、The Final Seasonというサブタイトル通り、今回のシリーズで完結までやるのは間違いなさそう。

とはいえ、駆け足で進んでいるような印象を受けない見事な構成。

この辺はライナーたちマーレ側のドラマを魅せることに力を入れたストーリーですが、アニメで原作通りのスピードで描くと、どうしても進みが遅く感じてしまいますからね。

マンガのように好きなスピードで読めないのと、アニメの特徴は動きと声が付くことですから、むしろアニメ的にはこの辺のストーリーはこれぐらいスピーディな方が合うな感じる演出でした。

とまあ、わーわー言うとりますけれど、進撃の巨人の考察では原作と比較しながら、解説も交えて感想を語っていきます。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作マンガの試し読み、その他の関連動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

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どこまでも計算尽くな驚異の子ジーク

「驚異の子」ジーク。これあとの展開知ってると、その驚異さはさらにアップ。

すべては計算尽く。

この会議はもちろん、この後のコルトとの何気ない会話すらも全てはこの後の作戦に繋がる計算に見えてくる。

というか、全てが計算なんでしょうね。

そう考えると、ジークの本当の怖さは、歴代の獣の巨人になかった能力だけでなく、この天才的な頭脳の方が対人間に対してはよっぽど厄介。

ジークのIQとかの裏設定とかもあるのなら、その数字も知りたい。

IQ的にも天才と呼ばれる130は超える驚異の子レベルであることは間違いないと思う。

 

ライナーのドラマは神作画

バトルがないアニメ61話で一番気合が入ってシーンはここじゃないかなと。

ガビたちと自分たちを重ねて『待って!』といったライナーの表情や光の加減は『劇場版かよっ!?』という仕上がり。

MAPPA(マッパ)さん、アクションのイメージが強かったけど、京アニみたいにこういった静かなシーンでも魅せることができるのねと。

この神演出によって、原作以上にライナーのドラマ性を感じた名シーンへと仕上がりました。

また、ライナーが来る前のウド。

どんだけぬるぬる動くんだよ。劇場版かっ!?w

ここそんなに気合入れる必要あるかな?と思うシーンでしたが、これが進撃の巨人ならではの演出。

何気ないシーンにも気合を入れられる資金力ということでしょう。

 

マーレにいるエルディア人の結束は強い

ライナーたちが街に戻って来ての家族との感動の再会。

今のわたくしたちにはあまり想像できない、戦時中とかこんな感じだったのかな?と思わせるシーン。

しかも、エルディア人はマーレの中では迫害されて、収容区で暮らしている状態ですからね。

そんな敵だからの中で、唯一の味方である家族のつながりはもの凄く強いのでしょう。

そういった想いを感じさせる感動の再会シーンでした。

 

家族の感動の再会にエレンもいた

そして、この感動のシーン、実はエレンも紛れていた。

アニメ派の方で、まだ見つけてない人は、この記事は一旦ストップして、自分の目で探してみるのもいいかもしれません。

よろしいでしょうか?

エレンがいたのはこのシーン、心的外傷を負ったこの負傷兵の中には混じってました。

髪が伸びている上に片目も包帯で隠れていたのもあって、わたくしは原作マンガを読んだときは全然気付かなかった。

というか、まさかエレンがマーレにいるとは思ってもなかったので、その後にハッキリと出てきたシーンでも全然気付かなかった。

完全に作者の掌の上で転がされてしまったわたくしです。

 

ライナーの思い出話はシリアス重視

家に着いたライナーが家族に聞かれて、

…いいや、話せることもある。

から始めたパラディ島での思い出話。

突然イモを食いだした奴がいた(サシャ)、バカな奴(コニー)、不真面目な奴(ジャン)、クソ真面目な奴(マルコ)、突っ走るしか頭にねえ奴(エレン)、何があってもついて行く奴ら(ミカサとアルミン)、色んな奴らがいて、そこに俺たちもいた。

ここは原作では一人一人の回想シーンが出て、誰のことか分かる演出になっていましたが、アニメではここをバッサリとカット。

結果、回想での笑いの要素を抑えて、ライナーの心情がより分かる演出へと変更されていました。

『地獄だった』という言う割には、その内容はどう聞いても愛着があるようにしか感じられない。

周りの親族もライナーのそんな心情を感じ、そしてそれを一番感じた母親のショックを受けた顔がより際立っていましたね。

 

ライナー母:カリナは実は気付いている?

ライナー母:カリナは実はうすうす気付いているんじゃないかなと思います。

それはライナーの心境の変化だけじゃなく、エレンたちパラディ島にいるエルディア人も自分たちと同じ人間だということに。

なんかカリナの言い回しを聞くと、何も考えずに悪魔と信じているというよりも、自分を守るため、そして自分たちがこんな生活をしている憎しみをぶつけるために、そう信じ込んでいるように思えてならない。

実際の洗脳教育でも、100%の人がそれを信じ込むわけじゃありませんからね。

必ずその中には疑問を持つ人はいますし、そういった人の多くは自分を守るために、他の人と同じように信じているフリをする人が多い。

特のこのマーレの洗脳教育は、ちょっと考えると疑問が出てくる穴がいくつかありますから。

パラディ島にいるのも自分たちと同じエルディア人、当然ながら自分たちと同じく、あっちでも全ての人が巨人の力や権力を持っているわけじゃない。

そして、この教えを説いているのは、自分たちを迫害しているマーレ人。

これ察しのいい人だったら、島のほとんどの住人が自分たちと同じような一般人ということに気付くと思うのですよね。

特にカリナはライナーの異変にもすぐ気付いた察しのいい人ですから。

わたくしには、マーレ側にもカリナのように薄々気付いている人がいるってことを、見せるための演出のようにも感じました。

 

アニメオリジナルシーン

この直後に起こった、屋根から誰か飛び降りるシーンはアニメオリジナル。

さっきの流れから、わたくし一瞬カリナが飛び降りたのかな?と思ったのですが、

次の日のこのシーンで、病院に収容されていた兵隊というのがあきらかになりました。

流れからすると、エレンと一緒にいた負傷兵の一人でしょうか。

髪型的にはエレンの後ろに並んでいたキャラにも見えますね。

一人で飛び降りているのでエレンは関係なさそうだし、あとの展開を考えても大きな伏線になるとも考えづらい。

となれば、こういったことを日常的に起こってますよという、この戦いの悲惨さを伝える意味で入れた演出でしょうか。

 

ジークの一言

ジークたちの密室会議を盗聴していたマーレ人が『この内容なら安心でしょう』と言ったのに対し、マガト隊長が言った『ジークの余計な一言が無ければな』というセリフ。

これ漫画だと分かりやすいですが、アニメだと混乱している人もいたので、そんなアニメ派のためにここの解説も。

これは会議を始める前に、ポルコが言った『マーレ軍の人は?』という問いに対するジークの『この部屋にはいない』という返答に対してですね。

つまり、この部屋にはいないけど、盗聴されてるよというの暗に伝えていたわけですね。

マーレ人はマガト隊長以外気付いていないし、味方も漫画の描写ではライナーとピークしか気づいていないように見えますが。

こんな絶妙な言い回しをサラッと言ってくるジークの頭の良さはやはり相当なもの。

 

アニメ『進撃の巨人61話(The Final Season4期2話)』の感想・考察・解説まとめ

今回の話をまとめると、えげつないショートカットを芸術的な構成でまとめてくれた。
そして、ショートカットする割には、アニオリを入れてくるのが油断できないよね。

>>進撃の巨人62話(4期3話)の感想・考察・解説へ