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アニメや漫画をより楽しむための考察や解説をお送りしています。

今回はそんなアニメ『進撃の巨人』第62話の感想・考察ー!

ファイナルシーズン4期3話♪

今回も原作マンガを読んでからこのアニメ版を観る、日曜の夜は進撃の巨人に心臓を捧げてる男でございます。

ちなみに、原作漫画のネタバレ込みで解説も行うため、アニメ派の方はご注意ください。

動画解説:ライナーとエレン【進撃の巨人アニメ62話考察・感想】二人の地獄ファイナルシーズン4期3話※原作ネタバレあり(約10分)

アニメ『進撃の巨人62話(The Final Season ファイナルシーズン4期3話)』の感想・解説・考察

今回の第62話の感想を一言でまとめるなら、もはやライナーが主役ーーーっ!

今回もガンガンにショートカットがありましたが、ライナーのシーンはあまりカットせず、逆にちょっと増やしているぐらい。

マーレサイドの主役はライナーだ!と言わんばかりの活躍っぷり。

けれど、最後は真の主人公エレンで締めて、こっからはダブル主人公制で行くぜ!と言わんばかりの終わり方でした。

とまあ、今回もわーわー言うとりますけれど、進撃の巨人の考察では原作と比較しながら、解説も交えて感想を語っていきます。

ちなみに、ブログ版、または動画の概要欄で原作マンガの試し読み、その他の進撃の巨人の関連動画をまとめています。

気になる方はそちらもチェックしてみてください。

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ライナー母の狂気

前回カットされたライナーの子供時代の回想は、順番を変えてここで入ってきた。

でも、流れ的にはこっちの方が分かりやすいですよね(特にアニメはショートカットしてるし)

前回も話題になっていたライナー母カリナが家でも一人だけ腕章を付けている問題。

前回は名誉マーレ人である赤色だから付けているのかな?とも少し思いましたが、色が違うこの時から付けているってことは、この時点でもう精神的にちょっとおかしくなっていたのを感じさせる。

それは自分たちを裏切った夫に対してなのか?それとも、自分たちをこんな境遇にしているパラディ島にいるエルディア人に対してなのか?

その怒りと悲しみが母を蝕んでいるのは間違いない。

 

子供の純粋さと残酷さ

ライナーの戦士候補生時代。原作では他の子供たちがライナー以上に活躍するシーンがあり、それに悔しがるライナーの姿が描かれていましたが、こちらはカット。

ただ、マーレの教えを妄信するライナーの姿と、バッタをぐちゃぐちゃに踏みつぶすアニのシーンはしっかりと描かれていました。

ライナーの方はともかく、アニの方はいるかな?とも思ったのですが、ここは子供の純粋さと残酷さをワンセットで描きたかったという演出、だから外せないとなったのかなと感じました。

 

巨人解説はパワーアップ

逆に巨人解説の方は原作より大幅にパワーアップしてましたね。

戦士候補生時代のそれぞれのエピソードをカットする代わりに、こっちでまとめて紹介しちゃうおうという形で。

巨人の戦闘での活躍だけでなく、その資料や個人情報も差し込んでくる。

わたくしの中の62話で一番の神演出はここでございました。

特に原作では出て来なかった資料には、また何か伏線があるんじゃないか?とも思えますが、書かれている文字が読めないんでなんとも言えないところ。

ここは繰り返し見て、考察を続けてみようと思います。

また、ライナーの紹介が原作では、鎧の巨人は『まあ、しょうがないけどライナーかな』みたいな感じでしたが、アニメ版では他のキャラと同じように紹介されていました。

ドベとはいえ戦士候補生というエリートであること、また、マルセルの印象操作がうまくいってるなら、ポルコよりライナーの方が評価が高いはずだから、ここは原作のような余りもの感は無くしたのかなと思います。

 

ライナー父はクズ度アップ

OP前にライナーの父の話も出てことから、しっかりとアニメでも父親登場。

原作だとお父さんの泣き喚いてる顔がアップで、ちょっと可哀想な感じもありましたが、アニメだとそれがなくなってしっかりとクズ度がアップ。

ライナーのショックを受けた顔も原作では小さいコマでしたが、アニメではアップでデン!と入れたことで、より裏切られた感が増してました。

原作だとそのショックから気持ちを切り替えるのに少し時間がかかってましたが、アニメだとそこもショートカット。

ただ、親父のクズ度が上がったことで、その早さの説得力もありましたね。

 

マルセルの想いとライナーの認識の違い

始祖奪還の作戦開始、そこでハッキリと分かるライナーと他の3人との認識の違い。

洗脳は100%うまくいかない上に、察しのいい奴ほど気付きますからね。

特に戦士候補生はエリートですから、ライナー以外は全員がマーレの口車だと気付いていると言っても過言ではない。

その3人との認識の違いが明らかになりそうなタイミングで、マルセルの口から明かされる弟ポルコを守るために、軍にライナーを選ばせたことへの告白と謝罪。

ライナーにとってはダブルインパクト!

告白するタイミングとしては最悪じゃないかなと思うんですけど。

それに加えて、ユミル登場でマルセル食われると、トリプル・フォースと次々に衝撃が訪れる地獄の時間。

これで逃げるなという方が無理な注文でございしょう。

 

ライナーの覚醒。そして、地獄への始まり

俺たちの知っているライナーはこっから始まった。

子供時代のライナーはまるで今とは別人。

それが変わったのがこの瞬間。

原作ではベルトルトも言い訳するライナーに『絶対じゃない』と責めるような言い方したり、作戦を中止したらライナーがどうなる分かっているような表情を見せつつも、アニと一緒に戻ろうとしていますが、これらはバッサリとカットされてましたね。

あくまで対立構図はアニとライナー、ベルトルトは子供時代に手を差し伸べたように、アニメではライナーの味方であるという立ち位置に見えました。

逆にライナーの怯えとアニの怒り、そこからのライナー覚醒の狂気はアニメの演出で膨れ上がっていました。

エレン風に言うんだったら、ここでライナーは自らの背中を押して、地獄に足を突っ込んだんでしょう。

 

ウォール・マリア破壊も主役はライナー

そして、第1話へと続くウォール・マリア破壊作戦。

ここは全体的にバッサリといかれましたね。

巨人を引き連れて、顎(あぎと)と二人分の距離を奪取するアニの姿や壁を壊すときのベルトルトの迷いなど。

重要な巨人、ダイナはしっかりと描かれていましたが。

その他の部分については、すでにアニメで描かれている分をもう一度チェックしてみてくださいといった感じでしょうか。

ただし、こちらでもライナーの活躍と心の叫びはしっかり描く。

ウォール・マリア破壊も主役はライナーだ。

 

途中経過はバッサリカット

兵士であり戦士。訓練兵となって内部から探る三人。

原作では兵士になる前の暮らしも描かれていました。

強行策を提案するアニと慎重策を提案するライナーとの意見が割れたり、ベルトルトがアニにラブコメしたりするシーンがありましたが。

こちらもバッサリといかれます。

 

ライナー・アニ・ベルトルトのスタンスの違い

ここでは、ライナー・アニ・ベルトルトの訓練兵の仲間に対するスタンスの違いが明確に見えたシーン。

アニはみんなと一定の距離を保って感情移入しないように、ライナーは信頼を得るために積極的に関わっていく。

結果だけ見ると、心を病んだライナーより、アニのやり方の方がマシだったようには思えます。

ただ、ここで一番注目すべきはライナーほどではないにしろ、みんなと仲良くやりつつも正気を保ったベルトルトですよね。

メンタルが弱いなんて言われたこともありますが、こういった所や正体を現してからの強さを見ると、潜在能力だけでなくてメンタルも一番強いよね。

生き残ったのがライナーじゃなくて、ベルトルトだったらマーレ編の展開も大きく変わっていたでしょうね。

 

エレンとライナー

巨人を一匹残らず駆逐するんだろ?お前ならやれる。

二人の因縁はここから始まっていた。

エレンと昔の自分を重ねていった一言とはいえ、どの口が言ってたんだ!?と、原作読んだときは思ったものですが、

原作だとこのすぐ後に自殺しようとするライナーのシーンが入ってくる。

この高低差がありすぎるギャップに、『はぁー!?』と心臓を鷲掴みにされたものでございます。

逆にアニメではこねくり過ぎて、衝撃度が減ったよね。

ここの演出は原作の方が良かったですね。

 

自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ

自分で自分の背中を押した奴の見る地獄は別だ。

声変えてるけど、さすがにアニメ版だとすぐに正体分かっちゃう。

エレンの名言が最後にキタコレ!

今回はライナーが自分で自分の背中を押した。

そして、次は俺の番だ!という強烈な終わり方でした。

 

アニメ『進撃の巨人62話(The Final Season ファイナルシーズン4期3話)』の感想・考察・解説まとめ

今回の話をまとめると、ライナーの地獄を見た。
そして、次回からはエレンの地獄が始まる。
こっからが人間ドラマの本番です。

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